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2010年1月 5日 (火)

店にある本と、購入後の本

コンビニの書籍売り上げが、一般書店の売り上げを抜いてどのぐらい経つだろうか。


もう10年近く前にそんな感じの事を書いた記憶があるんだけど、そりゃ当たり前の話でコンビニの少ない書棚の中には「絶対に売れ線」という本や雑誌しか置かれていない。
売上げが下がった本は置かなくなってしまう。
つまり全出版物の売上げ上位部分しか扱っていないので、異常なほど効率は高いのだ。そしてコンビニは24時間営業なので、多くの勤め人も朝早い時間、夜遅い時間にフラリと訪れ、パンやおにぎりのついでにその「今話題の」的な物を買って帰っていく。

実際自分も勤め人だった時は、朝の通勤時に雑誌だけじゃなくその日に発売されたばかりの売れ筋マンガ単行本とかを購入していた。
そして自分が求めていた単行本が無いとしても「コンビニだから無くてもしょうがない」という気持ちがあった。
ところが書店はそうもいかない、売れている本だけでなく微妙に売れている本や、おそらく売れないかもしれないという本も、その店のキャパぎりぎりまで仕入れなくてはいけない。
「え、無いの? つかえねえなこの店」
になっても困っちゃうのだ。だからあんまり売れない本でも本棚を占有させなくてはいけない。
そしてコンビニは売れ筋本の最新刊が置いてあればすむ話だけど、書店は過去の巻も常備してないと
「え、無いの? つかえねえなこの店」
になってしまう。そんな勝負だから、日本で一番売れている書籍チェーンはセブンイレブンであるなんて話になってしまうのだ。

でも書店としては死活問題だけど、出版社としてみたら「売れてくれるのなら、町の小さな書店だろうが、コンビニだろうが、ネット書店だろうが構わないのだ!」(ブックオフなど除く)
その勢いで、いわゆる廉価版のコミックなどはコンビニ主力商品として開発され、過去作品でもう一回商売というビジネス展開されている(書店でも売っている事もありますが、基本はコンビニ)。
出版文化的には「あんまり歓迎しない」けれど、読者的には「入手困難になりつつあった作品、読み逃していた作品をまとめて読めるチャンス」なので、ついつい購入してしまう。
最近だと石森章太郎「サイボーグ009」の企画で複数の出版社が過去作品のすべてをシリーズで発行するというモノがあって、それを読んでいる。
でも扱いとしては「単行本」ではなく「一過性の雑誌」という感じなのか、何故か何巻という数字が書いてなかったり、すごく小さくて見つけにくかったりする事がある。なんか不親切なのだ。

2010010501という中、これはあきらかに購入した人の事を何も考えていないよなぁというモノに遭遇した。
80年代のちょい不良少女マンガのバイブル、紡木たく『瞬きもせず』なのですが、上下2巻の同時発売だったのですが、それがコンビニの単行本ラックに収まっているのを見て衝撃を受けてしまった。
なんとその分厚い2巻の背表紙には作者名やタイトルよりでかく『上巻&下巻でまるごと読める』と書かれているのだ。
これ店で見た時は目立っていいかもしれないけど、購入後自宅の本棚にあったら凄く嫌だなぁ。
集英社、もう「売っちゃえばこっちのもの」って感じなんですかね。


2010年1月4日の日常的な富士山
20100105huji 静岡県民は北という方角を富士山の見える方と認識しているので、曇りの日以外あまり道に迷って立ち往生という事は少ない。 そのため、自分は高校卒業後、東京で暮らし始めた時に思いっきり迷子になってしまい、夕方の世田谷で地図を購入した事がある。

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コメント

富士市に住んでいるので、「富士山の方が北」なのですが、中部でもそうなの?
ボクも東京に住んで、「なんで東に太陽が沈むんだ!」って思いました。

投稿: ホープ | 2010年1月11日 (月) 16時30分

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