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2009年5月28日 (木)

ラブいぜ!シズオカ・ロケ日記5:舘山寺・遊園地パルパル

連日のロケ、ハッキリ言って「規則正しい生活」なんて到底守れない状態です。
(この日記は前日から続いているので、そちらから読んで下さいませ)


20090528001そんなこんなで無事に朝8時に静岡駅で落ち合って浜名湖へ向かう。
その車中でみのりんと「ところで昨日のテレビ、メイクちょっとハッキリしすぎてませんでした?」などと話を振ると「わかりました?」などと言う返事が帰ってくる。その後はここでは書けないような話をアレコレ。
天気予報では「週末、金曜日から天気は崩れるでしょう」だったのが朝から小雨交じりで、東名を走っている時はかなりの雨脚になっていた。まだ5回しかロケしていないのに、その内2回が雨ってありえる?という話になった。
このロケは毎回スタッフが違うのですが、その前回の雨が伊豆反射炉でのロケ。実はその時のカメラさんが今回のカメラさん「あんたかい雨男は!」という感じだったのですが、目的地である浜名湖東部にある舘山寺・浜名湖パルパルという遊園地に着いた時は雨が止んでいた。

浜名湖パルパルのキャラはやなせたかし先生が書いてます
20090528002今回の雑学は、遊園地パルパルにある施設に関してと、もうひとつはこの場所に関しての2本立て。実際に1回で放送するのはもったいないネタなんですが、それを担当してくれた方に話すと「実はこの話を教えて貰うまで知らなかったんですよ」という事で、これは知っている人が少ないぞとシメシメ状態。
実は、今回のネタはかつて自分が出した本に記載してある雑学ではあるのですが、今回確実な裏付けが欲しいという事で実際に、この舘山寺に建っている旅館「堀江の庄」そして「ホテル九重」に直接電話をして聞いてみた。そこで出た答えが自分が本に書いた物と微妙に違っていたのだ。完全な間違いじゃなく、ニュアンス的な間違い。
う〜んと頭を抱えてしまう部分でもあるけれど、こうやって現物に触れるというのは凄く大事な事なんだなぁと思う。机上の雑学より現実の雑学なのだ。

20090528003まずはパルパルから浜名湖を横切って向こう岸のオルゴールミュージアムまでのロープウェイでの撮影。
片道4分という事で、乗る前に必死にセリフを暗記して挑む。とりあえず2テイクまでだったら4分内で収録できるという事なのだ。
以前から「なんでシリスギ仙人の時は喋りにくいのか」というのをずっと考えていた。
これまで「らぶらじ」の公開放送には何度も出演して、その都度、約5分間喋る分量の雑学はほぼ丸暗記をして(原稿は保険として持っているが)舞台の上ではそれなりに淀みなく喋り倒していた。
しかしシリスギ仙人の場合はなぜか暗記をしているのだが、つっかえる事が多い。別段テレビに出ているから上がっているというワケではない。今年の2月に出演した時は、それなりに長い喋りも普通にこなせていたから。という事で「もしかしたら」という部分がある。
実はシリスギ仙人はその被り物に腕が付いているのですが、それを操作する(実際にはほとんど操作出来ない)ために常に両手は手に繋がった棒を握っていなくてはいけない。手は常にふさがっているのです。
で、ラジオの時、電話で喋る時も、スタジオにいって喋る時も、自分は右手を使ってリズムのような物を取って喋っていることに気が付いた。それはリハーサルの時も。
つまり、手でリズムを取れないために暗記した物が全然出てこなくなる時があるんじゃないかと。
そんな事を思いながらロープウェイの4分間で必死にセリフを喋り倒した。
とりあえずロープウェイが到着するまでに形だけは撮影終了。2テイク撮影出来たので編集も出来ますという感じだったが、イマイチなっとくが出来ない。もう1回出来たらと、お願いをしてオルゴールミュージアムの展望台へ進む。

展望台は「恋人の聖地」という事で、笑ってますなこの二人
20090528004ここは浜名湖パルパルの全容と共に舘山寺が全て見下ろせる場所。一応360度のパノラマ展望台という事になっている。
ここで「この舘山寺は」という雑学を披露するのだが、とにかく風が吹いていてキツイ。
それでもさっきまで「雨がいつ降るか」と言っていた天気が奇跡的に日も差すようになってきて、なんか天気が味方をしてくれているような感じなのだ。
が、だんだんと風が強くなってきているので、大急ぎで撮影を終了させて、下りのロープウェイに乗る。
この下りではロープウェイから見下ろした風景などを撮影。
そして再び登りロープウェイを使ってテイク3、そしてテイク4を撮影して、なんとか納得がいく物が撮れた。様な気がする。
とりあえず舘山寺での本編撮影は終了したのですが「じゃ、まいどのオープニングはどうする?」という事になって、カメラマンさんが「ロープウェイの入口の処、あそこで…」と提案。そこで自分が「じゃ、その時シリスギ仙人がこんな形で登場するってのは?」と極々短い時間で打合せをすませて、すばやく撮影をして「舘山寺での撮影分は終了!」となった。

マジに美味しかったです。さすが浜松ウナギ
20090528006最後の撮影を終了したあと、撮影に同行して下さったパルパルの主任さんとちょっと世間話などをしていた頃から風が強く吹き始めていた「やっぱり遠州のからっ風って言葉があるようにこの辺は風が強い事が多いんですか?」「そうですねぇ風が強くなるとロープウェイも運行中止になっちゃうんですよ」と話している最中、どんどん風が強くなって「これじゃ本当に今日はロープウェイ停めなきゃダメかな?」という感じになっていった。本当にさっき撮影が終了して助かったと言う感じなのだ。
実は今日の撮影はここだけではなく、静岡市内に戻って県庁の分室での撮影が残っている。
という事で昼食を食べてから静岡に戻るという事になった。
浜名湖といったらウナギでしょ!と言うことで、『清水家のうなぎ』でムチャクチャ美味しいうな重を堪能。この仕事は色々な場所で実際に雑学の現場を見ることが出来るという恵まれた部分もあるんですが、もう一つは各地での美味しい食事ってのもあります。
なんか色々な事に感謝してしまいます、この美味しさには。

20090528005という処で、スケジュール的に問題が発生していた。
食事が終わるのがだいたい1時20分。東名に乗って静岡に戻るのに大体1時間10〜20分掛かる。
県庁に到着する予定が3時。さらに本日も6時台のテレビニュースに出演しなくてはいけないみのりんは本社にまで4時、遅くても4時15分ぐらいまでには帰らなくてはいけない。
これでスケジュール的にはギリギリ。
さらにこのスケジュールに、自分が毎日出演しているラジオ「らぶらじ」の『うんちく劇場』の中継が2時に入るのだ。
最初は、東名を走っている最中、2時前後に最寄りのサービスエリアに寄ってそこで待機し携帯電話で出演、と考えていたんですが、それをやるためにはジャストな位置にサービスエリアが無い場合はアウトだし、サービスエリアで待機するとしてもタイムロスが異常に発生する可能性が高く、それで県庁に3時に付かなかった場合は、今度はみのりんの方がアウトになってしまう。
さてどうする?という処で、今回の撮影に別働隊として参加していた広告代理店の方がミラクルな提案をしてくれた。

20090528007みのりんは撮影隊と一緒にこのまま東名に乗って、予定通りに静岡を目指す。それとは別に、杉村は広告代理店さんの車に乗って浜松駅を目指す。ちょうどここからなら浜松駅までに約30分で辿り着くので、駅前の駐車スペースに車を停め、そこから携帯電話でラジオ出演し、コーナーが終わった処で浜松駅2時19分発の新幹線に飛び乗れば静岡駅に2時45分に到着するので、そこでみのりん&撮影隊と合流して、3時から県庁分室での撮影に望める。という、少しでも失敗したらすべてアウトという感じなのだが、やってみないことには!
という事で、撮影隊の車に別れを告げ広告代理店さんの車で浜松駅に向かう。
車中からSBSのスタジオに電話を入れ事情を「いつも2時頭にスタジオでお便りなどを2枚ほど読む5分程度のコーナーがありますが、そこをとにかく短くして下さい、うんちく劇場が終わったら浜松駅19分の新幹線に乗らなくてはいけないので」と説明した。スタジオにはこっちの状況がよく解っていないかもしれないけど、なるべく時間を前倒しにしていかなくてはいけないのだ。

20090528008が、金曜日の昼下がりの浜松周辺は思った以上に車が多く思ったように進まない。視線にやっと浜松駅が見えて来た処でスタジオから携帯電話に連絡が入る。
「それではお願いします、本日は2時頭のスタジオトークは少し短めで繋ぎますのでスタンバイお願いします」
ハイと答えたが、実際にはまだ車は走行中で浜松駅までたどり着いていないのだ。
携帯電話の向こうではスタジオのてつさんとレイコさんが本日のテーマについて軽妙なトークを弾ませている。とそこで「という事で次のコーナーです!」とてつさんが叫び、いつものテーマ曲がジャララ〜ン♪と流れ始めた。
「え〜2時と言えばうんちく劇場、うんちく劇場と言えば杉村さん、杉村さ〜んもしもし〜」
とてつさんが自分を呼び出す前振りをしているタイミングで、車は浜松駅すぐ横の駐車スペースにキュルリと停車したのだ。
そんな状況を感じさせないように、平常心を保ちながら「はいこんにちわ杉村です」と語り始める。
「今日は28日、ニィハチという事でニワトリの日という事になっているのですが」
慌てているような状態を微塵も感じさせてはいけないと、平常心平常心と心で呟きながらコーナーを終える。

浜松→静岡の新幹線領収書
20090528009そこで広告代理店さんに感謝しつつ浜松駅構内を新幹線切符売り場へ走る。
実は今朝、出かける時に財布を見ると紙幣は5千円札1枚と小銭1000円ぐらいしか無かった。それで三島駅で往復新幹線切符を購入して3800円を使っていた。つまり静岡駅に降り立った時は2200円ぐらいしか無かったのだ。でも帰りに三島駅の駐車料金を払う金額はあるからなぁと思いつつ、静岡駅近くのセブンイレブンで暖かいお茶を買ったついでに2万円ほど降ろしていたのだ。これもある意味、偶然に助けられたという事かもしれない。
浜松〜静岡駅2230円の切符を購入して5番線ホームへ駆け上がる。そこでとりあえずみのりんに「19分の電車に乗れそうです」と連絡を入れたのですが、そのタイミングでその新幹線がホームに滑り込んで来て、言葉通りに本当に飛び乗った。
そして45分に静岡駅に到着し、いつもの場所に走ると「こっちもさっき着いたばかり」ということで合流に成功し、そのまま県庁の分室「歴史文化情報センター」に向かう。
予定の3時に到着し、そこで舘山寺周辺に関する歴史的資料を見せて貰い、その雑学がウソではないという証拠を撮影。少しそこでやりとりをして、みのりんとシリスギ仙人の撮影分が終了した。
カメラマンさんはまだ少し、資料などの撮影を追加するという事で、タクシーで「静岡駅経由、SBS行き」という事で乗り込み、自分は静岡駅で降ろしてもらう。

20090528010なんだか頭がクラクラするように密度の濃い一日だったワケですが、よく考えれば凄い偶然がよい方向へ重なっていた一日だったような気がする。
舘山寺に到着した途端に雨が上がり、撮影終了後にロープウェイが停まりそうな風が吹き、綱渡りだけどすべてOKだった浜松駅前での「うんちく劇場」、偶然金を降ろしていたので新幹線チケットが問題なく買え、そしてジャストなタイミングの新幹線、なにもかもが良い方向に転がっていったのだ。
こんな充実してスリリングな瞬間はそうは経験出来ないんじゃないかと思うのと同時に、なるべくなら経験したくないなと思いながら帰途につくのだ。
そう言えば、今朝は1時半に起きてそこからずっと緊張し続けたのだ。
あぁ疲れた、家に帰ったらすぐ風呂に入って寝よう。

と思った瞬間「あ、ラジオ『うんちく劇場』の来週分の原稿は明日、金曜日の午前中にディレクターに送らなくちゃいけないんだ」という事を思い出し、どんよりとした気分で家路につくのであった。

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コメント

相変わらず面白いブログですね。
こういう裏話的な物はなかなか聞けないので
余計に興味深かったです。

投稿: おおつぼ | 2009年5月31日 (日) 14時48分

 ご活躍ですね。静岡にいたときには、パルパルの担当もしていたので懐かしい。『ホテル九重』のリニューアルの仕事もさせてもらいました。静岡⇔浜松は毎週、何往復もしました。
 JRの切符はクレジットカードでも購入できますよ。

投稿: SHIN | 2009年6月 2日 (火) 07時06分

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