2007年3月17日 (土)

パンダ家族大集合

2004年頃に雑記内で日本在住パンダ一覧表を作ったんですが、南紀白浜ではそれ以降に3頭誕生していて、日本国内には12頭いる。という事で、その時の表を改訂。




























































 
日本のパンダ 2007年3月現在
名前誕生or来日現在
 
上野恩賜動物園(東京都)
康康(カンカン)♂
1972年10月28日来日
1979年06月30日死亡

蘭蘭(ランラン)♀
1972年10月28日来日
1980年09月04日死亡

歓歓(ホアンホアン)♂
1980年1月29日来日
1997年9月21日死亡(推定25)

飛飛(フェイフェイ)♂
1982年来日
1994年12月14日死亡(推定27)

初初(チュチュ)♂
1985年6月27日誕生
6月29日45時間で死亡

フェイフェイ&ホアンホアンの子
童童(トントン)♀
1986年6月1日誕生
2000年7月8日死亡

フェイフェイ&ホアンホアンの子
悠悠(ユウユウ)♂
1988年6月23日誕生
1992年リンリンと交換で中国へ

フェイフェイ&ホアンホアンの子
陵陵(リンリン)♂
1992年来日


シュアンシュアン♀
2003年12月3日来日


メキシコ生まれ・漢字表記無し?
 
神戸市立王子動物園(兵庫県)
初代興興(コウコウ)♂
1996年8月12日誕生
2000年7月16日来日
2002年12月帰国

旦旦(タンタン)♀
1995年9月16日誕生
2000年7月16日来日

興興(コウコウ)♂
1995年9月 誕生
2003年2月来日

本名:龍龍(ロンロン)/初代の異母兄
 
南紀白浜アドベンチャーワールド(和歌山県)
永明(エイメイ)♂
1992年9月14日誕生
1994年9月来日

蓉浜(ヨウヒン)♀
1994年9月来日
1997年6月死亡

梅梅(メイメイ)♀
1994年8月31日誕生
2000年7月来日

良浜(ラウヒン)♀
2000年9月6日誕生


来日前に中国の♂との間に妊娠していた子/日本生まれ
雄浜(ユウヒン)♂
2001年12月17日誕生
2004年6月21日に中国へ

梅梅と永明との間の子
隆浜(リュウヒン)♂
2003年9月8日誕生


梅梅と永明との間の子/隆浜と双子
秋浜(シュウヒン)♂
2003年9月8日誕生


梅梅と永明との間の子/秋浜と双子
幸浜(コウヒン)♂
2005年8月23日誕生


梅梅と永明との間の子
愛浜(アイヒン)♀
2006年12月23日誕生


梅梅と永明との間の子/明浜と双子
明浜(メイヒン)♂
2006年12月23日誕生


梅梅と永明との間の子/愛浜と双子

2004年10月に書いた文章を少し改訂して再掲載。

今現在日本国内にはパンダが12頭いる。

上野動物園に現在いるのは「陵陵(リンリン)♂」と「シュアンシュアン♀」の2頭だけ。
(リンリンは上野動物園生まれの「悠悠(ユウユウ)♂」と交換で来日、シュアンシュアンはメキシコ生まれパンダなので漢字表記が無い)

後は神戸市立王子動物園に「興興(コウコウ)♂8歳」と「旦旦(タンタン)♀8歳」の2頭。

王子動物園の「興興(コウコウ)♂」は二代目で初代興興は 2000年来日で2002年12月に繁殖研究の為に中国へ帰郷し、2003年2月に二代目興興が来日、実は二代目の本名は「龍龍(ロンロン)♂」だが同園でコウコウの名前が浸透していたので芸名ということで現在コウコウを名乗っている、ちなみに初代の異母兄。

でもってさらに驚いたのが残りの8頭が全部、和歌山県にある南紀白浜アドベンチャーワールドにいる。

なぜこんなにここだけに集中しているかと言うと、実はここも最初1992年に「永明(エイメイ)♂」と「蓉浜(ヨウヒン)♀」が夫婦として来日したのは他の動物園と同じ状態だった。

そして1997年6月に蓉浜が亡くなってしまう。その後3年間、♂の永明が一人ぼっちになっていたが、2000 年7月にメイメイが来日。その来日から2ヶ月後の9月に最初の子供「良浜(ラウヒン)♀」が生まれている。

どうやら最初の子供はエイメイが父親ではなく、中国にいるときに妊娠したものらしい(パンダの妊娠はわかりにくいというので、判っていて来日したのかは不明)


日本でパンダが生まれ、その後成長するのは珍しかったが、さらに2001年12月17日「雄浜(ユウヒン)♂」が生まれ、続いて2003年9月8日に「隆浜(リュウヒン)♂」と「秋浜(シュウヒン)♂」の双子パンダが生まれている。(ユウヒンは2004年6月21日に中国へ)

さらに2005年8月23日に「幸浜(コウヒン)♂」が生まれ、去年末12月23日に♂♀双子の「愛浜(アイヒン)♀」「明浜(メイヒン)♂」が誕生している。


本場中国でも繁殖が難しいとされているパンダなのに、なぜここばかりが繁殖しつづけるんだろうか? 環境なのか、それとも親パンダが積極的なのか。

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2007年2月10日 (土)

「女性は子供を産む機械」以前の問題発言

(前日の雑記の続き)
女性に対しての問題発言は、今回の柳沢のオッサン発言は可愛い物だと思っちゃうのが4年ほど前にもありましたな。今回の報道ではなんかその辺は全然蒸し返されてはいなかったんですが。
2003年7月の雑記(Blog以前)に書いてあるんですが、それの再録


2003年7月1日:やってくれるね森クン
「本来女性は子供を産んで社会に貢献すべきなので、子供を産まないで好き勝手やって自由を謳歌している女性は、国に対して貢献していないので、国としても(年金など)与えるべき物じゃないってのは、誰もが思っていることなのであります」
いやぁ、やはりどんな時でも「失言王」の称号を忘れない飛ばしっぷりは流石です。
もっとも森クンの凄い事は「失言」じゃなく「本音」だって処が素晴らしいんですけどね。

その後の会見では「私は常に女性の人権と言うものを優先的に考えている」と述べていたようですが、「女性=子造りマシーン」としか考えてないこの発言、なかなか普通の人間が失言しようとしても出てこない発想であります。

結婚もせず、当然子供も産まず、社会で高い地位を築き、当然キッチリと税金を払っている女性ってものいるんですけどね、土井たかこ氏や、嫁に行かない皇室のあの人にも(その後めでたく黒田さんに嫁ぎました)面と向かって同じ事を言ってもらいたい物です。特に宮内庁のあの人には森ちゃんが与える必要がないと言っている税金が大量に使われているハズですからねぇ。

結局「子供」と言うキーワードに「イコール女性」って考えているあたり、子育てに男は関与していないと言い切っているような物だと思いますよ。森ちゃん、確か自分の息子は歌舞伎町だか歓楽街で色々と問題起こしていたよね。子供の管理もちゃんと出来ていないような気もしますが。

ついでにこの発言があった「少子化対策委員会」とかって講話会では同席した別のオッサン、自民党の太田誠一(福岡選挙区)も凄い事を言っていた。
最近の若い夫婦が子供を作らないってのは、セックスレスと呼ばれる現象が大きくあると言うことに関し「若者が全てそんな風に精力が無いかって言うわけではなく、集団レイプとかしたような連中もいるわけで。集団レイプする人はまだ元気があるからいい、そっちの方が正常に近いんじゃないか」だと。
太田誠一公式サイト]このサイトのトップにある写真がいかにもスケベそうで、その発言も納得できてしまう。

政治家ってのはバカの集団ですか?子供を作らない事が罪悪で、レイプしちゃう連中の方がまともって事ですか?
みなさーん、政治家のオッサンが「レイプした方が国に貢献できる」って言ってますよ。

森くんのように学生時代、すでに赤線が廃止されていたのに、その手の売春宿に通っていたと噂されている精力旺盛な人の意見は、世間の考えとひと味違っていますなぁ。(赤線廃止は1956年、その時森くんは18歳)

笑えるようなネタではないが、この話が問題になった後、太田誠一ってオッサンに対して、山崎拓幹事長が厳重注意をしたそうだが、おいおい、山崎幹事長がそんな注意を出来る立場にあるのか?元愛人にあんな事を暴露された変態オッサンが…。

ついでにその同じ壇上に普段「ジェンダーがどうのこうの」「男女同権がどうのこうの」と言う事を掲げている橋本聖子もいたのだが、その暴言に反論するどころか、TVで流れた映像ではその発言に楽しそうに笑っていた。
ニュースステーションでその事でコメントを求めたら「私はあの席にはいませんでしたので、その発言は知りません」だとさ。思いきっりビデオに映っているんですが。

女性の権利をとか普段言っている女性議員がこれかよ。結局、選挙で女性票を獲得するための「これ言っていれば女性票はバッチリね」程度のスローガンだったわけですな。

日本は素晴らしい国ですね、こんな事を公の場(幼稚園で行われた少子化を考えるシンポジウムらしい)で公言しても、軽く謝罪するだけで何事も無かったかのように次回も当選しちゃうんですからね。
次の選挙で、石川県(森)と福岡県(太田)の選挙民の良識が問われちゃうワケです。まさか和歌山県みたいに獄中の県議がトップ当選して、活動もしていないのに毎月議員給与60万円を獲得しつづけているなんて馬鹿な事にはならないですよね。

再録終わり
なんか、そんな物なんすね、少子化問題って。こんなアホが政治家としてそこらの庶民の何倍も金を使いまくっている日本で子供育てるのはむなしいなぁ

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2007年2月 9日 (金)

女性は子どもを産む機械

相変わらず「政治家って馬鹿だね」と思う状態が続いておりますな。


そもそのも発端、柳沢厚生労働大臣が1月27日の講演で「女性は子どもを産む機械」と発言した事から、ツッコミ処を探していた民主党を始めとする面々が「ムキーッ!辞任せよ」となってしまったお話。
これを「失言」としていますが、失言ってじゃなく頭の中にそんな考えがあったから言ってしまっただけで、世間では「本音」って言うんじゃないかなぁとは思ったりする訳です。
ま、その機械発言は女性じゃない自分が聞いても気分良い物じゃないし、そんな発想が出るって事がそもそも自分とは違う人種なんだろうなぁと言う感じなのだ。

しかし、その件で野党が審議拒否したってのが馬鹿すぎ。
で、国民の皆様から選出されて国民の皆様の税金で活動をしている政治家の皆様ですので、「意図的に本業を放棄した」って事は、当然その間の政治家としての給与は欠勤扱いで返却してくれるんですよね。野党の皆様。
そんな考え方がOKだったら嫌な場合は国会に行かないってのが何においてもOKって事になっちゃうよね。そんな無責任な人には国は任せられないなぁ。

この「女性は子どもを産む機械」発言は連日テレビでも報道されている訳ですが、なんかトンチンカンな印象を受けるのが、女性を機械と発言した部分にスポットライトが当たりすぎていて、柳沢発言の他の部分に全然触れていないって事。
他の部分を要約すると「少子化対策には女性が頑張って子供を作ってくれれば解決出来る」って事でしょ?そんなの政策でも何でもない。機械発言しなくても、子供を産む道具としか考えていない発言。
そんなレベルで少子化対策とか言っているんじゃ、いつまでたっても解決しないって。

もしかしたら、少子化が解決しちゃうと「少子化対策委員会」が解散しなくちゃいけないので、いつまでも会を存続させるためにダラダラやってんじゃないか?とか穿った考え方をしちゃいそうなのだ。

で、もうちょっと少子化問題について考えていくと「何故、少子化がダメなの?」という部分に突き当たってしまうのだ。なぜ、子供が少ないとダメなの?夫婦に二人以上子供がいなくちゃダメなの?
結局、子供が少なくて困るってのは「年金計画が立ち行かなくなってしまうから」って事だけじゃないの? 別に子供が世の中からゼロになる訳じゃないし、よく言われる今のペースで減少していったら50年後には子供が産まれなくなるなんてのは統計のウソで、緩やかに減少ペースには歯止めはかかるでしょ。

自分が子供の頃の雑誌なんかには「21世紀になると地球人口は何千億人になり食糧危機が訪れる!」なんて記事が書かれていて、子供ながらに「このまま子供が産まれ続けたらとんでもない事になる」なんて思っていたのに。
(2007年02月10日「女性は子供を産む機械」以前の問題発言 に続く)

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2007年1月 7日 (日)

舵取りをあきらめた民主党

2007010701


と言うわけで、今年になって放送開始された「民主党」のイメージCM。
どれくらいの金額がかかっているか判りませんが、民主党はこの手の特撮的な物が前から好きですなぁ。

『国民の暮らしは嵐のまっただ中。明日の暮らしを切り開く、民主党!』という事で、嵐の中を航海する船で獅子奮迅する小沢一郎と鳩山由紀夫・菅直人の3人って事なんすけどね。
最期は舵を手放しちゃって途方に暮れる3人が、結局船の行方は流れに任せて嵐が治まるまでなすすべも無いって感じがしちゃってしょうがないんですが...。
ま、確かに自民党に任せてはいられない気もするけれど、民主党にも任せられないよなぁという感じなのだ。

安倍ちゃんは念頭の記者会見で「美しい日本づくり元年にしたい」と言い放ったワケで、てぇ事は去年秋に就任してからの3ヶ月間は元年以前で無かった事にするって事なんでしょうかね?
てぇ事は、去年3ヶ月間のゴタゴタは「置いといて」新年はそこの部分を精算して「再チャレンジ」が始まるって事なんすかね?
なんか、あれだけラストは不評だらけだった小泉政権が「懐かしいなぁ、あの頃は良かったなあ」とか想い出になっちゃいそうな勢いっす。

今年は、マジになんとか経済的に明るい話題が欲しいっす。

P.S.
このブログに掲載しているイラストを書く時の筆記用具は、普通にそこらで売っている水溶性のボールペンなんすけど、この手のちゃんとした絵を描こうとするのには無理があるなぁと実感。
ちゃんとしたペンを買ってこようかなぁ

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2007年1月 5日 (金)

夢を持っているかい?

渋谷で女子短大生が3浪中の兄に殺害され、自宅で切断された遺体として見つかった事件。


報道では年末二人きりになった時に妹が「お兄ちゃんは努力もしないし、だから夢も持てないんだよ」と言われた事がキッカケで殺害に及んだとか言われてますが、3浪中って状態では変に未来に対して夢なんか持てないんじゃないかなぁとは思ったりします。

とりあえず、歯科医の両親のあとを継ぐという事で医大を目指していたんだから、それが夢だったんじゃないかと思ってしまうのだ。
それに対して、将来歯科医を継ぐ必然性もないは芸能事務所に所属してVシネマとかに出ていたとの事(事務所はすでに辞めていたらしいけど)。

で、自分は10代から20代にかけて音楽関係に深く関わっていたわけですが、そこは「」を語る人満載で、良くも悪くも青臭い人々を大量に見てきました。
で、悪い部分で言うと、アマチュアながらそんな場所に関わっている人の中には「自分は他人と違う」という選民意識なのか、普通に学校を卒業して普通に就職する人を馬鹿にする傾向が見受けられた。

確かに、アーティストになるってことは一筋縄でいかない事が多く大変な事だと思うけど、他者を批判する権利はないのだ。
というか、本当のアーティストはそんな事考えないんだろうけど、中途半端な人にとって心の拠り所は「自分は崇高な理念で生きている」という部分だけなので、ついついそれを確認する意味で他者を比較対象として持ち出してしまうんじゃないか、と当時思った。

なんか昨今の傾向として「夢を持てない人はダメな人」みたいな流れがあって「努力すれば夢は必ず叶う」的な言葉を良く聞く。
でもね、実際の事を言えばどんな努力しても叶わない夢も沢山あるんだよ。

自分なんかも、そんな夢を追いかけた状態で貴重な20代をつぶしてしまった感があって、いまさらながら「あの時、あんな高い部分を目指していなかったら、もっと楽しい20代を過ごす事出来ただろうなぁ」と色々な意味での経験不足をちょいと嘆いてしまったりするのだ。
※サザンのアルバム『人気者で行こう』収録の「女のカッパ」の「何もしない人が笑える時代♪」という歌詞に頷いたいた事もあります。

ま、そのダメダメな時代を大量に過ごしたお陰で、今の雑学野郎としての自分があったりするワケで完全に無駄ではなかったとは思うけれど、夢に対しての敗北感はたぶん人一倍抱えていたりするかも知れないっす。

テレビのコメンテーターなどが、決まり文句のように「近頃の若者は夢を持っていない」みたいな事をいうけれど、そこで発言している人は、曲がりなりにもテレビ局からオファーが来るレベル程度に成功した人だからそんな言葉を言えるワケで。
実際には20年前(1980年代初頭)の若者だって夢を持たずにダラダラ生きている人の方が多かったし、さらに前の学生運動の時代(1960年代)だって周囲に流されて自分の意見ではない理想を抱えた気分になっている若者が多かっただろうし、そんなモンすよ。

色々めんどう臭い理想などを抱えまくっていた時代を経て、今の自分は「なんとかしとけば、なんとかなる」ぐらいの緩いスタンスで歩いております。
若者よ、無理しない程度に頑張れ。

むりやりサザンオールスターズの豆知泉

サザン・オールスターズのグループ名を考案したのは、桑田佳祐の青学時代の友人宮地氏。イベントに出演する事が決定してがグループ名が決定していなかった。が、もうポスターを印刷しなくてはいけなかったので、メンバーの承諾を得ずに勝手に命名してポスターに印刷したもの。

当時、桑田佳祐が好きだった「サザンロック」と、来日していたサルサバンド「フェニア・オールスターズ」の名前を合体させた物。それを考えたのは宮地氏が風呂に入っている時。(他にも諸説ある)

初期は桑田佳祐と関口和之がメンバーだった「温泉あんまももひきバンド」。その後、原由子らを加え「青学ドミノス」→「脳卒中」と名前を変えていた。

デビュー曲「勝手にシンドバッド」は、沢田研二の「勝手にしやがれ、ピンクレディの「渚のシンドバッド」を意味不明に合体したもので、歌詞の中には「勝手に」も「シンドバッド」も出てこない。

実は偶然に、それより前にドリフターズ志村けんがネタとして、沢田研二とピンクレディの二曲をデタラメに歌う「勝手にシンドバッド」という曲があった。

サザンオールスターズが「勝手にシンドバット」でデビューした当時、新聞で「桑田君をリーダーとしたコミックバンド」と紹介されていた。

サザンオールスターズが「勝手にシンドバッド」でベストテンのスポットライトに出演したのは8月31日、初ランクインしたのは9月21日に9位。真夏向けの曲だが売れたのは9月以降で11月30日までランクイン。

「チャコの海岸物語」は60年代テイストが歌詞にちりばめられていて「ミーコ」は弘田三枝子の事だが、「チャコ」は子役のチャコちゃん(四方晴美)のことではなく、「ルイジアナ・ママ」を歌っていた歌手・飯田久彦(現テイチク会長)のこと。

レコード発売からチャート1位になるまでの最長記録は、長らく山下達郎の『クリスマス・イブ』が打ち立てた6年6ヶ月だったが、2003年にサザンオールスターズの『勝手にシンドバッド』の25年に抜かれた。

ちなみにサザンの曲はデビュー25周年記念の再発によるもの
・「クリスマス・イブ」1986年発売→1992年1位
・「勝手にシンドバッド」1978年発売→2003年1位


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2006年11月 9日 (木)

ビデオ編集者

ジャニーズ事務所所属の「KAT-TUN」「NEWS」などのライブ盗み撮り画像を譲り受け、それをDVDに焼いて販売していたという事で女子大生が11月9日に逮捕された。
5月から9月の6ヶ月間、1枚1000円から2000円で延べ250人に販売し、約150万円の収入だったという。(あんまり儲かる商売じゃないなぁ)


ほぼ時を同じくして11月8日に矢沢永吉の市販のビデオを編集した「EIKICHI YAZAWA HISTORY」というベストビデオ(DVDではないらしい)をネットオークションで販売していた男(42)が逮捕されている。こっちの方は約50人に70本ほど販売したとの事で、1本4650円。
このビデオは約5年もかけて編集した力作で、購入した人によると「市販ビデオのベストより内容が充実している」との事で、逮捕された男は「独自のベスト映像作品を作りたかった」と言っており、あまりの出来映えに販売してたそうで、それで矢沢グッズを購入していたとの事。

実は自分も20代の頃に、ヒマをもてあましていた&ビデオデッキ2台目を購入したということで、当時熱狂的に好きだった佐野元春の曲を使って、オリジナルのプロモーションビデオを作った事がある。
もちろん曲は無断使用だし、そこで使われている画像もディズニーのシリーシンフォニーシリーズだったり色々と「発表出来ないじゃん」的な作品。
数人に見せただけで、今はどっかに紛れ込んで行方不明ですが(しかもβ)、もしあの時代にネットが今のようになっていたら、どこぞで著作権無視で発表していなかったとも言えないのだ。やっぱ作ったら多くの人に見てもらいたいので(流石に販売はしませんが)

YouTubeには多くのテレビ放映されたまんまの動画、市販されている動画、がアップされているけれど、あれをオリジナル作品発表の場と考えたら色々な事が出来そうな気がするのだ。
マジに誰もが感心する作品だったら、それこそマーケットは世界に広がっているわけで。

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2006年11月 6日 (月)

女子中学生情報コレクター

女子中学生の自宅に「あなたは検査の結果、性病の疑いがあります。もう一度検査をしたいので公民館まで来てください」と電話をし、公民館で女子中学生と落ち合った後、車に乗せて、どこぞに出かけて乱暴をしていた男が逮捕された。


その犯行は狭い地域だけではなく日本中に散らばって行われた。
犯人が女子中学生の情報を入手した方法は、図書館へ出かけ12〜3年前の地方紙の「誕生覧」をチェックするという手口、つまり12年前の赤ちゃん、今は中学生という事なのだ。
そこに書かれている親の名前と女の赤ちゃんの名前をノートに書き写し、電話を掛け呼び出すという事を繰り返していたらしい。(地方紙ではそういう事が今でもあったりするらしい)

その段階で「うぬぬ」と思ってしまうが、その男の自宅を家宅捜索した処、5000人の女子中学生の名前・住所・親の名前が書き込まれた10册のノートが発見されたという。
よく大量の下着を盗んだ犯人が捕まった時に体育館みたいな処にずらっと下着を並べたシーンがニュースで流れるけど、こっちは絵的には地味だけど、なんか壮絶だなぁと思ってしまうわけであります。
5000人分を全部手書きでノートに記入していったとなると、かのデスノート並みの凄さなのかも知れない。

自分はこのサイト上で古今東西の著名人の誕生日データなんて物を約6万人分、収集・整理して発表しているけれど、誕生日データを集めはじめたのはデジタル以前のことで、それをデジタルデータとして入力し始めたのが1980年代中期だったので、すでに20年以上って感じなのだ。それでやっと60000人。
この男がどれくらいの期間でデータをノートに書き込んだのかは知らないけれど、「現在、中学生」というくくりで収集したってことは、この1年間ぐらいではないかと思うのだ。

なんつーか、すごい集中力というか、その労力をもっと別方向にいかすことができないのか? 電話帳の編集とか(壮絶な作業だという噂)。
でも、実際に犯行に踏み切るには数人の情報があればいいわけで、ここまで凄いデータ量になってしまった裏には、エロ目的ではなく「コレクター」としての血があったのではないかと感じてしまうのだ。
本来の目的から逸脱して集める事に人知れぬ快感を得てしまうという状態。自分がそーゆー部分を持っているので、そこだけは共感出来るのだ。

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2006年10月30日 (月)

校長先生が自殺

イジメで生徒が自殺するってのが連日報道されていますが、今度は「必修授業を受けていなかった」という問題で校長先生が自殺してしまった。


朝のワイドショーでは「真面目な人だった」とか「責任感があった」とか「生徒の事を考えていた」とか色々と語っていて、コメンテーターもなんか「このような真面目な先生が追いつめられてしまう状態が」みたいな感じの論調だった。
自殺した人を悪くは言いたくないけど、この場合は「あまりにも無責任」と思ってしまう。

なんせ、学校側は受けていない必修授業をどうクリアしたらいい?という大問題を抱えていたのに、さらに校長が自殺してしまったと言うことでクリアしなくちゃいけない問題が倍増しちゃっているワケだし、授業どうしたらいい?と戸惑っている生徒達を必要以上に動揺させてしまったワケだし、保護者なんかはこの件がキッカケで自殺したって事なので「どうしてくれるんですか?」という怒りの矛先が学校に向けにくくなってしまったワケだし、何もかも話が難しくなってしまっている。

自殺って、確かに本人は追いつめられてしまったのかも知れないけれど、「残された人々がどんな思いをするか?」っていう部分を想像する能力が欠如しているんじゃないかと思ってしまうのだ。
ただ自分が苦しいからその場から逃げてしまうってダケって気がするのだ。(相手に精神的ダメージを与えるという効力はあると思うけれど、先日のイジメで自殺した子の葬儀ではイジメた生徒達は笑いながら棺桶を覗き込んでいたらしいし、その自殺後は別の子をいじめていたらしいので、効果はあんまり無いぞ)
自殺してしまったと言う事は悲しいことで、そこに至るまでの苦痛は想像に難くはないけど、自殺はどんな理由だろうともダメだよ。

でも、未履修が発覚してからまだ4日しか経っていないんだから、なにも解決策を練っていないような気もするので、結論出すの早すぎ。精神的に弱すぎ。
しかも、生徒に対して模範とならなくちゃいけない立場の人でしょ?
なんか「自殺」が軽くなりすぎているような気がする。

自殺関連の豆知泉

自殺の名所として「富士の樹海(青木ヶ原)」というのは有名だが、よく「中に入ると磁石が仕えなくなり方向が判らなくなる」「木が多く太陽の光がささないのでそれで方向をみることも出来ない」「自殺を思いとどまって戻ろうと思って戻れなくなってしまう」などと言われるが、溶岩石のために方位磁石が使えなくなる場所は極一部、太陽光も多く差し込み、樹海を通り抜ける遊歩道も完備されていて、かなり奥に入り込んでも外に出る事は簡単、奥深く入ろうとして樹海を横断してしまう事もある。(ついでに携帯電話はどの地点でも受信可能)

富士の樹海が自殺の名所と言われ始めたのは30年ほど前のことで、松本清張が書いた「波の塔」が1973年にNHKでドラマ化された事による。

「知泉Wikiの自殺の豆知泉項目

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2006年10月28日 (土)

萌え〜教師

なんつーか、現在学校関係のニュースが連日ニュースで取り上げられておりますなぁ


教師のレベル低下が言われ始めてから四半世紀以上経っているのでそりゃしょうがないし、生徒側が学校で理由もなく無秩序に暴れ始め「学級崩壊」なんて事が言われてからも四半世紀経っている。さらにその無秩序とか言われ始めた80年代の中高生が親の世代になっているんだからそりゃ家庭側だってどーしょもないってのはしょーがない。
お互い、それぞれに何求めてんだか知らないけど、基本的には「自分の事は自分で守って、他人に左右されるな」って事を教えておくしかないでしょ。

自分が子供の頃は、小学生は大人にあったら誰にでも「おはようございます」とか言うような教育されていたけど、それだって「知らない人には声かけない」どころか「道を聞かれたら、近くの家に逃げ込め」的な教育をせざるを得ない状況になっている。
近所にある巨大卸売りセンターに買い物に行った時なんか、幼稚園ぐらいの子がフラフラと自分の足元に来て何かを喋ろうとした瞬間、近くにいた母親がその子の手をつかんで「知らない人に声かけちゃダメって言ったでしょ」とこっちをにらみ付けるかのような状態で去っていった事もある。何もしてなくても犯罪者扱いかぁと思ったなり。

確かに70年代にも「人を見たら泥棒と思え」という標語が警察官の間で語られている見たいな事は聞いていたけど、まさにその通りになりましたな。

そんな中、あんまり報道されていないみたいなんですが、凄いヤツが登場しました。
千葉県の中学校に勤務する38際の男性教諭。今年の4月に赴任してきたという事なのだが、当初から赤シャツ&赤ジャージがトレードマークで微妙におかしな感じだったというが、2学期9月になってからネジが数本外れたらしく問題行動を始めたという。

まずかわいい女生徒に向かって「萌え〜」「萌え〜」を連発し、いきなり「オマエは俺の物だ!」と何度も発言していたという。なんじゃそりゃ、教師以前に秋葉原にもどこにもそんなヤツはマジに存在しないよ(たぶん)。

さらに、生活指導で髪の毛を短くしてこない男生徒に対しては、他の生徒に「アイツを無視するように」と強要。
野球部の顧問をしていたが、彼女がいる部員に対しては「付き合っているヤツは別れた方がいい」と言っていたという。
遅刻も多く、教科書を忘れる事も多く、教科書を持たずに教室に現れて時間いっぱい世間話をして終わる事もあったという。

中学では携帯電話の使用は生徒だけでなく先生も禁止されていて玄関にもでっかく張り紙されているが、この男は授業中に携帯の着信(バイブ)があると、いきなり廊下に出て通話を始めていたという。

なんつーか、ここまでの話を総合しても「ありえない」話で、ダメ教師を描く再現ドラマを作ったとしても、それらを実演した所で視聴者から「ありえない」と苦情電話を貰ってしまいそうな状態。
とりあえず現在は、教頭の管理下で生徒指導のノウハウを学習する事になっているらしいけど、こんな状態でもクビにならないって、教育現場はゆるいっすね。
でも38歳教師なんでしょ?これまではどこで何をしていたのか?ってのも凄く気になる。

※「萌え」って言葉が去年「2005年の流行語大賞」にノミネートされていたけれど、この言葉って自分の記憶している限りでは1993年には存在していた。
といっても、当時始めたパソコン通信の世界の中で初めて知った専門用語で、まだアニメ系オタクの聖地にはなりきっていない秋葉原の話題や恋愛シミュレーションゲーム的な話題で出ていたモノだと思う。

オタクの豆知泉

1983年「漫画ブリッコ」6月号でコラムニスト中森明夫が「オタク」と言う言葉を発明しその種の人々の研究を開始した。
※正確に言えば6月号なので5月発売、原稿を書いたのは少なくとも4月。

一部では「オタクの語源は初期コミケが大田区民会館で行われた事があり、大田区が語源」というデマもあった。(雑誌「OUT」による説)古参のマニアが自慢げに「そういえば大田区でやっていた頃にさ」と語る事からとの説。

おたくと呼ばれる人たちが、コミケなどで初対面の相手に名前を聞かずに「お宅はどちらから?」などと話しかけるのが定番だった為に、オタクと呼ぶようになったと言うのが定説。

彼らが二人称で「お宅」を使った理由は、その当時流行っていたアニメ『超時空要塞マクロス』の登場人物がそのように喋っていたからだとされている。

今は世間で認知され普通名詞となっている「オタク」が『イミダス』に掲載されたのは、かの幼女連続殺人事件犯人・宮崎某が逮捕された年。

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2006年10月26日 (木)

就職するのなら奈良市役所

奈良市役所のごみ収集・処理をする係にいた42際の男性職員は、5年間、何度も何度も「病気による休職」ということでたった8日しか出勤していなかったが、給料は満額支払われていたという事件。


年間約500万、5年間で計2700万円が休職中に支払われていたと言う。8日出勤で2700万って事は(1日8時間勤務したと計算して)2700万円÷64時間=42万1875円、時給42万円ですか。1日8時間出勤しただけで336万円貰える職場っていいなぁ。(その出勤も病欠届けを出すための出勤ではないかと思ったりするし、数ヶ月ぶりに出勤してきても仕事なんか出来ないだろうし)

病気休暇は1回出すと90日間取れるらしいんだけど、他にも同じような職員がいて5人で450回の病気休暇が出されていたという。
マジに凄いっす。普通の会社なら1週間の病気休暇でさえ「医者の診断書だせ」とか、色々文句言われて居づらくさえなるってのに。
さらに一般の会社では療養を開始して3年以上を経過しても病状がよくならない場合は、労働基準法による打ち切り補償を行って退職とすると明記されていたりする。
つまり「仕事が出来ないほどに体調が悪く、改善の見込みがない物は労働に適していない」と見なされ、退職って事になるのだ。
って、普通の場合は病気だとしても本人が会社に居づらくなってしまう物だと思うのだ。

しかし、この5年間の休職を続けている職員はその5年の間に、「部落開放同盟支部長」として、さらに妻が代表を務める建築会社の社員として、何度も市役所にその仕事の関係で訪れているという。
仕事が出来ない程に体調が悪いのに仕事熱心なので、愛車はポルシェだったりするワケですな。

奈良市役所は「職員は懲戒免職として、5年間の給与の返還を要求する」とか言っているんですが、これは「詐欺」でしょ?どう考えても。
それとも、市役所自体は知っていて野放しにしていた、ダマされているって知っていたので、詐欺罪は立件できないって事なんですかね?

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