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2010年5月 7日 (金)

ハイパーなメディアをクリエイター

ハイパーと言えばストリップポーカーだよな、と知人某氏だったら言うと思う。


という事で、なんやらよく解らない「ハイパーメディア・クリエイター」という肩書きの高城剛と沢尻エリカのゴタゴタが話題になっておりますね。
個人的にはどっちも興味がない人なので、勝手に頑張れと思うワケです。
しかし「ハイパーメディア・クリエイター」と言う肩書きはもうかなり時代的に古い言葉になっちゃったねぇという印象。
自分が最初に明確に高城剛という人を認識したのが、TBSで放送していた「イカ天」が終わって始まった「エビ天」という番組での事。だから1991年というもう19年前の話。

イカ天がアマチュアバンドの青田買い番組だったのに対して、エビ天の正式名称は「三宅裕司のえびぞり巨匠天国」という物で、「えびぞり=映像・美学・造形・理念」を意味している。前番組のコンセプトを引き継いで、こっちでは映像作品のクリエイターを審査する番組でした。
その中、審査員の一人として登場していたのが高城剛。その時から「ハイパーメディア・クリエイター」という肩書きを使っていた。

ハイパーメディアという言葉はそもそもハイパーテキストって言葉からそっち方面で使われるようになったハズ。1つのテキスト文章からリンクで別の文章に関連を付けるという事で「ハイパー:超える」という意味で使われ、それがインターネットのような形の情報をリンクで共有していくハイパーメディアって形に進化した物。だから高城剛が言っていたのは「全てのアートや音楽を関連づけて製作する人」という事で、映像だけでなく色々なジャンルを統括して製作するクリエイターという事でそんな言葉を使っていたと思う。かつては一人でそんなのをやるシステムがなかったので、そう宣言しちゃうのは斬新だったんだと思う。ただし今はそんなの当たり前なので、陳腐な言葉になっちゃったんですけどね。
ちなみに、ネットで文章を表示させる時のテキスト言語は「HTML」という拡張子で書かれていますが「ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ:HyperText Markup Language」の事でやんす。

個人的には、高城剛ってのはイカ天の時の「タクティクス:グーフィー森」ぐらいにいかがわしい人で、小泉今日子やフェアチャのビデオクリップを作ったとか、ドラマ「バナナチップス・ラヴ」「アルファベット2/3」を監督したとかで、すでに高城剛の映像作品を見ていたけれど、当時の感想は「ピンと来ない作品を作る人」というのが本音だった。

高城剛が80年代後半にプロクリエイターとして名前を売り出してきた背景には、80年代に一般シロウトが手に出来ないような高性能なコンピュータを個人所有していたというのが大きな理由だというのを当時聞いた。恐らくコモドールの「アミガ」辺りだと思うけれど、実家がお金持ちって事でやっぱ金持ちには敵わないよなあと言う感じの事を1993年辺りに参加したパソ通のオフ会で聞いた事がある。(1992-1994年にフジで放送されていたウゴウゴルーガのCGはアミガで制作されているという話から、そういう流れになった様な記憶がある。高城剛はウゴウゴルーガには参加していないけど)

で、その高性能のマシンで当時日本国内で行われていた一般人を対象にした小規模な賞を総なめにして知名度をガンガン上げて、仕事もバンバン入るようになって、「ハイパーメディアクリエイター」という地位を獲得した。実際の事を言うと、現在そこらで数万円で購入できるパソなんかより遙かにスペックがないマシンですので、出来る事もかなり限られていて今見るとビックリするぐらい芸の無い「パソコンでこんな事出来ました」レベルの物が多いのですが。
一部の噂では実家の関係でもともと文部省文化事業部との繋がりがあり、最初からそっち関係の大きな仕事が出来たというのも聞いた事がある。あくまでも噂。

だから、そのスタート地点以降はさらに「何をやったの?」的なイメージしかないけど、逆にそのいかがわしさがイメージとして機能しているんだろうなぁ、業界は「何だかよく解らないけど、異常に偉そうで異常にテンション高くて異常に地位がある事だけを自慢する人」というのが重宝される傾向があるので、何だか解らない状態で突き進んでいくんだろう。
そう言う意味で沢尻エリカとの事も何だかよく解らない感じで進んでいくんじゃないかと思う。

ちなみに、ハイパーストリップポーカーは超えていくという意味ではなく、マックのハイパーカードというソフトを使ったゲームだったからですね。

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