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2007年9月28日 (金)

今度は大丈夫ですか?DeAGOSTINI(デアゴスティーニ)

10年ぐらい前から「分冊百科」みたいな感じで週刊誌ペースの「20世紀」とか「歴史上の100人」とか、他にも文字だけじゃなく「ロボットを作ろう」「フェラーリコレクション」とか色々な物が出版されている。


色々な出版社がその手のを出しているんだけれど、そこで有名なのが「DeAGOSTINI(デアゴスティーニ)」という出版社。
元々イタリアの地図会社だったらしいんですが、日本ではその「分冊百科」というスタイルで特定のテーマの百科シリーズをいくつも出している。
毎週500円前後の雑誌って事で、ページ数の少なさを考えると微妙な値段設定なんだけれど、100冊揃えると5万円かよ!って感じで「5万円だったら、もっと豪華で凄い本が買えるよなぁ」と思ってしまう部分もある。

でも、個人的には「何かの資料になるかも知れない」って事で、これまでいくつかのシリーズを購入している(ほとんどがコンプリートしていないけれど)。
で、購入する側が途中で根負けして購入停止になってしまう事も多いワケですが、そんな根負けをする人が多い場合は、出版する側も根負けしちゃうワケですね。
つまり売り上げ不振ってヤツ。
でも、最初に「全100巻を揃えると完璧な事典になります!」と謳っているので、途中で辞めるワケにもいかないという事情があって、なんとか息絶え絶えで頑張っているような感じもあるのだ。

で、最近よくある「毎号、部品を少しずつ付けて、全巻揃った時には戦艦大和が完成します!」とか「ロボットが!」とか「巨大なドールハウスが!」とか、最近では「ディズニーランドが!」って感じの、購入し始めたら途中で辞めるわけにはいかなくなってしまう巨大プラモデルシリーズ。
これの初期はアート系の学習物で、毎号「筆」とか「絵の具」がチョビチョビ付いていたのを本屋で見かけたんだけど、テキストに合わせて「今週はミドリの絵の具が付けられていますので、このように緑色を塗って…」とかになっていたんでしょうかね?そんなに細かく説明されても…。

その後、バイクや自動車のフィギア系になり、さらに組み立て物に移行していったワケですが、「週刊ラジコンCAR」なんてのは毎週細かい部品を付けて、定価1190円で全45巻で完成します!って、普通5万円以上掛けずともラジコンキットは買えますよ。
「ロボット」は全74号で完成するって事だったので、総額9万円近い値段になってしまうワケで、しかも週刊で完成までに2年近く掛かってしまうので、出来上がった時にはすっかり古くさいタイプになってしまう可能性が大なのだ。
少年時代に「科学と学習」ドップリだった世代としては、惹かれる部分が無いワケではありませんが。

でもって、時々本屋で「週刊○○○を作ろうは書店売りではなく注文販売になりました」という張り紙を見る。つまり不特定の人に向けて販売するってのはムダが多いので、もう引くに引けなくなって買わざるを得ない客だけを相手に注文販売で最後まで行くぞ!って事で、つまり売れてないんだろうなという事なのだ。

新創刊「昭和タイムズ」
02deagostiniで、2・3日前からテレビでDeAGOSTINIの「昭和タイムズ」というシリーズが創刊された!と宣伝を始めている。
それを見て驚いてしまったのだ。
「あれ?これって『MADE IN 昭和』ってシリーズと同じじゃん」
そのCMでは「いくつもの驚きと感動を乗せて走り抜けた昭和。あなたはどんな事を憶えていますか?週刊昭和タイムズ、創刊号は39年、カレンダーで振り返る昭和の日々」などとナレーションが語っているのだ。
1年を1冊で振り返り、全64冊、創刊号は190円
と言うことになっているんですが、ちょうど1年前もほとんど同じCMを見た記憶がある。

これが1年前に創刊された「MADE IN 昭和」
03deagostiniということで本棚を探してみると、ありました。「MADE IN 昭和」。奥付から考えると10月中旬の創刊。しかも創刊号は同じく昭和39年の特集。
テレビで映し出されている「昭和タイムズ」の表紙と、手元にある「MADE IN 昭和」は激しく同じ物なのだ。表紙見本その1・その2って感じで、内容もなんか同じような感じ(同じ年を扱っているので当然ですが)
で、ここまでの話を聞くと同じDeAGOSTINIからほぼ同じ内容のシリーズが出ている?とか、1年前に創刊なのでまだ前のシリーズは完結していないんじゃないか?と思いがちなんですが、実は前のシリーズは同じく「全64巻」予定で始まり、すでに終了している。

「MADE IN 昭和」コンプリート
04deagostini自分は「昭和の歴史の参考資料」として購入していたんですが、昭和53年を扱った10巻が出たのが今年の1月23日。
その当時、自分の中で色々複雑な事情があって本屋に日参出来ない日々が続いていた。
1週間ぶりに本屋に行った時に探し見つからなかったので「あれ、11号買い逃しちゃった」と思っていたのだ。それにしては今週発売されているハズの12号も無い…。
と思ったんですが、当時は精神的な余裕が無かったので「はぁぁぁ、買い逃した」ぐらいに思っていたのだ。
で、家で寝る直前に10号をぼーっと読んで「買い逃した11号って何年の特集だったんだ?」と最後のページを見て驚いてしまったのだ。

お知らせ
05deagostiniそこに書いてあったのが
「メイド・イン昭和」第10号をお買い上げいただき、ありがとうございます。誠に勝手ながら、小誌は今号をもちまして休刊させていただくことになりました。読者の皆様には、これまでのご愛読に厚く御礼申し上げます。
という文章だったのだ。うむむ、全64冊予定でいきなり10号で休刊か。休刊って言っても再開する事なんてないだろうけど…。

でも、実際の事を言うと、この手の分冊百科では「毎年1年を特集して昭和を…」あるいは「20世紀を」というシリーズを各社が出していて、いまさら感があったので、自分的には「そんなに売れないだろうな」とは元々思っていた。でも、後出し雑誌なので他社のものより深い掘り下げがあるんじゃないか?と思って買っていたのに、そういう結末ですか。
手元には中途半端な昭和16・28・30・33・39・41・45・47・53・54年というバラバラの年代を特集した本が残っただけなのだ、全然資料にならないじゃないか!このやろぉぉぉ!

この先発売予定の「昭和タイムズ」
01deagostiniで、今回の何事も無かったかのような「昭和タイムズ」の創刊なのだ。
実際、この手の本ってどのぐらい売れるんだろうか?
DeAGOSTINIという会社は採算採れているんでしょうか?
果たしてロボットとかラジコンカーとか戦艦大和を作っている人はいるんでしょうか?
謎が深まるばかりでやんす。

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コメント

MADE IN 昭和は、近所の和食屋さんや、銀行で見かけますね。
進駐軍〜東京タワーなどキーワードに反応して興味のある年だけしか手に取りません。50年代なんぞは自分の記憶に残るコマネチなんか見て(あぁいたいた。)程度でよろこんでました。
今度の雑誌が何冊出るか、銀行や和食屋さんに行くのが楽しみです。

投稿: ショワルツネッガー | 2007年9月28日 (金) 12時39分

ディアゴスティーニではなくデアゴスティーニです
http://deagostini.co.jp/

投稿: いやん | 2007年9月29日 (土) 09時54分

ほんとだ。CMでしか見てなかったんで今まで気が付きませんでした。
たしかにデアゴスティーニって歌ってます。
ついでに二足歩行ロボット下記バージョンなら欲しいかも。

http://www.youtube.com/watch?v=1X5h6Pcw9ro&eurl=http%3A%2F%2Fwww%2Emocovideo%2Ejp%2Fmovie%5Fdetail%2Ephp%3FKEY%3D1X5h6Pcw9ro

投稿: 読者 | 2007年9月29日 (土) 13時16分

>いやんさま
こっそり修正して起きました

>読者さま
あのロボットなら欲しいです。でも突然暴走して撃ち殺されたりする可能性もありなので、躊躇しております。
ちなみにロボコップはロボットじゃなく、サイボーグです。

投稿: 杉村 | 2007年9月30日 (日) 11時03分

はじめて書き込みます。

実はデアゴスティーニは、試験発売版がありまして、
その地区が、宮城・静岡・広島なのです。
理由は、熱しやすいという県民性とか?

その地区で、売れ行きがよければ全国発売になるわけです。
全国発売が決定すると、週刊のものが追いつくまで隔週になったりします。

おそらく最初のバージョンが、試験版だったのではと思われます。

が、実は「昭和タイムズ」も広島で今年になって試験版が発売されています。

謎はさらに深まります。

投稿: hide-fuji | 2007年9月30日 (日) 19時38分

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