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2007年8月22日 (水)

風吹ジュン「愛がはじまる時」

000hubuki01ちょいと歌謡曲系の調べモノをしていて、全文検索でとある掲示板に迷いこんだ。
そこは歌謡曲について語っている掲示板だったんだけど、そこで語られている歌手の名前を見る限り自分より一回り年齢が上という感じの、ネットでは珍しい感じの場所だった(若いけれど60年代歌謡が異常に好きというジャンルの人々もいますが)。
でも、そこの掲示板を見ていて「う〜ん、なんか認識が違うなぁ」と思ってしまう事も多々。


000hubuki02話の中心として「昔はアイドル歌手と言えども下手な人はデビュー出来なかった」「今は見栄えさえよければ歌唱力なんてどうでもいいみたいだ」的な話題が中心になっていた。(同じ方向の人が集まっているので、議論にならずに「そうだそうだ」で終わっていた)
それは確かに世間の論調としてはよく耳にするモノですが、ハッキリ言ってそれは幻想というか、過ぎてしまえばすべて美化 みたいな感じですよ。
70年代のアイドル歌手と現在のアイドル歌手を比べるというのは簡単には出来ない部分がある。というのも70年代の歌謡曲って譜割りが単純で音程を追いやすいモノが多く、今みたいに細かく複雑なメロディはあんまり無かったという部分なんかもある。

000hubuki03で、歌手としての能力的に言うと、圧倒的に今の方が歌い慣れているという部分があるような気がする。それはあくまでもカラオケ歌唱レベルの話ではありますが。
で、70年代は下手な歌手がいなかったか?といえば、代表格に浅田美代子なんて人もいたし、今やアイドル歌手をやっていたイメージなんか無くなった風吹ジュンとか、他に栗田ひろみとか、ミミ(萩原)とか、松本ちえ子とか、大場久美子とか、能瀬慶子とか、ボロボロ出てきますがな。

000hubuki04この手の、世代間の相違ってのはどーしょーもない部分が大きくて、80年代に青春を過ごした人々が「最近のアイドルってなんかみんな同じに見えるよな」的な事を言っているのに対して、今の中高生が「80年代のアイドルってみんな同じ髪型してて(いわゆる聖子ちゃんカットを基準とした髪型)みんな同じに見える」と言っている。
つまり、自分の世代的認識以外は理解しがたいってのは当たり前の話なのだ。

90年代に小室系にハマっていた人にとっては、どれも同じと言われていた小室系の曲はどれもこれも独立した個性を持っている曲に聞こえるのだ。
自分なんかは物心付いた時から歌謡曲大好きで(というかオールジャンルの曲が好きなんですが)自分のリアルタイム以前の曲も中学高校時代から遡って聞いていて、今でも(流石に必死にリアルタイムにCDを買いあさる事はしてませんが)それなりに歌謡曲を聴いている。つまり、自分の親ぐらいの世代の歌手から自分の子供ぐらいの世代の歌謡曲までを延々と聴いているので、どれもこれも「時代的だよなぁ」と客観的に聞いているのかもしれない。
ヘタな歌手も「それはそれで個性」と思って聞いている(時には耐えきれないタイプのヘタな人もいるけど)。そして歌手的には音程怪しい・声量無しという歌手でも「表現力」のある人もいる。

でも最近は小手先が上手い人が(カラオケ慣れっすかね)多くて、圧倒的に全ての人に「ヘタだなぁ」と言われるアイドル歌手が少なくなったような気がして寂しいのだ。
吉川ひなの級の破壊力を持ったアイドル歌手って最近は聞かないなぁ。

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コメント

>破壊力を持ったアイドル歌手って最近は聞かないなぁ。

サエコに本格的な歌手デビューを期待したいですねw

http://jp.youtube.com/watch?v=PY8dOq5TXJ4

投稿: UU | 2007年8月24日 (金) 12時47分

おじゃまします
うちの県にはいますよ
容姿、歌唱力ともに全くアイドル級ではないですが
親が「県内民放局を網羅」してるもんで、数年前にインディーズでデビューして
それで、当時FM局では、それまで出てきた事がない「インディーズチャート」なんてものをわざわざ発表してました
身内で何千枚も買い漁ったんでしょうな~、イベントで配布してたし
まぁ、その破壊力たるや、超怒級ですよ
聞いてるとむかっ腹が立つのなんの
親バカ恐るべし!

投稿: けんけんバタバタ | 2007年8月25日 (土) 00時07分

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