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2013年2月22日 (金)

猛スピードで仕事中

先日までは作詩で1行を考えて考え抜いて延々と10日そこばっかり考えるという、濃厚に文字を煮詰める作業をしていた。


とにかく連日、同じ場所に色々な文字をはめ込んで「いや違うこれじゃない」と試行錯誤を続けていた。
原稿用紙で1枚程度の詩を書くために何十時間、もしかしたら何百時間も費やした。生産効率で考えると非常に良くない仕事なのだ。
そこを抜けた(いや実際には抜けていないかもしれない)今は、まったく逆の事をやっている。

今年に入っていきなり始まった単行本の編集作業なのだが、かなり短期間で1冊分の原稿をまとめる作業に入っている。
作詩の時と同じように、朝起きた瞬間から作業が始まり、途中の食事時間以外は寝るまで作業をしている。6時台に目を覚まし、夜は1時頃に寝るまでそんな状態。
基本原稿は6年間ラジオで喋っていた物なので調べ物の苦労はあまりない。
で、何が大変かというと、1冊に大体125本ほどのテーマが入るワケですが、それを全部チェックして文体を整えたり、気になった物は調べ直して補足を入れたり、削除したり、細かい作業がずっと続く事。

だいたい1冊で原稿用紙400枚程度の分量をガシガシと編集していく。つい先日までの1枚を何十時間掛けて……、とはまったく逆の作業を続けている。
しかも作詞は創作、雑学は編集と、脳みその使う部分がまったく違うのでクラクラしながら作業を続けている。
単行本サイズがA5版で1項目が1000文字をちょいと越えた感じなので、文庫本だったら見開きぐらいの分量。その中に1テーマで5本〜8本ぐらいの短い雑学が入る形式。
といっても1本1本の雑学は伸ばしていけば1ページになるようなネタも多く含まれている。ありがちな薄い雑学文庫本だったら同じ分量のネタで1000ページは行けるんじゃないかという内容量。

が、今回の本は密度濃くを目標にしているので、1冊で何倍の読み出があるハズ。濃すぎてギッシリしている本は読者が敬遠するとも言われているけどそんなの知ったこっちゃないのだ。ガッツリ読み応えがあって、読み終わった時に肩でゼイゼイ息をしているような本に仕上げるぜ!4月中旬を待っていろ!!

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