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2008年8月23日 (土)

田代まさし「新島の伝説」

田代まさし「新島の伝説」
作詞.秋元康/作曲.鈴木雅之/編曲.丸山恵市
1986年8月27日/¥700
キャニオン/07・5H-309


200808231夏シングル第6弾。
デビュー時はシャネルズの人、その後ラッツ&スターの人、その後マーシー、その後田代メンバー、その後神、そして現在は出所して普通の人になっている田代まさしがラッツ&スターのメンバーからお笑いタレントに移行した1986年にリリースした曲。
この曲がソロデビュー曲になるんだけど、ソロはこれが唯一。その後は、ピーター(池端慎之介名義)とか、志村けんとか、なぜか麻木久仁子とのデュエット物ばかり。

作曲が鈴木雅之(マーチン)なんですが、こんなに甘いメロディを作れる人なんだなぁと思いつつ、このロッカバラードは「ポールとポーラ」とか辺りのメロディそのままに聞こえるなぁと思ってしまうワケです。
とりあえず曲のイメージに合わせているのか、田代まさしもなんか甘い甘い口調で歌っていてなんだかなぁって感じ。

とりあえず歌詞の内容は「新島に行けば、DEKIRU、そう信じてた」という主題で、「OTONAになりたかった」僕はヌマタジュンコさんとそういう関係になったけど、今頃は君も結婚してママになっているだろうけど「僕に似ているKODOMO」がいなけりゃいいけどさ、という内容。
途中にセリフとか出てくるけれど、コミックソングというには笑える箇所もなく、普通のラブソングかというとそうでもない、なんか異様に中途半端な内容なのだ。普通に流れていても普通にオールディズっぽい曲で聞き流されてしまう感じ。
どのような経緯、企画でこの曲が作られたのかは不思議なのだ。

70年代から80年代初期、確かに「新島にいけばひと夏のアバンチュールがウハウハ」という事はよく囁かれておりました。
なんか「ヤリタイ盛りの男女がソレ目的で夏に集う場所」みたいなニュアンスで語られ、島に向かう船の中からすでに自由恋愛タイムが始まっていて、男もそうだけど女も当然のようにソレが目的なので話は早い、もう入れ食い状態、相手もひと夏と思っているので後腐れ無し、とかなんとか、もうチェリーボーイ達の憧れの楽園だったわけですよ。
80年代中期以降は、日本各地にプチ新島みたいなヤンキー御用達の「あそこに車で行けばナンパされる目的で集まっている女がいるぜ」みたいば場所が出来(あくまでも聞いた事があるってだけで確認はしていませんが)、90年代に入ってQ2、伝言ダイヤルがそれに変わり、現在はネットやらなんやらで男女の出会いは積極的になろうと思えばいくらでもあるという時代に変化して、新島のアバンチュールは本当に伝説になってしまった。

80年代初頭、自分の知り合いもこの伝説を信じて、夏前に必死にバイトをして船に乗り込んだ奴がいた。
夏が終わってそいつの話を聞きに行ったのだが「あれはあくまでも伝説」と異様に日焼けをしながら呟くヤツの姿がそこにはあった。

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コメント

楽しい情報をありがとうございます。私は田代さんファンで、彼の復帰を願っています。また田代さんが歌う姿が見たい。ラッツ&スターにも再結成してほしい。

投稿: strawberry jam | 2008年8月28日 (木) 22時29分

>strawberry jamさん
田代さんの復帰は色々難しいとは思いますが、個人的にはあの気が小さい部分を補おうとして、前もって色々小道具を仕込んでいる笑いは嫌いではありませんでした。

投稿: 杉村 | 2008年9月 3日 (水) 08時35分

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