2013年3月22日 (金)

79歳の初音ミク

作曲家生活50周年の彩木雅夫さん(79)。
森進一「花と蝶」、クールファイブの「長崎は今日も雨だった」、殿さまキングス「なみだの操」など自分にとっても物心付いた頃からプロ作曲家としていた人。
その大ベテランが去年の7月31日にニコニコ動画に「まさP」名義で『花はかざれない』と『恋は1970』という初音ミクが歌うボカロ曲をアップしていた。



先日は冨田勲さん(81)が初音ミクとオーケストラがリアルタイムで共演するってのをNHKで特集したのを興味深く見たんだけど、あっちは元々電子音楽畑の人なので「常に時代を転がしている」という感じだったけど、こっちの衝撃は凄い。
言ってみれば、演歌系の古いタイプの作曲家で凄く保守的な人という勝手な思い込みがあったから。
しかもアップされた曲が古いと言えば古いんだけど、最近のありがちな「昭和歌謡テイストで、それっぽい感じで」作った曲じゃなく、どっぷりと昭和歌謡してて、しかもいい曲という衝撃。
最近になって作られたような昭和歌謡的な曲というのはパロディとしてよく出来ていると思うこともあるんだけど、やはりどこかがパロディの域を脱していないと言うか、小さくまとまっている。
それに対してこの2つのボカロ曲は単純に良い曲。で、しっかりと昭和歌謡。
『花はかざれない』のラテンテイストはブラスの場末感も、音のスカスカ具合とベースの動きがムチャ気持ちいい。あとコンガも無駄のない仕事しています。なんでかんで音を埋めれば良いってワケじゃないお手本のような曲。
そんでもって2番が終わった後のサンタナ系ギターの泣きっぷりがゾクゾク来ます。


『恋は1970』はウォンチュー系の、ズッチャカチャカチャー♪というベースがぐいぐい来ます。メロディとベースのハマリ方が「プロには敵わない」という感じで、サビからAメロに戻る時のテケテケ系ベースも無駄なくカッコイイ。なんだよこの79歳!
曲の中では「ナイティンセブンティン」と歌っているけど、タイトルの読みは「いちきゅーななぜろ」と言うのもオシャレ。
間奏でチェイスの「黒い炎(Get it on)」がいきなり顔を出すのもニヤリ感アップ。生演奏で聞いてみたい。
でも79歳になってもこういう事が出来る人ってやっぱりカッコイイ。
その根底には「音楽が好き」や「物を作るが好き」という部分があるんだろうなぁ。
長く創作を続ける秘訣は? みたいな質問はあると思うんだけど、単純に「好きだから」なんだと思う。
こういう先輩がいる限り、自分なんか永遠のガキとして音楽を追究していける気がする。
本気でありがとう!大先輩。

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2013年3月14日 (木)

口パク禁止

フジテレビの音楽番組を担当するきくち伸プロデューサーが「フジの歌番組では口パクはNGとしました」と宣言した。


海外の歌番組で....
これはある意味、英断だなあとは思う。もっともフジの音楽番組は今「僕らの音楽」と「ミュージックフェア」と、音楽絡みでは「新堂本兄弟」ぐらいしか無いので、あまり大きな話ではないような気もする。あと「FNS歌謡祭」。
昔みたいな「夜のヒットスタジオ」みたいな番組自体が生放送という場合は口パクは凄い話になりそう。セッティングや音合わせ的な部分で凄い事になる。
80年代の歌謡界ではほとんどが生歌で、海外スターはほとんど口パクというのが常識のようになっていて、夜のヒットスタジオに出演する洋楽歌手はどう見ても口パクで、曲がフェイドアウトする際にまだボーカルが流れているのに歌うの辞めて手を振ったりしていた。

この「口パク禁止」でネットで騒がれているのは恐らく「AKBとかあの辺どーすんの?」って事かもしれないけど、AKBも100%口パクではなくちゃんと歌っている時もある。それは歌のクオリティの関係で分かるし、以前はバンドバージョンと称してヘビーローテーションを演奏した時は、音も歌もグズグズだったので「あぁちゃんとやっているんだな」という事が分かった。
口パク禁止に関しては昔からNHK「紅白歌合戦は口パク禁止」と言われていて「だからあのグループは人気があっても出演しないんだ」とか言われていた。あるいは「紅白の時は異常に歌が下手」とか言われる歌手もいた。

ミリ・ヴァニリ「Girl You Know It's True」グラミー賞にて

アメリカの歌番組では口パクに異常にキビシイとパックンが先日話をしていた。最近ではビヨンセが国歌斉唱が口パクだったと叩かれている。
と言うのも、口パクで事件が起こっているから。
1990年に『ミリ・ヴァニリ』という2人組のダンスポップユニットがヒット曲を連発した事でグラミー賞の最優秀新人賞を受賞している。が、受賞後にその二人は口パクどころは元々歌さえ歌っていないという事が発覚して、賞を剥奪されている。
元々このグループはドイツで結成されているが、プロデューサーが抱えていたボーカルと見栄えがいい二人がフロントマン(顔)にしたエンタテイメントチームのつもりで結成したがフロントの二人の見栄えの良さと、ダンスなどのエンタメ性が話題になり、いつしか2人グループとして認知されたままアメリカデビューしてしまったという物。

この口パク(というか当て振り)がばれてしまったのは、グラミー最優秀新人賞を受賞した事で二人が増長して色々自分勝手な事を言い始めたために、プロデューサー自ら「あれは全部影武者が歌っている」と暴露してしまったという物。
賞を剥奪され、芸能界から干されるようになった二人は自らの名前で「ロブ&ファブ」として再デビューするが歌唱力は冗談以下で笑い物になる。さらに影武者が「リアル・ミリ・ヴァニリ」としてデビューするが最初話題になっただけで消えていった。

一部では「口パクつっても、元歌は本人が歌っていて、それに合わせて歌っているフリしてんだからいいじゃん」という意見もあるけど、最近はレコーディング技術の進化によってスタジオで歌った「かなりゆるい」ボーカルをデジタル加工して、ふらついている音程を補整して音痴を直し、無意味に揺れているリズムをノリノリに変化させる事も可能。
つまり本人が歌っているけど、実際には歌えていない場合もありうる。
そう言う場合はどうするんだろうね。

AKB48「真夏のSounds good!」2012レコード大賞

あと口パクかどうかで難しいのはAKB48みたいに50人とかのムチャなグループの場合、本当に50人に生きているマイクを渡して歌わせることが出来るかという事。ミキシングの人大変そうだ。
ちなみに昨年末のレコード大賞では人数分のマイクを揃えるのがやはり大変だったみたいで、お揃いのマイクではない。その中で、歌唱力に問題のあると言われている篠田麻里子様のマイクはSONY-F600というちょっと古い形の物で、1996年の電波法改正により使用不可となっている40MHz帯のマイク。つまり現時点では使えない物...つまり。
その点、SMAPは毎回、中居くんのコンディションによって歌が違うので生で歌っているって事がよく判る。

口パクと同様に演奏しているように見せかけて演奏していないバンドはどういう扱いになるんだろうか。洋楽ではモンキーズ(初期)とか。
ゴールデンボンバーはその「実は演奏していません」というのが売りになっていたし、最近は最初から演奏フリも放棄しちゃっているけど。
かつてジャニーズにいた男闘呼組なんて、初期は演奏していなかったんじゃないかという状態で、ザ・ベストテンの演出で雨が降る場面、キーボードにビニールシートが掛けてあって演奏していたり、歌前に感激するような事があってギターを弾いている途中で涙を拭った時もギターが鳴っていたとか、色々ありました。

ZNOE「大爆発no.1」PVだけど実際もこんな振り付け

先日、完全解散を宣言したZONEなんかもデビュー当時すでに「演奏していない」を開き直った状態で、「大爆発no.1」なんて曲ではドラムは立ち上がってスティックを振り回して踊っていたし、ギターベースもリズムをろくに刻まないで「ナンバーツー」の箇所でVサインをしてみたり、ラストはドラムもステージ中央に出てきてポーズを決めたりと、完璧にゴールデンボンバーを10年前にやっていた。
さてはて「口パク禁止」というのが音楽番組をどの様に進化させていくのか、は興味ある所です。

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2013年3月13日 (水)

小沢健二「ラブリー」

小沢健二の名作アルバム『LIFE』に収録されている名曲「ラブリー」


小沢健二「ラブリー」

歌手として評価すると、声が細くてなんつーか時々恥ずかしくなるような部分を持っているんだけど、それが楽曲によく似合っていてオザケンワールドの中ではこの声が歌唱力が大正解になっている。
雄弁すぎる歌詞にエッジの利いたいわゆる渋谷系とカテゴライズされた音楽のど真ん中直球の曲は、1994年のリリースからあっという間に19年も経ってしまったが、未だに古びないこのオシャレなセンス。

時代的にはバブル崩壊直後だけど、まだまだバブリーな空気が濃密な時代で、小室サウンドみたいなリズムでグイグイ来る曲が多かった時代に、オッシャレーなサウンドで僕らのハートはノックダウンされちゃったのさ。
他にはこの頃、オザケンはスチャダラパーとの「今夜はブギー・バック」とかCM曲「カローラIIにのって」とか話題作がいくつもあって、自分もかなり影響を受けた。

倖田來未「ラブリー」

で、この曲、最近になって倖田來未がカバーしている。カバーアルバム『Color the Cover』収録曲として。
それを聴いて「確かに歌唱力では倖田來未の方が何倍も上なんだろうけど、何か聴いていて全然楽しくない、ウキウキした感じがしない」と思ってしまった。
アレンジがそれほど変化していないって事もあるんだろうけど、なんか歌自慢の人がカラオケで歌っているような気持ちになってしまった。
イヤ、充分に倖田來未Ver.も商品としての価値がある作品ではあると思うんですが。

大橋トリオ「ラブリー」

ここ数年、カバーというものが一つの音楽ジャンルとして成立して、それなりに売れている。
井上陽水とかもカバー曲だけのアルバムを作っていたけど、この流れを最初に作ったのは稲垣潤一っすかね?
他に中森明菜もシリーズで出していたし、最近では徳永英明がカバー専門歌手的な状態。
でも個人的にはあんまり歓迎しない。
別にオリジナルの曲を作って歌うのが偉いとか思わないんだけど、オリジナル曲にはほとんどの場合が勝てない、勝てていない、気がする。
だからアルバム単位でカバー曲をたっぷり聞かされるのは個人的には苦手。アルバムに1曲か2曲ぐらいカバーが入っているのはアクセントとして面白いとは思うんだけど。

jackson vibe「ラブリー」

そのカバーも、原曲とほぼ変化のないアレンジの「これカラオケ?」みたいな場合と、原曲から無闇と離れようと考えすぎてトンデモなアレンジにしちゃう場合もある。
なぜカバーしようと思ったのか、なぜこのアーティストがやる必然性があるのか、どれだけ他人の曲、他人のイメージが染み付いた曲をそのアーティスト側に引き寄せているかってのが自分の場合、気になってしまう。面倒くさい聴き方だとは思いますが。
楽曲を作る場合、プロのライティングとして「歌う人」を中心に曲が作られる。その歌手に合っている世界観か、メロディ回しがその人にとって気持ちいいかなど、色々な要素でもって組み立てられている(最近の曲はそんなに深くないのかもしれないけど)。だから他人のイメージで作られた楽曲を別人が歌う段階でハンディがある。耳慣れた曲だから受け入れられ易いって事じゃなく、ハードルは高いんじゃないかと。
そんな事を倖田來未のラブリーを聴いて再び思ってしまった。

Michelle143「ラブリー」

で、このラブリーは意外なほど多くの人にカバーされている。
それだけ多くのひとの心を捉え、さらに自分の世界観の中に取り込みたいと感じさせる名曲なんだと思う。メロディーの持つ柔らかでしなやかさ、緩急のある素敵な展開がサビへスッと向かっていく、それに歌詞がほのぼのと穏やかに深い感情を普遍的な言葉で語っていく。
でも多くの人に歌われ、そのカバーVer.を聴いて感じるのは結局「オリジナルはいいな」という事なのかも知れない。

Betty Wright「Clean Up Woman」

と言いつつ、渋谷系はサンプリング・引用の遊びが多く「ここから持ってきたか」とかネタ捜しも醍醐味の一つ。
アレンジは完全にBetty Wrightの「Clean Up Woman」という曲からの引用。歌メロディはまったく小沢健二のオリジナルなんだけど、イントロはまんまでイントロ当てクイズではかなり難易度が高い、歌が始まった後はギターカッティングがチャッチャラッチャッチャッと同じ感じに刻んでいく。この元ネタに関してはオザケンも悪びれる感じなく語っているので、そう言うジャンル的なインスパイヤなどで作られている曲という事になる。

Sam&Dave「Soul Man」

もっとも「Clean Up Woman」のギターカッティングのさらなる元ネタはSam&Daveの超有名な曲「Soul Man」だと言われている。この辺はもう全部気持ちいい音だからどうでもいいやって感じになっちゃう。

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2013年3月12日 (火)

吉田拓郎『制服』

吉田拓郎が1973年にリリースしたアルバム『伽草子』の中にある一曲。作詩は白石ありすという女性作詞家が担当している。


吉田拓郎〈制服〉弾き語りVer.

「制服」というと松田聖子の曲にもあるように、学生時代を懐かしんで的な世界が展開されるのが常だけれど、この曲はもっと時代的な背景があって書かれている。
以前書いた「時代が経て歌詞の意味がよく解らなくなってしまう」というパターンの歌詞だと思う。今の10代の子達がこの曲を聞いてもなんだか理解出来ないかもしれない。自分だって本当のところ解っていないかもしれない。
歌詞→吉田拓郎『制服』
東京駅に着いた制服の群れを歌っているワケですが、その群れは集団就職でどこぞの田舎から出てきた(おそらく)中学を卒業したばかりの子供たち。現在では説明しないと意味不明の集団就職を歌った曲。
自分がこの曲を最初に聞いたのはたぶん1975年ぐらいだと思うんだけど、自分の中では集団就職というのはずっと昔の出来事で「ひと時代前にはそんな事もあったんだな」ぐらいの印象だった。

Wikipediaなどを見ると集団就職は高度経済成長とともに始まり、青森発上野行き臨時夜行列車は1975年まで21年間運行されたとなっているので、実際には微妙にリアルタイム。おそらく自分とほぼ同世代の人が最後の夜行列車組という事になる。
この集団就職は仕事が少ない田舎と、仕事が溢れている東京とのバランスで考案され、労働省の指導の元で行われていたらしいけれど、1977年で労働省が集団就職を廃止している。
この吉田拓郎が歌う『制服』の中では集団就職で都会に出てきた子達がこれから苦難の道を歩むんだろうという事を語っている。

伊沢八郎〈あゝ上野駅〉当時の写真で状況がよく判る

とりあえず1974年に高校への進学率が90%を越えている。現在が97%前後なので、自分の感覚では高校進学は当たり前だった。同級生で高校に進学しなかったのは10人に一人もいたかなぁという感じ。
文部科学統計要覧をみると、1955年頃が50%、65年頃が70%、70年頃が80%となっている。
同じく集団就職を歌った井沢八郎の「あゝ上野駅」は1964年に発売されているけれど、こっちの歌詞は悲哀ではなく辛いけれど頑張るぞという前向きさが描かれている。実際には「金の卵」とおだてられても辛い目に沢山遭ったんだろうけど、高度経済成長の中で前向きに進んでいる様子が歌われている。

吉田拓郎の『制服』の1973年には、集団就職は辛いというのが世間にバレバレだったし、世の中は学生運動が吹き荒れた後、大阪万国博覧会が終わりオイルショックで高度経済成長に翳りが出ていた時代。哀愁で語るしかなかったのかも知れない。
時代背景で歌詞は言葉の意味を変えていく、二つの集団就職を歌った曲でもそこに出てくる子供達は違う表情をしてる。

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2013年3月 9日 (土)

100万枚越えヒットを考える

ということで、昨日は100万枚以上売れた曲を羅列したワケですが、それを年別に並べ替えてみると凄い事になっていることが解る。

【1966年】 01曲
星影のワルツ
【1967年】 01曲
帰って来たヨッパライ
【1968年】■■ 02曲
恋の季節/ブルーライト・ヨコハマ
【1969年】■■■■ 04曲
黒ネコのタンゴ/港町ブルース/池袋の夜/夜明けのスキャット
【1970年】 01曲
知床旅情
【1971年】 01曲
わたしの城下町
【1972年】 01曲
女のみち
【1973年】■■ 02曲
なみだの操/あなた
【1974年】■■■ 03曲
うそ/ふれあい/昭和枯れすゝき
【1975年】■■■ 03曲
およげ!たいやきくん/北の宿から/シクラメンのかほり
【1976年】■■ 02曲
ビューティフル・サンデー/青春時代
【1977年】■■■■ 04曲
UFO/北国の春/ウォンテッド/渚のシンドバッド
【1978年】■■■ 03曲
夢追い酒/サウスポー/モンスター
【1979年】■■■■■ 05曲
異邦人/おもいで酒/魅せられて/関白宣言/大都会
【1980年】■■■■ 04曲
ダンシング・オールナイト/奥飛騨慕情/大阪しぐれ/スニーカーぶる〜す
【1981年】■■ 02曲
ルビーの指環/ハイスクール・ララバイ
【1982年】■■ 02曲
さざんかの宿/待つわ
【1983年】 01曲
矢切の渡し
【1984年】
【1985年】
【1986年】 01曲
クリスマス・イブ
【1987年】
【1988年】 01曲
とんぼ
【1989年】 01曲
Diamonds
【1990年】■■■■■ 05曲
愛は勝つ/おどるポンポコリン/浪漫飛行/会いたい/WON'T BE LONG
【1991年】■■■■■■■■■■■ 11曲
SAY YES/ラブ・ストーリーは突然に/どんなときも。/それが大事/PIECE OF MY WISH/LADY NAVIGATION/はじまりはいつも雨/ALONE/しゃぼん玉/あなたに会えてよかった/Choo Choo TRAIN
【1992年】■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 18曲
君がいるだけで/世界中の誰よりきっと/BLOWIN'/悲しみは雪のように/もっと強く抱きしめたなら/涙のキッス/ガラガラヘビがやってくる/クリスマスキャロルの頃には/もう恋なんてしない/ZERO/サヨナラ/KISS ME/Bye For Now/You're the Only…/if/決戦は金曜日/浅い眠り/DA・KA・RA/
【1993年】■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 18曲
YAH YAH YAH/TRUE LOVE/愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない/ロード/ロマンスの神様/エロティカ・セブン/裸足の女神/負けないで/時の扉/真夏の夜の夢/揺れる想い/このまま君だけを奪い去りたい/CROSS ROAD/あなただけ見つめてる/Get Along Together/夏の日の1993/愛を語るより口づけをかわそう/go for it!
【1994年】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 26曲
Tomorrow never knows/恋しさと せつなさと 心強さと/innocent world/空も飛べるはず/空と君のあいだに/Don't Leave Me/survival dAnce/Hello,my friend/愛が生まれた日/MOTEL/Boy Meets Girl/めぐり逢い/everybody goes/世界が終るまでは…/シングル・ベッド/IT'S ONLY LOVE/春よ、来い/HEART/恋人たちのクリスマス/ゆずれない願い/OH MY LITTLE GIRL/WINTER SONG/愛のために/ただ泣きたくなるの/瞳そらさないで/DA.YO.NE
【1995年】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 27曲
LOVE LOVE LOVE/WOW WAR TONIGHT/HELLO/LOVE PHANTOM/Hello,Again/シーソーゲーム/TOMORROW/奇跡の地球/ロビンソン/CRAZY GONNA CRAZY/[es]〜Theme of es〜/ねがい/ズルい女/love me,I love you/masquerade/Chase the Chance/KNOCKIN' ON YOUR DOOR/ら・ら・ら/TO LOVE YOU MORE/GOING GOING HOME/突然/MAICCA〜まいっか/あなただけを/サンキュ./OVERNIGHT SENSATION/旅人のうた/I BELIEVE
【1996年】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 22曲
名もなき詩/DEPARTURES/LA・LA・LA LOVE SONG/PRIDE/チェリー/これが私の生きる道/花-Memento-Mori-/Don't wanna cry/Can't Stop Fallin' in Love/STEADY/ミエナイチカラ/YELLOW YELLOW HAPPY/アジアの純真/Real Thing Shakes/白い雲のように/恋心/あなたに逢いたくて/You're my sunshine/a walk in the park/そばかす/ALICE/マイ フレンズ
【1997年】■■■■■■■■■■■■■■■■■ 17曲
CAN YOU CELEBRATE?/WHITE LOVE/硝子の少年/愛されるより 愛したい/ひだまりの詩/HOWEVER/FACE/YOU ARE THE ONE/Everything(It's you)/snow drop/めざせポケモンマスター/Red Angel/Hate tell a lie/花葬/WHITE BREATH/Glass/Calling
【1998年】■■■■■■■■■■■■■■■ 15曲
Automatic/誘惑/夜空ノムコウ/タイミング/my graduation/SOUL LOVE/HONEY/ALL MY TRUE LOVE/長い間/BE WITH YOU/全部だきしめて/Time goes by/終わりなき旅/ピンクスパイダー/明日が聴こえる
【1999年】■■■■■■■■■■■■■■■ 15曲
だんご3兄弟/Addicted To You/LOVEマシーン/Winter,again/A(4曲A面)/energy flowLove,Day After Tomorrow/Movin'on without you/孫/HEAVEN'S DRIVE/ちょこっとLOVE/フラワー/Boys&Girls/愛の言霊/I'm proud
【2000年】■■■■■■■■■■■■■ 13曲
TSUNAMI/桜坂/Everything/Wait&See〜リスク〜/らいおんハート/SEASONS/M/恋のダンスサイト/今夜月の見える丘に/慎吾ママのおはロック/NEO UNIVERSE/地上の星/とまどい
【2001年】■■■■ 04曲
Can You Keep A Secret?/白い恋人達/PIECES OF A DREAM/波乗りジョニー
【2002年】 01曲
H(3曲A面)
【2003年】■■ 02曲
世界に一つだけの花/さくら(独唱)
【2004年】00曲
【2005年】 01曲
青春アミーゴ
【2006年】■■ 02曲
千の風になって/Real Face
【2007年】00曲
【2008年】00曲
【2009年】00曲
【2010年】 01曲
Beginner
【2011年】■■■■■ 05曲
フライングゲット/Everyday、カチューシャ/風は吹いている/上からマリコ/桜の木になろう
【2012年】■■■■■ 05曲
夏のSounds good!/GIVE ME FIVE!/ギンガムチェック/UZA/永遠プレッシャー

1990年代がかなり異常すぎる。
近年の「CDが売れなくなった」という数字的根拠で出されるのが「90年代に比べて売上げがこれだけ落ちている」という持って生き方は、ちょっとズルイ話って気もする。
自分的にかなり意外だったのが1980年。歌謡曲全盛でザ・ベストテンを初めとしてチャート番組が盛り上がって、ヒット曲連発だったハズの1980年代だったけど100万枚越えヒットが11曲だけ。しかも1986年にリリースされた「クリスマス・イブ」はその年のヒット曲というワケではなく、ジワジワ売れ始めJR東日本の「シンデレラエクスプレス」のCMで使われオリコン1位になったのは1992年だから、実際には90年代のヒット。そう考えると、80年代は1984年から1987年までの4年間は100万枚越えヒットは無かったという事になる。


あの時代、松田聖子なんてムチャ売れていた感覚だけど100万を超えたヒット曲は1996年にリリースした「あなたに逢いたくて」のみ。だから松田聖子の一番の代表曲というと「裸足の季節」でも「風立ちぬ」でもなく「あなたに逢いたくて」という事になる。他には中森明菜はこの中には出てこない。日本歌謡史を語るときにミリオンだけ見ていると80年代の音楽はほぼ無かった事になる。
音楽業界の売上げに関して「80年代と同じ水準になった」という話も時々聞くけれど、これにだって変なバイヤスが掛かりやすい。
例え業界全体の売上げが80年代と同じになったとしても、あの時代と比べて今は圧倒的に新曲のリリース本数が多い。さらに制作会社・音楽配信会社(レコード会社)・アーティストの数も桁違いに多くなっている。業界的な「売れない売れない」というのはそこが大きいと思う。

それにしても、とにかく1990年代が異常すぎる。
色々な要因はあると思うけど、1990年からCD時代になっている。そしてバブルの余波の時代ということ。
バブル崩壊が1992年と言われているので、それ以降が異常な事になっているというのは、バブル期のムチャ景気の良いときはお金は派手な遊びに使われていて、崩壊以降は身近に楽しめる音楽などに金を使うようになったのではと言われている。同時にこの時期というのは雑誌や出版も軒並み売上げを伸ばしている。
1970年代を見ると売れているのは演歌系か童謡系が中心。これは当時のレコードはかなりの高級品で子供の小遣いで買うのがかなり大変だった事も影響していて、キャンディーズとか山口百恵とか郷ひろみとか西城秀樹とか、一世を風靡していたハズの歌手は100万枚を超えるヒットを出していないし、オリコン1位もほとんど獲得していない。

その中でピンク・レディーが100万枚越えヒットを連発しているのは幼稚園児を巻き込んだブームになり、親が買い与えたという事が大きい。
童謡がビッグヒットになるのも親が購入するから。
オリコンが記録する前の時代にリリースされた「オバQ音頭」も200万枚のヒットとなっている。本来ならば歴代24位ぐらいに入っていてもおかしくない。(さらに当時、不二家がオマケソノシートを200万枚ほど無料配布しているので、実質的には400万枚ほどの「オバQ音頭」がチマタに出回っている)
90年代に入ってCD時代になって音楽を取り巻く環境がガラっと変わった。
というのもレコードプレイヤーというのは場所も取ることから、1家庭1個が当然だったが、CDプレイヤーというコンパクトで子供が個人で所有出来るようになったという理由もあるのではないかと。
子供達がお小遣いを自由に出来る時代になり、物価上昇のわりにシングル1000円でキープし、CDプレイヤーで聞くことが出来る。さらにCDというソフトのサイズの小ささも。様々な要因が売上げに貢献している。

それが2000年代に入ってガクッと売上げを落としているのは、この時期から若い子たちがケータイを持つようになって、お小遣いをそっちに使うようになったからなのでは無いかと。
実はこの時期にエンタメ系雑誌では「カラオケ店から若者の足が遠ざかっている」と書かれていた。今でもカラオケはそこそこ流行っていると思うけど、90年代はとにかく凄く、深夜のカラオケボックスでも部屋の空き待ちで並ばされていたりした。それがいきなり客が減ってしまったのだが、それに対して当時の雑誌などでは「若い子がケータイに金を使って」などと書かれていた。
それと同時に2000年代に入ってインターネットが一般的になっていき、情報も音楽も何もかもネットでという時代になっていった事も影響しているんじゃないかと。

で、これらの売上げ数ですが、あくまでもCDの売上げカウントでの話で、ここにはiTunesなどでのダウンロードや、着メロなどの数はカウントされていない。だから2000年以降の音楽売上げの数値は単純な事は言えなくなってきている。
ちなみに2010年代はAKB48の曲しかカウントされていないけれど、これに関しては「握手券」があるから実際には全然支持されていないんだろ、という批判がある。ある意味それは正しい意見なんだけど、実際にはちょっとそのまま終わらない話だと思う。
例えば2011年にリリースした「風は吹いている」は2011年の集計では141万枚で、歴代92位だったんだけど、2012年の集計では売上げを145万枚まで伸ばして歴代87位まで上がってる。
つまりCDリリースしたばかりの初動での握手券とかと関係なく、その後もゆっくりとプラス4万枚を売り上げているという事になる。

ハッキリいって今の時代4万枚って、その数字だけでもヨッシャッという枚数。100万枚越えヒットが上げ底だとしても100万枚売れた後のプラス4万枚は凄い数字。
もちろんTVにやたらと出演するチャンスがあって何度も歌っているという背景もあって売れているんだけど、それでも凄い事だとおもう。
ついでに券なんかまったく関係ない、iTunes配信でもチャート上位にいるという事実。
やはり前回書いたように、人の耳に触れているというのは売上げに着実に作用する。
だから音楽番組「火曜曲」にレギュラー出演して、番組内で毎回のように歌っているのは売れて当然の地盤を作っている。
音楽業界が「今は売れないんですよ」と言っている裏には、やはりテレビなどで音楽を流していない、というのが大きく影響しているんじゃないかと思うのでやんす。

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2013年3月 8日 (金)

100万枚越えヒット253曲リスト

■1960年代■1970年代■1980年代■1990年代■2000年代■2010年代

・001位:457.6万枚 およげ!たいやきくん/子門真人(75年)
・002位:325.6万枚 女のみち/宮史郎とぴんからトリオ(72年)
・003位:293.1万枚 TSUNAMI/サザンオールスターズ(00年)
・004位:291.8万枚 だんご3兄弟/速水けんたろう×茂森あゆみ(99年)
・005位:289.5万枚 君がいるだけで/愛してる/米米CLUB(92年)
・006位:282.2万枚 SAY YES/CHAGE&ASKA(91年)
・007位:276.6万枚 Tomorrow never knows/MR.CHILDREN(94年)
・008位:258.7万枚 ラブ・ストーリーは突然に/小田和正(91年)
・009位:252.7万枚 世界に一つだけの花/SMAP(03年)
・010位:248.8万枚 LOVE LOVE LOVE/ドリームズ・カム・トゥルー(95年)


・011位:241.8万枚 YAH YAH YAH/夢の番人/CHAGE&ASKA(93年)
・012位:230.8万枚 名もなき詩/MR.CHILDREN(96年)
・013位:229.9万枚 桜坂/福山雅治(00年)
・014位:229.6万枚 CAN YOU CELEBRATE?/安室奈美恵(97年)
・015位:228.8万枚 DEPARTURES/globe(96年)
・016位:223.4万枚 黒ネコのタンゴ/皆川おさむ(69年)
・017位:213.4万枚 WOW WAR TONIGHT/H Jungle With t(95年)
・018位:207.7万枚 恋の季節/ピンキーとキラーズ(68年)
・019位:206.2万枚 Automatic/宇多田ヒカル(98年)
・020位:202.3万枚 TRUE LOVE/藤井フミヤ(93年)

・021位:202.0万枚 愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない/B'z(93年)
・022位:202.0万枚 恋しさと せつなさと 心強さと/篠原涼子(94年)
・023位:201.2万枚 愛は勝つ/KAN(90年)
・024位:199.7万枚 ロード/THE虎舞竜(93年)
・025位:197.3万枚 なみだの操/殿さまキングス(73年)
・026位:193.5万枚 innocent world/MR.CHILDREN(94年)
・027位:192.3万枚 ビューティフル・サンデー/ダニエル・ブーン(76年)
・028位:187.8万枚 Everything/Misia(00年)
・029位:187.0万枚 HELLO/福山雅治(95年)
・030位:186.2万枚 LOVE PHANTOM/B'z(95年)

・031位:185.5万枚 LA・LA・LA LOVE SONG/久保田利伸 with NAOMI CAMPBELL(96年)
・032位:184.8万枚 Hello,Again/MY LITTLE LOVER(95年)
・033位:184.4万枚 WHITE LOVE/SPEED(97年)
・034位:183.3万枚 世界中の誰よりきっと/中山美穂&WANDS(92年)
・035位:183.1万枚 クリスマス・イブ/山下達郎(86年)
・036位:181.9万枚 夢追い酒/渥美二郎(78年)
・037位:181.7万枚 真夏のSounds good!/AKB48(12年)
・038位:181.1万枚 シーソーゲーム/MR.CHILDREN(95年)
・039位:179.1万枚 硝子の少年/KinKi Kids(97年)
・040位:178.4万枚 Addicted To You/宇多田ヒカル(99年)

・041位:177.3万枚 TOMORROW/岡本真夜(95年)
・042位:176.1万枚 BLOWIN'/TIME/B'z(92年)
・043位:174.8万枚 ロマンスの神様/広瀬香美(93年)
・044位:174.0万枚 エロティカ・セブン/サザンオールスターズ(93年)
・045位:173.3万枚 裸足の女神/B'z(93年)
・046位:171.6万枚 奇跡の地球/桑田佳祐&Mr.Children(95年)
・047位:170.7万枚 星影のワルツ/千昌夫(66年)
・048位:170.2万枚 悲しみは雪のように/浜田省吾(92年)
・049位:166.9万枚 どんなときも。/槇原敬之(91年)
・050位:166.2万枚 もっと強く抱きしめたなら/WANDS(92年)

・051位:166.2万枚 Wait&See〜リスク〜/宇多田ヒカル(00年)
・052位:164.9万枚 あなた/小坂明子(73年)
・053位:164.6万枚 LOVEマシーン/モーニング娘。(99年)
・054位:164.5万枚 負けないで/ZARD(93年)
・055位:164.4万枚 おどるポンポコリン/B.B.クィーンズ(90年)
・056位:164.3万枚 愛されるより 愛したい/KinKi Kids(97年)
・057位:164.2万枚 Winter,again/GLAY(99年)
・058位:163.0万枚 A(4曲A面)/浜崎あゆみ(99年)
・059位:162.5万枚 誘惑/GLAY(98年)
・060位:162.3万枚 ロビンソン/スピッツ(95年)

・061位:162.3万枚 PRIDE/今井美樹(96年)
・062位:162.0万枚 夜空ノムコウ/SMAP(98年)
・063位:161.7万枚 ダンシング・オールナイト/もんた&ブラザーズ(80年)
・064位:161.5万枚 フライングゲット/AKB48(11年)
・065位:161.3万枚 チェリー/スピッツ(96年)
・066位:160.7万枚 青春アミーゴ/修二と彰(05年)
・067位:160.3万枚 それが大事/大事MANブラザーズバンド(91年)
・068位:159.8万枚 Everyday、カチューシャ/AKB48(11年)
・069位:158.7万枚 CRAZY GONNA CRAZY/trf(95年)
・070位:157.1万枚 [es]〜Theme of es〜/MR.CHILDREN(95年)

・071位:156.6万枚 これが私の生きる道/Puffy(96年)
・072位:156.3万枚 らいおんハート/SMAP(00年)
・073位:155.5万枚 ひだまりの詩/Le Couple(97年)
・074位:155.3万枚 UFO/ピンク・レディー(77年)
・075位:155.0万枚 energy flow(『ウラBTTB』)/坂本龍一(99年)
・076位:154.7万枚 涙のキッス/サザンオールスターズ(92年)
・077位:154.1万枚 うそ/中条きよし(74年)
・078位:153.8万枚 花-Memento-Mori-/MR.CHILDREN(96年)
・079位:149.8万枚 ねがい/B'z(95年)
・080位:148.4万枚 奥飛騨慕情/竜鉄也(80年)

・081位:148.4万枚 Can You Keep A Secret?/宇多田ヒカル(01年)
・082位:148.3万枚 タイミング/BLACK BISCUITS(98年)
・083位:148.0万枚 空も飛べるはず/スピッツ(94年)
・084位:147.4万枚 my graduation/SPEED(98年)
・085位:146.6万枚 空と君のあいだに/中島みゆき(94年)
・086位:146.0万枚 サウスポー/ピンク・レディー(78年)
・087位:145.3万枚 風は吹いている/AKB48(11年)
・088位:145.0万枚 ズルい女/シャ乱Q(95年)
・089位:144.4万枚 異邦人/久保田早紀(79年)
・090位:144.4万枚 Don't Leave Me/B'z(94年)

・091位:144.2万枚 時の扉/WANDS(93年)
・092位:143.5万枚 北の宿から/都はるみ(75年)
・093位:143.3万枚 GIVE ME FIVE!/AKB48(12年)
・094位:143.2万枚 真夏の夜の夢/松任谷由実(93年)
・095位:140.8万枚 ガラガラヘビがやってくる/とんねるず(92年)
・096位:140.6万枚 クリスマスキャロルの頃には/稲垣潤一(92年)
・097位:139.6万枚 もう恋なんてしない/槇原敬之(92年)
・098位:139.6万枚 揺れる想い/ZARD(93年)
・099位:139.3万枚 love me,I love you/B'z(95年)
・100位:139.3万枚 愛の言霊/サザンオールスターズ(96年)

・101位:139.0万枚 I'm proud/華原朋美(96年)
・102位:138.9万枚 masquerade/trf(95年)
・103位:138.9万枚 Don't wanna cry/安室奈美恵(96年)
・104位:138.5万枚 Love,Day After Tomorrow/倉木麻衣(99年)
・105位:138.3万枚 おもいで酒/小林幸子(79年)
・106位:137.5万枚 survival dAnce/trf(94年)
・107位:137.1万枚 SOUL LOVE/GLAY(98年)
・108位:136.7万枚 SEASONS/浜崎あゆみ(00年)
・109位:136.1万枚 Chase the Chance/安室奈美恵(95年)
・110位:135.6万枚 Hello,my friend/松任谷由実(94年)

・111位:134.5万枚 KNOCKIN' ON YOUR DOOR/L-R(95年)
・112位:134.2万枚 わたしの城下町/小柳ルミ子(71年)
・113位:134.1万枚 HOWEVER/GLAY(97年)
・114位:134.0万枚 ルビーの指環/寺尾聰(81年)
・115位:133.8万枚 ら・ら・ら/大黒摩季(95年)
・116位:132.7万枚 愛が生まれた日/藤谷美和子・大内義昭(94年)
・117位:132.3万枚 FACE/globe(97年)
・118位:131.9万枚 M/浜崎あゆみ(00年)
・119位:131.6万枚 MOTEL/B'z(94年)
・120位:131.5万枚 Can't Stop Fallin' in Love/globe(96年)

・121位:131.2万枚 帰って来たヨッパライ/ザ・フォーク・クルセダーズ(67年)
・122位:131.2万枚 ギンガムチェック/AKB48(12年)
・123位:130.8万枚 北国の春/千昌夫(77年)
・124位:130.8万枚 ZERO/B'z(92年)
・125位:130.0万枚 上からマリコ/AKB48(11年)
・126位:129.3万枚 このまま君だけを奪い去りたい/DEEN(93年)
・127位:128.5万枚 Boy Meets Girl/trf(94年)
・128位:127.8万枚 STEADY/SPEED(96年)
・129位:126.5万枚 ふれあい/中村雅俊(74年)
・130位:126.3万枚 TO LOVE YOU MORE/セリーヌ・ディオンwithクライズラー&カンパニー(95年)

・131位:125.9万枚 GOING GOING HOME/H Jungle With t(95年)
・132位:125.6万枚 UZA/AKB48(12年)
・133位:125.5万枚 CROSS ROAD/MR.CHILDREN(93年)
・134位:125.3万枚 PIECE OF MY WISH/今井美樹(91年)
・135位:125.2万枚 めぐり逢い/CHAGE&ASKA(94年)
・136位:124.0万枚 everybody goes/MR.CHILDREN(94年)
・137位:123.7万枚 HONEY/ラルク・アン・シエル(98年)
・138位:123.6万枚 サヨナラ/GAO(92年)
・139位:123.6万枚 あなただけ見つめてる/大黒摩季(93年)
・140位:123.6万枚 ミエナイチカラ/MOVE/B'z(96年)

・141位:123.5万枚 魅せられて/ジュディ・オング(79年)
・142位:123.5万枚 恋のダンスサイト/モーニング娘。(00年)
・143位:123.1万枚 白い恋人達/桑田佳祐(01年)
・144位:123.0万枚 KISS ME/氷室京介(92年)
・145位:122.7万枚 関白宣言/さだまさし(79年)
・146位:122.6万枚 Movin'on without you/宇多田ヒカル(99年)
・147位:122.5万枚 YOU ARE THE ONE/TK PRESENTS こねっと(97年)
・148位:122.3万枚 突然/FIELD OF VIEW(95年)
・149位:122.1万枚 世界が終るまでは…/WANDS(94年)
・150位:122.1万枚 ALL MY TRUE LOVE/SPEED(98年)

・151位:121.7万枚 Everything(It's you)/Mr.Children(97年)
・152位:121.7万枚 千の風になって/秋川雅史(06年)
・153位:121.1万枚 Get Along Together/山根康広(93年)
・154位:120.9万枚 さざんかの宿/大川栄策(82年)
・155位:120.6万枚 長い間/Kiroro(98年)
・156位:120.5万枚 YELLOW YELLOW HAPPY/ポケットビスケッツ(96年)
・157位:120.1万枚 シングル・ベッド/シャ乱Q(94年)
・158位:120.0万枚 ウォンテッド/ピンク・レディー(77年)
・159位:119.5万枚 永遠プレッシャー/AKB48(12年)
・160位:118.8万枚 アジアの純真/Puffy(96年)

・161位:118.3万枚 Bye For Now/T-BOLAN(92年)
・162位:118.0万枚 大都会/クリスタルキング(79年)
・163位:117.5万枚 IT'S ONLY LOVE/福山雅治(94年)
・164位:117.3万枚 BE WITH YOU/GLAY(98年)
・165位:117.0万枚 LADY NAVIGATION/B'z(91年)
・166位:116.4万枚 春よ、来い/松任谷由実(94年)
・167位:116.2万枚 はじまりはいつも雨/ASKA(91年)
・168位:115.8万枚 全部だきしめて/KinKi Kids(98年)
・169位:115.4万枚 夏の日の1993/class(93年)
・170位:114.9万枚 Time goes by/Every Little Thing(98年)

・171位:114.5万枚 大阪しぐれ/都はるみ(80年)
・172位:114.5万枚 snow drop/ラルク・アン・シエル(97年)
・173位:114.2万枚 HEART/NATURAL/CHAGE&ASKA(94年)
・174位:114.1万枚 You're the Only…/小野正利(92年)
・175位:114.0万枚 Real Thing Shakes/B'z(96年)
・176位:113.2万枚 MAICCA〜まいっか/EAST END×YURI(95年)
・177位:113.1万枚 白い雲のように/猿岩石(96年)
・178位:113.1万枚 PIECES OF A DREAM/CHEMISTRY(01年)
・179位:113.0万枚 あなただけを/サザンオールスターズ(95年)
・180位:112.9万枚 恋心/相川七瀬(96年)

・181位:112.9万枚 孫/大泉逸郎(99年)
・182位:112.8万枚 今夜月の見える丘に/B'z(00年)
・183位:112.7万枚 めざせポケモンマスター/松本梨香(97年)
・184位:112.5万枚 ALONE/B'z(91年)
・185位:112.3万枚 HEAVEN'S DRIVE/ラルク・アン・シエル(99年)
・186位:112.3万枚 ちょこっとLOVE/プッチモニ(99年)
・187位:112.1万枚 愛を語るより口づけをかわそう/WANDS(93年)
・188位:111.7万枚 慎吾ママのおはロック/慎吾ママ(00年)
・189位:111.1万枚 波乗りジョニー/桑田佳祐(01年)
・190位:110.7万枚 しゃぼん玉/長渕剛(91年)

・191位:110.4万枚 恋人たちのクリスマス/マライア・キャリー(94年)
・192位:110.3万枚 NEO UNIVERSE/ラルク・アン・シエル(00年)
・193位:110.2万枚 モンスター/ピンク・レディー(78年)
・194位:110.1万枚 あなたに逢いたくて/松田聖子(96年)
・195位:110.1万枚 地上の星/中島みゆき(00年)
・196位:109.8万枚 You're my sunshine/安室奈美恵(96年)
・197位:109.8万枚 Red Angel/ポケットビスケッツ(97年)
・198位:109.6万枚 Diamonds/プリンセス・プリンセス(89年)
・199位:109.2万枚 ゆずれない願い/田村直美(94年)
・200位:109.0万枚 夜明けのスキャット/由紀さおり(69年)

・201位:108.9万枚 待つわ/あみん(82年)
・202位:108.3万枚 if/CHAGE&ASKA(92年)
・203位:107.9万枚 浪漫飛行/米米CLUB(90年)
・204位:107.7万枚 OH MY LITTLE GIRL/尾崎豊(94年)
・205位:107.6万枚 桜の木になろう/AKB48(11年)
・206位:107.0万枚 決戦は金曜日/ドリームズ・カム・トゥルー(92年)
・207位:107.0万枚 終わりなき旅/Mr.Children(98年)
・208位:106.8万枚 港町ブルース/森進一(69年)
・209位:106.8万枚 サンキュ./ドリームズ・カム・トゥルー(95年)
・210位:106.7万枚 WINTER SONG/ドリームズ・カム・トゥルー(94年)

・211位:106.6万枚 a walk in the park/安室奈美恵(96年)
・212位:106.3万枚 OVERNIGHT SENSATION/trf(95年)
・213位:106.1万枚 愛のために/奥田民生(94年)
・214位:105.8万枚 Hate tell a lie/華原朋美(97年)
・215位:105.7万枚 浅い眠り/中島みゆき(92年)
・216位:105.7万枚 そばかす/JUDY AND MARY(96年)
・217位:105.6万枚 会いたい/沢田知可子(90年)
・218位:105.5万枚 DA・KA・RA/大黒摩季(92年)
・219位:105.4万枚 あなたに会えてよかった/小泉今日子(91年)
・220位:105.2万枚 go for it!/ドリームズ・カム・トゥルー(93年)

・221位:105.1万枚 知床旅情/西武門哀歌/加藤登紀子(70年)
・222位:105.1万枚 シクラメンのかほり/布施明(75年)
・223位:104.9万枚 Choo Choo TRAIN/ZOO(91年)
・224位:104.9万枚 花葬/ラルク・アン・シエル(97年)
・225位:104.8万枚 ただ泣きたくなるの/中山美穂(94年)
・226位:104.6万枚 スニーカーぶる〜す/近藤真彦(80年)
・227位:104.5万枚 フラワー/KinKi Kids(99年)
・228位:104.3万枚 池袋の夜/青江三奈(69年)
・229位:104.3万枚 ハイスクール・ララバイ/イモ欽トリオ(81年)
・230位:103.8万枚 ピンクスパイダー/hide(98年)

・231位:103.7万枚 瞳そらさないで/DEEN(94年)
・232位:103.7万枚 Boys&Girls/浜崎あゆみ(99年)
・233位:103.5万枚 とんぼ/長渕剛(88年)
・234位:103.5万枚 旅人のうた/中島みゆき(95年)
・235位:103.4万枚 Real Face/KAT-TUN(06年)
・236位:103.3万枚 ALICE/MY LITTLE LOVER(96年)
・237位:103.2万枚 さくら(独唱)/森山直太朗(03年)
・238位:103.1万枚 Beginner/AKB48(10年)
・239位:102.8万枚 I BELIEVE/華原朋美(95年)
・240位:102.8万枚 WHITE BREATH/T.M.Revolution(97年)

・241位:102.5万枚 矢切の渡し/細川たかし(83年)
・242位:102.1万枚 明日が聴こえる/J-FRIENDS(98年)
・243位:101.8万枚 青春時代/森田公一とトップギャラン(76年)
・244位:101.8万枚 DA.YO.NE/EAST END×YURI(94年)
・245位:101.1万枚 Glass/河村隆一(97年)
・246位:100.9万枚 WON'T BE LONG/バブルガム・ブラザーズ(90年)
・247位:100.9万枚 とまどい/GLAY(00年)
・248位:100.6万枚 H(3曲A面)/浜崎あゆみ(02年)
・249位:100.3万枚 ブルーライト・ヨコハマ/いしだあゆみ(68年)
・250位:100.2万枚 昭和枯れすゝき/さくらと一郎(74年)

・251位:100.0万枚 渚のシンドバッド/ピンク・レディー(77年)
・252位:100.0万枚 マイ フレンド/ZARD(96年)
・253位:100.0万枚 Calling/B'z(97年)

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2013年2月26日 (火)

ボカロは進化していいの?

この数年、初音ミクを初めとしてボーカロイドを使用した楽曲がかなり注目を浴びて、そこからヒットといえるような曲も誕生している。


以前、初音ミクによるライブという物が開催されたという事をテレビでSMAP中居正広が「それって面白いの?」とちょい批判というか懐疑的なニュアンスで語った事があり、その次の瞬間ネット上で「中居がミク批判か!」「てめえの歌より何百倍も上手いよ」みたいな声がドンッと上がった事もある。
初音ミクのファンは熱いなあ。
ミク系曲「千本桜」をテーマにしたミュージカルが開催される事になり、そこでミク役にAKB48の誰かがキャスティングされた時にも、ムチャ熱い罵声が飛び交った。今、ここまで熱くなれるってのは、やはり凄いんだなと感心する。

〈初音ミク「千年桜」オリジナル〉

中居発言は色々取れる部分はあるけど、あれはミク批判とかじゃなく、生身のコンサートと別次元の世界観なので「自分的には解らない」という事だったんじゃないかと思う。
逆に言うと初音ミクを初めとしてボーカロイドを絶賛している人は「生身じゃない、人間的じゃない」という、これまでの価値観と違っているからこそ、のめり込んでいるんじゃないかと。
だとしたら中居辺りが「理解出来ない」ってのは賞賛の言葉だと思う。革新的な物ってのはそういう理解出来ない人を置いてきぼりにして進化する物だから。

で、自分の中で初音ミクはどういう位置づけなのかというと「楽器の一つ」ぐらいのニュアンス。言葉を発することが出来る機械。人間では出来ない表現も出来ているので凄く面白いと思うし、この先もある種のスタンダードになり続けると思う。
でも主流になれるかどうかは不明。

実際にボーカロイドの曲、凄く微調節をしてコメントで「ネ申調教!」とか書かれている物を聴いてみると、確かに凄く微妙なニュアンスを表現しようとしているのは理解出来るんだけど、人間のボーカル力を基準に考えると凄く平坦に聞こえる。
でもこの機械的な、クールというか冷めた表現力が魅力の一つなんだと思う。
人間のボーカルは完全シミュレーションするのは複雑すぎる。

〈96猫withぽこた「千年桜」歌ってみた〉

でもきっと開発者達はその人間にどこまで迫れるかでバージョンアップを続けていくんじゃないかとは思う。でもそこには大きな落とし穴がある。
自分は70年代にクラフトワークやYMOなどの電子音楽を聴いて衝撃を受けた世代で(もっと前のウォルター・カーロスの「スイッチト・オン・バッハ」も衝撃的だった)、シンセサイザー凄ぇ!と思っていた世代。でも今聞き直すと、アレンジの面白さとは別に凄くチープで、演奏のニュアンスも稚拙だと思ってしまう。
その後80年代に入って、プラスティックスやらヒカシューやらで「意図的なチープテクノ」にハマり、個人がシンセをいじれるようになった時にその道にズブズブはまった。

〈ぐるたみん「千年桜」歌ってみた〉

とりあえず「ギター」と音色名が書いてはあるんだけど、どう聴いてもギターには聞こえない音色。でも脳内で「これはギターだ」と補完して聴き演奏していた。
でもその時の音は「シンセのギターと称する音」として耳に残っている。その時に考えたのは「即席ラーメンって店で食べるラーメンと別物で、店ラーメンじゃなく即席ラーメンを食べたいと思う時あるよね」という事。
本当のギターじゃなく、あのペランペランのギターもどき音だから良かったという部分がある。
その後、徐々にテクノロジーの進化でヘッドフォンでじっくり聴かない限り本当のギターなのか、シンセのギターなのか解らなくなっていく。
本当はそこを目差して進化してたハズなのにシンセ音が通常楽器の代わりみたいなワンランク下になった気になり、自分的にはつまらなくなった。そっくり過ぎる物まねは最初聴いた時はウワーッと思うけど、だったら本物でいいじゃんと思ってしまう。

そう言う意味で、初音ミクを初めとするボーカロイドがどんどん進化して「人間が歌っているのか解らない」までいった先にあるのは、ただ人間の代わりという、人間のワンランク下の扱いではないかと。
確かに、ぼっちの制作者には頼もしい歌姫かもしれないけど、生身の人間に歌ってもらう制作費が出せない場合にはありがたい存在かもしれないけど、なんか完璧な代用品を作ってどうすんのって気になってしまう。

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2013年2月24日 (日)

音楽をみんなで聴こうよ

先週「ネット音楽配信売り上げ ピーク時の6割」という記事が出た。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130223/k10015725571000.html
ネットやケータイでの音楽配信、去年は540億円で4年前に比べて60%に落ち込んでいるとの事。
で、この記事では業界団体曰く「海賊版を無料で配信する違法なサイトの利用者が後を絶たないため」と分析していると書いているけれど、その業界団体ってのは何という名前の団体で、本当にそんな下らない事を言っているのか?と首を傾げる。
だとすると、4年前の2009年に音楽配信を利用していた人の40%が、現在は違法ダウンロードを利用しているって事?
それは無理すぎる妄想。
単純に「音楽ダウンロードが減った」という事と、去年はCDの売上げが前年より上がったという事が影響してんじゃないかと。

とりあえず売れて欲しい〈東京女子流「ヒマワリと星屑」〉

その音楽ダウンロードが減ったという部分なんだけど、去年もその前の年もオリコン年間チャートを見るとAKBグループとジャニーズ事務所とEXILE(一昨年はそれにK-POP)が独占している状況で、それ以外はポツポツとしかランキングに入っていない。
これに対して「AKB商法のせいだ!」と憤る人もいるけど、じゃその憤っている人がどれだけ音楽にお金を落としているかって話もある。
去年のレコード大賞は2年連続でAKBだったことで、審査員の服部克久も「これが日本の音楽の現状です」と含みのあるイヤミを述べていた。
でも、去年の音楽を振り返った時に他に印象に残った曲や、売れたよね〜という曲がどれだけあるかという気がする。
ネットで違法にダウンロードされたとかの問題じゃない。
趣味の多様化からヒット曲が生まれない現状はあるとしても、この数年の音楽界の閉塞感は異常。

で、その理由の一因に「テレビでの音楽番組の閉塞性」がかなり影響しているのではないかと思っている。
自分は子供の頃からテレビ番組の中で何が好きかと言ったら音楽番組で、30年前にまだ高価だったビデオデッキを購入したのは音楽番組を録画するためだったし、今でも地上波で放送されるほとんどの音楽番組を録画して、インデックスを作ってDVD保存している。
去年1年間でもそのDVDは250枚を超えている。かなり音楽バカ一代なのだ。
で、レギュラー音楽番組、昨年末に終了した「HEY! HEY! HEY!」を初めとして「MUSIC JAPAN」「ハッピーMUSIC」「MUSIC STATION」「僕らの音楽」「火曜曲!」「Music Lovers」「SONGS」「MUSIC FAIR」などなどをチェックしていて思うのは、ほとんどの番組に出てくるアーティストが同じと言うこと。
NHKの「SONGS」や「僕らの音楽」「Music Lovers」などは1回で1アーティストを特集するので微妙に違うのですが、他の番組はほとんど常連アーティストで回しているだけという感じ。

とりあえず売れて欲しい〈東京女子流「鼓動の秘密」〉

例えばAというアーティストが新曲を出して金曜日に「MUSIC STATION」に出演すると、その日の深夜に「ハッピーMUSIC」に出演し、土曜日に「MUSIC FAIR」、日曜日に「MUSIC JAPAN」、月曜日に「HEY! HEY! HEY!」、火曜日に「火曜曲」一通り出演して終わる。ついでに水曜日に「1番ソングSHOW」にも出演してお勤めを完了するという状態。本当に何人かのアーティストで廻っている感じ。
これが何かというと、新しいアーティストが出てくるチャンスがほとんど無い。音楽番組の現状では各放送局に1つぐらいでなので、どの局の音楽番組も出演アーティストがほとんど同じという事。
その狭い枠を常連が占めている事から、番組独自に面白いと思って出演させるアーティストがない。と言うことで、それは音楽業界も沈滞するさって感じ。

あと、視聴率の問題でいくと「音楽番組はトークの時は視聴率いいけど、歌になるとガクッと落ちる」というのは実際に出ている数字なんだけど、それに制作側が踊らされて視聴率メインで番組を構成しすぎて、音楽番組なのに音楽がおろそかになっているという事。
本当に今のテレビ業界は「時代を作る」という意識「新しい物を作る」という意識が無くなって、すべてがスポンサー様の顔色を伺っての制作になっているのでしょうがない部分なのかも知れないけど、それが音楽業界には良い事ではないと思う。
スポンサーもそんな細かい数字を気にせず、文化事業的にいけないかねえとは思う(凄く希望的観測が大きくて夢見がちな話かもしれないけど)。
でもその手のトーク中心にして、芸人&番宣の俳優を雛壇に並べて、歌は二の次だった「HEY! HEY! HEY!」は見事に低視聴率で終了した(イントロが始まった所でCMに入り、CM後に再びイントロからなんて最低の演出もあり)。

とりあえず売れて欲しい〈東京女子流「Bad Flower」〉

もう現状を逆手に取って「この番組は歌をメインにします、売れていなくてもディレクターがこの先売れると思う歌手を事務所や制作会社のコネ抜きでピックアップします!」みたいな事を宣伝文句にした音楽番組を作って欲しい。スポンサーも文化を創るという意識のある会社を集めて。
それが視聴者に受け入れられるのかどうかは不明だけど「音楽を大切にする音楽番組」という当たり前のコンセプトを掲げる番組は支持されると思うんだけどなあ。
もう夢想家の戯言になってしまうけど、マジに音楽番組好きな自分でさえ「またこいつら?」的に早送りするような番組ばかりでウンザリしているので、本当に新しい音楽を発掘するような音楽番組を作って欲しいと思う。
前に吉川友の話で書いた、バラエティ番組でも出演した歌手がちょこっとでも歌う、昔のドリフの番組とかのようなパターン、あるいは「俺達ひょうきん族」のピヨコ隊のような歌手が歌う事で番組がコーナーとして成り立たせる企画とかあるべきだと思う。

それがイコール音楽配信が上昇する、CD売上げが上昇するというキッカケなんじゃないかと。年始に紅白歌合戦に出場した歌手の曲が売れるなんて現象は、それなんだと思う。だから大手音楽事務所が手を組んでその手の番組のスポンサードして、自分の処だけじゃない様々な歌手を出演させ、音楽業界を下支えするような事をして欲しい。
そんでもってTV局が裏スローガンで「AKBの牙城を崩す」というコンセプトをかかげるような番組を作って欲しいと説に願うのでやんす。
僕を夢想家だと思うかい、You may say I'm a dreamer.

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2013年2月23日 (土)

似ていたって気にしない!

自分は音楽におけるパクリと言われる物にかなり寛大だと思う。


〈石川秀美「もっと接近しましょ」〉

というか「この曲の元ネタってこれだろ」と発見した時にニヤリとして、ちょっと嬉しくなってしまう。
それは偶然だったり、作者の趣味がポロっと出てしまった物だったり、色々な理由があって似ている曲を作ってしまったという背景が見えるから、楽しい。
中にはネットなどで「犯罪だ!」「泥棒!」とか必死に叩いている人も見かけるけど、似ている曲って楽しいじゃんって思わないのかな。
そういう盗作糾弾を必死にやっている人ってのも純粋でカッコイイなあとほっこりしちゃうけど。

自分の場合、そもそもその手が好きになったキッカケが筒美京平という天才作曲家を中学の頃に好きになった事があるのかも知れない。
筒美京平は引用の美学というか、洋楽をいかに日本人向けに構築し直すかという作業に長けている人で、オリジナルとされる洋楽と聞き比べると「筒美作品のほうがいいじゃん」と思ってしまうから。
それは人によっては盗作と呼ぶ事もあるのかも知れないけど。

〈シーラE「グラマラスライフ」〉

音楽って基本的に凄く狭いルールの中で作られる物で、さらに人が気持ちいいと思うメロディ展開なんて極々限られた物なので、似せようと思わなくても似てしまう物。
似ているを排除し始めると、音楽にジャンルという物は存在出来なくなる。
自分なんてのも音楽をグダグダと始め、作詞作曲なんてものを始めた中学時代。そのキッカケは「あんな曲を作りたい」という物だったし、「ワシは日本のビートルズになるんや」とか妄想を爆発させていたワケで、その選達にいかに近づこうかという感情からスタートしていた。
カバーとか模倣と言うことではないけど、どっかしら好きだったアーティストの影響を受けてしまう。中には後から聴いて「これってアレじゃん!」とビックリするような自動書記で寝ている間に無意識に盗作したんじゃないかと思えるような、ソックリさん曲を作ってしまった事もある。

そんな中で色々、あまりにもソックリすぎて「ソレ盗作デショ」と指摘されて問題になっちゃう曲というのもある。以前、八神純子の「パープルタウン」の話も書いたけど、あれは実は冷静にメロディを聴いていると違う曲だけど、アレンジのせいで激似になってしまったというパターン。
それに対して、石川秀美の歌った「もっと接近しましょ」はメロディとアレンジが同時に激似という曲。このラテンパーカッションが中心になるアレンジが偶然に出来たとはなかなか思いにくい。
そしてエピソードとしては、歌っていたシーラEは当時ブイブイ言わせていたプリンスファミリーの人で来日した事があるんですが、その来日時にちょうど石川秀美の「もっと接近しましょ」がリリースされテレビで歌われていた。
それを見たシーラEは「私の曲を日本人がカバーしている」と感激してしまったという。

〈石川秀美「Mr.ポリスマン」〉

石川秀美は他のシングルを聞く限りでは凄くオーソドックスなアメリカンロック寄りの曲を歌っている人なんだけど、この曲だけは異質。なんでこんな感じになちゃったんだろうと思う。作曲の黒住憲五はこの曲ぐらいまでは時々名前を見かける方で自分も歌を歌っていた人ですが、この曲以降名前を見かけなくなったような気がするので、曲自体は裁判になったとかは聞いていないけど、裏で色々あったのかも知れない。でもアレンジの入江純もかなり関わっているとは思う。
で、石川秀美というとこの曲が似ているという話題が大きいけど、もう一つ、最大のヒットだと思われる「Mr.ポリスマン」にも似ている曲がある。それはフレンチポップスの歌姫シルヴィ・バルタンの「Fumee」という曲。
こっちは「もっと接近しましょ」みたいな激っぷりはないけど、聞いていると「下敷きにしましたよね」という感じがジワジワ来て楽しい。

〈シルビーバルタン「Fumee」〉

って、盗作だとか、イカン事だとか、言うのとは別に似た曲は、作り手の色々な事が想像できるので楽しいし、もし好きな曲にそっくりな曲を発見した場合も憤慨じゃなく「好きなタイプの曲が増えた」ぐらいに思ってしまう。
音楽は楽しいよ。

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2013年2月21日 (木)

ソロの歌手に売れて欲しい

大人数アイドル全盛の時代。昔なら7人以上のグループって企画物扱いだった。


〈吉川友「きっかけはYOU!」〉
とりあえず80年代におニャン子クラブはあったけど企画物。光GENJIも6人組だったけどとりあえず「光=2人組」「GENJI=4人組」という扱いだった。
その後も、東京パフォーマンスドールや南青山歌劇団とか制服向上委員会とかモーニング娘。とかチェキッ娘とか美少女クラブ31とか、大人数のグループは存在した。
その中ではモーニング娘。ぐらいしかヒットしなかったけど、人数最大時は15人。
しかし今はAKB48のヒットでそんなタガが外れた状態で猫も杓子も状態。良いか悪いかその辺は大人の事情でよく解らないっすけど。
そんな時代にソロアイドルとして活動をしている人はかなり貴重。
だけどイマイチ売れていない気がする。

その中にいる吉川友も売れているとは言い難い。Wikipediaによると2007年にモーニング娘。オーディションに参加するも落選し、ハロプロに研修生として参加、ユニットでアニメ主題歌を歌うなどをして、2011年5月にソロデビューしている。
自分はその経緯はまったく知らなかったんだけど、吉川友というアイドルを最初に知ったのは2011年に放送されていた『Comming Soon』という深夜の生音楽番組で。
今、中居正広は「火曜曲」という音楽番組の司会をホントにつまらなさそうにやっているけど、その前にやっていた『Comming Soon』では淡々といい仕事をしていたので、中居ちゃん一皮剥けたじゃんと思っていた(その前の『うたばん』時代が石橋との絡みが凄く嫌いだったのでなおさら)。
で、その番組をやっていた2011年はAKBグループがアイドル業界を席巻していて、その余波でどこでもかしこでも多人数グループがワサワサしていて、どうにもこうにも状態になっていた。
そんな中、ソロの女性アイドルとして登場して来た吉川友にはかなり期待した。

自分は偏ったアイドル好きなので、そのキャラというより音楽的な部分でしか評価出来ないっす。
で、その番組でデビュー曲『きっかけはYOU!』という曲を聞いて、Aメロは凄くつまらないと思ったんだけど、ブリッジからサビの所で「ええええええ?」となってしまった。まさかこの曲の作曲ってオカムラちゃん?とビビってしまったのだ。
サビの所がまんま岡村靖幸の「青春ってワンツージャンプ!♪」だったので、まさかまさかとクレジットをチェックしてみると、残念な事に作曲「オオヤギヒロオ/大華奈央香」という事だった。
でも、この事で良くも悪くもインプットされちゃったワケです。

〈吉川友「こんな私でよかったら」〉

その2011年5月にソロデビューして、今年の1月までにシングルを6枚出している。が、自分は別に追いかけてチェックしているワケではないので「そんなに出しているのか」と驚いた状態。音楽番組はかなりチェックしている人なのですが、その吉川友が歌っているのをほとんど見かけないから。
おそらくこの文章を読んでいる人のかなり多くの人が「吉川友」という存在自体を知らないと思うけど、かっぱ寿司のCMで「♪ん〜んん、んんん〜、かっぱ寿司」とハミングで登場し、片想いをした男性に勝手に見つめ続けられる女性として顔だけは知られていると思う。
今「あ、あの人か」と思った人も多いと思うけれど、実は自分もかっぱ寿司のCMはずっと見ていたけど、その人があの曲を歌っていた吉川友だとは思っていなかった。

今、アイドルはバラエティ番組の雛壇に登場してトークする事はあっても、そこで歌を歌うって事が無くなってしまったので、アイドル歌手としての価値が無くなっているのかもしれない。
昔だったら、トーク番組やコント番組にアイドルが出た場合、かなりショートVer.でも1曲歌うのがお決まりだった。それで「ああ、この人はこんな曲を出したんだな」と解った。
最近だと、ももち(嗣永桃子)がウザキャラとしてしょっちゅうバラエティ番組に登場しているけど、彼女がBerryz工房というアイドルグループで活動しており(しかも10年選手)歌っている時はあのウザキャラではなくかなり歌が上手い、なんて事は全然知られていない。テレビ出演=歌を歌うという事が皆無に近い現状なので。

この状態は問題だよなあと、吉川友がアイドル歌手として売れる売れないの前に、アイドル歌手として全然知られていないって事に関して、どうやったら現状打破できるのかと頭を抱えてしまう。「こんな私でよかったら」みたいに良い曲を歌っているのに、売れる以前に人の目に耳に触れるチャンスがほとんど無い現状はいかんともしがたい。

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