オマエはそんなに偉くはない
人間は誰でも上に立って、他人の批判をしたがるモノ。

会社に入った当時、50歳代だった上司というのは昭和1桁台生まれで戦前、戦中、戦後のもの凄い時代を経験してきた世代だったという事もあったのか、とにかくヘラヘラしている自分などは容赦なく「てめえらはなっていない!」と意見をされた。
こちとら思春期を迎えた時にすでに学生紛争が終わり、ノンポリ無気力シラケと言われていた世代っすよ。
子供の頃はカギっ子、テレビッ子と命名されその時点ですでに「今の子供は解らない」と言われ、中学で宇宙戦艦ヤマトを中心とするアニメブームに巻き込まれ成人してもそこから卒業できないオタクの元祖を産みだし、オイルショックやノストラダムスで世紀末思想を流し込まれ「どうせ頑張っても40ぐらいで死んじゃうんでしょ?」と明るい未来を夢見なくなり、高校を卒業前後ぐらいに校内暴力がブームになり、原宿ではタケノコ族が乱舞し、世の中は幕末期のええじゃないかの様相を呈して「ま、なんとかなるでしょ」の空気が蔓延していた。そして就職した頃には既存の考えでは理解出来ない「新人類」というレッテルを貼られた。子供の頃からずっと「ダメな世代」と言われ続けて来たのだ。

鉛筆を削れないってのは自分たちが小学生の頃に言われていた事で、自分なんか物心ついた時から鉛筆は鉛筆削り機で削っていたし(クラスに鉛筆削りの機械があった)、今の子供は物心ついた時からシャーペンが当たり前に手に入るので別段不便は感じないので、そんな事言われてもねえって感じ。
確かにボンナイフとかも存在していたけど、それより鉛筆削り機で削っていた記憶。
とりあえず個人的には図画工作が好きだったのでナイフなどは使いこなせると思うんですが、世代的にはそんな物でしょう。

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