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2008年9月27日 (土)

牧村三枝子「いち抜けた」

牧村三枝子「いち抜けた」
作詞.阿久悠/作曲.穂口雄右/編曲.高田弘
0000年/¥600
ポリドール/DR6103


2008092701演歌の牧村三枝子の曲ですが作曲はキャンディーズの「春一番」など一連のヒット曲、郷ひろみ「林檎殺人事件」林寛子→小泉今日子「素敵なラブリーボーイ」などを作曲している穂口雄右(ほぐち・ゆうすけ:現在は日本作詞作曲家協会理事という偉い人)。それだけで、ただの演歌じゃないって解るのですが、軽快なポップス。昔の演歌系はこういうジャンルも関係ないポップな曲もあったんだよなぁ。
という事で『小泉純一郎 政界引退宣言記念』でこの1曲。

いやぁ突然の引退宣言ですが、政策の善し悪しは別として小泉純一郎という人は実に「解りやすい」という言葉がついて回ります。考えている事は多々解らない部分もありますが、発言や行動にキレがあったので「こう動いた」「こう考えてる」というシャッキリ感があった。
政治的なレトリックで人を煙に巻く事もありましたが、その時も明確に「騙したな!」的なニュアンスが解るような騙し方だったので、小気味よい感じはあった。
特に、その後の安倍政権・福田政権という、なんだかねちゃーっとしたメリハリの無い政権が続いているので特にそう感じてしまう。
バブル崩壊から長く続いている平成大不況の中での総理大臣という事で、何をやっても叩かれてしまうような状況の中、それでも後が後だけあって「あの頃は良かったなぁ」とか思ってしまうのだ。そんな良くも無かったけれど。

2008092702しかし「総理大臣を辞めた時から、もう国会議員としても引退しようと考えていた」との事で、次期選挙には出ませんか。その宣言を聞いた時「あれ?総理大臣を辞めてから随分経っているんじゃ?」と思ったのですが、まだ2年しか経っていないので間に選挙は1度も無かったんですな。間に安倍・福田時代があったので、随分昔の印象になってしまったんですが。
そんなワケであっさりと「いち抜けた」と言って舞台を降りていく66歳。それと対照的に何度も総裁選に出馬しやっとその座を獲得した麻生太郎68歳。
まさか牧村三枝子のヒット曲のように「決めた〜決めた〜オマエとみちづれに〜♪」なんて国が全壊するまでしがみついたりはしないよね。と言っても、福田康夫のように「もうこれ以上やってもムダだから辞〜めた」といきなり放り出されても困るけど。

未だに前方に明かりは見えていないけど、インパクトとわかりやすさは必要っす。小泉純一郎の最大の功績は「政治をエンターテイメント化し、国民が興味を引く物にした」って事じゃないかな?
政治的な決着は良いとも悪いとも言えないけれど、あの時期は政治がポップだった気がする。

その前に「森喜朗」という別の意味で興味を引く笑えるネタの宝庫もいましたが、政策がほとんど無く、無能を晒しているのに威張りくさっていた森喜朗が、史上最低の支持率の中で総理大臣を辞任した時、大人気で迎えられた小泉純一郎に送ったヒトコトも振るっていた
「国民の支持率が凄いというが、そんな小泉君にこの一言を送ろう『稔るほどに頭を垂れる稲穂かな』」
思わずテレビに向かってツッコミを入れてしまいましたよ。
オマエが言うな!と。

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コメント

牧村三枝子「みちづれ」
http://jp.youtube.com/watch?v=es8bSrUWw2k
中森明菜「みちづれ」音のみ
http://jp.youtube.com/watch?v=YrK7ld0Qk4Q&feature=related

投稿: ようつべ | 2008年9月28日 (日) 10時49分

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