2008年11月30日 (日)

クイズ番組の裏取り

時々、テレビ局から雑学がらみで問い合わせ電話がある。


先日は『笑っていいとも』からの連絡で、かつて自分が書いたとある統計系雑学に関しての問い合わせで、そのネタの出典は何か? という物だった。
さて困った。
ここ1・2年の間に調べた物などは「雑学の人」としてやっていく決意後なので、なるべく出典などを後からでも書けるようにメモしているのだが、その問い合わせ雑学に関しては古すぎていまいちハッキリしていないのだ。
なんせメルマガはすでに9年前から、「知泉」というサイトは今年の3月で10年突破している。
その頃は、ただの雑学好きな一般人で、何の覚悟もなく、ただ「おもしれー」で書いていたので、かなり無責任な所もあったのだ。

ついでに言えば、雑学はインターネット以前のパソコン通信時代(1992年〜)からダラダラと友人の草の根ネット(個人が運営しているパソコン通信のホスト)を中心に始めているので、すでにネット上で15年以上に渡って雑学などを書き殴っているという事になるのだ。
今思い出すと「適当な事を書き散らしちゃっていて御免よぉ」という感じでもある。
いわゆる雑学本なんかに書かれている物を「これおもしれー」という判断基準だけで自分なりに要約して書いていた。ま、素人が浅はかな考えでやっているレベルだったワケっす。後からそれが間違いだと気付く物も多々あり、それらはその都度修正してきたことで今に至っている。だから初期のまま、間違えている物も多々あるんだろうなぁ。

で、その『笑っていいとも』の問い合わせだった雑学は、メルマガ初期に書いた物を基準としていたので、果たしてその書籍はなんだったか……、と困ってしまったのだ。
なんとなく記憶の中で「早川書房の本」というのと、その記事が掲載されていたページレイアウト。そして表紙の大雑把なデザインは思い出せているのだが、正しいタイトルや作者名が思い出せないのだ(ビジュアル的な記憶は結構残っているけど、曖昧なのが難点)。
その記事を書いた時に、文字数を詰める意味で、あのデータとあのデータは意図的に端折った。さらに別の資料からも補足する為にあれを書き加えた。というのまで、うっすらとアタマにその時のビジュアルが出てきているのだが、そこから記憶は奥へ進むことが出来ない。

という所で、先方からなるべく早く返事が欲しいと言われていたので、数時間後にタイムアップで「こんな感じだったんですが」と連絡をして終わった。
それから2週間ほどして、水曜日に放送している『メイクダウト』という「クイズの問題と答えを手渡され、即座にそれを3択問題にして出題する」コーナーで、自分に問い合わせのあった雑学らしきタイトルがそこに表示されていた。
その週はその問題の指名はなく、翌週にそれが繰り越されて出題された。

それを見て、そうかそうか、と思ったのは、そこで出題される他の問題にも自分が書いた事がある物がいくつか含まれていたという事。(絶対自分のを使っているなんて高慢な事は申しませんが)
おそらく、番組スタッフがネットなどで雑学などを拾ってきて、自分たちで裏取り出来る物は「問題無し」として出題して、裏取りが出来ない雑学に関してはそれを書いた人などに尋ねるという方式を採っているからではないかと。

テレビの中では未だに『雑学』的なクイズ番組が多くあるけれど、その看板を掲げている『雑学王』もかなり主旨が変わってしまった。
番組前半は、ひたすら難読漢字を読むだけのコーナーが続き、途中は正しい漢字変換はどれ?なんてコーナーだったり、もう「雑学」でもなんでもない。
『雑学王2時間SP』なんて1時間以上がこの漢字の読みや変換などで、番組タイトルの『雑学』は通常1時間番組と同じぐらいしかなかった。
なんか、同じテレ朝の『Q様!』で展開されているお勉強の復習クイズと差別化出来ていない感じがする。

そんでもって、なんか変だよなぁと思ってしまうのが、それでもこの手のクイズ番組が好きなのでついつい見てしまうんだけど「ここでしか見ないタレント」というのも、どうっすかね?と思ってしまう。
以前だったら「京大出身・辰巳琢郎」とか「東大出身・菊川怜」とかが出身大学で「おぉ」と驚かれていたんだけど、最近は異常に「東大出身タレント」「京大出身タレント」が多い。さらに現役だとか、大学院在学中だとかもチラホラと。もうありがたみが全然無いのだ。
で、それらの人々がイマイチ他で何をしている人なのかよく解らない。でもって、意外と大した問題も応えることが出来ていないという事実。(高学歴なのに馬鹿、というのもポイントなのかも知れないけど)
なんか、高学歴大学に通学中でちょっと見栄えがいい人を、クイズ番組要員として事務所がスカウトしてくるんじゃないか?とか思ってしまうのだ(おそらくモデルとか別の所で仕事しているんだろうけど)

そう言う感じで、ただ勉強的クイズ番組は淘汰されて欲しいと思うのだ。
(漢字読み取りクイズとかは、スタッフが問題の裏取りをしなくて済むって利点はあるんだろうけど)

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2008年8月12日 (火)

オリンピック

ぼーっとネットでオリンピックについて書き込んである掲示板を見ていた。


いやはや、好き勝手書いているなぁ、まぁそれがネットという所なのだ。と思いつつ、負けた選手を必死に叩いている人々の書き込みを見ていた。
銅メダルをとった選手にさえ強烈なバッシングが飛び交っている。
おいおい、世界で3番目だぞ、それのどこがダメだっつーんだ!と、あんまりスポーツの勝ち負けには興味ないクセに、ちょっぴり無責任な書き込みにイラついてもみたりする(じゃ見なければいいって話なのだが)。
きっと、出場断念した野口みずき辺りへのバッシングも凄いんだろうねぇ。

逆に言うと、そこまで熱く書き込める人の情熱というかテンションのあがり方って尊敬します。なんか、基本的に「勝ち負け」という物が魂の中に存在していない人なので。
そんな感じで日本でもネットバッシングが熱いわけですが、それが現地中国ではもっと凄い事になっているらしい。
陸上男子110m障害に出場予定だった劉翔選手が1次予選直前に棄権したという事で、ネット内では怒濤の嵐が巻き起こったと言われている。
なんせ中国は世界一とも言われるネット大国(利用%は世界一ではないけど、利用者は世界一多い)、単純計算でも日本の10倍のバッシングが吹き荒れるのだ。さらに最近よく話題になる中国人の感情を爆発させて相手にぶつけてくる激情型の部分。これらが渾然一体となって吹き荒れたらとんでもない事になるだろうなぁ。

でも「中国だから」じゃなく、これは世界的な傾向みたいなので、この先何をやるにしても「ネットでのバッシングに耐えうる精神力の鍛え方」というのが、すべての人の課題になっていくんだろうなぁ。

あと、オリンピックがらみを掲示板でざっと見ていてよく見かけたのが「テレビがオリンピックばかりでつまらない」「おかげでTSUTAYAが大混雑だったぜ」という趣旨の物。
たしかに、在京キー局はほとんどスポーツという事もある。ここまで凄い事になってしまったかという感じ。
そういえば昔は民放1局が放送権を高値で買い取り、独占放送していた事もあったなぁと思い出したりする。

しかし、そこで必死に書き込んでいる人々に一言言いたい。

「テレビを見る以外の時間の過ごし方無いのか!」

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2008年7月 2日 (水)

鏡文字

今、テレビ的には「カントリー娘」出身の里田まいが「おバカ」の冠で仕事をしているが、その流れでその所属するハロープロダクションのメンバーもクイズ番組では「おバカポジション」を与えられている感じなのだ。
出す曲、出す曲、大ヒットだったモーニング娘。関連もここまで落ちたか…という感じでもありますが。


美優伝(びゆうでん)、向かって右が岡田さん
200807011その中で、先日ロンブーが司会で年に2回程放送する「一攫千金ヤマワケ」という番組に、ハロプロ(美勇伝)の岡田唯という人が出ていた。
この辺りになるとほとんど曲も聞いた事無いし、顔もなんかTVガイド辺りでチラっと見た事あるかもしれないレベルなのだ。
で、やはり「バカで何も知らないチャラチャラした女子」的な意味合いで出ていたのだが、そこで誰も想像できないほどのファンタジスタ的な解答をしてのけた。

問題は忘れたが、彼女はそこで誤答をして「え〜地球だと思ったのに」と語った。が、その時モニターには彼女がひらがなで書いた『さきゅう』という文字が表示されていた。
みんな驚くというより引く....。誤答という以前に「ち」と「さ」を書き間違えたのだ。
司会だったロンブー敦もその部分に触れることは触れたが、深くまでつっこめずに次の問題へ移っていった。

美優伝(びゆうでん)、向かって右が岡田さん
200807013おそらく、この場面を見た家庭では「里田のバカ解答までは笑って楽しめるが、ここまで行ってしまうと笑うに笑えないぞ」と言うことになっていたかも知れない。
しかし、実はその前の問題の時点でこの岡田唯さんはその「ち→さ」誤答の伏線を出していた。
「本当は左利きだったのに子供の頃右利きで習字をさせられて...」みたいな事を言っているのだ。

実は「ち」を「さ」と書いてしまうのは、いわゆる鏡文字という物で、特にこの2文字のように裏返しても別の字になってしまう文字は子供は間違え易いのですが…。
そして左利きの人も間違えて覚えやすく、さらに子供の頃に左利きを無理に右利きに矯正すると鏡文字を書いてしまうという症例がある。これは脳の中で図形認識が混乱を起こすからだとされているのだ。
だから単純に「おバカすぎて平仮名すらちゃんと書けない」という問題ではない。

鏡文字で有名な人にレオナルド・ダ・ヴィンチがいますが、よく「研究を盗まれないようにワザと鏡文字で文章を書いた」とされていますが、どうやらダ・ヴィンチは左利きで、意識せずに鏡文字を書けたのではないかとされている。
現代の有名人ではトム・クルーズが左利きで、矯正によって右利きで文字を書くようにしているが、そのせいなのか文字が鏡文字に見えてしまうことから、台本を読む専用のスタッフを雇っているそうです。

そんな意味で、そんな鏡文字を書いてしまう彼女に幸あれ。
(鏡文字に見えてしまうので学習困難になりやすいとも聞いたことがある)

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2008年2月14日 (木)

市川崑監督死去

市川崑監督が亡くなった。
92歳という事で、現在では極端に高齢というワケではないのかも知れませんが、大往生です。


自分の世代で市川崑監督というと、「犬神家の一族」に始まる金田一耕助シリーズですか。
ちょうど自分は中学校ぐらいで、それまで推理小説と言えば小学校の頃に図書館で読みふけったシャーロック・ホームズ、アルセーヌ・ルパンというポプラ社系の物や、子供向けに書かれた物。あるいは江戸川乱歩の作品をなんとか読んでいたぐらいだったので、「犬神家の一族」に始まるブームの最中に角川書店から出ていた横溝正史作品は衝撃的でした。
市川崑監督作品のわかりやすさと、観客を引き込む技術は、変なお芸術映画で気取っている連中とは違う「映画は庶民の娯楽なのだ」という感じで好きでした。

で、久々に思い出したのが「市川崑って名前、打ち間違いしやすよなぁ」という事で、さっとGoogle検索してみると
市川崑 233000件
市川昆 150000件
市川箟 419件
ネット検索の時に「市川昆」と入力すると、丁寧にも「もしかして: 市川崑」なんて事も聞かれちゃうワケですが。
とりあえず自分は「市川崑」という漢字表記を単語登録してあるので問題ないのですが、かつて使っていたワープロは変換してくれない文字で、それらを探すのは取説についてきた文字コード表で探すという時代だったのでとんでもなく苦労した憶えがあります。

DVD販売しているサイトでも「金田一耕助の事件匣 市川昆×石坂浩二 金田一耕助シリーズ 劇場版BOX <初回限定生産> 」なんて、もしかしたら自分が知っている監督とは別の人が監督した作品かもしれない、ドキドキ…。
さらに、紀伊国屋BookWebでも「・市川昆(監)・石原裕次郎(演) 」なんて表記があるわけでやんす。
上記の検索結果の中には、今回の文章のように「市川昆っていう間違い多いよな」とネタにしている処も多いので、実際にはもっと少ないと思うわけですが。

市川崑の雑学

市川崑といえば自分の中ではやはり「犬神家の一族」のイメージが強い。で、市川作品に多く出演している岸恵子は社交的な性格で、あちこちで今撮影している作品は…と宣伝活動をしてまわっていたが、「犬神家の一族」出演の際、あちこちでストーリーを事細かに喋り倒し「で、犯人役をやっている●●●さんが」と触れ回っており、スタッフからは嫌われていた。

と言いつつ、その「犬神家の一族」の公開時のパンフレットにの中には、ご丁寧なことに犯人の犯行場面の写真がそのまんま掲載されていた。映画館に入ってパンフレットを購入し、上演時間前にパンフレットを開いてしまった人は…。

市川崑監督の『東京オリンピック』は、世界中で話題になったが、日本の一部では「日本人選手の活躍が少なすぎるのに、黒人選手のシーンが多すぎる」と編集し直す事を訴える人々もいた。

東京オリンピックの担当大臣は河野一郎で「記録性に欠ける」と批判的だった。ちなみに河野一郎は戦前に予定されていた「東京オリンピック(1940)」を中止させた人物の1人でもある。

「東京オリンピック」はもともと黒澤明に依頼されていた仕事だったが、色々あって市川崑が代役として制作した物。

市川崑は2歳の赤ちゃんが主演の映画『私は二歳(1962)』を撮っている。2歳の赤ちゃんの視線から社会を見た作品で、アジア映画祭監督賞を受賞。
この映画のスポンサーは森永で、画面の目立つ場所に森永の粉ミルクの缶が写り込んだり、ベランダから落ちた子供を助ける森永牛乳配達員のお兄さんはヒーロー扱いだったりする。
主役の赤ちゃんは森永乳業のオーディションで3200人の中から選ばれた子(鈴木博雄ちゃん)で、映画の主役とテレビCM出演(CM出演の方は確認できていませんが)。
森永乳業というと1955年にヒ素ミルク事件を起こしており、イメージアップのために頑張っている感じしてしまう。原作は小児科医の松田道雄が書いた「私は赤ちゃん」と「私は二歳」で森永乳業は関係していない。

島崎藤村の没後19年、市川崑監督が『破戒』を映画化している。この時ヒロイン「おしほ」を演じた女優は、ヒロインの名前と島崎藤村の名前から「藤村志保」と言う芸名を付けている。

市川崑の『青春銭形平次(1953)』は、天晴れ一番手柄というサブタイトルでまだ新米時代の話。ガラッ八に「平次さん」と呼ばれ「親分と呼べ」と訂正している。後に夫婦になるお静は豆腐屋の娘で互いに気がありながら顔を合わせるとケンカばかりという間柄。笹野の旦那に「おい仕事だぜ」と呼び出され平次とガラッ八が大急ぎで駆けつけると畳替えだったり…。この設定で、連ドラとか作っても面白そうなのだ。
で、この話の中で投げ銭を考案しているのだが、勿体ないという事で銭にゴム紐をつけ、投げてももどってくる工夫をしている。江戸時代にゴム紐という事には誰も突っ込まず。

市川崑監督辺りになると、映画にそんなに詳しくない自分でも何作も見ている。そーゆー意味で凄く庶民向けの作品を(でも技術的にも凄い)作っていたって事なんだよなぁ。
ありがとうございました市川崑監督。
監督の作品は永遠に人々に愛され続けることでしょう。御苦労様でした。

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2007年12月30日 (日)

イカ天復活祭2007

やっぱりレコード大賞は大晦日じゃないと盛り上がらないよなぁと思ったりするワケであります。


2007123001大晦日、とりあえず夕方までにやるべき事は全部やり終えて、あるいは夕方大掃除のやり残しをガタガタしながら、台所ではおせちの準備が最終段階に入っている中、あぁ今年もいよいよ終わりだ、とテレビを付けると「輝け!レコード大賞」なんてのが始まっていて、それをぼーっと見始め、それが終わったらチャンネルをNHKに変えて紅白歌合戦を見始める。
そんでもって冒頭に歌手一同が客席を通ってステージに勢揃いする際に「やっぱりレコード大賞を取ったあの歌手はまだNHKホールに間に合ってないんだ」などと言いながら過ごす。ってのが王道なのだ。

実際には紅白歌合戦が長時間になった事で開始時間が早まり、大幅に時間が被るって事で、レコード大賞が30日になったのだが、やはり盛り上がらない。
ま、今年の大賞が「コブクロ・蕾」ってのは妥当な線かなぁ。若い層にもある程度の年齢層にも受け入れられた曲だし。

2007123002と言うことで、自分的にはその番組の次にやった「イカ天復活祭2007」という番組の方が大期待だったわけであります。
この番組、昭和が平成になって1ヶ月後の1989年2月11月に始まった番組で「番組のタイトルに『平成』という言葉が付けられた初のレギュラー番組」という雑学にもなっている。
イカ天の正式タイトルは『平成名物TV 三宅裕司のいかすバンド天国』なのだ。
しかし、平成も来年は20年って事で、そんなに昔の話になってしまったのだなぁとしみじみとしちゃったりもするワケでやんす。

FLYNIG KIDS「続いてゆくのかな」
2007123003でもって、現時点では略称「イカ天」ですが、番組当初は三宅裕司が「イカバン天」と語っており、番組特製のイカの形をしたハンテンまで作られた事がある。が、いつしか「イカ天」が正式略称になっていた。
実は自分はこの番組の前番組だった「土曜深夜族」という複数のミュージシャンが出演し、即席バンドを作って色々な曲を演奏する音楽バラエティ番組が好きで毎週録画していたので、いきなり終了しちゃった時に「なんでだよ!ばーろー!」と毒づいたワケですが、新しく始まった「アマチュアバンド合戦」に第1回目から釘付けになっちゃたのです。当然、第1回目からほとんど録画してある。(2年目の途中から仕事が忙しくなってしまい、テープ未整理になったり、当然自宅に帰れると思っていたのに徹夜仕事になって録画できない回が数回あるけど)

GEN「La-La-La」
2007123013初回はどうやってバンドを集めたのか不明ですが、その第1回目放送で演奏途中で赤ランプを付けられたパンクバンドの女性ボーカルがいきなり「ふざけんな!」と生放送中にパンツを脱ぐ(カメラには写らなかった)というハプニングもあったり凄い出だしになった。
(これは今回の番組中に話題として取り上げていた)
もっともその後「第1回目放送でそんなハプニングが起こったことで雑誌にも取り上げられたって、なんかできすぎじゃない?」という噂が流れた事もある。

BEGIN「Beginning」
2007123014当初は「この番組で5週勝ち抜いたらご褒美としてCDを作ってあげる」という事になっていたんだけど、番組が始まった初期に出たバンドが勝ち抜かずともレコード会社に目を付けられてどんどんとプロデビューしていき、その5週勝ち抜きの話もなくなっていった。
その変わり、9月頃に「イカ天レーベル」というインディーズレベールが作られ、原宿の「イカ天マーケット」での販売&通販が始まった。しかしあまりの人気にのちにローソンでも販売するようになったのだ。

ONE NIGHT STANDS「NANPA BOY RHAPSODY」IKA-TEN
2007123011とりあえず自分はその年の秋、東京に行った時にワザワザ原宿へ立ち寄ってCDを購入した過去があるのだ。
普段ならチャラチャラした原宿なんて行きたくないんだけど。
しかも、その時ガール3ピースバンド「NEWS」(ジャニーズのグループじゃないっすよ)がたまたまショップに立ち寄ったのに遭遇して「うひゃー!」と思ってしまった。
あまりにドキドキして、サインをねだることも写真を撮る事も出来なかった。でもムチャかっこ良かったなぁ・・・しみじみ。

スイマーズ「君とスイマーズ」
2007123012番組中に時代として「天安門事件が起こった」というニュース映像が挟み込まれたけれど、天安門事件は1989年6月4日の早朝というか真夜中に起こっているんですが、実はイカ天生放送中にこのニュースが飛び込んできており番組を中断した。

結局、今回の番組は「復活祭」と名付けられているけど、過去のビデオをみて想い出に浸る会だったんですな。


セメントミキサーズ「笑う身体」
2007123016番組放送中の2年の間に、番組スタッフが2回薬関係で逮捕だかされたという記憶がある。スタッフといっても、外部のアマチュアバンドとの仲介をするような人だと思うけど。
あの時、そのニュースを聞いて「今時、ロック=大麻って時代じゃねえだろ」とか思った記憶がある。なんつっても、ロック=不健全の象徴だったミック・ジャガーが毎日早朝ランニングしていたり、ロックミュージシャンにベジタリアンが増えていった時代なのだ。

福田眞澄&SUPER MILK(IKA-TEN)
2007123008あと番組初期の審査員に元一風堂の土屋昌巳がいた。すみれセプテンバーラブでやんす。
で、ある時番組に「この番組の出演者やチャンプになるのには裏での密約があるんじゃないか」というハガキが来た時に初回からレギュラー審査員だった土屋昌巳はマジに目にうっすら涙を浮かべながら「この番組は審査員も真剣に音楽を作り上げるために取り組んでいるんです、そんな裏取引なんてありません。もしそんな物があるのならこの番組の審査員なんて引き受けません」と力強く言い切っていた。
が、その数週後、土屋昌巳の姿は番組から消え、それ以降1度も出演しなくなった・・・・。
この後は、脈略無く思い出した小ネタの羅列

マサ子さん「つちのこ男爵」IKA-TEN
2007123009番組内で赤い衝撃「remote:リモート」を扱っており池田貴族が亡くなった事にも触れて、その後もビデオが流れ、それを見ている今回の出演者がしんみりとした表情をしていましたが、その後に流れた女性バンド「マサ子さん」では大笑いしただけだった。
実は「マサ子さん」のサイドでキーボードを弾きながら歌っていた子も亡くなっている。メインで「変な日だな〜♪」と歌っていたボーカルまゆたんはその後、ソロで「トイレの花子さん」の曲とか「ポンキッキーズ」などの曲を歌っておりました。

人間椅子「人間失格」IKA-TEN
2007123007青い乳首でハイになりましょう!と歌っていた色物バンド「ブラボー」
番組の途中で行われるジャンケン大会でズルをして商品を受け取った事が後で問題になったりしていましたが、番組1周年の武道館に登場した時はボーカル以外はメンバー全部入れ替わっていて、そのメンバーでプロデビューしたりしている。
ある意味、イカ天の色物路線を始めたバンドではあるんだけど、なんか芸能志向が強くてその後なんかバンド解散してタレント活動をしているのを見たことあったけど、なんか痛かった。
現在はダンスインストラクターをしているとの事。

JITTERIN' JINN「Hi-King」
2007123015途中から明らかにアマチュアバンドというより「すでに事務所に所属している」というバンドも登場するようになってくる。
夏頃からイカ天出演バンドを集めたイベントが各地で開催されるようになるんだけど、1回ブッキングミスでまだイカ天に出演していないバンドがイベントにフライング出演してしまった事もある。それは後にプロになった「ジッタリンジン」。出演してからかなり早い段階でプロになっている。

突撃ダンスホール「メリーゴーランド」
2007123010自分が個人的に好きだった初期のバンドは「オレンジ太陽's」「突撃ダンスホール」「宮尾すすむと日本の社長」辺りだった。
しかし、番組で歌った曲がムチャクチャ良すぎて、それ以外の曲をCDで聞いた時にイマイチと感じてしまった。
やはりプロとして通用するのはコンスタントに名曲を作れる人なんだろうなぁと痛感したのだ。
この中で、その後もしばらく活動していたバンドは「突撃ダンスホール」だけだったと思う。

宮尾すすむと日本の社長(IKA-TEN)
2007123004今回の番組では途中でビギンとカブキロックスの氏神一番がゲストとして出てきたけど、ビギンはこの数年、凄く大活躍をしていてボーカル比嘉栄昇なんかは、真夜中のトーク番組「いいはなシーサー」なんかやる所までになっている。
イカ天から今に至るまで変わらない活動をしているって事では、実はカブキロックスもまだ解散せず活動中なのだ。
ついでに氏神一番は日光江戸村でショーのプロデュースを行っている。

たま「さよなら人類」「夕暮れ時のさびしさに」
2007123022「たま」をひさびさに見たんだけど、メンバーの中で一番目立つおかっぱの知久寿焼がバンドを引っ張っていたような気がしたんだけど、キーボードの柳原幼一郎がたまというバンドの色を作っていたんだなぁと改めて思ってしまったのだ。
代表曲「さよなら人類」の作曲も柳原だったけど、「さよなら人生」と同じくCMで使われた「オゾンのダンス」も柳原だったし、しかも5週、すべて柳原は違う楽器だった。1週目「らんちう」でアコーディオン、「さよなら人類」エレピ、「オゾンのダンス」アコギ、「ロシヤのパン」オルガン、「待ち合わせ」よく解らない楽器とチャルメラ、曲の色を決めているのだ。あの頃は単純に面白がっていたので気が付かなかったのだ。
ついでにおかっぱの知久はアノ当時妖怪みたいだという扱いだったんだけど、顔だけ見ると次長課長の井上みたいに結構カッコイイのだ。

マルコシアスバンプ「IN KAZMIDITY」
2007123020イカ天は約2年間放送したけれど、1年目の後半にビギン、たま、マルコシアスバンプあたりが出た辺りで大盛上がりになり、年始に武道館で行ったライブが頂点だったような気がする。
その1年目で大量の出身バンドが出たり、2年目はキングで勝ち抜いている途中で「メジャーデビューが決まってしまったので、キングを辞退する」というバンドも出るようになってきて、もーグチャグチャのバンドバブルが吹き荒れていたわけです。
今考えていると、少しでも早くデビューさせた方が得策だって事で、何週も待っている余裕ないって事だったのかな。

サイバーニュウニュウ「秘密のバス」
20071230052年目に出てくるバンドも、実際は凄くいいバンドも多かったんですがバンドブームが異常に盛り上がってしまい、イカ天の目的がアマチュアバンドの登竜門ではなくなっていた。
すでにプロデビューが決まっているバンドが売名目的で出演したり、テンションが下がってしまったのだ。
そのためなのか、代表するバンドというと「LITTLE CREATURES」「THE BLANKEY JET CITY」「PANIC IN THE ZU:」てな感じでしか紹介されずに足早に終わってしまった。

LITTLE CREATURES「VISITA」
2007123017「LITTLE CREATURES」もライトなジャズテイストバンドで好きだったんだけど、当時高校生だった3人が卒業と同時に留学とかでバンドが解散してバンドブームの最中はほとんど活動しなかった(ミニアルバムを数枚出してますが)
でも今でも思いだしたように活動しているみたいでやんす。
「THE BLANKEY JET CITY」は数年前までバリバリに活動していたんだけど、やるべき事はすべてやり尽くしてしまった感もあり、結局解散してしまった。
残念。

有機生命体「マリリンとウミガメスープ」
2007123006番組中で実はこんな人が!
という事で「FORT BRAGG」のボーカルが後にソロデビューした小野正利だったとか、「砂場」のボーカルが後にモダチョキでデビューする濱田マリだとか紹介していた。
他にも何人か細かく仕事をしている人もいて、一時期タレント活動していたもりばやしみほの「ハイポジ&ハボハマニア」とかもありますな。
でも、最終回の少し前に「GLAY」が出演して赤ランプ付けられたって話はダメなんですかね?

KUSUKUSU「世界が一番幸せな日」
2007123018函館からやってきたバンド「GLAY」は5人組で、メンバーはボーカルTERU&ギターTAKURO 以外は知らない人で(たぶん…)、曲は激しくショボく、途中で赤ランプ付けられていました(この回に出演した10バンドで赤が付いたのは2バンドのみ)。
もっともWikipediaのGLAYの項目を見ると「すでに東京で活動していて事務所の肝いりで番組に出演」と書いてあるんだけど、なんか函館から来たという話で、演奏前の三宅裕司との会話の中でTAKUROは工場勤めをしながらバンド活動をしていて、その工場で募集した標語で優秀賞を取ったなんて話題をしている。
うむ、人に歴史ありなんだろうけど、その時の映像は出してくれるな!って事なんだろうなぁ

THE WEED(IKA-TEN)
2007123019でも2年目はグズグズになってしまったイカ天だったけど、あのフォーマットは充分面白いと思うので、20年時代が経ったイカ天をレギュラー番組として(もちろん深夜枠)やって欲しいと思うのだ。
20年も経っているので、当然「パパがかつてイカ天に出た」なんて2世も登場するんじゃないかと。
もしイカ天が復活するのなら、また作詞作曲しちゃおうかななどと思ったりする年の瀬なのだ。
なんて適当な事を言ったりするのだ。

2007123021
長文になってしまった。

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2007年5月24日 (木)

相本久美子「初夏景色」

000aimo01相本久美子/初夏景色
作詞.阿久悠/作曲.森田公一/編曲.馬飼野俊一
1976年3月21日/¥500
CBSソニー/SOLB-396
ジャケ撮影.篠山紀信


かなり天気が夏めいて来たので、初夏っぽい曲。
この曲はTBSで放送されていた水曜劇場「花吹雪はしご一家」の劇中歌として使われていた曲。
このドラマに相本久美子は次女役として出演していたんですが、ドラマが始まった時は「近藤久美子」という芸名で、色々あって途中から本名の「相本久美子」に変わっている。

000aimo02詳しい話は解らないのですが、このドラマに出る直前までスペースプロという事務所に所属して近藤久美子名義で3枚のシングル盤を出していたワケですが、雑誌の仕事で西城秀樹と共演した事から、芸映プロダクションに移籍する事となっている。
そのお陰で、この水曜劇場「花吹雪はしご一家」に西城秀樹の妹役で出演というビッグチャンスをつかむことになるのだけど、その辺の移籍が絡んで改名したのではないか?という感じなのだ。

よくありがちな話で、一番有名な所では加勢大周事件なんて物がありましたが、芸名を考えたのは事務所なので移籍した後はその名前は使わせない!とか言うパターン。(加勢大周の時は前事務所が登録商標したとか、裁判ざたになっていましたが)
浅香唯なんかも休業後に別の事務所で復帰する際にもめたり(スケバン刑事3は浅香唯名義で出演していたが、再放送時のテレビ欄には何故か本名・川崎亜紀だったり、しばらくYUI名義で歌手活動をしていた)、近年では鈴木あみ(復帰後は鈴木亜美)、松本恵(復帰後は松本莉緒)なんてのもありました。

000aimo03このドラマ「花吹雪はしご一家」に出てくる兄弟がむちゃな設定で、長男・左とん平(当時39)、長女・ビーバー(29)、次男・西城秀樹(22)、次女・相本久美子(18)という感じでした。
(ビーバーは70年代初期に活躍したモコ・ビーバー・オリーブという三人組アイドルの一人。モコは後に高橋基子としてタレント活動、オリーブは後にシリア・ポールという名で歌手デビュー)
1976年当時、若者文化の発信地として吉祥寺が注目されていた事からそこが舞台になっている。その新しく生まれ変わりはじめた街にある昔気質のとび職一家の物語で未亡人の森光子(当時56)が4人の子供を育てながら、店を切り盛りするお話。(左とん平を17歳で生んで、相本久美子を38歳で生んだ計算)

水曜劇場は当時、かなり視聴率がよかった時間帯のドラマで「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」「ムー」などなどの名作ドラマが生み出されている。
そこでマスコット的役割の次女役、しかも劇中歌を歌うというのは、もの凄い抜擢だったワケです。
もっとも、このドラマが1976年3月以降の活動というと、ドラマ終了直後の4月から「TVジョッキー(NTV)」のアシスタントを1981年まで務めたってのぐらいしか明確に覚えていないワケですが。
あ、あと笑福亭鶴光師匠の「あぁいぃもっとぉ久美子ぉ」もリビドーの深い部分にインプットされております。

一般的に「秀樹の妹」というと河合奈保子(初代)、石川秀美(二代目)として扱われていますが、オーディションとは関係なく秀樹の妹分の初代はこの相本久美子です。
ちなみに河合奈保子がデビューするキッカケになったコンテストの名前は「秀樹の弟・妹・募集!新人歌手全国オーディション」で男の応募もOKで、その応募者の中には松尾伴内(後にたけし軍団)もいたそうです。

ちょっと卑怯なネタとしては若槻千夏も「ヒデキの妹オーディション」で2001年にデビューしている。
といっても西城秀樹ではなく鈴木任紀(すずきひでき:芸名ウド鈴木.キャイ〜ン)の妹分オーディションでTV初出演を果たしている。

って、毎回、表題のレコードについて殆ど書いていない事に気づくのであった。

水曜劇場の雑学

ドラマで主題歌以外に劇中歌が流れる元祖は、1971年に放送された「時間ですよ2」。

実はこの劇中歌が生まれるキッカケは1970年放送の「こけこっこー!」。このドラマに出演していた、かまやつひろし(当時まだスパイダースは解散していない)がギターを抱えながら会話をする芝居の最中、アドリブで自作曲を口ずさんだこと。

番組放送後に視聴者から「さっき歌った曲のタイトルは?」と問い合わせが相次いだのを見て、演出家の久世光彦が次作「時間ですよ2」の劇中、出演者が屋根の上でいきなり歌い出すという無理なシチュエーションを作り上げた。

そして堺正章「街の灯り」天地真理「水色の恋」浅田美代子「赤い風船」などのヒット曲が生まれた。

今回の相本久美子「初夏景色」が劇中歌になった「花吹雪はしご一家」には、とび職の新人として出演していた白鳥哲が歌う「赤い鼻緒とブルージーン」という曲もあった。

そしてこの番組の音楽を担当していたのは上田正樹とサウス・トゥ・サウス。

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2007年4月12日 (木)

芸能人雑学王最強No.1決定戦

今晩、テレビ朝日で「芸能人雑学王最強No.1決定戦」という番組が放送された。


これは元々テレ朝日曜の7時ぐらいにやっていた番組から発生した物で、最近は年2回ぐらいのペースで行われている。伊集院光・品川祐・東貴博、そして女性では麻木久仁子あたりが上位常連で、雑学的知識を争う番組なのだ。
基本的に雑学野郎の自分はこれが好きで、毎回楽しみにしているんだけど、今回はちょいと複雑な状態で見ていた。

というのも、2月末頃にテレビ朝日より電話があって「知泉という単行本に書いてあった○○○は○○○であるという雑学の裏取りが出来る資料はありますか?」という事を聞かれたのだ。でもって、そのテレ朝の番組制作をしているという男性は「杉村センセイ」などと変な持ち上げ方をするのだ。
ついでに「もしよかったらクイズの後の解答での解説をお願いしたのですが」という事だった。
ちょうどその時、今までの「会社に隠れてなるべくコッソリとやる」というスタンスを辞めて「来た仕事はとにかく受けるのだ!」と決意したタイミングだったので「はいはい、もー喜んで!」という事で承諾したのだ。
以前から何度も「テレビのクイズ番組に」とかの出演に関してのオファーがあったんだけど、テレビに出ることによって色々面倒な事がありそうなので、全部断ってきた。

でも問題は「○○○は○○○」という雑学に関しての明確な文献がどこにあったのか不明になっていた事なのだ。
単行本1巻はすでに4年前、さらにそこに載せた雑学をメルマガで最初に発表したのがさらに数年前だったので、どの本で読んだのかすら不明になっていたのだ。でも確かに確実にそれに関してちゃんとした資料で読んだ記憶があるので、その文献探しが始まった。
ちょうど部屋の大掃除を始めていたので本棚を引っかき回したが、どうにも見つからない。
そこでこの数年利用している数カ所の図書館をハシゴして文献探しの旅が始まった。で、直接の文献ではないけれど、それらしき事が書いてある文献もなんとか見つけ、最初の電話から5日後にテレ朝の指定された番号に電話をした。
で、その電話に出た担当の人はやけに素っ気ない態度で「はぁそうですか、そうですか、はい判りました、はいありがとうございました」と言ったまま、速攻で電話を切ってしまったのだ。
「あの・・・・解説者としての出演は?」とも聞き返すタイミングもなく。
そして月日は流れ、今晩の放送なのだ。当然、自分は出ていない。
う〜む、必死になって資料を探したのだが、そんな物か。

ま、今回のはそれレベルなので良しとしようか。
以前酷かった物では、とある地方ラジオ局のディレクターだかADだかは忘れたけれど、いきなり電話をかけてきて(前著の出版社が電話を教えた)、単行本に書かれている物に関して「もっと詳しい話を聞きたい」という事だった。
とりあえず、それに関しては単行本に書いた時に紙面の関係で削ったネタがメモしてあったので、詳しく解説をしたのだが「覚えきれないのでメールで書いて送って欲しい」との事だった。
文章として書くってのはハッキリ言って「原稿」だよなぁと思いつつ、それらに付いて判りやすいように文章を書いて、指定されたアドレスに送った。
で、しばらく後に返信メールが来たのだが、そこに書いてあったのが
「そのネタだけでは、コーナーとして時間が短すぎるので、関連する雑学を何か教えて欲しい」との事だった。
うぬぬと思いつつ、関連雑学を書いてメールを送った。
で、その後・・・・・・その後・・・・・・何の音沙汰もなく今に至る。
その地方局を聞くことが出来ないので、放送されたのかすら不明。

他にも某TV局(在京局で有名な番組)が「サイトにある雑学を使いたいのですが」と問い合わせて来たので、了承し、ついでにそこに書いていない細い雑学をメールで教えた。
で、その後「ありがとう」のメールも無いまま放送当日になった。
その番組の数分の雑学コーナーは見事に知泉のサイト+メールで教えた雑学のみで構成されて、まったく他に無添加なまま放送された。

4年前に最初の単行本を出し、その後続編を出してから、一時期は頻繁にTV局などから連絡があり、何か次に繋がるんじゃないかとこっちも懇切丁寧に答えて来たんですが、ハッキリ言ってその後「ありがとう」レベルのお礼メールすらほとんど無いんすね。

中には懇切丁寧に雑学の解説を送った後「判りました」とメールが帰ってきたんだけど、そこには驚愕すべき言葉が書いてあった事もある。
「今回教えてもらいました雑学ですが、これをテレビに出て解説してくれるような大学教授のような方を紹介して貰えませんでしょうか?」
なにそれ?

テレビ局ってそんな物なのかなぁ こっちが肩書き無いからってそのレベルの扱いかぁと思ってしまうのだ。

でもって、これまで数多くのテレビ番組から質問のメールを貰い答えてきたのですが、たった1回だけ「では謝礼を振り込む為の口座番号を教えて下さい」と言ってきた番組がある。
それは自分的には下世話なワイドショー的番組なので大嫌いなTBSの「アッコにおまかせ」だったのだ。
もっとも、そこで解説した雑学は番組の構成上なのか紹介されずに終わった(生番組だし、当日新しい芸能ニュースが入ったので、削られたんだと思う)。

やっぱ「肩書き」なんだろうなぁ。今日放送された「芸能人雑学王最強No.1決定戦」で答えを説明している人々のほとんどが「○○大学教授」や専門家だったので。
森羅万象の雑学を研究しているってのは世の中には通用しないのだなぁ。

ついでに番組にツッコミ
「70年代80年代90年代、そして2000年代すべてでオリコン1位を獲得している唯一の歌手は?」という問題。
答えは中島みゆきだったんですが、そこで「サザンあたりを答えてしまいそうなんですが、70年代のヒット曲「勝手にシンドバッド」「いとしのエリー」も実はオリコン1位を獲得していないんですよ」と言っていた。
確かに70年代はそうなんですが「勝手にシンドバッド」はそれから25年経ってオリコン1位を獲得しているので、微妙に正しくない解説なのだ(面倒くさいヤツだなオレ)。
☆サザンの「勝手にシンドバッド」はデビュー25周年記念でシングルを再発した時にオリコン1位を獲得している。これは発売から最も時間をかけて1位になった記録でもある。

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2007年3月10日 (土)

生徒諸君!とナッキーはつむじ風

4月期から内山理名主演で庄司陽子の漫画「生徒諸君!(2007年版)」がドラマ化される。


03_5
で、その番組宣伝のCMが異常に暗くて、学級崩壊がどーのこーのと言っているのだ。
あれ?あの漫画ってそんな内容だっけ?(どうやら続編・教師編のドラマ化らしい)

この漫画「生徒諸君!」のドラマ化は何度かされているんだけど、一部で勘違いされたドラマもある。
漫画(学生時代の話)は1977年に週刊少女フレンドで連載が始まり、1984年に終わっているんだけど、連載から1年目の1978年に榊原郁恵主演で「ナッキーはつむじ風(TBS)」という学園ドラマが始まっている。


06_2主人公は漫画・ドラマ、共にナッキー(漫画は北城尚子、ドラマは星野夏樹)で学園の人気者で運動万能という物(漫画はバスケ部、ドラマはバドミントン部)となっている。
自分も当時の雑誌か何かで「生徒諸君!」のドラマ化がどーこーみたいな記事を読んだ記憶があって「あぁドラマ化に際してタイトルを変えたんだぁ」と思っていた時もあった。
その当時の榊原郁恵のインタビューでも「私、原作漫画のファンなんですよ」という発言もあったという。


08_2でも実際にはまったく関係ない別の物語。
噂の範疇を出ないんだけど、TBSが講談社に対して原作使用料を払いたくないのでパクリと言われなさそうなギリギリの線で制作したなどとも言われている。
とりあえず「ナッキーはつむじ風」と「生徒諸君!」はまったく別物ってのは明確なんだけど、その後、話をむずかしくしてしまう不思議なタイトルのドラマが放送されている。

1987年にフジテレビの月曜ドラマランド枠で伊藤美紀主演で放送された作品のタイトルが当時のテレビ欄に書かれたサブタイトルまで書くと「生徒諸君!ナッキーはつむじ風、双子の転校生に学園はパニック 永遠の名作登場!」という物。
これを見る限りでは、「生徒諸君!」と「ナッキーはつむじ風」は同じ作品みたいな扱いなのだ。しかも榊原郁恵の「ナッキー」はTBSで、これはフジテレビ。
どうなっているのだ?状態。


10とりあえず「ナッキー」の方は榊原郁恵主演で続編として1980年に「愛LOVEナッキー」として学校を卒業後に新聞記者になったドラマが制作されている。
生徒諸君!(1980年版)」の方は、同じ1980年に上田美恵という女優が主演でちゃんと原作通りの作品が制作されている。

フジテレビの月曜ドラマランド版は「原作:庄司陽子」となっていて、双子という設定なのでちゃんと原作物なんだけど、そのサブタイトルの意味は何なんだろうと悩んでしまうのだ。


0000_24ちなみに映画は1984年制作の小泉今日子主演版があります。
パッケージに「KYON2 AS NACKEY」と入っているのは、やはりナッキーというのがキーワードなんですかね。
今回の教師編の漫画表紙も「ナッキー」が全面に出ているし。

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2006年11月23日 (木)

40年ぶりに氷点?

なんやら「氷点が40年ぶりに帰ってきた」とか言っています。


確かに1966年に氷点が放送され大ヒットしたワケですが、少なくとも「氷点2001」という番組があったわけで。
そんでもって「それって今回の放送がテレ朝だから、テレ朝で40年ぶりって事じゃない?」とか好意的に思ってみたわけですが、調べてみると「氷点2001」もテレ朝での放送だったワケで「盛んに言っている40年ぶりって何?」状態ではあります。

で、たしかその「氷点2001」が放送された時も「あの名作が長年の沈黙を破り復活」みたいな事が言われていたワケですが、さらに調べてみると1989年にもテレビ朝日で「氷点」が放送されている。しかも「テレビ朝日開局30周年記念」と大々的に銘打っています。
う〜む。

で、調べた結果、氷点はこれまで
1966年01月23日〜1966年04月17日:13回(NET.現テレ朝)
1971年01月04日〜1971年03月12日:50回(昼の帯番組.TBS)
1971年10月25日〜1972年01月24日:14回(続編.NET.現テレ朝)
1981年03月30日〜1981年06月26日:65回(昼の帯番組.TBS)
1981年04月09日:単発(NTV)
1989年04月06日〜1989年04月07日:2夜連続(テレビ朝日開局30周年)
2001年07月12日〜2001年09月20日:10回(テレビ朝日)
2006年11月25日〜2006年11月26日:2夜連続(テレビ朝日)
と、続編を含めて8回もドラマ化されております(映画は1966年に1本のみ)
過去を含めた氷点出演者

とりあえずテレビ朝日にあるページでは、プロデューサーが「40年ぶりによみがえる」とか書いていますが「ここのページ
なんか「40年ぶりに!」というのが売りなのかなぁとか思っちゃうと「2001は不発だったから無かった事に」という事なのかぁとか思ってしまうワケで。

ちなみに現在もNTVで放送している「笑点」は1965年3月12日に始まった「金曜夜席」が、1966年5月15日にリニューアルされる際に、流行っていた「氷点」の名前をパロディにして付けた物。(その時点でドラマは終了していた)
実は番組が始まるのより前に、雑誌で「笑点」というタイトルのひとこま漫画が連載されていて、そこに断りを入れて命名したとも言われている。

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2006年10月31日 (火)

豊臣秀吉〜天下を獲った男・秀吉

テレビ朝日で「豊臣秀吉〜天下を獲った男・秀吉」というドラマが始まった。


02006110101今まで時代劇とか殆ど見ていなかったんですが、最近自分の中で「そういえば歴史の中で戦国時代と幕末って登場人物多すぎて、全体の流れはなんとなく判るけど、内容的な物はまったく判らないよなぁ」と痛感し、関係書籍をパラパラ読んでいる。
そこで、ちょい興味を引かれてこの番組の初回分を留守録画した(番組開始が7時からなので帰宅できないので)。

ま、この時間帯にやる時代劇なので、いわゆる水戸黄門などと同じようなお年寄り向きの活劇的な時代劇なんだろうなぁとは思っていたんですが、歴史に詳しくない自分が見ても「やはり活劇的な内容だ」と思ったワケです。

主人公の豊臣秀吉(現在は羽柴藤吉郎)を演じるのが中村橋之助って段階で「十分二枚目じゃん」という感じでもあるので、史実は二の次なんすかね?(劇中で織田信長に「ほんにオマエはサルみたいじゃの」と言われても、ピンとこないっす)
織田信長を演じるのは村上弘明なのでさほど違和感は無いんですが、まだちょい役ででしか出てこない徳川家康(現在は松平元康)を演じていたのが内藤剛志だったので「え?」と思ってしまったのだ。なんか年齢設定がと詳しくない自分でも「?」と思ってしまった。

0200611012誕生日を調べてみると
織田信長は1534年生まれ(村上弘明:49)
豊臣秀吉は1537年生まれ(中村橋之助:41)
徳川家康は1542年生まれ(内藤剛志:51)
で、現在物語は秀吉が織田信長に仕え始めた所で、斎藤道三が討たれたという話題が出たので1556年という事になるのだ。つまり織田信長(22)、豊臣秀吉(19)、徳川家康(14)という年齢のハズ、それなのに徳川家康はいきなり登場と同時に「人生とは重き荷を背負いて...」などという有名な格言を言い出しちゃうし、どうみても内藤剛志51歳そのもので14歳には見えない。
ドラマっすからね、という事は判っているんですが、やはり気軽な活劇物として見た方がいいんすね。

秀吉のエピソードで定番の「懐に草履を入れて暖めていた」という,後世に考えられた講談物の定番も出てくるので、その方向って事で(それが悪いってワケじゃなく)。
後、千利休(現在は千宗易)も出てくるのですが、演じてるのが藤田まこと(特別出演)なんですが、「千利休=老人」というイメージなのか、1556年の段階なのにかなりのご老体。実際には織田信長より12歳年上の1522年生まれで34歳のハズ。
う〜むという感じなのだ。

今、個人的に「戦国時代フェア開催中」なのでDVD録画でチェックをしようと思っているのだ。自分の中で漠然としていた、武将たちの年齢なんかを頭に入れつつ「この人が何歳の時にこの人が何歳」というのを意識しているので、こんな部分が異常に気になってしまうのだ。

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2006年10月27日 (金)

映画「DEATH NOTE」前編:テレビ放映

映画「DEATH NOTE」の前編がテレビ放映された。


映画公開からたった4ヶ月でのテレビ放映なんですが、後編が公開されるってことでその後編へ客を引き寄せるための策なわけですが、前編を映画館で見た人にとっては「なんじゃそりゃ?」だったんじゃないですかね?
もちろん、その前編公開時には後編公開直前にテレビで放送するなんて事はアナウンスされていなかったわけで、もちろんそれが判っていたら映画館に出かける必要もなくなる(人より早く見たいとか、劇場のスクリーンで見ないと意味無いとかって人は別として)。
映画館に客を引っ張る手法としては、DVD発売ぐらいのほうが良かったんじゃないかと思うんだけど。

かつて、1992年のバブル期にフジテレビが仕掛けた「パ★テ★オ」という作品があったけれど、これなんかは第1話、第2話を2時間ドラマ枠で放送し、完結編は映画として劇場公開するという「映画館へ客を引っ張る手法」として考案されたもので、最終的に映画は9億円のヒットとなった。(と言いつつ、映画公開終了直後の早い段階でビデオ発売された)

中にはフジテレビの「if-もしも-」で1993年に放送された「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」は監督が岩井俊二で、TVでは初の「1993年度日本映画監督協会新人賞受賞」を受賞し、そのまま映画館で再上演されている(こっちの収益は不明、なぜかパ★テ★オもこっちも奥菜惠が主演している)。

あと、80年代初期には角川書店が映画を大量に作っていたけれど、当時の売りが「映画公開と同時にビデオ発売」という物があった。
まだビデオデッキ自体が一般的とは言い難い時代で、セルビデオも映画1本で1万円以上していた時代(物価を考えると2万3万ぐらいの感覚ですか?)。それでもかなり売れていたみたいで、角川書店的には「映画館に客が入ろうが入るまいが、利益が上がってるのでいいじゃん」というスタンスだった見たいですが、映画業界から「映画館をつぶす気か」とつるし上げられ、同時ビデオ発売は取りやめとなった。

なんせ、ビデオ発売はCDなんかと同じように発売日の前日に発売されるみたいな流れもあって「映画公開前に見ることが出来る」となって、さらにまだ法の整備が進んでいなかったレンタルビデオショップに公開前日からビデオが並ぶ始末。しかもコピー物が大量に(多かったんですよ、レンタルショップにコピービデオがある店って)。
ともかく、映画公開から4ヶ月後にテレビ放送ってのは制作側が映画の価値を認めていないような行為っすね。

で、肝心の映画の内容なんですが、漫画単行本をリアルタイムで読んでいた時のドキドキ感はあんまりなくて「あぁあのシーンを実写にするとこうなるのね」的な感じだった。2時間という枠(後編含め4時間)の中で話を盛り込むためには、あそこをこうして、ここをこうするか、という感じで、思ったより緊迫感を感じなかった。
が、ラスト近くでオリジナルエピソードになった時だけが予想もしなかった展開だったために、そうかそうくるか!とスピード感が増していった。

確かに、後編を見たいかなぁという気もしてきたけれど、前編をテレビで見てしまったために「テレビサイズ」という気がしてしまい、後編はDVDレンタルでいいかなぁと思ってしまったのだ。

そういえば、9月6日、原作漫画を書いていた小畑健氏が銃刀法違反で逮捕された事件はどうなったんですかね?(銃刀法違反といっても「アーミーナイフ所持」レベルの物なんですけどね)

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2006年10月 2日 (月)

のだめカンタービレ(上野樹里)

「上野樹里が奇行娘に挑戦」とネットのニュースサイトの芸能欄に書いてあった。


フジテレビで16日に始まるドラマ「のだめカンタービレ」の役に関しての記載なんですが、そうですか「のだめ=奇行娘」ですか。
原作を前々から愛読していたので、ドラマ化には嬉しい反面、ちょいと不安な部分もあるんだけど、主役が上野樹里って事で「普通っぷりを演じる事が出来る女優」と認識しているので、演技的には安心して見る事が出来ると思う。

実は去年の秋の段階で「上野樹里主演」でドラマが決まり掛かっていたけれど、原作者との色々な問題で放送が一年伸びたという経緯がある。
あとは漫画的表現をどれだけドラマとして表現出来るか?って事と、漫画には無いエピソードを上手に絡ませる事が出来るか?って事に掛かっていると思うのだ。
さらに天才的スケベ指揮者シュトレーゼマンを竹中直人が演じるって事でもかなり期待。
この上野・竹中って言うと「スウィングガールズ」でも師弟関係(というのか?)だったので、さらに期待は膨らむワケであります。

でも記者会見で千秋真一役の玉木宏が「格好いいんですけど、実は飛行機が怖いんで、腕があっても海外は行けません」と発言した事に関して、ニュースの記事では「と発言して会場を笑わせた」と締めているんですが、それは玉木のことではなく、ドラマ内での千秋のキャラクター設定の事なのだよ。
天才的と言われているのに留学をせずに大学に留まっている理由として、ちゃんと設定されているのだ。
なんつーか、「あ、この記事書いた人、原作は読んでないなぁ」という感じなのだ。

でも、ドラマ的にはフランス留学直前までで終わるのかなぁ。
とりあえず、ドラマの中でアニメ「プリごろ太」が見たいっす(さらに言うとフランス語版「プリごろ太」でフランス語を勉強したい)。

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2006年9月 7日 (木)

下北サンデーズ

テレビ朝日のドラマ「下北サンデーズ」が全10話のところを1話短縮で終了した。わかりやすい言葉で言うと「打ち切り」。


前々から視聴率悪いとは聞いていたんですが、そうですか。あと、同じテレビ朝日では金曜日の「レガッタ」も1話短縮だそうで。
テレビ朝日は、若者向けのドラマより「はぐれ刑事」とか「相棒」みたいな、落ち着いた人生の機微を織り込んだドラマを中心にした方がいいってことなんすかね?(と言いつつ、下北サンデーズの次番組が「だめんずうぉ〜か〜」ってのが...)

たぶん、世間的に見ると「打ち切りドラマ」っていうのはダメなドラマってことで処理されちゃうんでしょうけど、この下北サンデーズに関しては熱烈に「面白い!」と思っている人々もいるわけで、ある意味将来のカルトドラマってことになるのかも知れません。
10年ぐらい経った時「2006年に放送されていた下北サンデーズってドラマがあってさ」と語られるパターン。
視聴率が悪いってことで見ていた人が少ないので、そこで「俺は見ていたけどさ」的に自慢げに語られるのだ。これまでの多くのカルト物がそうだったように。

もっとも、昔のカルトとは違うのが、現在(あるいは将来)ネットやDVDなんかで、過去の作品が簡単に見られるようになっているので、昔みたいな噂だけが先行するカルト的な物はなくなってしまうとは思いますが。(カルト、カルトと騒がれていて、苦労してやっと手に入れ見た物が「え?」というパターン、作品の凄さじゃなく希少価値だけのカルトはよくあった)

で、下北サンデーズなんですが、すごくゴチャゴチャしていて、混沌としていて、内輪受けだったり、ワザと外したようなギャグを入れたり、あざとかったり、そして明らかに小劇団臭かったり。
作り手の思い込みが視聴者を置き去りにしちゃっているんじゃないか?と思いつつ、それでも面白く見ていた(全話は見ることが出来なかったけど)

でも、一般的な人の望んでいる物とはズレているんじゃないかなぁとは思っていた。だからこその「非日常空間」を演出する演劇なんだとは思うけど。
同じテレビ朝日だったら、金曜日の11時台とかの枠(かつての「トリック」とか、今の「黒い太陽」をやっている時間帯)で放送していたのなら、ムチャクチャ評判を呼んだ番組かも知れないなんてことを思ったりする訳で。

しかし、今までそ〜んなに上戸彩は興味を惹かれなかったんだけど、ここに出てくる髪型の変なしかも不細工な表情をする上戸彩は「愛おしい」と思ってしまったのだ。
ま、視聴率が悪かった要因のひとつに「非ジャニーズ」という要素があるのかもしれませんが(レガッタも)。

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2006年7月16日 (日)

原田知世「悲しいくらいほんとの話」

000_10原田知世/悲しいくらいほんとの話
作詞.来生えつこ/作曲.来生たかお/編曲.星勝
1982年7月
キャニオン 7A0203/定価700円


別に深い意味はありませんが、今回は「セーラー服」シングル。
原田知世のデビュー曲で、薬師丸ひろ子でヒットした赤川次郎原作の「セーラー服と機関銃」のTV版主題歌。

薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」
000_11原田知世はこの後、これも薬師丸映画「ねらわれた学園」のTV版を演じていて、薬師丸の妹分な印象がありましたが、その後映画「時をかける少女」で独り立ちをしたわけです。なにはともあれこの作品でデビューした当時の原田知世はぎこちない演技の少女でした。
ちなみに「セーラー服と機関銃」は今年の10月から長澤まさみ主演でリメイクされるみたいです(TBS系)。

西村知美「想い出の冬休み」
000_14赤川次郎の原作は1978年に発表されていて、それまで普通に暮らしていた女子高生がひょんな事からヤクザの4代目を継ぐことになり、ラストシーンで機関銃を乱射する(と言っても人的被害無し)シーンが印象的で薬師丸版のシングルにはそのシーンがそのまま使われている。
ちなみにそこで使用されている機関銃は自動車で有名なGM社が戦時中に開発したM3A1という型式の物で、通称グリースガン(グリス注入器のような形状だったので誰とも無しに言い始めて通称になった)。

伊藤つかさ「少女人形」
000_15実は本来、映画では作曲者・来生たかおが歌う「夢の途中」が使用される予定だった。
しかし角川春樹が出来上がって来た曲を聴き「これ薬師丸ひろ子に歌わせたらどうだ?」と提案をし、主演女優が歌う主題歌として差し替えられ、さらに曲タイトルも映画のタイトルと同じになった。
来生たかおとしては「約束違う」ということで抗議をしたのだが、そこは勢いのある角川映画に押し切られてしまったのだ。もっとも薬師丸ひろ子の曲が売れたのと相乗効果で「夢の途中に」もヒットし、その後、薬師丸ひろ子や原田知世の作曲をはじめ、作曲家としてもかなり売れたので、その約束破棄はチャラって事ですかね?

ソフトクリーム「クラスメイト失踪事件」
0000softclassちなみに薬師丸ひろ子の「セーラー服と...」と原田知世の「悲しいくらい...」は編曲も同じ星勝で、メロディは違うのですがイントロのフレーズはほぼ同じ物になり共通性を持たせています。
しかし映画主題歌って事をまったく知らない状態で薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」を聴くと、歌詞の中に「セーラー服」も「機関銃」も出てこないので、激しく「????」な曲ではあります。

浅香唯「STAR」
000starセーラー服の少女が戦うという意味ではこの小説は1976年から「花とゆめ」で連載が始まった和田慎二の漫画「スケバン刑事(デカ)」が元ネタかも知れません。時代的にはジャストなタイミングですし。
という事で、初代麻宮サキ・斉藤由貴、二代目麻宮サキ・南野陽子は主題歌シングルではセーラー服を着ていないのですが、3代目麻宮サキ・浅香唯はちゃんとセーラー服でシングルを飾っています。

この時点で浅香唯は売れない3年目のアイドルだったんですが、この人気シリーズは大抜擢で起死回生の一発だったワケです。
主題歌は全42話の間に5回も変わり、このシングルは2番目の物。そして5番目の主題歌として浅香唯と共に中村由真大西結花が「風間三姉妹」としてリリースした「Remember」が使用されていました。

風間三姉妹「Remember」
000_12実はTVドラマ化に当たって原作の和田慎二は「漫画とドラマは別物なのでストーリーの変更などは自由に」というスタンスでノータッチだったのですが、斉藤由貴・南野陽子版はそれなりに戦うヒロインの孤独などが描かれていたけれど、浅香唯版は三姉妹だし、学生刑事である必然性が無いし、と言うことで激怒したと言う。そのために、それ以降は、今年になって決定した松浦亜弥の映画Ver.まで実写化の許可が無くなったという。

五十嵐いづみ「エスケイプ!」
000_13そこで、それまで「スケバン刑事」を放送していた木曜19時30分の枠で、オリジナルで「戦うセーラー服ヒロイン物」を作りあげたのです。
それが五十嵐いづみ主演の「少女コマンドーIZUMI」
浅香版スケバン刑事のコミカルな部分を反省したのか、ひたすらシリアスにヘビーな内容でした。
機関銃を乱射するヤクザの後継者とか、ヨーヨーで戦う学生刑事なんてのを突き抜けて、バズーカ砲とかロケットランチャーをぶっ放してトラック炎上させる、バイオの力で超人的な能力を身につけた少女という設定。
とりあえず警察の影組織からの依頼で秘密組織への潜入調査を命令されて、逮捕とかではなく壊滅させる話。とにかく、どの回を見ても暗い印象しか残らなかったんですが、お陰で半年ほどで番組終了。
その時間帯の戦うセーラー服ドラマは終了しました。

由美かおる「レッツゴー!高校レモン娘」
0000yumikao_1ぐるっと時代はめぐり「スケバン刑事」「セーラー服と機関銃」がリメイクされるって事なので、どっかがどさくさに紛れて「少女コマンドーIZUMI」をリメイクしてくれないかなぁ

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2006年6月13日 (火)

サッカーの経済効果とアンチサッカー

12日(日曜)夜10時に始まったサッカーW杯「日本×オーストラリア」


ベビースター:ドイツ×日本
0000baby01自分的には試合結果は翌朝のニュースで知ったレベルの興味ない派なんですが、世間では大盛り上がりだったみたいです。
自分の生活圏内にはそ〜んなにサッカーファンもいないし、大型ビジョンでみんなで観戦みたいな状況も無いので(サッカー大国とか言われる静岡在住です)、実際に盛り上がっているのかはよく解らない。

が、その放送に関して瞬間最高視聴率が61.2%だったそうで、その注目度は凄いことなんだなあと今さらながらビックリした。
この視聴率には衛星での中継が含まれていないので、実質はもっと多いらしい。

ベビースター:クロアチア×ブラジル
0000baby02過去のサッカー最高視聴率が前回の日韓共催W杯(韓日にしないとマズイんでしたっけ?)の際、日本×ロシア戦の66.1%だそうで、今回負けてしまったため、崖っぷちに立たされた日本の次戦、18日に行われる日本×クロアチア戦はもっと盛り上がるだろうし、その試合で勝てば次の日本×ブラジル戦はもっと盛り上がるんじゃないかという事なのだ。

もっとも、対クロアチア戦は今回と同じ日曜夜10時始まりなので見やすい時間帯ですが、対ブラジル戦は22日(木曜)真夜中午前4時始まりなので視聴率的にはどうなるのか不明。
今回、瞬間最高視聴率を上げたのが午後11時36分で、前半で先制点を取った押せ押せムードの続いていた、後半33分、柳沢から小野に交代した場面らしい。

ベビースター:イタリア×オーストラリア
0000baby03で、この視聴率ってのはその時点でテレビを見ている家庭の%なんですが(と言っても調査対象は極少数の家庭)、61.2%という数字は通常の61.2%とは意味が違っている。
日曜のあの時間帯、12日の夜は通常より18.9%ほどテレビ視聴人口が多かったらしい。その中での61.2%なのだ。

でもって、テレビ視聴比率が1%増えると、電力需要という物は約15万キロワット増えるとされているらしい。その計算から、約280万キロワットほどが通常より多く使用されたという事になる。この80万キロワットというのは大型の原子力発電所2基分の出力に相当するという。
サッカーW杯における経済効果が色々叫ばれているけど「俺、応援はするけどツアーにいくワケじゃないし、グッズ買うワケでもないもんね、経済効果とは関係ないもんね」と思っている人も、そんな感じで経済効果に参加しているのだ。

勝ちパンダマスコット(KIRIN生茶)
0000000001実際の事を言えば、サッカー人気ではなく「対世界戦」という盛り上がりで、春先にアメリカで開催された野球の「WBC:World Bassball Clasic」もかなり視聴率が良かった。
あの時は、その勢いでプロ野球も盛り上がろうぜ!というムードがあったんですが、蓋を開けてみれば視聴率ボロボロ、5月の巨人戦平均視聴率は11.1%と発表されている。(去年の今頃は13.0%)

勝ちパンダマスコット(KIRIN生茶)
0000000002すでに野球中継は、通常の人気レギュラー番組をつぶしてまで放送する意味はもうどこにもないような気がする。
中には徳光みたいなのが「視聴率が悪かろうが日本プロ野球は国の宝なんだ、あれは視聴率度外視で放送続けなくてはいけない」みたいな事を言い出す。なんだかなぁと思っちゃうんだけど。
ま、サッカーもW杯がらみ以外での視聴率は……なんですけどね。

勝ちパンダマスコット(KIRIN生茶)
0000000003スポーツ観戦という意味ではソフトバンクグループが福岡ソフトバンクホークス、東北楽天イーグルス、USENによる千葉ロッテマリーンズの無料ネット観戦が出来るようにしていて、さらに先日、北海道日本ハムファイターズの主要な試合も無料でネット観戦できるようになると発表された。
いわゆる少し前までは視聴率なんて取れないという事で放映されていなかったパリーグの試合の方が確実に見る