« 多摩蘭坂を登り切る手前 | トップページ | ラブいぜ!シズオカ・ロケ日記5:舘山寺・遊園地パルパル »

2009年5月27日 (水)

ラブいぜ!シズオカ・ロケ日記4:掛川・加茂花菖蒲園

先週はみのりんが体調不良でロケも中止という事で、今週は今日明日と二日続けてのロケという強行スケジュールです。


20090527001本日の目的地は掛川市にある「加茂花菖蒲園」という場所。この加茂さんは花菖蒲園などを全国にいくつも作っている方で、最近では『ベストハウス1.2.3』を初めとして話題になった、恐怖を感じると異常に細くなって身を隠すアフリカオオコノハズクのポポちゃんなどでお馴染みの「加茂花鳥園」もグループの施設です。
今回お邪魔する「加茂花菖蒲園」はそのグループの出発地点となった施設で、桃山時代から掛川周辺の庄屋としてこの地を治めていたそうで、駿府城に移る前の徳川家康、つまり天下統一を果たす前で浜松城に住んでいた頃の手紙も保存されているそうで、とにかく由緒ある施設なのです。

朝、9時にSBSを出発するというのでいつもの8時24分に新幹線で静岡駅着。まだ出発までに30分はあるのでバスでSBSまで。いやぁ朝の通勤バスに乗るってのも久々。
サラリーマン時代も自動車通勤だったので通勤バスに乗ったのは…、下手すると免許を取る前の1983年以来か? とんでもない過去の話だなぁ 四半世紀前だよ。でも本当にロケなんかが無かったら経験出来ない事ばかりだけど、こんな日常的な通勤バスなんてのも経験出来る事に感謝。
そんな事を思いながらSBSに到着。ロビーでみのりんと落ち合い、そこからカメラマンさんと音声さんの4人で掛川を目指して出発。

20090527007みのりんは先週は「あわや新型インフルエンザか?」という状態で、それでも代わりがいないラジオ・テレビの仕事をなんとかこなしていた訳ですが(月曜日に医者で鼻の粘膜を採取され、普通の風邪と判明しています)、かなりヤバイ場面が何度もあったみたいです。
イブニングeyeの最中に熱が出ていて「もしかしたら途中で番組から消えてしまうかも知れない」という恐れもあったので、相方の野路アナウンサーもみのりんが読む原稿をコピーして渡して、イザという時のために供えていたそうです。そこまで悲痛な状態を脱し「もう元気です」との事。
ムチャ根性あるなぁ、ガテン系女子アナだなぁ(褒め言葉)

200905270111時間ちょっとで「加茂花菖蒲園」に到着。掛川インターを降りるとすぐ近くにコノハズクのポポちゃんのいる「加茂花鳥園」があるのですが、そこからしばらく車を走らせた場所に「加茂花菖蒲園」があった。
結構ここに来るのは大変だなぁと思うんですが、まだ9時半前の段階で団体客ではない一般客の車が駐車場に沢山あり、人気あるんだなぁと。
確かに、庄屋造りの入口を超えて園内に入るとどこまでも続く花菖蒲が壮観で、やはり朝早く来た方がいいんじゃないかと思ったのだ。開園が朝8時からで、閉園が午後5時。ここのファンは当然それを知っているので、朝早くから来ているって事か。

20090527008今回のロケは基本的に雑学薄めで、とにかく綺麗な画像をお届けしましょうという事を主眼に置いているので、園内を案内してもらって「この園でしか見られない花菖蒲」「珍しい花菖蒲」「とにかく綺麗な花菖蒲」などを教えて貰う。
色々な話を聞かせて貰うのだが、2種類の花を掛け合わせて新種を作り名前を付けるのですが、新種と言ってもその翌年に咲く花はまた微妙に変化をしていて、掛け合わせた品種はどうしても年々変化してしまうと言う話など、現場のプロの話をふむふむと聞いていく。
現在はとにかく種類が多い花菖蒲(約2000種と言われる)ですが、その元祖となった室町時代の原種花菖蒲も見せて貰う。あ、これって古い古い屏風絵なんかで見たことがある…、と改めて「現物に触れる」という事の大切さを感じるのだ。

現地での取材を元にその場で組み立て直す
20090527004撮影の方は基本的に台本は事前にカチッと作ってあるのですが、現場にいかなくては解らない事というのも多く、その場その場で臨機応変に対応していく。特に今回のように季節物は見れると思っていた物がまだだったり終わっていたりという事もあるので大変なのだ。
セリフのほうも机に向かって書いている時はOKと思っても、実際に現場で声に出してみると「何かシックリ来ない」という事でドンドン変化していく。「ここは説明口調なのでもっと軽く」とか「同じ単語が何度も出てくるので別の表現に変える」とか、とにかく細かく細かく変えていく。みのりんのこだわりと、自分のこだわりなんかもあるけれど、共に「より良くしたい」という感じで試行錯誤なのだ。
でもこれも別の仕事での「相手に伝える」という部分にも凄く役に立つ。ついつい自室でガシガシとパソ相手に原稿を書いていると独りよがりになりがちなので、勉強になるなぁと毎回思っています。

どこに行っても声を掛けられ写真撮影を頼まれるみのりん(大変だなぁ)
20090527006撮影は庄屋として使われていた建物の中からスタート。江戸時代に東海道を遠路はるばる訪ねてきた文人墨客が集ったというその落ち着いた部屋で、みのりんがシリスギ仙人が座って話をしているというシュールなコントのような場面。
ここでも原稿に何も考えず書いた「文人墨客:ぶんじんぼっかく」という表現がテレビ的にどうか?という話になった。このコーナーの放送時間が平日金曜日の午後5時台なので、基本視聴者は買い物に出かける直前の主婦みたいな感じなので「文人墨客」という言葉は耳だけで聴いて解りにくいと言う話で「当時の知識人」とか色々考えてセリフを変更する。
目で文章を読んだ時はスルッと意味が入ってくるけれど、言葉だけだと解りにくい物もあるよなぁ。それ以前に文章を書く時に、会話の中では使わないような言い回しを書きたくなってしまう事もあるけれど、別に学術書を書いているワケでもないので、より平易な言葉を使うように気を付けないといけないと肝に銘じるのだ。
その後は花菖蒲園に再び出て撮影。ここで花菖蒲に関する雑学を披露。
おそらく花菖蒲が好きでここに来ている方々には常識中の常識だと思いますが、色々誤解をしている人もいるというネタ。

カメラさんと音声さんの怪しげな関係、と噂になった写真
20090527005一通りの撮影が終わった処で毎回「さてどうしようましょうか」という好例のオープニング場面の撮影を考える。
「花菖蒲の中からヌッとシリスギ仙人が登場するのはどうだ?」とかの案が出ていた中、ふと遠くを見ると花菖蒲園の中にある沼地に橋ゲタが渡してあるのを発見!
「あそこに立っているってのはどう?」と提案する。最初はスタッフが「ちょっと被り物でアソコに立つのは危険でしょ」とかの意見が出たが、「いや、あそこに立ちます」と主張しそれで決定した。
と「番組が面白くなれば」と勢いよく言ったのはいいが、そこに渡してあるのがただの板に足を付けた物が沼地に置いてあるというだけの物(沼は非常に浅いんですが)。足を板に乗せると地味にズブッと沈み込む。板によっては上手く歩かないと左右にグラグラと揺れる。そしてシリスギ仙人のコスプレをしているためにイマイチ足許がよく見えないという状態なのだ。
立ち位置でシリスギ仙人をセットすればいいと思うかも知れませんが、ハッキリ言って簡単に装着できるシロモノではないので、あの足場が悪い場所でそんな事も出来ず、装着したまま現場行きしかないのだ。
なんとか無事に現場到着。と言うことでリハーサル。

こんな感じ
20090527002まず、岸でみのりんがアップで「今が見ごろの加茂花菖蒲園にやって来ました。仙人、今日もよろしくお願いします」と言って横に移動すると、その沼の上にある板の上に立っているシリスギ仙人が登場し「今日は花菖蒲に関する日本一です!」、番組ではここでCMに入って、CM開けから本編スタートとなるわけです。
みのりんの声もなんとか聞こえる状態なので、そこはまったく問題ないのですが、このとき時刻はすでに1時で風がそよそよしてきて、山沿いにあるこの花菖蒲園は時折やや強めの風が吹くようになって来たのです。
そしてこのシリスギ仙人の最大の弱点は「風」。ただでさえ風に弱いのに、今回は足許は不安定な板。という事で、風が収まるのを待つまでの間、かなりキツイ状態になってしまったのだ。
でもなんとかOKが出て、園内をあるいている何気ない場面を撮影して、本日の撮影は完了!

写真で見ても凄いが、現物は凄いっす
20090527003今回の撮影で「絶対ここを映さないってのはモッタイナイよなぁ」というのは、花菖蒲園と同じ敷地内にあるベゴニアの多目的温室。
広い温室の中には普通に植えられているベゴニアだけでなく、上からも大量のベゴニアが垂れ下がっていて、とにかく圧倒されるほどの迫力です。そして甘い香りが全身を包み込むように漂っていて、ここに1時間でもいたら香水でもつけているかのような状態になってしまうんじゃ無いかって感じなのだ。
でもここも撮影すると、花菖蒲のネタがぼやけてしまうので、残念ながらパス。
撤退する時に、売店のお姉さん方(みのもんた用語)にお礼を言って去ろうとすると、やっぱりSBSの看板女子アナ、みのりんに大量の声が掛かる。園内でも「記念撮影良いですか?」というお客さんが何人もいて、大変だなぁと思ったりもしつつ「自分はずっと被り物なので、面が割れるって事はないので楽」でも「ちょっと淋しい」などとも思うのだ。でも自分の場合は名前は売りたいけど、顔はそんなに売りたいとは思っていないので、今レベルがいいのかな。
という事で、本日のお仕事は終了!あとはちょっと遅い昼食を取って帰るだけなのだ!

20090527009とは行かない。
現在1時ちょい過ぎ。いつも自分が出ている「らぶらじ」の放送が始まっており、2時から自分のコーナー「うんちく劇場」生出演が待っているのだ。
という事で、掛川インターに入る直前のラーメン屋・五味八珍に入り、そこでラーメンを食べつつ時間を待つ(待つというか、ちょうど食べ終わったのが1時55分頃)。五味八珍の駐車場に停めた車の中から携帯電話での出演となった。
実は過去に一回だけ携帯電話での出演があったが、それから2年以上携帯電話は使っていなかった。そのために以前、平日に東京へ出かけた際に固定電話を確保するのに頭を悩ませた事がある。その時は、友人R氏の部屋から掛けた。
なぜ携帯電話を使わないのかというと、最初に使ったのが「らぶらじ」放送第1回目、2007年4月2日(月曜日)。自宅からだったのですが、どうも電波状況が良くなく、部分的に聞き取りにくい箇所があったので「携帯電話は危険なので固定電話で」という事になったのだ。
実は自宅はすぐ裏側に山があって、昔から電波状況はムチャ悪い場所なので、悪いのは携帯電話ではなく場所だったのだ。
と言うことで、コーナー終了後ディレクターと会話をした中で「音はまったく問題ありませんよ」という事で、この先ロケがあっても電波状態のよい場所さえ確保出来ればなんとかなる、という事が判明したので、それは収穫なのだ。

20090527010という事で、2時15分頃に東名高速に乗りSBSを目指した。みのりんは午後6時10分から毎日テレビに出演しているという事から、とりあえず3時台に局に帰り着かなくてはいけない。最悪のボーダーが4時10分という感じなので、3時30分頃に到着しそのまま局に駆け込んでいく。自分は静岡駅まで送ってもらいそこで解散となった。
本当は4時まで「らぶらじ」が放送中なので、乱入ということも考えたのですが、明日もロケという事を考えて体力温存。ついでに帰宅してからは、来週ロケにいく場所に関しての原稿を本日中に完成させてみのりんにメール送信しなくちゃいけないのだ。
なんだか、むちゃくちゃスケジュールがタイトになってきて、綱渡り状態。
しかし、まさか翌日はもっと綱渡りのタイトスケジュールになるとは、この時は誰も想像だにしていなかったのだ。

加茂花菖蒲園のロケから帰ってきて、テレビを付けるとそこにはさっきまで一緒にいたみのりんがテレビで真面目な顔をしてニュースを読んでいた。
未だに現実にあうみのりんと、テレビに出ているみのりんが同一人物的に思えないのだ。
ガッツリとメイクをしているからというワケではありませんが、その違いがプロなのだなぁ。
自分はそのテレビを観つつ、来週のロケの原稿をカシャカシャと作成する。実はそこでしゃべる雑学というのはかつてこのブログでも書いた事があるネタなのですが、あまりにも周囲の人がその雑学を知らなかったのでちょっと不安になってネット検索をしたり、ちゃんとした学術的な本なども読んで確認。
をしていたハズなのに気が付いたらベッドに寝ていた。

20090527012時間は真夜中の1時半。うがぁぁぁと思いつつ「でも明日の朝までにみのりんに原稿を送る約束をしている」と思い立ち、カシャカシャと作業を始める。ほとんど基本的な部分が出来ていたので、最終まとめと確認をしてメール送信。
そこで昨日あんだけロケで動き回ったのに、風呂に入らずに気絶するように寝てしまったので、とちょっと湧かし直して風呂に入る。
やはりロケ後だと疲れてしまうってのは基礎体力が無さ過ぎるんだろうなぁ、やっぱ体力を付けるというのが急務なのだ。などと考えつつ、今日のロケから帰ってきたら明日の朝、金曜日の午前中までに来週分のラジオ原稿も書かなくちゃなぁ…、でも今日以上に明日は疲れていると思うので果たして原稿を書く気力が残っているか…、と考えてしまう。
という事で、少しでも原稿を書き進めておかなくてはと考え、とりあえず3時までやって、そこからグッと寝てロケに望むのだ!と考えた。

実は今日のロケは浜名湖周辺にある遊園地パルパルでの撮影という事で、東名を使って1時間半でいつもより早い朝8時出発となっている。そのために静岡駅に7時53分着の新幹線。三島駅を7時27分発なのですが、この7時台の道路状況が読めないので早いと40分で到着出来るけれど…、余裕を見て60分前に家を出ることにする。つまり自宅発は6時30分なのだ。
という事で軽く原稿を書く予定だったのが、気が付いたら集中していて5時近くになっていた。今から寝て6時30分に家を出るために6時に起きる事はかなり危険だ!ということで、そのまま寝ないでロケに向かうことにした。それでなくても昨日のロケの疲れも残っているのに大丈夫か→俺。(続く)

|

« 多摩蘭坂を登り切る手前 | トップページ | ラブいぜ!シズオカ・ロケ日記5:舘山寺・遊園地パルパル »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 多摩蘭坂を登り切る手前 | トップページ | ラブいぜ!シズオカ・ロケ日記5:舘山寺・遊園地パルパル »