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2008年1月17日 (木)

阪神淡路大震災の雑学

1995年1月17日午前5時46分、兵庫県南部を中心に阪神淡路大震災が発生した。


この火曜日の朝、出かける直前に付けたワイドショーで「関西地域で大きな地震が発生してビルの倒壊など被害が起こっています」みたいな事を言っていた記憶はあるのだが、自分はその地震の大きさを把握せずに「ふぅん」と思った程度でテレビを切って会社に出かけた。
それが朝、6時45分頃で地震からちょうど1時間経過した所だったのだが、あまりにも大きな地震で情報が錯綜しておりテレビ局も混乱していたのかもしれない。

その当時、自分はとにかくヘビーなサラリーマンをしており、週に1回2回は当たり前のように徹夜をして、それ以外の日は連日真夜中まで仕事をしていて、ニュースすらちゃんと見ることが出来なかった時期。前年に総理大臣が替わった時も「なんとなく知っている」レベルしか情報をチェックすることが出来ず、1994年4月28日〜6月30日という戦後2番目の短命内閣「たった64日間の羽田孜内閣」を知らずに終わってしまう程のヘビーな日々だった。
そのために、仕事中も雑談することすら無く、黙々と仕事をしていたため、朝ちょいとテレビで見た地震が「未曾有の大地震」だという事すら知らずにいた。

そのため、11時過ぎに家に帰りテレビを付けた時、画面に映し出された崩壊したビルの画像を「またボスニア辺りで紛争が起こっているのか」と思ったぐらいなのだ。
それが日本の画像だと知った時は激しいショックを受けた。
自分は静岡の伊豆に住んでいるために、子供の頃から比較的大きい地震を何度か経験してきて、時々「天城トンネルが地震で崩れた」とか「○○に断層が出来た」とかの話題をよく聞いていたけれど、あそこまでの凄い地震が発生するとは… と呆然としてしまったのだ。

と言うこともあって、1月17日のらぶらじで語ったのが「阪神淡路大震災の雑学」
ディレクターと「この様に被害甚大な事件を雑学として扱うのはマズイっすかね?」とメール交換をして「扱い方次第で大丈夫だと思います」となったので、色々ある雑学の中から「地震による教訓」みたいなネタをチョイスした。
1月17日(木曜)に喋るという事で原稿は前週に出来ていた。

という所でその前日、ぼーっとテレビを見ていたのだが、以前深夜番組だった爆笑問題が司会をする『クイズ雑学王』がゴールデンレギュラーになった2時間スペシャルが放送されていて…。
いきなり「水道でレバーの上下で水を出したり止めたりする物がありますが、過去はメーカーによって統一されていなかった水の出方が、2001年にレバーを上げると水が出るように統一されました、さてその理由は?」という出題があった。
あぁぁぁぁぁ! この問題は!

実は答えは「阪神淡路大震災で棚から色々な物が落ちてきてレバーを押し、水が出しっぱなしになった件が多かったので」という物で、翌日しゃべるハズだった物なのだ。
実はこの雑学はずっと前に出した単行本にも書いた物だけど、事情を知らない人には「ははぁん、クイズ雑学王を見て今日の雑学を考えたな」などと思われてしまうかも知れない。(自意識過剰)
ラジオで語る雑学は基本的に記念日やその日に起こった事件をネタにする事が多いのでしょうがないって部分もある。以前も「おはぎの雑学」を語った時に、午前中の番組でまったく同じネタが出てしまい、ドタバタした事も書いた。(2007年9月30日の「雑学差し替え大作戦」に書いてあります)
でも事情を知らない人には「ははぁん」なのだ。

ふぬ〜ん!と悩みながら「誰もそれを指摘しませんように」と願いつつ番組に挑んだ。もしかしたら番組への投書で「あの雑学って昨日のクイズ番組でやっていたでしょ」みたいな物もあったのかも知れないけれど、今回は耳を塞いでやり過ごすしかないのだ。
実に気の小さいチキン野郎であります。

以下はそれ以外の雑学(ラジオで喋っていない物もあり)

阪神大震災ではライフライン復旧に伴い、通電したことによる漏電など多くの火災が被害を大きくした。原因の一つに熱帯魚用のヒーターがあると言われている。実は熱帯魚用のヒーターは水の外では異常過熱するため。

しかし熱帯魚専門店で取り扱われていた大型のサーモスタットが被災地で活躍をしていた。ガスがなく電気だけなので、それでお風呂を沸かすため。

ちなみに、その教訓から現在販売されている熱帯魚ヒーターは全て、水の外ではスイッチが切れるような仕様になっている。

バーの上げ下げで水が出るタイプの水道器具は、昔は下にすると水が出るものが多かったが、阪神大震災以前はバーを上に上げると水が出るタイプが主流になった。地震で棚などから物が落ちてバーを押さえ、水が出っ放しになったケースが多かった為の変更です。

阪神大震災で被災した人に聞いたアンケート結果によると、地震後の意外な役立ち品として『ラップ』が挙げられている。炊き出しの料理とかを貰うとき皿を汚さないで済むため、貴重な水が節約できるので。

帝国鉱泉株式会社の三ツ矢サイダーは元々、大阪平野に湧いていた自然炭酸水に砂糖を入れたのがルーツ。その帝国鉱泉の現在の社名がアサヒビール。近年までその水は湧いていたが、阪神大震災で涸れてしまった。

阪神大震災当時、関テレでドラマ「三都物語」をシリーズ放送しており、大阪・京都篇は放送済みだった。最終話『神戸篇』を制作予定だったが断念し、舞台を奈良県にして脚本を書き直し『奈良篇』を制作した。

しかし基本設定の変更は無かったのでヒロイン西田ひかるが「子どもの頃から奈良のおしゃれな教会で結婚式を挙げるのが夢だったの」という、変な設定になっていた。


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