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2009年7月17日 (金)

注文の取れない料理店

15日、柿田川のロケが2時直前に終了した。(ロケ日記11:柿田川は後で書きます)


ロケに集中していたので、すっかり2時からラジオの中継が入るって事を忘れていて「とりあえずどこかの駐車場で」という事で、柿田川公園の近くにあるサントムーン駐車場へ移動。
と、まだ駐車スペースを発見出来ないでウロウロしている状態で携帯電話が鳴り始める。
とりあえず、無難な所で車を仮停めして電話に出る「今、車を停めようとしている所なので、ちょっとスタジオの話を引き延ばして下さい」と頼み込んで、なんとか駐車する。
なんか毎回ロケの時にこの2時のラジオ出演は苦労するなぁと思いつつ、それも毎回面白い記憶として残るのでいいかぁなどと思ったりもするのだ。
てなワケでラジオ中継が終わったのが2時15分。小沼みのりんに電話をすると近くにある某食事処に入ったという事で、そこへ向かう。

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2時20分より少し前に合流したのだが、昼時が終わった時間なので店内には自分たち4人(自分・小沼みのりん・カメラマン・カメラマンアシスタント)以外に、奥の方に先に来て食事が終わりそうな二人組がいるだけだった。
暑い日だったので何か涼しげなメニューという事で、ちょうど『冷やしうどんフェア開催中』だったのでそこからチョイスする事となった。
単独メニューもあるが、A・Bセットというドリンク&デザートが付く物もある。
みのりんとカメラマン氏はサラダうどんの単品を注文。カメアシ君は「Bセットのイタリアンうどん」を頼み、自分は「Bセットのマヨ明太子うどん」という不思議なメニューを頼んだ。

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と言う処で、注文を取っていた20歳前後の女性店員がいきなり「えっと.....サラダうどんですか.....これはセットは付かないんですよねぇ」などと言い出すのだ。
「ええ解ってますよ、単品でいいです」と返すと「はぁ....単品でいいんですか.....はい単品ですね」などとぼーっと応えるのだ。
なんか「シャキシャキせぇ!」と渇を入れたくなってしまうような反応。まるでマイナスターズのモミアゲの無い店員みたいなのだ(って解る人が極々少ないネタで御免)。
と、注文を取り終わった所でみのりんが気が付いた「あれ? 今ふたりBセットを頼んだんでしょ、飲み物の種類とか聞いたっけ?」確かに。
という事でレジ付近に先ほど注文を取りに来た女性店員がいたので「あのぉBセットってドリンク付くんですよね」と訪ねると、「え、セットですか?」などと言い出すのだ。
う〜む、さっきの「単品でいいです」ってのを全注文に対しての事だと思いこんでいたのか?
という事で、ドリンクを新たに注文する。なんか嫌な予感がザワザワと沸き起こってくるのだ。

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という事で現在時間は2時25分。みのりんは夕方の番組の関係で最悪でも4時に局へ戻らなくてはいけないので「でも3時にはここを出れば、1時間も掛からないのでOK」という事で安心していた。
この先のロケの予定の話とか、現在アポ取りで保留になっている場所の話など、軽い打合せとなった。
が、気が付くと時間は2時45分。まだ料理が来ていないのだ。
サラダうどんとか、そんなに時間が掛かるメニューなのか?
さっきも書いたように、店内は全然混んでいない。どう考えても現在注文を出しているのはこの4人だけなのだ。
「あのー、注文してから随分時間が掛かっているんですけどぉ」
まさに悪い予感があたったかのようにマイナスターズのモミアゲの無い店員状態なのだ。まさか「え? その注文入ってませんけどぉ」ではないだろうな。
とりあえず厨房方面から「はい今すぐ」などと声がした。

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と、さほど待つこともなく注文した「イタリアンうどん」「マヨ明太うどん」「サラダうどん」そしてドリンク2がやってくる。
まさか、注文してから今まで20分間、催促されるまで何もしなかった? というぐらいのタイミングなのだ。いや、そんな事は無いと信じたい。
「とりあえずこれを急いで食べれば3時にはここを出られる。そうすればギリだね」という事で、黙々と食べる。味は可もなく不可も無しという「これと言って特筆すべき点無し」というレポートとしてはよろしくない状態だった。
とりあえず黙々と食べる。
デザートとしてアイスケーキが来たので、それをみのりんにあげる。
という所で3時直前。なんとか車を飛ばせば大丈夫でしょう。
という事で「それぞれが自分の食べた分を払う」という事になってレジで「えっと自分はBセットのマヨ明太うどんを」とレシートを差し出す。
と、さっきの女性店員が「え? それぞれが別ですかぁ?」などといきなり挙動不審になってしまうのだ。
何度かカチャカチャとレジを操作するが、どうにもならなくなったようで「す、すいませんお待ち下さい」などと言って奥に別の人を呼びにいってしまう。
なんだよぉと思いつつ待っていると、女性店員とさほど年齢が変わらないような若い男性店員が出てきて「すいません」などと言うのだ。

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で、その男性店員が慌ててレジを打ち始めるかと思ったら、レジの入力の仕方を女性店員にレクチャーし始め、それに合わせてたどたどしく女性店員がキーを打ち始めるのだ。
カシャ....カシャ.....「あれ?」「違う違う、ここをこうやって」
「あの....急いでるんですけど」
結局レジだけで10分近く掛かってしまったのだ。時刻は3時10分、そこで自分は別れたのですが、みのりん達が局に戻ったのはマジに4時直前でギリギリ。
まったくもぉ! と思わずその店の名前をここに公表しちゃいたくなるような、柿田川のロケだけでドロドロに疲れたのに、その後もそんな精神的にドロドロになる事件があったのだ。

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2009年7月12日 (日)

勉強せよ

「雑学でプロって名乗るのってどうなのよ」と数年前に思っていた私です。


20090712001なんだかよく解らないうちに「雑学家」としてデビューした事になっていて、ラジオに出演する際に「とりあえず解りやすい冠を付けちゃいましょ」という事で『元祖うんちく王』なんて名称を付けられてしまった。
うんちくなんておこがましいったらありゃしない。未だにそう紹介されるたびに「いえいえ滅相もない」と心の中でつぶやいている。
という事で、実は周囲からそう呼ばれているけれどラジオの中では自らがしゃべる事柄を「うんちく」とは1度も言っていない。
「という事で今日は○○○についてのお話です」みたいな感じなのだ。
うんちくってのはもっとちゃんと知識を積み重ねた人が人生経験と共に語り尽くす物だと思っている。
そーゆー人にいつかはなれたらいいなと思いつつ、今日もまた勉強の日々。

20090712002ラジオで喋っている雑学に関しては、ひととおり放送前に裏取りをしている。それは書籍から、ネットから、なるべく多角的に裏取りをしたいと思っている。
もともと10数年前にWeb上で『知泉』というのを始めたキッカケの1つに「語源などは本によって書いてある事が違う」を「それら複数ある答を羅列したい」という考えがあった。
たとえば「天ぷら」なんて言葉の語源は調べていくと10数種類あって、現時点でも確定はしていない(おそらくコレではないか!という物はあるけど)。
自分は言語学者ではないので、深く深く追及していって「これが正解なのだ!」と答を出すほどの根性はなく「いっぱい候補があって面白いなぁ」と面白がるレベルでいいと思っている(そうも行かない時も出てきますが)。

20090712003そんな中で日々切磋琢磨して行かなくてはいけないと思っている。
先日もラジオで『ハムスター』というテーマで喋ろうと思っていたんですが、その中でハムスターの攻撃性について以前小耳に挟んだ知識が正しいのか? という事で色々調べていた。
動物図鑑とかにも複数当たったのですが、自分の求めている答は見つからず、ネット上でハムスターの飼育日記やQ&Aなども読んでみたが答は見つからず、どうやら自分が知っていた知識は「その人が飼っていたハムスターの個性」だったのでは? という結論に達してしまった。
答を歪曲していけば「その攻撃性も間違いじゃない」と言うことになる、がそれが必ずしもではないのでダメなのだ。
そんな感じに徒労も多い。面白さだけを追求して、ムリヤリ自分が求めている都合の良い答にねじ曲げてネタ的に捏造しても意味無いッスからね。

20090712004さらに最近はテレビの雑学原稿も書くようになったのですが、そっちではもっとシビアな事を要求される。
たとえば富士山の雑学を扱った時に「登山名人は2時間で五合目から山頂まで到達する」という雑学があった時に「じゃ、普通の人はどんだけで登るのさ?」という比較対象となる物が要求される。
そのぐらいの数字は調べれば出てくるかもしれない。
他に富士山は溶岩で出来ているので降った雨が染み込みやすいという話題で「雨の80%ほどが地下に染み込んでいく」という雑学を出した時に「じゃ、普通の山はどんだけ染み込むのさ?」という疑問が投げつけられてくる。自分的には80%って凄ぇなと思っていたのですが、他の山との比較がないとどんだけ凄いのかが提示出来ないって事なのだ。普通の山は....結局、いくら調べても数字が出てこない。

20090712006テレビで要求される雑学は、より確実な物としてその裏に膨大な意味が必要になってくるのだ。とりあえず自分が出ているコーナーは『雑学』が売りなので、生半可な裏打ちではいけない。
そういう意味で過去に書き散らした雑学を読み返していくと「そこんとこ実際にはどーなのさ?」という部分がどんどん出てくる。
たとえば「水100万トン」という数字。とりあえず自分的にはなんか凄い量だなとは思っていたのですが、その数字を出した所で会議では「その数字ってあまり実感ないよね」という事になって、生活実感出来る数字はないか?という事で「水道の料金でいくら分」「お風呂の水何杯分」「学校のプール何杯分」「2リットルのペットボトルで何本分」「もしペットボトルで買ったら金額はいくら」「人間が一生に必要な水分、何人分」などなどを計算していく。
実際の放送ではたった一言で終わってしまう部分でも「視聴者が疑問に思うんじゃないか」という方向をなるべく潰していくという作業が行われている。
その結果「イマイチ実感が伴わない雑学なのでボツ」という事もある。かつてメルマガで発表した時は個人的に面白いと思っていた部分がダメ出しなのだ。

20090712007なんか、とんでもなく面倒くさい世界に足を踏み入れてしまったのかもしれない。
とりあえず「まだまだ修行が足りない、切磋琢磨せよ、勉強せよ」という事なのだ。

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2009年7月 9日 (木)

スケジュールが大混乱中

以前にも書きましたが『ラブいぜ!しずおか』のロケ予定は最初に一通り季節的な物などを考慮して立て、それを基準に動いている。
秋以降はまだゆるく作ってあるのでどうなるか解らないのですが、7月8月ロケ分はもうカッチリと決めてあって、それに向かって雑学原稿やその裏取りなどをガシガシ進めている。
もうバッチリなのだ、あとはロケに行くだけなのだ! という事になっている。
当然、ロケ先には事前に了解を取ってあるのでその辺も大丈夫。


が、世の中はそんなに甘くないと言うことをこの数週間痛感しまくっているのだ。
6月10日の日記では、ロケ前日にロケ先が「えぇ?来てくれなくてもいいよぉ」的な感じになってしまい、急遽ロケ先を変更し、その日の内に別のロケ予定地にアポを取り、原稿をまとめるという無茶な事も経験したと書いている。
急遽とはいえ、そこはプロの仕事なので視聴者にはそんな舞台裏を晒さないようなガッチリしっかりの内容になっている。
で、それ以降なんですが、ちょっとスケジュールがどんどん変更になり「どうすりゃいいの?」状態になっている。

『ラブいぜ!しずおか』は基本的に、木曜日に撮影して翌週の金曜日放送となっている。つまり7月2日にロケをして放送は翌週の金曜10日。だから1つのロケをしてそれを放送する前に次のロケの収録が終わっているという事。
小沼みのりんが月曜・火曜は1時からのラジオ「らぶらじ」があるのでロケに行けず、金曜日は4時台からテレビがあるのでロケに行けず、ロケに行けるのは水曜日か木曜日となっている。
だから木曜日にロケに行けない場合は、最悪のケースとして水曜日にロケして2日後の金曜日に放送となる。そんな場合は編集も大変なのだ。
でもって、水曜にロケして金曜に放送の時は、その週の木曜には次の週の分のロケもしなくてはいけない。つまり2日連続でのロケなのだ。5月27-28日の掛川加茂花菖蒲園〜舘山寺ですでに経験済みなのだが、これは体力的にキツイ(って自分が体力無さ過ぎなのですが)

という事で、7月2日ロケ(10日放送予定)の某所に関しての原稿はほぼ決定で「あとはロケ日が雨じゃないことを祈るだけ」となっていたのですが、その前日にみのりんから電話。
「実は先方へ先週ロケの伺いを立てた時にはOKだったんですが、さっき明日はよろしくお願いしますと直前確認の電話をいれたら「今、ちょっと事情があってロケは今月末にして貰えないかな」と言われちゃったんですけど、どうしましょうか?」
というまさかの展開になってしまったのだ。という事は7月末にその予定をズラして他のものを前倒しにしなくてはいけない。
実はその翌週分というのがスケジュールを立てた時から「映像にしにくい」というのが問題になっていて実際に撮影出来るかな? と悩んでいたものだったのだ。

基本的に雑学の現場に出かけそれに関する雑学を語る番組ですが、歴史物の場合、遺跡などがあればなんとか映像になるのですが、何もない場合はセリフやイラストで処理しなくてはいけない。
以前、舘山寺でロケした時「実はここには日本一小さい県『堀江県』があった!」というネタをやったのですが、この堀江県というのは明治政府によってそれに関する物がすべて撤去され地名すら変えられてしまったので(存在を完全抹消)何も残っていないのです。
そこでとりあえず「だいたいこの場所」という映像と、静岡市にある資料室へ出かけてそれが記載されている書籍を撮影して処理をした。
そんな風に映像にしにくいネタは、ネタ的におもしろくても却下なのだ。突然の展開に「とりあえずそこは保留」となった。

という事で、今週ロケ分と来週ロケ分がいきなり白紙になってしまった。
こうなったらしょうがない「今週はロケ無しで、来週を水木2日連続ロケにしましょう」という事で、その来週2本文の原稿を書く作業が始まった。
とりあえず1つは2週間先に予定していた「浴衣」というテーマ。静岡県は浴衣反物の取扱が日本一という事で7月中旬じゃなくてもいいよね、と言うことで2週間前倒しにした。(放送予定日が7月10日、その3日前の七夕の日は「浴衣の日」でもある)
そしてもう一つは、夏って事で海に関する雑学を新たに持ってきてそれを扱う事にした。静岡県は日本一深い湾「駿河湾」を抱えているのでそれに関する雑学なのだ。
という事で、水曜7月8日→10日放送「浴衣」、木曜7月9日→17日放送「駿河湾」という事で原稿を書き進める。
ただ浴衣というテーマ。静岡県と関わりがあるのは「取扱量日本一」という部分だけでなかなか広がっていかない。確かに、浴衣というもので雑学は「由来」や「歴史」なんか話す事は色々あるんですが、静岡関係ないじゃん!となってしまう。
そこで別の日に予定していた「花火」をセットで紹介する事になった。こっちも日本国内で夏の花火大会の回数日本一というのがある(るるぶ調べ)のと、日本初の花火大会は駿府城で家康が観覧したというネタを入れ込むことにした。ネタ的には充分でしょう。

それでなんとか形になった....と思った処で、月曜日になってふたたび問題勃発。
木曜日ロケ予定だったロケ先が「先日からの天候不良でしばらく漁に出られないので、船を修理に出しちゃった」との事で今週のロケは中止。
うぬぬ!と言いつつ、今週水曜日8日に収録したものは10日に放送出来るので、浴衣が撮影できれば急場を凌ぐことは出来る。
つまり今週は水曜日ロケだけで、その翌週が水木(15-16日)2日連続ロケになったのだ。
で、翌週の木曜日は、浴衣が前にズレ込んだ事で本来は23日ロケ31日放送予定だった雑学を1週前倒しにして考えてみる。
という事で、水曜日に浴衣&花火のロケをして来た。こっちは順調にかなりスピーディに終わった。

で、ロケの翌日再びみのりんから電話があった。
「来週の水曜ロケ予定の「駿河湾」の話なんですけど、網をしかけるのが水曜の夜らしいのでロケには木曜日に来て欲しいとの事です」
うぬぬ!つまり水曜日がダメって事は本来、木曜日にロケするハズだった場所を1日前にズラすという事か!しかも駿河湾に関しては木曜日がロケ予定ですが、もし時化たりして漁に出られない場合は当然ロケ中止。そうなると翌週の水曜日にって事になる可能性もあるのだ。
そんでもって、一番最初に「今月末にして貰えないかな」と言われた処からまだ明確な返事が貰えていないらしい。
もしそれが7月いっぱいダメな場合は8月中旬に予定している別のネタをそこに持ってこなくてはいけない。

これを書いていても、どういう順番でスケジュールが変わっていったのかよく把握出来ていない。
ちゃんと説明できているのは解らない。もう何がなんやらなのだ。

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2009年7月 8日 (水)

ラブいぜ!しずおか・ロケ日記10:浴衣&花火

本日は静岡市内でのロケなので、そんなに大変ではない。と思っていたのですが、色々と大変でした。


20090708001前回の富士山関係のインタビューでフルフェイス版シリスギ仙人は稼働したワケですが、今回がちゃんとしたロケでのデビューとなる。
まずは静岡駅に近いマルサ呉服店でのロケ。本日は休業日だったのですが、ロケのためにお店を開けて頂きまして、営業しているかのように商品をディスプレイしていただきました。
今日は「浴衣」というテーマ、そして「花火」というテーマを被せて「夏なのだ!」という感じで攻めることになっているのでやんす。

本当はみのりんも浴衣を着て出たかったらしいのですが、時間的な余裕が無かったり、さらに静岡放送的に難しい事があって、いつも通りの服での出演になりました。
現在、みのりんはSBS静岡放送の毎日夕方帯で放送している報道番組の看板キャスターで、言ってみれば局の看板を背負っているという事なので「キャスターのイメージを死守せよ」というお達しがあり、普通の服以外は着てテレビに出てはいけないという事が言われているそうです。
だから、この『ラブいぜ!しずおか』のコーナーも最初はシリスギ仙人までは行かないとしても「ミノリン」というキャラに変身する企画だったのですが「小沼さんは色を付けちゃダメ」という事になった。
その代わりシリスギ仙人はどうイジってもかまわないって事らしいですが。
という事で、浴衣もダメなのだ。(実際には浴衣は何着も所有しているそうです)

20090708002で、呉服店の中で撮影開始。
反物などに関しての細かい用語のチェックなどがあり、セリフを修正して撮影が進むのですが、前回のスタジオで感じた事がさらにハッキリしてくる。
フルフェイスなので周囲の声があまり聞こえない。
だからカメラマンはあまり大きな声ではなく「では、カメラ....3...2....」という声が聞きづらく、ちょっと出遅れてしまう事もしばしば。
暑いのには慣れなくちゃいかんなと思うのだが、とにかく髪の毛が凄く面倒な事になってしまう。面倒なのでいっその事、短髪にしちゃおうかなどと思ったりもする。

とりあえず今回のラブい所としては「静岡県は浴衣の反物の取扱量が日本一」という事なのだ。これが色々難しい所で、取扱量ってのは生産量ではないし、浴衣の販売量でもないしという部分。生産も販売も多いんですが。
浜松地域は自動車メーカートヨタの創始、豊田佐吉さんの出身地で、明治時代に自動紡績機の発明により布の大量生産が始まった土地。その事もあって、現在でも反物生産は多いワケです。
が、浴衣の販売などに関しては現在はユニクロなどに大量に下ろしていたりするので「どこが販売量日本一」ってのが無くなっちゃったんです。
でも、浴衣の反物の取扱量は現在でも日本一なのです。

20090708003今までロケの最中にみのりんがシリスギ仙人のボードから顔を出す写真を撮影していたのですが、今回からはそれも出来なくなってしまいました。
というのもシリスギ仙人が杉村の汗臭くて...というワケでなく、フルフェイスなので髪の毛がグシャグシャになってしまうからです。とりあえず杉村は普段あまり肉類を食べない人なので体臭はあまり無いはずですので(と思ってるけどね)。
で、ここの撮影が終わった後は駿府城へと向かう。

今回のロケのもう一つのテーマ「花火」が駿府城に関係しているのです。
駿府城内にある徳川家康の像を見上げながら撮影開始
「実は花火大会が日本で初めて開催されたのは、ここ駿府城! それは徳川家康の前で行われた物なのです」
戦国時代が終わり、徳川の世となった1613年、徳川家康はすでに将軍の座を息子に譲り、駿府城で隠居生活をしていました。と言っても家康がすべてを仕切っていたような物で、貿易関係は家康の許可が無いと出来ない状態だったそうです。
その事もあって、その時代の駿府周辺は貿易許可を得ようと色々な国から来た人がウロウロしている国際都市だったそうです。ウィリアム・アダムス(三浦按針)やヤン・ヨーステン(八重洲の名前の由来)も家康の補佐として活動していたそうです。

でもって1613(慶長18)年8月にイギリスからジェイムズ 1世の国書をたずさえた使者がやって来て、徳川家康に見せるため、中国人の職人の手によって駿府城で花火を打ち上げさせた。という事が 『武徳編年集成』『駿府政治録』『宮中秘策』 などの記録に残っていますが、これが日本で初めて開催された花火大会だとされています。
別の記録では、戦国時代の1589年7月に伊達正宗が使用した物だという事も書かれていますが、こっちは
花火という感じではないので、自分的には駿府城での物が「元祖花火大会」としています。
ついでに言うと、この時の花火は筒から火の粉が吹き出すというもので、打ち上げ花火ではなく、ドラゴンみたいな物だったそうです。

戦国時代に火縄銃の重要性を知った家康は、各地に火縄銃のための火薬倉庫・火薬製造所を設置していたのですが、戦乱も無くなったという事からその施設を持てあましていたのです。
そこに「花火」という平和利用を知った事から、さっそく安倍川上流・安倍郡井川村にあった火薬製造所で花火を作らせはじめ、さらに出身地の三河にあった火薬製造所でも花火を作らせ始めたのです。(他に花火製造で有名な新潟県も家康がらみで製造が始まったそうです)
その事から現在も有名な三河の天筒花火や静岡県各地の花火大会が始まったのです。
静岡県内では草薙にある「草薙神社龍勢花火」は江戸時代元禄年間(1688年〜1703年)頃に始まり、遠州新居の「手筒花火」が江戸時代享保年間(1716年〜1735年)頃にはじまっています。
江戸花火の元祖といわれる「隅田川花火」が始まったのは1733年からなのでそれより古いという事になります。
そして、るるぶなどの雑誌調べで「静岡県は大規模な花火大会がもっとも多い県」という事にもなっているので、その辺にも触れる。

花火大会ってのは基本的に海や川など、水のある所で開催される事もあり、比較的大都市近郊に水辺、そして観光地が点在している静岡県(東は伊豆、中部は富士川・安部川・大井川、東は浜名湖)は花火大会が多くなるのだそうです。
そんな事を細かく調べたけれど、実際テレビでは「駿府城で花火大会が始まり、静岡県では花火大会が日本一多い」という事をサラッと説明。短い時間のコーナーだけど、その裏には詳しい詳しい説明があるのです。
その積み重ねなんだよなぁとこのコーナーをやっていて感じています。

そして、その後は「水辺が多いので花火大会が」というセリフを言うために、ロケに相応しい川を求めて移動。
何カ所か候補のポイントがあったのですが、なんかどこもイマイチ。そこを探している内に段々と空模様が怪しくなってきた。
最終的に海岸まで出て駿河湾沿いで「静岡県には水辺の観光地が多いので…」という一言を慌てて撮影する。雨がポツポツ降り始めた海岸で慌てて撮影し、即撤収で車に駆け込む。
まるでゲリラ撮影隊みたいな感じなのだ。
で、実際にそれが放送された番組では、一番最悪なコンディションだった海岸で雨粒を感じながら一発で撮影した場面から始まっていた。
「本日は浴衣と花火について」という夏っぽいテーマで始まったコーナーが、いきなりどんよりと曇った雨模様の中、風に少し歪んだ顔で「静岡県には水辺の観光地が多いので…」と語り始める。なんだかなぁという感じだったのだ。

静岡市内での撮影だったので「これは楽勝」と思っていたのですが、以外と時間が掛かってしまったのだ。
しかも今回「浴衣」単独で原稿を書き初めて、それでは少ないので「花火」を加え、でも浴衣の雑学を入れるとなんか1回でやってしまうのモッタイナイよね、と「花火」を外して再構成。でもなんか足りないよねと最終的に「浴衣&花火」になったりと、紆余曲折が長かった。
実際の番組放送時間の裏でかなり凄い時間が経過している。そんな日々がまだまだ続く。

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2009年7月 1日 (水)

昭和生まれの男の人と、したいです。

というタイトルのメールが届いた。
いやぁこの手の馬鹿げたメールは毎日大量に届けられるので、どれだけの人が騙されて引っかかるんだろうか? もっと効率のよい仕事はコンビニとかにあるんじゃないかと思ってしまうワケです。
しかも1度来始めると1日に何本も送られてくるので、騙されるとか以前に「こいつノイローゼなんじゃないか?」と思ってしまうほどなのだ。
1日に3通も「あなたの事がもっと知りたいです」とかってメールが1週間以上連続で送って来てもねぇ。
とりあえず手を変え品を替えって感じで頭を捻っているんだろうけど、頭を最大限に捻っても偏差値5ぐらいの内容しかないワケです。


そんな中で先日より送られてきているメールも馬鹿なんだよねぇ。
『昭和生まれの男の人と、したいです。』
というタイトルで、その内容は

>はじめまして。○○○○といいます。
>20歳で、今は専門学校に通っています。
>あのう、昭和生まれの男の人なんですよね?
>わたし、昭和生まれの男性としたいんです。。
>それがわたしの夢なんです。
>一度でもいいので、
>昭和生まれの男性とえっちしたい。
>それがわたしの夢なんです。
>小娘の夢、どうか
>かなえてください。

とりあえず架空だと思うけど個人名は伏せてみましたが、おそらくこのメールを考えた人は「エロに飢えたオッサンが引っかかるんじゃないか?」という感じで文面を考えたんでしょうけどね。
20歳の女子が「昭和生まれの男性としたい」と切実に思うという設定。


でも、20歳だと、アンタの1学年上の男子がすでに昭和生まれだと思うんですが…。
なんか漠然と大きな層の男性をターゲットにしようとして「平成生まれ」が「昭和生まれ」を求めているという設定にしたんだろうけど、あまりにも考えが無さ過ぎ。
って考えが無いのでこういうメールを必死に送り続けるんだろうけどね。

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