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2007年9月 6日 (木)

「imidas」「知恵蔵」休刊

年末から年始になると本屋の一角にぶ厚い本が山積みされている。


00imidas20071948(昭和23)年創刊の「現代用語の基礎知識」を始めとして、「imidas」「知恵蔵」という前年に起こった事件やキーワードを解説する年鑑形式の辞書なのだ。
時代を切り取った辞書として役に立つこともあるんだけど、一般的にはそーんなに役立てる場面もないんじゃないか?という気もして、その分厚さが「邪魔」ではある本でもある。
実際、自分も完全に毎年ではないけれど精神的と経済的に余裕のある年末はぼーっとしながら購入してしまう事もあった。
もっとも、それをちゃんと利用できるほど読むか? というと疑問なのだが。
そんな中、「imidas(集英社)」「知恵蔵(朝日新聞社)」が休刊するというニュースが流れた。

002007この二つの年鑑辞書はすでにウェブデータベースとして有料稼働しているんだけど、書籍の方の売上げが落ち込んできたので遂に休刊となった。
「imidas(集英社)」は1986(昭和61)年に創刊号114万部でスタートしたのだが、最新刊の2007年度版が14.5万部にまで落ち込んでいた。
「知恵蔵(朝日新聞社)」は1989(平成元)年に創刊号95万部でスタートし、最新号の2007年度版が13万部になっている。
共にバブル期の「とりあえず出せばそれなりに売れる」みたいな時代に創刊しているので、創刊号との比較は難しいんだけど、やはりこの数年の出版不況はきつかったみたいなのだ。
そして唯一継続となっている「現代用語の基礎知識(自由国民社)」は第二次世界大戦の復興期1948(昭和23)年創刊で、次に発行される2008年度版でちょうど創刊60号となる。昭和23年の創刊号は120万部発行。最新号2007年度版は12万部。

002007_2「imidas」「知恵蔵」は共にネットの有料コンテンツとして続いて行くらしいけど、ネットで調べるという部分で言ったら現在は「Wikipdia」という物が大きく存在しているので、事業的にはソッチはキツイんじゃないかなぁ
もっとも「Wikipdia」はあくまでも「素人が無責任に編集できる」という怖い部分を抱えているので100%信用に値しない部分がある(それで恥をかいたプロの作家も何人かいるみたいですが)という事を念頭に置かないと怖いのだ。
といいつつ書籍も100%使用できるワケではないって事を頭に置かないといけないのだ。

自分はこうやってネットで文章を書いているんだけど、やはり根っこの部分にアナログが深く刻まれているので、あくまでも「紙媒体」に拘っている。
自分の本が初めて発行された時も激しくドキドキしたのだ。
バブル崩壊と共に始まった出版不況って奴、すでに10年以上経過しているワケで、今中学・高校生辺りは物心付いた時から出版は不況のただ中でそれが当たり前だったのかも知れないけれど、古い人間はそこにこだわり続ける。
そんなワケで「現代用語の基礎知識」、部屋の中で邪魔になろうとも来年度はちゃんと買ってやるぞ。
※ライバル「imidas」「知恵蔵」が休刊した事により、書籍としての年鑑辞書は「現代用語の基礎知識」がそこから零れた読者を取り込めると思うので、売上げ上がると思うのだ。

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