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2010年9月25日 (土)

とある江戸時代の一瞬

最近ずっと江戸時代に書かれた、とある文章を読んでいる。
そしてそれに関係した時代の事も調べている。


歴史ブームがこの数年おこっているみたいで、本屋に行ってもなんか硬軟いろいろな書籍が出ている。幕末しろ、戦国時代にしろ、なんかもうキャラクター商売のようにラブリーな感じで扱っていたりする物まである。
ふ〜んとそれらをパラパラ捲っているのだが、自分が興味があるのはおそらく資料的には凄く薄い時代の話で、関連書籍が異常に少ない時代なのだ。
乱暴な本なんかだと「江戸時代」という括りだけで本を書いているけれど、実際江戸時代は250年ほどあったから一括りなんて出来ないでしょ。

情報伝達や流行り廃りが激しい現代だけど、1980年と2010年の今ではたった30年だけれど全然違う時代になっているし、ジェネレーションギャップで会話すら成り立たないような感じだったりする。
江戸時代はそこまで価値観の変化ってのは無いとは思うけれど、その時代時代で流行があり、マゲの結い方や、町娘の帯の結び方や、下駄の鼻緒の色だって「それ去年の流行りだろ、だせえな」という感じも存在している。

ちょっとそれらを今、凄く狭い時代だけに絞り込んでいるんだけど、それが面白い。
人生50年とかで、40歳ぐらいで息子に仕事を譲って隠居生活しちゃうような人がいた時代。そんな時代に色々な思いを馳せている。

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