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2008年8月27日 (水)

チェキッ娘「海へ行こう-Love Beach Love-」

チェキッ娘「海へ行こう-Love Beach Love-」
作詞.森浩美/作曲.土橋安騎夫/編曲.亀田誠治
1999年07月16日/¥1020
ポニーキャニオン/PCDA-01180


200808271夏シングル第9弾
作曲が元レベッカ・土橋安騎夫だったんすね。これを書くためにクレジットを見て初めて知り驚いた。レベッカのほとんどの曲を書いていた(初期の売れる前以外)80年代のヒットメーカーで、松田聖子の出産後の復帰1弾シングル「Strawberry Time」なんかも書いている。
でもレベッカ解散後、ソロを出したり、ユニットを作ったりしたけれど、NOKKOのボーカル以外では何か華を感じなく、いつしか表舞台から消えた印象だった。そうですが、チェキッ娘の曲を書いていましたか。
調べてみるとチェキッ娘のデビュー曲「抱きしめて」では作曲をせずに編曲だけで参加している。ということは編曲関連で仕事を続けているんでしょうか。

で、チェキッ娘ですが、前日の「モーニング娘。」がいわゆるパクリという音楽的芸能を昇華させたグループだったのに対し「コンセプトのパクリ」というか、世間的に便乗グループに分類されるアイドルなのだ(ファンや当人達はそうではない!と主張するとは思いますが)。

この手のグループは過去にも大量にいて、たとえば以前も書いたけれどピンクレディが流行った時に出てきた「キャッツアイ」だとか「キューピット」だとか、キャンディーズ解散を狙い「トライアングル」だとか「フィーバー」だとか「アパッチ」だとか。
ギャグとして「たのきんトリオ」に対する「イモきんトリオ」だとか。
さらにマニアックな所では「少女隊」に対する「聖女隊」だとか。
元ネタすらマニアックな「おかわりシスターズ」に対する「オレンジシスターズ」だとか。

200808272世間的評価は明らかに「コンセプト真似して出てきた」なのに、営業的には周囲も「それってパクリじゃん」とは言えずに、何事もなく時間は過ぎていく。それがオトナの対応って事なのですね。
ところが現代は怖い事に、その部分にもツッコミを入れることでギャグとして成立させてしまう、自嘲の時代なのだ。

このグループはフジテレビの平日夕方に放送していた「DAIBAッテキ!!」の中でオーディションを行いメンバーを決めた物で(この番組自体は1度も見たこと無いっす)、仕掛け人が秋元康、ディレクターがかつて「夕焼けニャンニャン」でADをやっていた人物で「平成のおニャン子クラブ」がコンセプトだったらしい。が、その時、モーニング娘。がジワジワ売れ始めて来ていたというタイミングで、グループ名が「チェキッ娘」だったために「モーニング娘。の類似品」みたいな印象になってしまった。
その後フジの「Hey Hey Hey」に初出場した際、グループ名が紹介されると会場がいきなりザワザワとざわめく、その様子を見たダウンタウン松本がいきなりモーニング娘。の名前を出してネタにしていた(記憶曖昧)。
そこで本人達が「いえいえ違います」「関係ないです」などと必死に関係性を否定する。という部分までがギャグ的にパッケージされ存在が認められていく。そんな時代になっていたのだ。
もっともこのグループは「Hey Hey Hey」の中で、新しい番組が始まるのでそれに出演するオーディションを行います、という告知から始まっている。

グループ自体は至極真っ当な物で、比較するべきグループではないとは思う(自分は音源でしかグループを見ていないので、それ以外は知らないっすけど)。ただ、音楽的に言うと何か特徴が無い(こういう大人数グループではしょうがないかも知れないけど)ので、やはり「テレビなどで見たり、思い入れがないとイマイチ」という感じなのかも知れない。
ついでにこの曲のカップリング曲「あしたのあたし」はフォークソングっぽい曲で、2〜3人がユニゾンでずっと歌っているんだけど、ラストのラスト(3分9秒頃)で一人が歌詞を間違えている。それをそのままCDにするって、ありなのかな?

しかし、こういう事を書いていると「こいつアイドルオタク」と認定する人も出てくるんだろうなぁ。基本的に音楽に関してはボーダーレスで何でも好きで、どのジャンルの音楽も普通に聞いているんだけど、誤解されやすいよなぁ。
って、今回のジャケット写真とかを見ていると、間違えてもしょーがないとは思うけど。

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