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2011年11月 8日 (火)

コンニャクを今夜喰う

時々「人間って凄ぇな」と思う事に「どうしてこの食材をこんな風に加工するまでに至ったのか」という事がある。
たとえば「コンニャク」という物。多くの人がコンニャクって元々どんな物? という状態かもしれませんが、コンニャクの元になる「コンニャク玉」と呼ばれる球根部はこんな塊↓。
20111108


コレをすって、ドロドロにして、あーしてこーして延々と面倒臭い処理をして、あのプニュプニュのコンニャクに変身するのだ。
冷静に考えると「あれをアレにしようとはマズ思わないだろ」という事なのだ。
おそらく最初は球根を他の根菜類と同じようにガリガリ囓ったり、煮込んだりしていたと思う。
それをどこかのタイミングで擦って食べる事を誰かが考案する。この辺はトロロなんかも同様なんだけれど、それをせっかくドロドロにした物をもう一回固めるという事を誰かが思いついちゃったのだな。

たぶん最初は何かの偶然でドロドロにして食べていた物が固まってしまい、それを捨てるのも勿体ないので食べてみた所「何? この食感」という事になって、次は意図的に作るようになったんだと思う。
似たような流れでは、海草を煮詰めて冷やすと出来る物をトコロテンとして食べていたのを、寒い日に外に出しておいたら水分が飛んでしまい乾燥しちゃったので「しょうがねえな」ともう一回煮込んで食べてみた所、トコロテンより弾力がある「寒天」が出来上がったという流れもある。
偶然に料理法が進化していくのだ。

だからコンニャクも長い年月を掛け、途中に偶然を挟みながら今に至っているんだろう。その偶然が西洋では起こらなかったのでアジア圏内だけの食べ物として進化していった。
そして固まったプニュプニュをさらに食べやすいように、美味しくなるような改良を加えて今日に至っている。
この材料からこの食材を作るなんて思いつかないだろ、という物に豆腐もある。
なんせ大豆ですぜ、元々と言えば。あれを煮詰めて柔らかくした物を潰してドロドロにして、それを固めて作るなんて、ちょっとあり得ない展開。途中にニガリなんて入れたりして。

さらにそれで満足せずに、それを油で揚げて「油揚げ」なんて物まで作り上げてしまう人類って変すぎっすよ。大豆から油揚げに至るまでにどんだけ行程を経ているんだよ。
そんな事を食事の時もボーッと考えているのであります。
食いしん坊の先祖に乾杯!

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