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2008年1月 1日 (火)

あけましておめでとうございます

20080101
昨年はとにかく自分にとってターニングポイントになった年でした。
ついに文章を書く事を生業にしたという事が一番大きいワケですが、その最初の仕事がラジオでのレギュラー、って事でなぜか文章を書く仕事じゃない部分でのスタートでした。
とにかく試行錯誤の連続でしたが、この先も試行錯誤し続けていくと思いますので、今年もよろしくお願いいたします。


ラジオ「らぶらじ」の出演は昨日の大晦日もあって、実は2日からあるハズだったのですが高校サッカーで静岡が勝ち進んだために2日の放送は無くなりました。ついでに2日も勝ち抜くと、3日の放送も無くなってしまうわけです。
たしか、夏の高校野球のシーズンも同じようなことがあり、こちとら日銭で勝負しているワケで商売上がったりだぜ!などとは表面的に言えず「いやぁ静岡のチームが勝ち進むって嬉しいですね」などと言ったりするのだ。

しかし正月に絡んだ雑学を色々書こうと考えたんですが、この手のシーズン物雑学ってのは毎年言ってしまうので、「またそれ?」みたいな感じで心苦しい。
ついでに今年はラジオで「あけましておめでとうございます、え〜正月一発目の放送という事で、正月についての雑学を…」などと言う予定だったので、それらについて書くことも出来ない。と言いつつ、その予定の2日が潰れたワケですが。

という事で、その中で言おうとしていた雑学で「あけおめ」ってのがあります。
実は最近になって初めて聞いたもので
☆「あけおめ」という略し方が広まったのは、Every Little Thingの持田香織がカウントダウンTVの正月特番で使った事がキッカケ。
みたいな物がある。
う〜むそうなのか。

Wikipedia:「持田香織
>「あけましておめでとう」を略した若者言葉「あけおめ」を使用し、流行らせた人物である。
確かにWikipediaにもそう書かれている。
が、実際の事を言うと「Wikipediaを信用すると恐いよ」という話は業界的にかなり広まっている話。Wikipediaに書かれている事にはけっこう嘘、というか思いこみだけで書かれた項目も少なくない。
放送局での打合せでも、某出版社での会議でもその話題は出てきていた。出版関係では単行本を書いた作家の人がWikipediaの記述を丸々コピペしていた事が発覚して騒ぎになった事があるという話も聞いた。自分も気を付けなくちゃいけないのであります。

「あけおめ」に関してHatenaのキーワードでは
Every Little Thingのボーカルの持田香織や鈴木亜美(鈴木あみ)が、CDTVの特番で新年の挨拶に「あけおめー!」と言った事で広まったと言われる。
とされているのだ。
持田香織に続いて鈴木亜美も登場してきました。

とりあえず、持田香織(ELT)が出演したCDTVのカウントダウンライブは1997.1998.1999年の3回。
そんでもって2ちゃんねるの過去ログで、2000年12月30日の書き込みで「持田香織が年越しライブで「あけおめ〜」って言ったらしいね。」という物が残されている。
ついでに鈴木亜美のデビューは1998年なので、カウントダウンライブに参加したというのは1999年以降という事になる。
つまり、これらの情報から出てくるのは「あけおめが持田香織、および鈴木亜美によって使われたのは1999年」という事になるのだ。

とかなんとか書いてますが、実はその持田香織が「あけおめ!」と発言したカウンダウンライブを自分は直接見ていて、さらに「音楽番組をとにかく録画しまくる」という趣味がある私はそれも録画してある。
その発言の時にはすでに「今更あけおめかぁ」と思った記憶がある。
なぜならば、自分の場合、1990年代の中期からこの言葉をパソコン通信内で知っていて「うわ〜バカっぽい」と思っていたという経緯があるので、すでに使い古されたゴク一部の流行語って感じだったのです。
同じようなパターンでは2006年に流行語とか言われた「萌え」なんかも同じく10年以上前のパソ通で知った言葉だったり、オタク用語の多くがすでに10年前に出ているモノだったりする。
さらに、当時パソ通では「あけおめ、ことよろ」をさらに略して「あけおめ」の後に「こ」だけをくっつけるという、関西では絶対に言えない言葉も存在していました。

「あけおめ」に関してもっと遡ると、小学生ぐらいの頃、正月に放送された落語番組の中で「あけおめ」と略する事をやっていた。
もっと遡ると、江戸時代にすでに使われていたって事が判明しており、実はそんなに新しい言葉ではないって事なのだ。
だから、この数年、若者言葉的に「あけおめ」という言葉が使われているのは、リバイバルって事なのかも知れない。

という前提があって、ラジオでは
☆最近、正月の挨拶で「あけおめことよろ」などと言う人が多いですが、実はこの言葉は江戸時代から使われていた。
という予定だったのです。1つの雑学を語る裏にこんな調べ物が潜んでいる場合もあるわけです。
 そんなこんなで、今年も誰も気にしない部分の雑学をグジグジ掘り返していきますので、よろしくお願いしますです。

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コメント

はじめまして。
「あけおめ」ですが、私がこの言葉をはじめて見たのは1999年ごろのTVブロスに掲載されたPUFFYのコラムです。
その後同誌に「あけおめことよろなんていう言葉を使っていいのはPUFFYだけ」なんていう投書が掲載されていた記憶もあるので、「あけおめ」という言葉をメジャー化させたのはPUFFYである可能性が高いと思いますが、いかがでしょうか?


投稿: ささぼん | 2008年1月 1日 (火) 21時05分

あけましておめでとうございます。ご無沙汰です。
私も時々wikipediaの編纂をする事がありますけれど、項目をよくよく調べ上げていくとガセネタだったりする事もありますし(個人の知識や思いこみで事実とねじ曲がった事が書かれている事がよくあります。客観で書くのって難しいのですよ)、荒らされてる記事も見かけます。
wikipediaの記事は大概検索で上位になる事が多いですが、それを鵜呑みにするのはやめておいた方がいいでしょうね。私もついついwikipediaに頼ってしまうのですが・・・(紙媒体の百科や電子辞書を買うお金がないのですorz)

投稿: ニッタバ | 2008年1月 3日 (木) 19時42分

>>ささぼんさん おめでとうございます
PUFFYも同時期に雑誌で書いてましたか...
自分の体験した感じでは、インターネット内では「おはおめ」が浸透していて→音楽業界内でも浸透して→という流れだったんじゃないかと思います。
自分の日記を遡ると古い物では
1997年1月1日:http://tisen.jp/dia/1997/19970101.html
2000年1月1日:http://tisen.jp/dia/2000/20000101.html
で「あけおめ」を使っている。
「あけおめ」のメジャー化は満を持しての同時多発だったって感じですかね。

>>ニッタバさん おめでとうございます
世の中にはwikipediaを知識の基準として考えてしまう人もいるので難しいです。
もっとも書籍が正しいとも限らないのですが。
基本的に「自分の知識さえ疑って掛かる」というスタンスで行くべきだと思っています。思うだけで実際には難しいのですが。

今年もよろしくお願い致します。

投稿: 杉村 | 2008年1月 6日 (日) 09時47分

江戸時代からってソースってどこからですか?

投稿: 匿名 | 2016年1月 1日 (金) 09時26分

>江戸時代からってソースってどこからですか?


落語番組って書いてるようなんで
古典落語あたりを漁ってみれば出てくると思います

投稿: | 2016年4月 3日 (日) 10時32分

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