2007年3月17日 (土)

パンダ家族大集合

2004年頃に雑記内で日本在住パンダ一覧表を作ったんですが、南紀白浜ではそれ以降に3頭誕生していて、日本国内には12頭いる。という事で、その時の表を改訂。




























































 
日本のパンダ 2007年3月現在
名前誕生or来日現在
 
上野恩賜動物園(東京都)
康康(カンカン)♂
1972年10月28日来日
1979年06月30日死亡

蘭蘭(ランラン)♀
1972年10月28日来日
1980年09月04日死亡

歓歓(ホアンホアン)♂
1980年1月29日来日
1997年9月21日死亡(推定25)

飛飛(フェイフェイ)♂
1982年来日
1994年12月14日死亡(推定27)

初初(チュチュ)♂
1985年6月27日誕生
6月29日45時間で死亡

フェイフェイ&ホアンホアンの子
童童(トントン)♀
1986年6月1日誕生
2000年7月8日死亡

フェイフェイ&ホアンホアンの子
悠悠(ユウユウ)♂
1988年6月23日誕生
1992年リンリンと交換で中国へ

フェイフェイ&ホアンホアンの子
陵陵(リンリン)♂
1992年来日


シュアンシュアン♀
2003年12月3日来日


メキシコ生まれ・漢字表記無し?
 
神戸市立王子動物園(兵庫県)
初代興興(コウコウ)♂
1996年8月12日誕生
2000年7月16日来日
2002年12月帰国

旦旦(タンタン)♀
1995年9月16日誕生
2000年7月16日来日

興興(コウコウ)♂
1995年9月 誕生
2003年2月来日

本名:龍龍(ロンロン)/初代の異母兄
 
南紀白浜アドベンチャーワールド(和歌山県)
永明(エイメイ)♂
1992年9月14日誕生
1994年9月来日

蓉浜(ヨウヒン)♀
1994年9月来日
1997年6月死亡

梅梅(メイメイ)♀
1994年8月31日誕生
2000年7月来日

良浜(ラウヒン)♀
2000年9月6日誕生


来日前に中国の♂との間に妊娠していた子/日本生まれ
雄浜(ユウヒン)♂
2001年12月17日誕生
2004年6月21日に中国へ

梅梅と永明との間の子
隆浜(リュウヒン)♂
2003年9月8日誕生


梅梅と永明との間の子/隆浜と双子
秋浜(シュウヒン)♂
2003年9月8日誕生


梅梅と永明との間の子/秋浜と双子
幸浜(コウヒン)♂
2005年8月23日誕生


梅梅と永明との間の子
愛浜(アイヒン)♀
2006年12月23日誕生


梅梅と永明との間の子/明浜と双子
明浜(メイヒン)♂
2006年12月23日誕生


梅梅と永明との間の子/愛浜と双子

2004年10月に書いた文章を少し改訂して再掲載。

今現在日本国内にはパンダが12頭いる。

上野動物園に現在いるのは「陵陵(リンリン)♂」と「シュアンシュアン♀」の2頭だけ。
(リンリンは上野動物園生まれの「悠悠(ユウユウ)♂」と交換で来日、シュアンシュアンはメキシコ生まれパンダなので漢字表記が無い)

後は神戸市立王子動物園に「興興(コウコウ)♂8歳」と「旦旦(タンタン)♀8歳」の2頭。

王子動物園の「興興(コウコウ)♂」は二代目で初代興興は 2000年来日で2002年12月に繁殖研究の為に中国へ帰郷し、2003年2月に二代目興興が来日、実は二代目の本名は「龍龍(ロンロン)♂」だが同園でコウコウの名前が浸透していたので芸名ということで現在コウコウを名乗っている、ちなみに初代の異母兄。

でもってさらに驚いたのが残りの8頭が全部、和歌山県にある南紀白浜アドベンチャーワールドにいる。

なぜこんなにここだけに集中しているかと言うと、実はここも最初1992年に「永明(エイメイ)♂」と「蓉浜(ヨウヒン)♀」が夫婦として来日したのは他の動物園と同じ状態だった。

そして1997年6月に蓉浜が亡くなってしまう。その後3年間、♂の永明が一人ぼっちになっていたが、2000 年7月にメイメイが来日。その来日から2ヶ月後の9月に最初の子供「良浜(ラウヒン)♀」が生まれている。

どうやら最初の子供はエイメイが父親ではなく、中国にいるときに妊娠したものらしい(パンダの妊娠はわかりにくいというので、判っていて来日したのかは不明)


日本でパンダが生まれ、その後成長するのは珍しかったが、さらに2001年12月17日「雄浜(ユウヒン)♂」が生まれ、続いて2003年9月8日に「隆浜(リュウヒン)♂」と「秋浜(シュウヒン)♂」の双子パンダが生まれている。(ユウヒンは2004年6月21日に中国へ)

さらに2005年8月23日に「幸浜(コウヒン)♂」が生まれ、去年末12月23日に♂♀双子の「愛浜(アイヒン)♀」「明浜(メイヒン)♂」が誕生している。


本場中国でも繁殖が難しいとされているパンダなのに、なぜここばかりが繁殖しつづけるんだろうか? 環境なのか、それとも親パンダが積極的なのか。

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