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2008年8月22日 (金)

堀ちえみ「真夏の少女」

堀ちえみ「真夏の少女」
作詞.中里綴/作詞.編曲.鈴木茂
2008年06月/¥700
キャニオン/7A0185


200808221夏シングル5弾。
「夏を歌っている歌手」とイメージすると、一般的にはサザンやTUBE、アイドル歌手ではハワイ出身の早見優とか色々いると思いますが、実は堀ちえみという人も夏を代表する歌手です。
というのもアイドル時代に22枚のシングルを出しているのですが、その内、タイトルに「夏」という文字が入っているのが5枚。「真夏の少女」「夏色のダイアリー」「青い夏のエピローグ」「ジャックナイフの夏」「夏咲き娘」。それ以外にもデビュー曲が「潮風の少女」だったり、「稲妻パラダイス」とか、夏祭りをイメージした異色な「Wa・ショイ!」とか、なんかやたらと夏よりの曲が多い。

200808222実は自分は堀ちえみという歌手にあんまり興味がない。タイトルを見て「お、堀ちえみを扱っているじゃん」とやってきたファンの方には申し訳ないんですが。
なんかキャラも華がなく、常に垢抜けない感じがしちゃって、フォフティーズ風のドレスとかで歌っている時もなんか貸衣装で着飾っている田舎の子的な痛々しさを感じていた。
歌もなんか平均点で突出した部分もなく、声質もコレと言った部分が無く、ついでにダンスも上手とは言えず、とりあえず振り付けの順番通りに体を動かしていますという感じで、そして歌もコレと言った感じがなく…。
いかん、書けば書くほどダメ出しばかりの文章になってしまう。

200808223個人的なイメージでは「平凡で地味な女の子」という印象だったので、あんまり夏がどうした、海がどうした、というリゾートポップスではなく、学園生活とか日常に密着した曲を歌ったほうがいいんじゃないかと思っていた。当時はアイドル全盛時代でキラキラと突出したあり得ないイメージへと飛躍する人が多かったので、その逆路線の方がよかったのでは?と。
もっとも、彼女の代表作は歌ではなく、ドジでノロマな亀と言われていた「スチュワーデス物語」というドラマだった。このドラマは表面上は熱血お仕事系ドラマだったが、70年代の熱血を80年代に入ってナナメ裏から見て、熱く展開する物語や登場人物の言動を「そんなのありえねえ」と笑う図式になったドラマだった。

200808224困難の状況が常に「ありえねえ」で、それを熱血で乗り越える姿も「ありえねえ」という、すべてをギャグ的に見る時代だったのだ。
その中で、垢抜けない堀ちえみは、これ以上無いほどに垢抜けずすることなすこと鈍くさい主人公を演じ、大ヒットとなった。
なんか個人的にあまり興味が無かった部分もあるんだけど、常に「どういう方向に行きたいんだろう」というのが見えないまま、途中後藤次利とのスキャンダルを挟み、20歳の時に結婚引退をした。
なんか「鈍くさいイメージ」「垢抜けないイメージ」が最後までしていたので「あんた芸能界で揉まれるより平凡な主婦になった方が良いよ」と思っていた。

200808225と思ったら、出産直後に「堀ちえみのあこがれママ日記 妊娠・出産・子育て」という本を出して、結構したたかだなぁと思っている内に3人目の子供を出産し、気が付けば「堀ちえみの子供大好き!愛いっぱい 3人の子育てママ日記」とか「堀ちえみと3人の小さな山男」という3人の子供を育てる話を書いた本を出し、さらに子供の親権をめぐって揉めたかと思っていたら、再婚して2人も子供をつくり、現在5人の親としてテレビにも出続けている。

1982年に垢抜けない純朴さをそのままにデビューした時は、こんなにたくましく芸能界で生き続けるとは誰も想像してなかっただろうなぁ

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コメント

堀ちえみ「真夏の少女」
http://jp.youtube.com/watch?v=hhQLDYY2ozc
堀ちえみ「青い夏のエピローグ」
http://jp.youtube.com/watch?v=ppgaX607eVE
堀ちえみ「夏色のダイアリー」ザ・ベストテン
http://jp.youtube.com/watch?v=GlDtdcLiZLQ
堀ちえみ「ジャックナイフの夏」夜のヒットスタジオ
http://jp.youtube.com/watch?v=EYW29kEWxpY
堀ちえみ「夏咲き娘」夜のヒットスタジオ
http://jp.youtube.com/watch?v=MYovqXxcark

投稿: ようつべ | 2008年8月28日 (木) 08時26分

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