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2010年5月14日 (金)

静岡美少女図鑑 Vol.2

新潟から始まったという「地方都市に住んでいる少女を紹介するフリーペーパー」ということで、東京以外のすべての道府県版がリリースされていて、それがその場所に行かないと手に入らないという事で、ネットオークションでも高値で売買されたり、色々な話題を振りまいている『美少女図鑑』の静岡版の2冊目がリリースされた。


静岡美少女図鑑 Vol.2
2010051402実際に、そこに掲載されているのが美少女かどうかは個人の趣味に委ねられる部分が大きいので、よく解りませんが、とにかく頑張っているんじゃないの? って感じです。
フリーペーパーなのに、紙質がムチャ良いので普通に販売したらかなり高い値段になるよねって感じではあります。
それぞれのモデルを担当している美容院などが必死にいじくりまくり、いかに素晴らしくするか! と店の宣伝を兼ねて頑張っているんだけど、頑張りすぎのような感じの物もある。
かつて高橋幸宏が「パンクスの髪の毛は東京から離れていけばいくほど高く立っている」と言っていたように、ファッションは東京から離れるほど遠心力が大きく働いてしまうのか、東京に負けるもんか! になってしまうのか、派手というか過激になってしまう傾向が多々あるような気もする。
最近は、東京との距離感がそんなになくなった事もあって時差も解釈もそんなに変わらなくなったような気もするけど、やはりなんか地方はやっぱり地方なんだなと思ってしまう部分を感じる。
もう上手に言えないぐらいの微妙な差なんだけど。
そういう意味でいうとこのフリーペーパーのコンセプトってのは凄い優秀なんだと思う。

静岡美少女図鑑 Vol.1
2010051401たとえば「静岡版」はスタッフすべて静岡の人だけで制作するそうで、全国が統一のフォーマットで「美少女図鑑」を作っているけれど、その丸投げ状態が逆に「頑張らなくちゃ」という部分と「東京に出て行かなくても、引けを取らないほどのセンスがあるんだぜ」という自負の部分を凄く刺激しちゃうんだと思う。
これはこれで新しい文化を創っていきそうな気もする。
それと美少女の青田買いが始まっているみたいで、すでに沖縄版に出た女の子なんかは、阿部サダヲと湖池屋のポテトチップスで共演して女優の道を歩み始めているとか。
そう言う意味で、文化を創るのと同時に「あの大女優ってこれがデビュー作なんだぜ」と無料で手にはいるのに、数年後に高値を呼ぶかもしれないというプレミア感も兼ね備えているのだ。
そんなこんなで静岡版は1冊目も2冊目もゲットしていたりするワケで。

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