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2009年11月20日 (金)

とりあえず第一関門通過

夏頃からかなりヘビーに仕事をしていた。


と言ってもすぐ表面に現れない仕事ばかり。自分の仕事は基本的に調べモノが多くなるので、蓄積する部分の時間が異常に掛かるワケです。
そんなワケで、今年の8月から10月初旬まで冗談抜きに、朝起きた瞬間からパソに向かって作業を開始し、週に数回図書館に通い、本屋や古本屋へも通い、参考になりそうな物は片っ端からチェックをして黙々と作業を続けていた。夜も1時過ぎに寝る直前まで作業を続けていた。
もう食事と風呂以外はほとんど作業時間だったので、無理矢理に朝夕一回づつのウォーキングという肉体作業を組み入れて生活のリズムだけは崩さないようにしていた。
お陰で精神状態がやばくなりそうな瞬間もあった。

が、なんとか今日、金曜日に最終的な〆を迎え、文章とイラストの原稿を先方に送り、ひとまずホッ状態。
まだこの先、何かしらの作業も出てくるかもしれないし、実際に今回の仕事がちゃんとリリースされるかはその瞬間になるまで確約出来ないんだけど、おそらくちゃんと報告出来ると思います。

その作業をしつつ、毎日のラジオのクオリティも下げずにこなし、さらにテレビの週一レギュラーのロケ&原稿もこなして来た。量的にはどうなのか知らないけれど、自分的にはキャパぎりぎりの作業が続いていた。途中で頭からプスプスと煙が出ているのも感じていた。

ラジオもテレビもリスナーに面白い情報を届けなくちゃいけないし、基本フリーランスなので「今回つまらなかったから、来週からいいや」と言われても何も言えない部分があるので、毎回が次回のための就職活動みたいな状態なのだ。
だから「本日、一仕事終わった!」と喜んでいるワケにはいかない。来週分のラジオ原稿も〆切で、それが終わったら12月分のテレビの原稿を書かなくてはいけない。(もう年明け分まで企画は立っているので、それの調べモノもちゃんとしなくちゃいけないのだ)

現在、とにかく調べたモノなどをいかに濃密にエッセンスを取り出して、しかもテレビ・ラジオという読み込むワケでなく耳や目で観て通り過ぎてしまっても理解できるような内容に絞り込んでいく作業を日々続けている。
自分の中でも「こんなに毎日密度が濃い内容をやっていると、ネタが切れる日が必ずやってくる」というのは把握している。世の中に驚くような事実はそんなに溢れてはいないのだ。

とりあえず、今から10年以上前からサイト上、メルマガで雑学を発表し続けていた時に調べたモノ。あるいは高校時代から30年以上に渡って「雑学」とタイトルがついた本を手当たり次第に購入してきたので、書庫にはそれらの資料となりそうな本だけで何百冊あり、それらをメモしたノートや、パソに打ち込んだメモなどが大量にあるので(でも古くなって使えない雑学も大量にある)、とりあえずラジオの方も調べモノを新たにしなくても2年ぐらいは続けられそうな感じではある。
しかし、その先も考えておかなくちゃイケナイのだ。 もっと雑学メインではなくて、杉村って書き手が前に出るような企画も考えておかなくては。

そんな事を思いつつ、それでも調べモノは楽しいなぁと雑学の快楽に溺れている日々なのだ。

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2009年11月13日 (金)

ハジメの二歩目ぐらい

生まれた時から日本語というモノを修得し始め、もう長いこと喋ってきたハズなのだが、3年近く前にラジオで喋るという仕事を頂いて、段々と言葉で伝えるというのはどういう事なのかが判ってきた。
というか、判ってきたのは「ムズカシイ」という事で、おそらくラジオを聞いている人にとっては「もう2年半以上も平日ラジオで喋っている」というプロだと思われているんだろうけど、やっと「しゃべるってのはどういう事なのか」「相手に言葉を伝えるというのはどういう事なのか」を感じ始めるようになって、逆に難しくなって来ている。


なんか今まで自分が喋っていたモノは、全然なっていなかったんじゃないか? と感じ始めている。
しょせん自分は喋りのプロじゃないも〜ん。しゃべりの教育をちゃんと受けてないも〜ん。と言うのは簡単だけど、それで対価を受けているワケなので、そうも言ってられないと思うのだ。

そう言う意味で、最近「文章を書くってどういう事?」という部分でも考える事がある。
こっちも物心ついた時から文章を書くことを始めていて、今もこうやって何も考えていない状態でガシガシと文章を入力している。おそらくこっちも喋る言葉に近い速度で書き殴っている(キーボードを叩いている)ワケです。
でも日本語ってムズカシイよなぁと最近つとに思う。

そのせいなのか、本を読んでいて気が付いたのは、読むスピードがやけに遅くなってしまったという事。
以前ならば「そこに書いてある内容が頭に入ればいいや」と、あくまでも文章=情報という感覚で本を読んでいたんだけど、今はそこに書かれている情報だけでなく、それを作者がどのような表現で他者に伝えようとしているのかという部分まで気になっている。それ故に、ジワジワと文章を読むようになっている。
何においてもそうなのかも知れないけれど「あんなの簡単だよ」と入口では思うのだけれど、その世界の深さを知れば知るほど難しさも理解出来てくるのだと思う。

そう言う意味で自分も少しは入口から一歩中に進めたのかも知れない。

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