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2008年9月 4日 (木)

オフコース「眠れぬ夜」

オフコース「眠れぬ夜」
作詞.作曲.小田和正/編曲.オフコース
1975年12月20日/¥600
東芝EMI/ETP-10301


2008090412人組だった初期オフコースの曲の中ではミディアムテンポで軽快な曲。
もともと、それまでの曲のようにスローなバラード調で謳っていた物をディレクター判断で現在聞かれる物へとアレンジし直したという。これに付いては小田和正は不満タラタラだったらしいが、結果としてオフコース初のヒット曲となった。
自分はこの曲を中学の頃にラジオで聞いて「よい曲だなぁ」と思ってカセットに録音した物をずっと聞いていた。
その当時はジャケット写真にあるような二人組だったので、ずっとそう思っていたのですが、気が付いた時にはバンド形式になっていたのでビックリした。
確かに、この曲ですら「フォークデュオ」の曲ではないので、バンド形式になるのは必然だったのかもしれないけど。

今、改めてこのレコードを聴くと「キーボードの音色、それでいいの?」と不安になってしまうほどフニャフニャな音だし(キーボードにプリセットで入っていそうな音色)、ギターの音やリバーブも今の感覚で言ったら「ミキシングしっかりしろ!」って印象なんだけど、当時は格好良かった(と思っていたような気がする)。

アルバム『ワインの匂い』
200809042歌詞の方は、80年前後にタモリが軟弱の代名詞として掲げていたような世界が展開されている。
出だしは「別れた女性が懺悔してこれまでの事は忘れて」と言い寄ってきても「♪僕は君のところへ、二度とは帰らない」と否定する所から始まっている。
おぉ軟弱代表のワリには(勝手に代表にしてますが)言う時はキッパリと言うねぇ、と聞いていると
「♪愛のない毎日は自由な毎日」
などと、「俺は彼女と別れた後、自由を謳歌してるぜ」とちょいと強がり入っているか?という歌詞が出てくる。
ところが、その次にいきなり
「♪それでも今君があの扉を開けて、入ってきたら僕にはわからない」
と今までの強がりがいきなり感情をぐらついかせているのだ。
なんだったんだここまでの詩は!と、聞いていると、初志貫徹出来ない詩の内容は、眠れない夜に「♪愛がよみがえる」と締めているのだ。
えっっっと……、つまり「別れた女性がよりを戻しに来たら、僕は許してしまうかもね」という事を悶々と思って「眠れぬ夜」を過ごしているって事なのかぁぁぁ!
つーか、その戻ってくるという部分も現実じゃなくて延々と妄想じゃないのか! なんてこった。

この曲は、1980年に西城秀樹がシングル曲としてカバーしている。西条秀樹とオフコースってイマイチ繋がらないけど、ちょっと低迷感があった西城秀樹はこの曲で盛り返したという記憶がある。
ちなみにジャケット撮影は、シングルと同時発売のアルバム「ワインの匂い」共に新宿外苑。

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コメント

はじめまして。
いつも楽しく拝見しています。
オフコースは、「さよなら」でブレイクしてから、
その存在を知りました。
ただ、「さよなら」より前の「眠れぬ夜」や
「秋の気配」の方が好きだったりします。
  こんなことは 今までなかった
  僕があなたから 離れてゆく
「秋の気配」の一節ですが、よく考えれば、調子
いいですよね。ふる気満々ですから。
二人きりで聞いていて、気まずくなったカップル
とかいないんでしょうか。

投稿: ノースダコタ | 2008年9月 7日 (日) 08時41分

オフコース「眠れぬ夜」
http://jp.youtube.com/watch?v=MI33GJdtrPY
西城秀樹「眠れぬ夜」
http://jp.youtube.com/watch?v=-vCRfI1ALn0

投稿: ようつべ | 2008年9月10日 (水) 00時02分

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