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2007年8月 7日 (火)

「野球」誕生の雑学

そんなワケでSBSラジオ「らぶらじ」で月〜木曜日しゃべっております。


で、そのラジオでしゃべっていないネタを漫画形式で…。といいつつ、いつかこの雑学をラジオで喋る時もあるかもしれませんが。


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正岡子規の本名は「正岡常規(つねのり)」なのですが、この時代はまだ江戸時代の流れを汲んで、幼名という生まれて成長するまで別の名前で呼ぶ風習が残されていました。
幼名「正岡升(のぼる)」として、友人からはのぼさんと呼ばれていたそうです。

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ペンネームマニアののぼさんですが、もっとも古いとされる筆名は10歳ぐらいに考えた「老桜」、その後「中水」という筆名を経て、15歳ぐらいの頃に「香雲」。それ以外に「一橋外史」「迂歌連達磨」「猿楽坊主」「於怒戯書生」「花風病夫」「蒲柳病夫」「緩寛人」「莞爾生」「莞爾先生」「虚無僧」「桜亭仙人」「四国猿」「四国仙人」「士清」「子升」「舎蚊無二仏」「秋風落日舎主人」「丈鬼」「常規凡夫・情鬼凡夫(蒸気ポンプのもじり)」「情魔癡仏」「色身情仏」「青孝亭丈其」「仙台萩之丞」「走兎」「竹乃里人」「都子規」「盗花」「能球」「馬骨生」「薄紫」「八釜四九」「被襟生」「病鶴痩士」「浮世夢之助」「蕪翠」「風廉」「放浪子」「無縁癡仏」「無何有洲主人」「無茶苦茶散人」「面読斎」「野球」「野暮流」「有耶無耶漫士」「裏棚舎夕顔」「僚凡狂士」「冷笑居士」「弄球」「沐猴冠者」「漱石」「獺祭漁夫」「獺祭書屋主人(だっさいしょおくしゅじん)」「癡肉団子」「癡夢情史」「眞棹家」「饕餐居士」などなど。

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ベースボールを日本語訳した物でもっとも古いのが明治4年発行「和訳英辞林」の中にある「玉遊ビ」というもの。
実は、この時点ではまだ日本でベースボール自体が行われた事がなかったので、訳するほうもよく分かっていなかった可能性があります。
次に訳されたのが明治18年で2年前にお雇い外国人教師ストレンジが書いたスポーツ指南書「アウトドアゲームズ」の訳本「西洋戸外遊戯法」で、そこでは「打球鬼ごっこ」と訳されています。
のぼさんが「弄球」と翻訳したのが明治19年です。

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コメント

漫画雑学 待ってました
一時期の漫画家シリーズもいいんですけど、
この手の雑学をマンガで書くのが好きです。

あまり急かす気はありませんが、
これからも楽しませて下さいませ。

こんな感じでエピソードを知ると
それまで興味の無かったのぼさんの作品でも
読んでみたくなりますね。

投稿: Pur | 2007年8月 8日 (水) 09時52分

のぼさん(笑)のペンネーム、こんなにあるんですね。
以前も本でその話題が書いてあったのですが、5個ぐらいしか紹介してなくて物足りなかったんですが、さすが知泉。
これなんですよね、知泉の凄さは。
よく知られている雑学でも、もう一つ、ネタが上乗せされている感じ。

これからも頑張ってください、

投稿: サトー無銭 | 2007年8月 8日 (水) 12時01分

こんなふうに、漫画にしてもらえると、
興味のない事柄でも、興味を持って読むことができますね。

雑学を面白く構成できて、
なおかつ漫画にすることで、読者の興味の間口を広くする。
ふたつ同時にできる人は、そうはいないと思います。

以前から管理人さんが描きたがっていた、
学習漫画に通ずるものがあるようにも思えますデス。

投稿: えっち本 | 2007年8月 8日 (水) 20時58分

単純に面白いです。
ただ雑学ってダケじゃ終わらない感じで。

知泉を知るキッカケになった某氏に感謝w

投稿: 犀頭 | 2007年8月 9日 (木) 11時55分

今回、某氏の某騒動関連でこの知泉的雑記というBlogを知りました。
色々なテーマを色々な切り口で、しかも解りやすい方法で書いている事に感心しました。
ある時は漫画形式、ある時は雑談の中に、ある時は正統派的な解説に、語り口の軽妙さにさらっと読んでしまうのですが、そこに書かれている雑学的な部分は単純な物だけでなく、かなり興味深い物もありなるほどなぁと長年のつかえが取れるような部分もありました。
知泉という名称は数年前から知っておりましたが、これまで訪れた事がなかったのですが、今回大変に楽しませて貰いました。

これからの活躍に期待します。

投稿: 井浦 | 2007年8月18日 (土) 08時21分

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