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2008年5月14日 (水)

ちゃんと使っているの?

政治家って「おこづかいの使い道の計画出来ない子」にしか見えないなあ。


「これだけのおこづかいがあるので、その中から上手にやりくりしましょう」というのを子供の頃にちゃんとしつけられないと、大人になった時に「今、金ねえけど欲しい物があるからローン組めばいいや」という考え方が当たり前になっちゃうんだろうね。
今の政治家って、予算を組んでおいて、しばらくすると「やっぱ金足りないや」と、新たな資金源として何か名目をでっち上げ税金を搾り取る。しばらくするとまた…、の繰り返しって感じ。
金はいくらでも湧いてくると思っているんじゃないかなぁ。

今から20年近く前、消費税3%が初めて決まった1989年の政府公報テレビCMを思い出した。
画面にOL二人が登場して、まず一人が「え〜ウッソぉ、私たちが買い物しても3%取られるのぉ」とアホっぽいセリフを吐く。
でも確かにあの時点まで「税金」というのは年度末に収入から取られるという印象が強かったので、子供などとはあんまり関係ないような気がしていた(画面に出てくるOLは税金は所得として払っていたワケですが)
それに対応して、もう一人がいきなりカメラに向かって「ちゃんと使ってね!」と意見を言うのだ。
そしてナレーションが「くらしと未来を築きます、消費税4月1日スタート」と入る。

結局、この時に採算採れると思った消費税3%が全然ダメで、たった5年後の1994年に「消費税5%」に決定している(実施は1996年)。
つまり政府は「これだけ税金を取れば採算取れる」という計算が出来ていなかったのだ(最初から数年後に税率を上げるという事になっていたとされているが)
で、その消費税のCMを見た時に凄く嫌な気分になったのはCM内でOLが「ちゃんと使ってね!」と言うセリフ。このCMを作ったのは政府側で、そのCMがなぜ政府側に意見しているかのようなCMになっているのか?って事なのだ。
ここでOLを出して「一般市民も関係している話ですよ」と印象づけたかったのかもしれないけど、なぜ政府側に向かって意見をいうような物にしたのかと、当時なんか釈然としない気分になったのだ。
本来このCMの方向は政府から国民へ、のハズなのに、まるで消費税を取られることを国民が承諾して、その税金を国が使う事を後押ししているかのような感じになっているのだ。

それと「ちゃんと使ってね」という言葉に代表するように、政府などは「決められた予算はとにかく、ドブに金を捨ててでもいいから、予定期間内に使い切る」という考えを持っているのも事実っすよね。
年度末の道路工事なんかでも、明らかにそこを今やらなくていい工事もあって、その理由が「年度内に予算を使い切らないと、来年度は使い切らなかったからという理由で予算が少なくなるから」と言われている。

現状はよく解らないけど、上は「金がなかったら、庶民から絞ればいい」と思っているのではないか?という印象しかないのだ。
ちなみに、政府公報の制作費や放映料も当然、税金から捻出されているんですよね?

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コメント

知泉氏の柔らかタッチで政治批評は風刺がきいてておもしろい。
それに対して「きっこの日記」は直接的でズバッと斬り倒す。いつも後味スッキリさせてくれる。
http://www3.diary.ne.jp/user/338790/

どちらも楽しく拝見させてもらってます。

投稿: 政治屋考 | 2008年6月19日 (木) 11時18分

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