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2008年5月30日 (金)

田口浩正と、芋洗坂係長と、エロマンガ

毎週、金曜日の午前中までに来週分のラジオ原稿を仕上げる。
と言っても、最終的な決定権はディレクターにあるので、単純に放送回数分の原稿って事ではなく、だいたい倍の量をまとめる。
とりあず本日もそれをクリアし、午後からちょいと出かける。


田口浩正(似てなくて御免)
2008053001その出かける間際、テレビで「笑っていいとも」のテレフォンショッキングに俳優の田口浩正が出ているのを見る。
なんだか体調不良で「熱があるンすよ」という感じの話をしていた。その中で冗談として「もうフラフラで、45度ぐらいある」みたいな事を言っていたのだが、そりゃ無いだろと思いつつ、出かける準備をしていた。
さらに会場の100人の中で1人に該当するアンケートで「では、さすがに45度は無いと思いますが、44度になった事がある人!」と言うことで、なんと該当者が1名居て、田口浩正がストラップを貰っていた。
という所でテレビを消して家を出たのだが、なんか異常にモヤモヤした気分になってしまった。

芋洗坂係長(なんとか似ているか?)
2008053002基本的に体温計で計れる最高温が42度ってのが一般的で、雑学的には体温が41度になると肝臓がやられ、42度以上になると人体を構成している細胞のタンパク質がゆで卵のように変質して固まってしまうと言われている。
だから、会場にいたという44度を経験した人は!と小一時間問いつめたいのだ(田口浩正は熱があるって事で、適当に45度と言っていただけなのだが)
ちなみにこの俳優・田口浩正は元々「テンション」というお笑いコンビ出身で、その元相方は小浦一優と言う人物なんですが、最近「芋洗坂係長」という別名で注目されているあの人でやんす。

しかし、テレビってのは視聴率1%でも何万人もが見ているってワケで、あの瞬間かなりの人数が「ンな温度になるワケないだろ!」とツッコミ、極一部の人が「その程度なんだよ、俺なんかもっと上になった事あるぞ」と根拠もなく負けず嫌いを発揮していたんじゃないかと思うのだ。
テレビのバラエティだとしても信じちゃう人は多いワケで、時々「おいおい」と思う物を見る(自分のこと棚に上げます)

先日、オリコンヒットがどうしたこうしたという番組があり、そこでジュディ・オングの「魅せられて」がレコード大賞を受賞した際のエピソードを上田晋也が喋っていた。
「1979年、西城秀樹さんの『ヤングマン(YMCA)』が大ヒットしていて秀樹さんも自分がレコード大賞を受賞出来るんじゃないかと確信していたんですよ。だから授賞式の際に思わず立ち上がってしまったんですが、次の瞬間にジュディオングさんの名前が呼ばれ、照れ隠しもあってジュディさんをステージまでエスコートしたんです」
と語っていたワケですが、確かにこの年、西城秀樹の『ヤングマン(YMCA)』は大ヒットしていたんですが、レコード大賞の規約で「外国曲はノミネート出来ない」という物があり(実際には明記されていないという説もあるが)、西城秀樹は1979年最大のヒット曲ではなく「勇気があれば」という曲でのノミネートだった。

だから「自分が呼ばれると思って立ち上がった」という話はちょいと無いんじゃないかという感じなのだ。
その時、上田晋也は「これ秀樹さんから実際に聞いた話」と語っていたのですが、そうなると西城秀樹が話を面白くしようとして適当な事を言った、て事かなぁ。
でも、この瞬間テレビを見ていた何万人の記憶にこの話がインプットされちゃったのだ。

と言うことで、その翌日、たまたま回したチャンネルで上田晋也がクイズに答えるというのをやっていたので、ぼーっと見てしまったのだが・・・
雑学の古典的定番というか、エロ好き男子児童の定番ネタがクイズになっていた。
さて、実際にあるのはエロマンガ島、エロビデオ島どっち?(ちょいと正しい設問は忘れたけど)」
で、当然のように上田晋也は「エロマンガ島」と答えたのだが、そこで自信満々に「え〜このエロマンガってのは『熱い風の吹く平原』という意味です」と説明も入れて、会場は「なんでそんな事まで知ってんだよ」と驚いて終わっていた。
う〜む、エロマンガ島はバヌアツ領にある島で(正しくはイロマンゴと発音するらしいですが)、『熱い風の吹く平原』という意味を持っているのはオーストラリアにある「エロマンガ」という町で別の場所なのだ。

ちなみにエロマンガ島の語源は、雑学的には
1774年にクック船長がこの島を見つけた時に現地住民に「この島は何という名前だ?」を島を指指して聞いた際に、住民はその指の先に別の住民がいたので「あれは人間だ」という意味で「エロマンガ(イロマンゴ)」と答えた。
というエピソードが語られる事があるが、それは違うんじゃないか?と言う説もあって、ハッキリ断言できないっす。ネットでは圧倒的に「人間です」が多いんですが。
自分が持っている世界の地理のデータ集に「エロマンガ島」について3ページも解説があるが地名の語源は載っていないし、Wikipediaの該当ページにも語源は記載されていない。(文庫サイズの雑学本2冊では「人間です」の記述は見られるが…)

なにはともあれ、テレビで語られる雑学は一気に何万人もが見ることになるので、気が付いたらそれが定番になってしまう怖さがある。
私は、ラジオで毎日のように雑学を喋っているので、その辺を肝に銘じていかなくてはいけないのだ。

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