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2007年11月26日 (月)

人生最大のピンチ

SBSラジオの平日昼からの番組「らぶらじ」で雑学を喋り初めて早8ヶ月が過ぎてしまった。


この話を持ちかけられた時は「普通に喋るのは大丈夫だけど、電話で喋るって苦手なんすよね」と不安を感じていたのですが、いまや電話で原稿に書いた雑学をしゃべりつつ、アドリブを挟んでリスナーを飽きさせない事を心がけている。
俺はいったい何を目指しているのだ?
文章を書きたいってのが最大の目標じゃないのか?

200711260てなワケで、最初の頃は電話が掛かってくる2時少し前にはトイレに行って、顔まで洗って、ストレッチして、コーヒーを飲んで、と色々な儀式をして準備をしていたのだが、いつしか直前まで原稿を書いていて、局から放送2分ほどまえに電話が掛かってきた瞬間にカチッと気分を切り替えて「電話で雑学をしゃべるモード」になるほどになった。

自分がしゃべっている番組「らぶらじ」というのは月・火曜日は愛知県を中心に活躍する鉄崎幹人&静岡放送アナウンサー小沼みのりが担当し、水・木曜日はかつてTETSU100%というバンドのボーカルだった杉原徹&元静岡放送アナウンサー橋本奈都江が担当している番組。そこに自分だけ月〜木曜のすべて登場しているので、どのパーソナリティより番組の全容を理解しているのだ。
という事で、気を抜いていたワケですよ。
昔から「好事魔多し」と言いまして、順調な時に悪いことが起こってしまうのであります。

明日はジャスコ清水店から公開生放送があるって事で、ゲストに物まねタレント「そのまんま美川」サンが来るので、『物まね』というテーマで雑学をしゃべっていた。(翌日はジャスコというテーマで喋る事が決定していたので)
とりあえず物まねという事で、雑学の間に物まねなどを挟みながらいつも通り順調に進んでいた。
その終わり直前に事件が起こってしまった。

いきなり携帯電話がジャ〜ジャラララ〜とエドワード・エルガー作曲の「威風堂々」を奏で始めたのだ。それも最大音量で。
以前は「出演中に鳴ったら困るので」と直前に消音にしたり、遠くに置いたりしていたのですが、ここ数日、仕事関係の電話が多かったのでそのまんまにして脇机の所に置いてあったのだ。
しかも運悪いことに、脇机の上に資料本が山積みになっていて、携帯電話がどこにあるのか解らなくなっていた。
威風堂々が流れる中、必死に平静を保とうと雑学を読み続けるのだが…。

もし携帯電話をすぐ見つける事が出来たとしても、現在左手で受話器を持って会話をしている。右手で携帯電話を開きボタンを押す事は難しい。
という事で、なるべく音から離れるしか手段はない!と、原稿の紙を持って立ち上がった…、焦っていたために脇机にガタンッと椅子がぶつかり山積みだった本が崩れる。

ガタン、バサッ、ドサッ、様々な効果音が響く中、まだ威風堂々がリピートし続ける。「えっとですね、と言うわけで…」シドロモドロに会話を続ける自分がそこにいた。

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2007年11月25日 (日)

冬眠したいほど寒い

何も考えず、発作的に4コマ漫画を書いてみました。
構想から完成まで20分弱。


20071125カエルは冬眠、熊は冬ごもり。
カエルの場合は自分で体温の調節が出来ないので、寒くなった段階で仮死状態になり、体温や内臓の動きなど生体機能などを最低限に抑える。
熊などの動物はただ単に眠っているだけで、真冬に食糧も少なくなるって事で極力エネルギーを使わない状態でジッとしている。

カエルなんかは毎日エサを与えていても寒くなると冬眠するように体内時計みたいな物が機能してしまう。
それに比べて動物園なんかで飼われている熊の場合、野外に出るような寒い場所で育てられていても、毎日エサを与えられている場合は冬ごもりをしないらしい。

野生の熊は→秋になって冬の為に必要以上に食べて必死に皮下脂肪を溜める→脳内から冬ごもりするための信号が出て眠くなるというシステムが出来上がっているのだが、動物園で毎日一定の量を与えられていると→皮下脂肪が溜まらない→眠くならないということで、冬でも通常営業なのだ。
野生の熊でも冬ごもり中に「どーしても空腹で眠れない」という時は外に出て、魚とか捕まえて食事をする。
だから雪山で熊に遭遇した場合、例外なく空腹で気が立っているので要注意。

ちなみにカエルはまだ寒い早春に一回起き出して、卵を産んで、もう一回穴に潜って二度寝する。

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2007年11月24日 (土)

ミシュランガイド東京2008

11月22日に、かのミシュランのレストランガイド本が発売され、初版12万部が3日間で完売したとの事。(初日に9万部)
なんつーか、出版不況とか言われている現状の中で凄い売上げっす。
しかし、そこまでミシュランの評価を気にしている人がいるってのがビックリなのだ。


200711241ミシュランのガイド本というのは1900年にフランス・パリ近郊のレストランガイドとしてスタートして、その後ヨーロッパの各都市版が発行されて、美味しいレストランの基準となっていた。
実はニューヨーク版が2005年に出るまで、100年以上に渡ってミシュランは「ヨーロッパでのレストランガイド」として続いていたのだ。
だから日本版なんつー物が出るのは凄い事なのだ。

で、問題なのはミシュランのレストランガイドってのは「とにかく厳しい」という事で有名で、昨年末に発売された2007年各国版に掲載されているレストラン総数16150軒の中で、三つ星★★★どころか星★がひとつでも付いているレストランは10%しかないという。
つまり、14500軒ほどがミシュランに掲載されているだけで、★がついてないのだ。厳しいっす。

でも、今回発売された「東京2008」は★★★が8軒、★★25軒、★117軒で、全ての店に★が付いている。つまり100%。
各国版の中で★★★が最も多いのはパリ版の10軒、東京版はそれに次ぐ8軒なのだ。
なんか、今回のミシュランのガイド本に関しては、本家の物と比較して何か裏があるような気がする。

しかし、そんなに旨いレストランとかに興味ある人が12万人もいるのかあと感心しちゃうのだ。

ミシュランの雑学
1900(明治33)年03月08日:グルメガイド『ギド・ミシュラン』創刊

この旅行ガイドブック「ギド・ミシュラン」を作ったのはフランスのタイヤメーカー・ミシュラン。車で食事や旅行に出かけるブームが起これば当然タイヤも売れるという発想で創刊された。

最初のガイドブック「ギド・ミシュラン」は最初はただ「美味しいお店を紹介します」という趣旨で、格付けなどは一切なかった。

読者から「紹介されていた店がさほど美味しくなかった」という苦情が来たので、1926年に発行した版から「おすすめのレストランには★を付ける」事にした。1931年に「★3個が最高」という現在の形が決まった。

タイヤを重ねたデザインのミシュラン・マスコットの名前はビバンダム。1898年に描かれたポスターがデビュー作。愛称は「ビブ」。

最初のポスターには、道路のデコボコを飲み込み問題なく走ると言う事で「今ぞ飲みほす時」とラテン語の詩が書かれた。その「Nunc est bibendum」からビバンダムと名前が付けられた。
当初は名前は無かったがミシュランを愛用していたレーサーがこう呼んだ事がキッカケで今に至る。

デビュー時はもっとタイヤが細かったが、徐々に太いタイヤで描くようになり、現在、体を構成するタイヤの数は26本になっている。

同じような例では「酒を飲んでいる時の会話ネタの為に」という事で、世界中の一番凄い物のネタを集めた「ギネスブック」を創刊したのが、ビールメーカーのギネス社。(どちらの本も最初は無料配布)


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2007年11月23日 (金)

東京タワーの雑学

あまりにもベタと言えばベタ。
東京観光という感じで生まれて初めて東京タワーに登ってきた。


てなワケで雑学がらみの「東京タワー漫画」でやんす。頑張りすぎて文字が多くなってしまいました。
読みにくい場合は、画像を拡大して読んでね。

20071123a

20071123b

20071123c

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そのすぐ近くを何度も通った事もあって、登ろうと思えば何度もそんなチャンスがあったのだけれど、「そんな観光的なチャラチャラした事出来っかよ、ケッ」と無意味にトンがっていたのかも知れない。 長渕剛の歌世界で語られる「東京のバカヤロウに負けるもんかと背を向けている田舎者」(←ファンの方ごめんなさい)的な世界は大嫌いだけど、基本的に自分紛れもない田舎者で、しかも「だからってナメンなよ、くのやろ!」と意味不明にポケットの中で拳を握りしめているような部分があったのかもしれない。
いや、20代の頃はそれは顕著で、その顕著な部分の自意識が「都会に負けちゃいけないと踏ん張っている自分がばれちゃいけないので、飄々とした風を装って冷静にしている俺」みたいな感じになっていたのかも知れない。 表面的には「のほほ〜ん」と生きてきた自分だが、その奥にはドロドロのドメスティック(内的・土着的)な田舎者魂がたぎっていたのだ。自分の出身地「伊豆」ってのが非常に中途半端なんだけどね(静岡県人だけど、TVなどの情報は東京圏の物を受けて育ち、今や新幹線で1時間通勤圏)。
という所で、話は脱線するんだけど、今回東京へ出かける途中の電車の中で大学生ぐらいの男女が話をしていた。

男「それで、あいつの彼女がDVじゃなくモロVなんだよ」
女「何ソレ?」
男「ドメスティックバイオレンスじゃなく、そのものバイオレンスって感じですぐ殴ったりするんだってさ」
女「ドメスティックがないバイオレンス?」
男「そうマジにバイオレンス」
女「ドメスティックってどういう意味?」
男「ほら、なんか理由付けて殴るってのがドメスティックバイオレンスって意味でさ、あいつの彼女は理由ないんだよ」
女「へぇドメスティックって理由って事?」
男「そうそう」
と素敵な会話をしておりまして、面倒くさい雑学野郎の自分は聞きたくもない会話にイライライライラしていたわけです。


閑話休題(それはさておき)
と言うことで、新橋で友人リンジと待ち合わせまして、ダラダラと芝公園を通過し
「おぉ!この公園の並木のまっすぐ向こうに東京タワーが見える風景はドラマで何度も見たことがあるぞ!」
などと、結局お上りさん丸出しで東京タワーに向かう。

季節はすっかりクリスマスの準備が済んでいて、タワーの足元は光の洪水でカップルや若い女子の集団がキャッキャッとはしゃいでおりました。
こちらはすっかりしょぼくれたオッサン二人だったのですが、テンションが上がってウヒョウヒョと見苦しくはしゃいでしまうワケでやんす。
やっぱ東京タワーの魔力は凄いなぁ

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2007年11月14日 (水)

その雑学はNGだ!

月〜木曜日の平日の昼間2時からラジオで雑学を語っております。


ということで、日付に合わせたテーマの雑学を前の週に編集して、ディレクターへメールして「じゃこれで行きましょう」とOKを貰って放送となっている。
とりあえず「ラジオでしゃべって良い雑学」と「ラジオではちょいと…」という物があって、それなりに自分でも気を遣って雑学をチョイスしている。
だから日によっては「このテーマだったら、この雑学が面白いんだけどなぁ」というネタがあっても封印してしまう事もある。

昼間の番組という事で、エロいネタは厳しい、でも少しぐらいは…と、これに関しては線引きが難しくて、ラジオ本編でチョロっとパーソナリティがエロネタを喋った場合でもクレームが来たりするらしい。
他に放送に相応しくないネタとしては「暗いネタ」という物がある。
例えば太宰治の雑学をやろうとした時に、どう絞り込んでも自殺に絡むネタ中心になってしまい「こりゃダメだ」となってしまった。あと病気ネタも、実際にそれで苦しんでいる方がラジオ聞いている場合もあるしダメなのだ。

たとえば太宰治とかの文学者ネタをやると、この病気ネタは沢山出てくる。もーラジオで喋る事が出来ないネタはここで書いちゃうのだ。

文学者は青白い病弱なほうがカッコイイという事で、太宰治は白血病に憧れていた事がある。その為にサナトリウムから流れ出てくる下水を飲んだことある。
※という雑学を書いたのですが、コメントで「それは弟子の田中英光では?」という指摘がありました。太宰に関してどこかでこのエピソードを読んだ記憶があるので(その後でメモした)すが、どうも弟子のエピソードと混同している恐れがあるので、この雑学をご使用の際はコメント欄を参照して下さいませ。
ちなみに「弟子の田中英光は太宰治の才能は結核によるものではないか?と思い、泥水を飲んだことがある」という雑学は、確実だと思います。
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宮沢賢治はある女性から熱烈なモーションを掛けられていたが、それを諦めさせようと「私はレプラですので、あなたと結婚は出来ません」と伝えた。その女性がその後それを周囲に言いふらし大騒ぎになった事がある。(レプラとはハンセン病のこと) 200711123

面白いんだけど、さすがにラジオではキツイかもしれません。いや、もしかしたらネットでもキツイかもしれません。


あと、放送出来なかったネタでは、8月の終戦記念日周辺で戦争のネタをやりたかったんだけど、これも「戦争で苦労した人がまだ沢山いるので」と放送できなかった。
てなワケで、これもこの先、ラジオで語る事がないネタなので季節はずれながら一挙公開。

この第二次世界大戦は世界を巻き込んだ人類最悪の戦争として記録されているのですが、第二次世界大戦で失われた人命・金額は、それまでの歴史上の全ての戦争のそれの合計をはるかに上回るといわれています。

第二次世界大戦中、戦地で「金魚を拝むと生きて帰る事が出来る」と言う噂が流れたことがあった。その理由は不明。

第二次世界大戦の敗戦の年の春頃、『月遅れのお盆に戦争が終わる』という予言が出回ったらしい。

元アメリカ大統領ジョン・F・ケネディーは,太平洋戦争で魚雷艇の艇長だった時、ソロモン方面で作戦中に日本の駆逐艦の体当たりにより撃沈されたという経験を持っている。

現在アメリカ大統領ブッシュの父親のジョージ・ブッシュは太平洋戦争で海軍の戦闘機に乗り出撃したが、撃ち落とされ現在の小笠原諸島の東方沖を漂っているところを米潜水艦に助けられた。そのままアメリカに戻ったブッシュは当時付き合っていた女子大生のナンシーと結婚した。

アメリカ軍は第二次世界大戦中「日本人の魂の象徴である富士山をペンキで赤く塗りつぶして、やる気をなくそう作戦」を考えていた。

その逆に、日本軍は「チャップリン暗殺計画」を考え出した。敵兵の戦意を喪失させる目的で。

日本を攻撃した有名人に俳優のチャールズ・ブロンソンがいた。実際にB-29で日本に爆撃をした事がある。

戦時中「甘い物に飢えた」という話があるが、砂糖は無煙火薬の原料となったため砂糖が不足したらしい。

アメリカ軍がジャングルで日本兵にあったときの対処法として訓練したのは「まず日本兵に合った時はメガネを奪って割ること」だった。日本人の9割がメガネを掛けているという誤解が広まっていたため。

さらに「日本人はジャングルに住んでおり、木の上で生活をしているのでジャングルでは無敵を誇る」というとんでもない情報も流れていた。
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これらの雑学は「戦争ってバカだなあ」と笑い飛ばせるネタとして考えたのですが、やっぱし難しいのだ。


で、最近はキビしいネタは最初から考えずに、適当に放送しやすいネタをチョイスしてしまう冒険を恐れた私がいるワケです。
ところが先日、放送直前に「今日しゃべる予定になっている最後の雑学はカットして下さい」と言うことになってしまい、あたふたしてしまったのだ。

その日は「お見合いの日」という記念日があったので、お見合いに関した雑学を羅列していた。
いくつかお見合いネタをしゃべり、漫画「サザエさん」の中でサザエさんとマスオさんがお見合いをした話に続いて、いとこのノリスケさんとタイコさんもお見合いしたと言うことで、こんな雑学を語る予定だった。

サザエさんのイトコ・ノリスケさんとタイコさんもお見合い結婚なのですが、こっちはちゃんとした座敷でのお見合いでした。冬場だったのでサザエさんが気を利かせて火鉢を置いたのですが、この火鉢のせいで2人とも一酸化炭素中毒で倒れ病院に運ばれている。

最初に編集した時は別段問題なく、ディレクターも「これで行きましょう」という感じだったのですが、その日、雑学コーナーが始まる直前のニュースで、「一酸化中毒で自殺を図った家族」という悲惨な物が飛び込んできて、その直後にそのネタは明らかにマズイだろ!という事で没になってしまったのだ。
それが決定したのが、放送一分前、さてはてどうしようどうしようという気持ちが先行して「時間が変な感じに余ってしまった」という失態を演じてしまった。

コーナーが終わって、電話を切った瞬間「ウガーーッ!俺ってヤツは!」と思ったワケですが、次の瞬間「あ、あの雑学もあったじゃん」と思い出した。

夏目漱石は見合い結婚をしている。その見合いの席で鏡子さんがひどく歯並びが悪かったのに口元を隠そうとせずケラケラ笑っていたのを見て、その開けっぴろげなところが気に入り結婚を決意した。当時夏目漱石は29歳、鏡子さんは19歳。
うーむ、もう少しアドリブや臨機応変で場を乗り切るという訓練をしなくちゃいけないのだ。

別段、タレント的な仕事をしたいと考えている訳ではないんですが、こうやってラジオに出ている場合はその場で最大限にリスナーに楽しんで貰える人でありたいと思うのでやんす。
って、今回の文章は雑学垂れ流しすぎで勿体ないっすか?

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2007年11月13日 (火)

フェチの深淵

来年発売の「広辞苑」には新しい単語として『マイ・ブーム』が収録されるという話があったけれど、楽しみなのが、その意味がどこまで正確なのか、どこまで薄まってしまっているのか?という部分なのだ。


今、一般的にマイ・ブームの用例としては
「最近、私のマイブームはカラオケかなぁ(私のマイブームという時点で重複しておりますが)」
「今、ビーリズブートキャンプがマイブームなんだよね」
みたいな、意味合いとしては「今ハマっている物」的な感じで使う事。
そもそもマイブームって言葉はみうらじゅんが80年代に考案した言葉で、実際には「誰も見向きもしない物だけど個人的に異常に興味があってハマっている物」という感じ。

「これ面白いんだよ」と友人に話してもまったく興味を示されないような事。世間ではまったく重要とされていない物に入れあげている状態を指す言葉なのだ。
以前メルマガで書いた物でこんな雑学がある。
☆マイブームという言葉が世間一般に広まった日は1988年12月1日。もともとの考案者はみうらじゅんだが、その日、小泉今日子が「笑っていいとも」に出演してこの単語を使い、タモリがその意味を尋ねている。

この80年代末期は、小泉今日子ってのは良くも悪くもブームの牽引者で、ひとたび「今、ライ麦畑でつかまえて」を読んでいます」と発言すると、そんな古典的作品がベストセラーになってしまうほどの影響力を持っていた。
そんな小泉さんが「マイブーム」という言葉を笑っていいともで言った事から、この言葉が一人歩きを初めてしまったのだ。

で、同じように使われ方が間違っている言葉に『フェチ』と言う言葉がある。
性的に興奮する、性的に好きな物みたいな意味合いで用例としては「俺、オッパイフェチで…」あるいは「私、筋肉フェチで」などと使われる事が多い。
でも実際「フェチ」というのは、本来性的ではない物体などに間接的な感情が入って性的興奮を感じる物だとされている。
つまり「ラバーフェチ」とか「金属フェチ」みたいな物が代表的な物。

微妙だけど、下着泥棒なんかも、本来は女性が身につけているから下着が好きだったのが、なぜか下着の方に興奮するようになってしまったケースなんかもある。
臭いフェチなんかも、それと同じケースかも知れない。(そこの所は専門家ではないので、詳しい話は難しいですが)
この数年、何度かニュースに出てくるモノでは「小学生の上履きフェチ」という物があった、小学校あたりの下駄箱から大量に上履きを盗んで、その臭いを嗅いでいた。さらに上履きを広げてその上を全裸になってゴロゴロしながら臭いを嗅ぐという「それは吾妻ひでおか、唐沢なをきの漫画が元ネタじゃないか?」みたいな事件があった。

「世の中には色々な人がいるなぁ」
と至って普通の性癖しか持っていない(と自分では思う)私は冷静に見ていたのですが、先日ニュースで「それは理解出来ないなぁ」というフェチ犯罪があった。
福岡県警が逮捕した男は、派出所に忍び込み、そこの浴室にあった蛇口を持ち去ったという物。この地域では同様に公園や住宅などから蛇口を取り外し持ち去る事件が数件起こっているらしい。
で、蛇口を持ち去られた水道は水が出しっぱなしになっていたワケですが、この男は「蛇口フェチ」ではなく「水が出しっぱなしになっているのを見ると興奮する」という「水出しっぱなしフェチ」。
とりあえず、住居侵入罪とかの犯罪とは別に「水道代を請求する」という事になっている。

水がじょぼじょぼ・・・・と出ているのを見て興奮するかぁ・・・・
俺なんてまだ人生を達観するまでまだほど遠いなと思ってしまったのだ。

http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20071013-269473.html

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2007年11月 9日 (金)

病院で人違い殺人&個人情報

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佐賀県で入院中の男性が射殺された事件は、どうやら「暴力団関係者が間違いで起こした事件らしい」という事になっている。
漫画で書いたように、もう随分昔だけれど自分が入院した時にそれに近い話(じゃないかと思われる)があった。


でも、今回の事件で知ったんだけれど、この病院では病室の入り口には入院患者の名前プレートを掲げていなかったらしい。個人情報保護法の観点から。
なんか「個人情報保護法」って言葉が凄く勘違いされて一人歩きしているような気がする。

テレビでやっていた学校の話題では、図画工作の作品や書道の作品などを張り出すのは良いけれど、名前を付けてはいけない。個人情報保護の観点から。
学級の文集なんかに生徒が書いた作文を掲載するのは良いけれど、それを誰が書いたのか名前を記入してはいけない。個人情報保護法の観点から。
しかもその作文の中で「○○ちゃんと遊んだ」と名前が出てくるのはいけない。個人情報保護法の観点から。

卒業アルバムでクラス一覧の写真に名前を付けてはいけない。個人情報保護法の観点から。
生徒や親が希望すれば正面の写真じゃなく、横顔や、さらに認識出来ないように後ろ姿だけにする。個人情報保護法の観点から。

おいおい、おかしいとちゃうか?
確かにね、卒業アルバムなんかをどっかに売る奴なんかもいるかも知れないけれど、どっかに務めた時も社員名簿に名前を載せるなとか、言い出すんじゃないのか?個人情報保護法の観点から。
だったら、外を歩く時はお面でも付けておけ、生活する時は実名じゃなく常に仮名を使えって事だ。

なんか最初に言われていた「個人情報保護法」の概念から激しく逸脱しているよな。
そのお陰で、お役所で年金を横領した公務員なんかも名前を明かさなくても良くなっているし、先生が不祥事起こしても校長先生が謝罪するだけで良くなっているんだよね。個人情報保護法の観点から。

と言いつつ、戸籍謄本とか車両証明賞だとかは申請すれば手に入れる事できるんでしょ?(今はどーなっているのか知らないので、いい加減なこと書いている可能性大)
なんか変な事になっているなぁ

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2007年11月 7日 (水)

秋深し

季節はゆったりと変わっていくのだなぁ と実感する今日この頃。


今まで、サラリーマン時代はマジに「暑いなぁ」と思っていたのに、気が付くと衣替えの季節になって、服を着替えたなあと思っている内に年末に向けてドタバタして「え?今週末クリスマスだっけ?」というぐらいの勢いで年末に突入して、気が付くと周囲が大掃除しているのにドタバタしながら作業をしつつ明日から正月休み。
みたいな感じで夏以降の日々を過ごしていた。

この数年は休日は病院通いとグッタリで「休みに予定を入れる気力無し」状態だったので、休日どっかへ遊びに行ったみたいな記憶がほとんど無い。無駄な雑学は大量に知っているのに遊びに関しての知識はほぼゼロなのだ。
当然、クリスマスの予定なんて数年立てられもせず、というかクリスマス当日の真夜中1時過ぎまで仕事をして、その帰り道にいきなり警察に車を止められライトで顔を照らされた上「酒飲んでないだろうな!」と異常に威圧的に詰問されちゃうような状態だったので、クリスマスに予定を入れるなんて…。
そんなこんなで年末を過ごして、正月はただただグッタリしつつ、部屋の掃除をしながら、前年に買ったままだった本をぼけーっと読む。そして会社が始まると仕事始めの日からまた圧倒的な仕事量に追われ始め・・・・エンドレス。

この日々は定年退職まで続くんだろうなと諦めてもいた。
そんな時代じゃないのに滅私奉公みたいな状態で精神的に何も考えられなかった。まるで新興宗教のマインドコントロールのように何も考える事を与えられず日々の仕事をしていた。
そんなモノだよ日本のサラリーマン。自分だけじゃないと思うし、今これを読んでいる人の中にもヘビーな状況になっている人もいると思う。

そんな今までの時間的に切迫していた日々の中でも、変に知識欲だけが精神の中に生き残っていて「今、本を読むことを辞めたらマジに何もない人間になってしまう」という強迫観念で過ごしてきた。
そんな中、メルマガやブログ(サイト運営など)を続けてきたのは、唯一の逃げ場だったのかも知れない。
夜11時に帰ってきて寝る直前まで文章を入力していた。おかげで短時間で文章を書くことが出来るようになっていたワケですが。
数年前から体力的にボロボロで、体を動かす事がかなりキツクなり(去年の今頃は基本的生活がやっとというぐらいに腰痛や肩痛などが酷かった)、本を読むという作業がギリギリ自分が出来る趣味になっていた。
でも基本的に時間が限られているので、トイレに入る時、風呂に入る時、は絶対本と共にという状態で、今ではそれが習慣化している。

そんな状態からドロップアウトしてしまった私は今、雑学野郎として自宅を中心に仕事をしている。
ブログでも書いてきたんですが、去年の秋に入院し、その後は復帰→体調最悪で休職→復帰を繰り返し、結局今年の春に退職した。
その時には「ラジオで喋る」と「新書を出す」という仕事しか決まってなくて、それ以外まったく考えていなかった。まずは体調を戻すリハビリが必要だということで考えていたのだ。

仕事的には夏まではラジオをやりつつ「この先どうしたらいいんだろう」と思っていたんですが、気が付いたら現時点では仕事もなんやら入り始めて、日々〆切に追われる状態になっているのだ。
決して単価が高いワケではないので「こりゃ文章書きなんてチョロイもんだぜ」的な状態でもないんですが、徐々に仕事も先の見通しが立ち始めている。
と言いつつ[宣伝]まだ何とか余裕がありますので、出版社の皆様お気軽に原稿依頼を絶賛受付中でございます。
当方、雑学ネタを中心としておりますが、音楽系なども受け付けておりますので是非ダマされたと思って原稿依頼をよろしくお願いいたします。
イラストも描けます!(とりあえず現時点では色々なパターンの仕事を経験しなくちゃと思っているワケです)

で、〆切に追われると言いつつも季節を感じる余裕もあるワケで「ザ・健全な生活!」という感じなのかもしれない。
今は「あぁ夏から秋に季節はどんどん深くなっていくのだなぁ」と学生時代と同じように風景の変化を感じている。
なんだか20年ぶりに空気を吸っているような気もする。

〆切が詰まっている時は、その間ブログも休みがちになってしまってすいません。
もっと状況に慣れてきたらブログの更新頻度も安定すると思います。
そんなこんなで近況報告的文章。

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2007年11月 1日 (木)

美味しんぼ:100巻 発売記念

ついに「飯喰って悩みは全部解決漫画」美味しんぼが100巻を突破しました。
そんなワケで記念漫画です。

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これまで「知泉的雑記: 美味しんぼ:98巻 発売記念」という漫画も書いたり、「知泉的雑記: 美味しんぼ:95巻」という文章を書いてきました。

ハッキリ言ってこ〜んなに長く続くような漫画じゃないと思うんだけど、とりあえず連載は続いていて単行本は出続ける。
1巻から全部発売直後に初版で買い続けている私ですが、なんかここ数巻は買ってもすぐに読まない。

だって文字多いし、物語のダイナミズムなんてものとは遙か遠くに行ってしまって「この食べ物について書かなくちゃいけない」というテーマにそって物語が都合良く回っているってだけの印象で面白くないんだもん。
なんか行政辺りが作る小冊子に載っている「じゃあ、このダムがどんな役割をしているか見てみよう!」なんて漫画に近くなっている気がする。

でも、庶民がグルメに狂う前から始まり、その狂乱時期を乗り越え、食に関する信頼が揺らいでいる時代を経て、どこまで行くか見届けるために、惰性で単行本を買い続けるのだ。

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