パンダ家族大集合
2004年頃に雑記内で日本在住パンダ一覧表を作ったんですが、南紀白浜ではそれ以降に3頭誕生していて、日本国内には12頭いる。という事で、その時の表を改訂。
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2004年10月に書いた文章を少し改訂して再掲載。
今現在日本国内にはパンダが12頭いる。
上野動物園に現在いるのは「陵陵(リンリン)♂」と「シュアンシュアン♀」の2頭だけ。
(リンリンは上野動物園生まれの「悠悠(ユウユウ)♂」と交換で来日、シュアンシュアンはメキシコ生まれパンダなので漢字表記が無い)
後は神戸市立王子動物園に「興興(コウコウ)♂8歳」と「旦旦(タンタン)♀8歳」の2頭。
王子動物園の「興興(コウコウ)♂」は二代目で初代興興は 2000年来日で2002年12月に繁殖研究の為に中国へ帰郷し、2003年2月に二代目興興が来日、実は二代目の本名は「龍龍(ロンロン)♂」だが同園でコウコウの名前が浸透していたので芸名ということで現在コウコウを名乗っている、ちなみに初代の異母兄。
でもってさらに驚いたのが残りの8頭が全部、和歌山県にある南紀白浜アドベンチャーワールドにいる。
なぜこんなにここだけに集中しているかと言うと、実はここも最初1992年に「永明(エイメイ)♂」と「蓉浜(ヨウヒン)♀」が夫婦として来日したのは他の動物園と同じ状態だった。
そして1997年6月に蓉浜が亡くなってしまう。その後3年間、♂の永明が一人ぼっちになっていたが、2000 年7月にメイメイが来日。その来日から2ヶ月後の9月に最初の子供「良浜(ラウヒン)♀」が生まれている。
どうやら最初の子供はエイメイが父親ではなく、中国にいるときに妊娠したものらしい(パンダの妊娠はわかりにくいというので、判っていて来日したのかは不明)
日本でパンダが生まれ、その後成長するのは珍しかったが、さらに2001年12月17日「雄浜(ユウヒン)♂」が生まれ、続いて2003年9月8日に「隆浜(リュウヒン)♂」と「秋浜(シュウヒン)♂」の双子パンダが生まれている。(ユウヒンは2004年6月21日に中国へ)
さらに2005年8月23日に「幸浜(コウヒン)♂」が生まれ、去年末12月23日に♂♀双子の「愛浜(アイヒン)♀」「明浜(メイヒン)♂」が誕生している。
本場中国でも繁殖が難しいとされているパンダなのに、なぜここばかりが繁殖しつづけるんだろうか? 環境なのか、それとも親パンダが積極的なのか。
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