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2010年8月14日 (土)

キャンディーズ『危い土曜日』

キャンディーズ『危い土曜日』
作詞:安井かずみ/作曲:森田公一/編曲:竜崎孝路
1974年4月21日/CBSソニー


20100814なんだろう、この出だしのスタッカート気味のブラスの無駄な重圧感と高揚感。
この曲の一番凄い事は、ミキシングがデタラメという事に尽きるんじゃないかな?
かなり黒い感じの音作りをしていて、当時の歌謡曲としては珍しいぐらいにビート感を全面に押し出しているんだけれど、やけに目立つハイハットの音とか、それをさらに押しのけて歌が始まると同時に大きな音で登場するコンガ。

キャンディーズの曲は自分的にキモになるのはドラムなんじゃないかと思っている。この曲や「内気なあいつ」「その気にさせないで」「年下の男の子」のドラムが別のアレンジだったらあんな名曲にはなりません。(内気なあいつのアレンジはビートルズの「レディマドンナ」が元ネタっぽいっす)
一時期はヘッドフォンを聞いて、高音を強調した状態でハイハットばかり聞いていた時もあります。
でもって、ドラムがキモだというのはスタッフも理解していたみたいで、解散ツアーの中で凄いことが実現しております。
その時、ドラムを担当したのは、事もあろうかスティーブ・ガッドであります。なぜ?(後楽園のFAINALではなく、ツアーの中で数回だけらしいのですが、ハッキリ解りません)

作詞の安井かずみは昔「みナみカズみ」というペンネームだったのですがこの頃から安井かずみに変えている(この曲からという噂もある)。
この曲の詩は結局「女子があの日が来る事をドキドキ待っている」という、かなりエロい内容なので「♪二人きりになったどうしたらいいかしら」って「解っているクセに」という状態。
一番で「♪どこにゆくのふたりは/きつく肩を抱いたまま♪」、二番では「♪どこにゆくのふたりは/帰る道と反対に♪」って、怪しい灯りが点っている方向に向かって進んでいるんだろうなぁ
そりゃ演奏もエキサイトしちゃいますよ。

解散から10年ぐらい後に、勝手にキャンディーズのボーカルを元ネタにリアレンジしてディスコ調にした「CANDIES POP POSSE」というアルバムでもこの曲が演奏されているんですが、ビートを強調してディスコ調にしたハズなのに、オリジナルの方が圧倒的にビートが利いていて暑黒い
そんでもって、この曲に関して言えば当時コンサートで全キャン連とかが激しく踊る振りも存在していて、この数年アキバとかで話題になったオタ芸としての踊りの元祖とも言われているらしい。

そして「それは無いんじゃないかな?」と思ってしまうのが、タイトル表記。「あぶない」は普通『危ない』なんですが、この曲の場合はジャケットを見るかぎり『危い』なんすよ。その後に流行る「ナウい」とかの系列語で「アブい」って事なんですか?

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コメント

初めまして。
数多くいるキャンディーズファンの中の1人です。
この曲は1974年当時はあまりヒットしなかったようです。
後になって人気が出てきて、評価されるようになった曲です。
私はこの曲が一番好きです。
私が小学生の頃は"危い"と学校で教わりました。
でも今は"危ない"になっているようですね。
セカンドアルバムでも誤って"危ない土曜日"となっている物があるようで、後から"危い土曜日"に訂正したという話を聞いた事があります。

投稿: 春一番 | 2014年12月 2日 (火) 19時08分

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