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2008年9月21日 (日)

白鳥哲「ひとりだち」

白鳥哲「ひとりだち」
作詞.松本隆/作曲.吉田拓郎/編曲.あかのたちお
1975年8月/¥500
ディノスレコード/H-2


2008092101とりあえず秋の曲
TBS水曜劇場「寺内貫太郎一家2」の中で田舎から出てきた見習い少年石工テツとしてドラマデビュー、そして挿入歌「ひとりだち」を歌って歌手デビューもした白鳥哲です。
歌詞の中でもドラマの設定を臭わせるように、一人でアパート暮らしをしている部屋へ田舎に残してきた彼女から「秋の匂い」がする手紙が届いたと歌っている。さらに3番では「去年の秋は」あの子がリンゴを剥いてくれたけど今は皮も剥かずに噛みしめると、秋をイメージさせる曲となっている。
水曜劇場シリーズには中卒で田舎から出てきて住み込みをして働いている少年少女が毎回登場して、それを演じる新人が番組のマスコット的役割を果たしているのがパターンとなっていた。
有名処では浅田美代子や岸本加世子などがいるが、この白鳥哲や「時間ですよ・昭和元年」の谷口世津とかそれ以外ではほとんど見かける事無く消えている人もいる。相本久美子は使用人ではなく末娘だったし、それ以前の芸歴もあるけど近いパターンで登場した。

2008092102白鳥哲は「寺内貫太郎一家2」の後番組「花吹雪はしご一家」にも出演し、そこでも挿入歌として2枚目のシングル「赤い鼻緒とブルージーン」を歌っているが、色々調べてもその2本のドラマと2枚のシングル以外に足跡を残していないようなのだ。
そして記憶の中でも、歌手として白鳥哲が劇中で歌っている場面以外を見たことがないので、売ろうという意識があったのか? 本人も売れる気があったのか不明。本当にドラマの中にしか存在しなかった完全架空の人物のような気がしてしまう。
一応レコードに書かれてるプロフィールでは昭和36年3月1日生まれ、出身は東京都(地方出身じゃ無いのか!)、学歴は新宿区立淀橋中学3年在校中(バリバリ都心だ!)となっている。
しかし「寺内貫太郎一家2」が放送された1975年辺りになると「田舎から出てきて住み込み」という設定に無理があるような気もしていた。
と言いつつ、自分の中学校時代の同級生が高校進学せずに調理人として神奈川だかの店に住み込み修業で入ったという話もあったので、ギリギリありえる話だったのかなぁ。

ちなみに「ひとりだち」では田舎から出てきた純朴な少年がイマイチ都会の暮らしに馴染めずに「カセットテープに声吹き込んで、一人二役さびしいね♪」とかなり危ない一人遊びをしているのですが、B面では「この町に来てもう半年」、同じような寂しがり屋の女性に「ぼくの部屋においでよ」「ミルクティーでも一緒に飲むかい」と誘うような人間に成長している。
こうやって人はその環境に順応して変わっていくのだなぁ。

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コメント

白鳥哲「ひとりだち」
http://jp.youtube.com/watch?v=0SEHL-YZf0Y

投稿: ようつべ | 2008年9月23日 (火) 10時39分

秋の曲という事で、中山千夏、そして白鳥哲とは、随分と凄い変化球ですね。やられました。
確かに白鳥哲という俳優と曲はかすかに憶えているんですが、それ以外の記憶はまったくありません。
いや、今回Youtubeを見て記憶の底から蘇ってくるまで、すっかり忘れていました。
こんな曲を持ってくる知泉さんはやはり凄い!

次も期待しています。

投稿: タカハシ | 2008年9月23日 (火) 21時08分

少々古いトピにコメントですみません。

白鳥哲さんは小学校の同級生でした。
中学が別でしたので小学校卒業後はお付き合いは途絶え、かつ毎週ドラマを見ていたにもかかわらず、白鳥哲がが彼であるとは全然気付いていませんでした。(白鳥哲は芸名ですので)ところが友人からその事実を教えられ、改めて見たらなるほど彼でした。芸能界に入るとは夢にも思いませんでしたね。

ふと今彼は何をしているのか、と思い検索して辿り着いた次第です。

失礼しました。

投稿: Sudlor | 2009年7月 5日 (日) 02時22分

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