1年
「悠仁親王 1歳」というニュースをテレビでやっていて「そうか・・・」とビックリした。

それまでずっと体調不良を騙し騙しサラリーマンを続けていたのですが、前年春ぐらいから本当に疲れが抜けないどころの話ではなく、眠れない・体中が筋肉痛・偏頭痛・耳鳴り・右腕がしびれる・腰痛・胃弱などなど「どこが悪いのか解らない」レベルまでボロボロになっていた。
ムリがあっても社会人的には「体調管理は本人の自己管理がなっていないからだ!」みたいな部分をよく言われるワケで、そんな泣き言も言えないなぁと「明日倒れるかもしれない」という状態で1年ほどやって来たのですが、8月末に仕事中意識が遠のいてしまい、病院に行った所「じゃ、入院ね」という事になって2週間入院する事になってしまったのだ。
そんな入院中に、「秋篠宮家に男児誕生!」というニュースを聞いた。
それからの1年間は地味に激動の1年だった。

その入院した日の午後、リハビリで病院の庭を散歩していた時、SBS静岡放送のアナウンサー國本良博さんより電話があって「来春はじまる予定のラジオ番組で雑学を喋ってみない?」という提案があったのです。
つまり、去年の今頃、それまでの自分へダメ出しと新しい方向への道が同時にあったワケです。
その時はまだ、それまでの仕事を続けつつ、どういう形か解らないけれどラジオの仕事も出来れば…と思っていたのですが。

そして1ヶ月の自宅療養休職となったのですが、その休職になった当日、自宅パソコンに「本を出しませんか?」というメールが届いた。
入院の日→ラジオの話、休職の日→本の出版、というそのタイミングもあって、その後の細かいすったもんだの末、退職して今に至るというワケであります。
仕事的にはまだラジオがメインで細々とやっているのですが、徐々に書き物の仕事も入りつつありそれなりに形になり始めている感じって処

なにか物を書く人になりたいと思いつつ、サラリーマン仕事に追われ最初の1歩も踏み出せなかった約20年間があったわけですが、こうして切羽詰まった状態で足を踏み出したこの1年。
なんか、やっとスタートラインに立てたような気がする。
この気持ちを忘れずに、常に謙虚に、常に感謝しながら、切磋琢磨し続けていかなくちゃいけないのだ。
というワケで「お仕事下さい」というワケでやんす。
雑学系の仕事を中心にご依頼をお受けしております。
お仕事の依頼は<tisen@tisen.jp>
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