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2008年9月12日 (金)

清水健太郎「失恋レストラン」

清水健太郎「失恋レストラン」
作詞.作曲.編曲.つのだひろ
1976年/¥600
CBS SONY/06SH 89


2008091201自分が中学時代に欲しかったギターは「エピフォン・カジノ」か「ギブソン・ハワードロバーツ」って、どちらもセミアコでした。
もっとも、貧乏な我が家にはそんなギターを買ってくれる魔法の財布は存在せず、なんとか小遣いとかを貯めて「モーリスの名も無き一番安そうモデル」を購入した。とりあえずスーパースターになれるかも知れないと夢を抱きながら。
自分が好きだった音楽は当時から「何でもあり」だったので、ガッチガチのロックでもフォークでもない音が出したかったので「セミアコースティックギター」いわゆるセミアコに憧れたわけです。
で「エピフォン・カジノ」ってのはジョン・レノンが愛用していたギター、今でも欲しいとは思うけれど、ちゃんとした音が出せる自信が無いので手を出さずにいる。
そしてもう一つの「ギブソン・ハワードロバーツ」というのは、1976年に「失恋レストラン」でデビューした清水健太郎がジャカジャカとかき鳴らしていたギターなのだ。

2008091202自分が中学の頃に好きで見ていた平日夕方の情報番組「ぎんざNOW!」の中で、清水健太郎は素人ものまね合戦に出場した清水アキラの先輩(共に足利大学)として出演して、モノマネをする時にバックでギターを弾いていたのが最初の記憶(もっと前から出ていたのかも知れないけど)。その頃、二人とも清水だったので「W清水」とか呼ばれていたような気がする。
あくまでも清水アキラの後でギターを弾いていたダケだったと思うけど、シングルのライナーノーツには「特技:ものまね」と書いているので、何かモノマネをやっていたかも知れない。
その内、清水アキラは番組内で集まった6人のメンバーと「はんだーす」を結成し、それとは別に清水健太郎は番組でアニキ的存在になりコーナーを持つようになって、そこから歌手として「失恋レストラン」をリリースした。
そのむやみやたらと肩に力を入れてジャカジャンッとセミアコをかき鳴らす姿に田舎の中学生は憧れたワケですよ。もう、今から思うとあんな感じでちゃんと弾けるわけないとか思ってしまうのですが。

で、欲しかったギターとして「ギブソン・ハワードロバーツ」と書いていますが、実はこのデビュー時に清水健太郎が弾いていたのは日本のメーカー『グレコ』が出していたハワードロバーツモデル。
それでも充分にカッコイイと思っていたのですが、その年の紅白歌合戦に出場した時、いきなり「グレコ」ではなく本物の「ギブソン・ハワードロバーツ」を持って出てきたのだ。
ヒットして本物を手に入れたか!あぁ俺たちのアニキは遠い存在になってしまった!(別にアニキとは思ってなかったけど)と思った次第。
ちなみに、数年前テレ東の「なんでも鑑定団」に出た時に、そのギブソン・ハワードロバーツを出していた。いくらの値が付いたのかは忘れましたが。

と言うことで、「失恋レストラン」のジャケ違いですが、一般的なのは1枚目の正面を向いている写真の物で、とりあえずレアなのはソファーに腰掛けハッパをキメている写真(正しくはタバコを吸っている写真)。レアと言っても普通に中古では見かける盤です。
これに関しては、何故ジャケ違いが存在するのかは解りません。ライナーノーツもまったく同じ内容でヒント無し。
しかし、改めて聞くといい曲ですなぁ。作詞作曲はつのだひろ(この時点では☆はない)なんですが、世間的には「メリージェーン」だけの人、あとはつのだじろうの弟ってぐらいの評価かもしれませんが、この曲と南沙織の「街角のラブソング」の作曲をしたって事で自分の中では評価高いっす。

しかし、80年代に入って人気低迷→クスリに手を出し→俳優として復帰→またしても、みたいな状態を繰り返し、現時点で4回逮捕されている。ダメじゃん、と思うんだが、現在はまたしても俳優としての活動を再開する準備中だそうで、なんかダメ人間として邁進していますなぁ
そういう観点からこの曲を聴き直すと「涙忘れるカクテル」「痛みを癒すラプソディ」と歌われている部分が「それってクスリの事かい?」と聞こえてしまうのだ。
いかんいかん、こんな名曲にそんなイメージを植え付けては。

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コメント

清水健太郎「失恋レストラン」紅白でギブソン弾いてます
http://jp.youtube.com/watch?v=lSF1BHkJRCA
清水健太郎「失恋レストラン」音のみ
http://jp.youtube.com/watch?v=ftjQ7UF-Fi0

投稿: ようつべ | 2008年9月18日 (木) 11時05分

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