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2007年7月15日 (日)

バグルス「ラジオスターの悲劇」の悲劇

2007071500今ラジオで仕事をしているワケですが、自分が10代の頃が深夜放送を始めとしてラジオ全盛期だったような気がします。
ヒット曲の多くがラジオから生まれた時代だったのですが、80年代になって学生が個人でテレビを持つようになり、より多くのヒット曲はテレビ経由で生まれるようになっていきました。


その傾向は西洋でもそうだったようで、1980年前後に「MTV」が音楽のメインストリートを作るようになっていった。
そんな時代を象徴するような曲が「ラジオスターの悲劇」。
原題は「Video killes the radio star」ラジオの有名人をビデオ(TV)が殺したという歌詞。

2007071504これを歌っていたのはバグルスというグループなんですが、このグループは後に名プロデューサーと呼ばれるトレヴァー・ホーンとジェフリー・ダウンズのユニット。
このバグルスはアルバムを1枚出していますが、実質的には「この1曲のみ」という印象で、世間的には「一発屋」扱いですが、翌年2人はYESに加入してアルバム「ドラマ」を作っております。

さらにYES脱退後ジェフリーさんはかの「エイジア(Aisa)」を結成したり、トレヴァーさんは名プロデューサとして活躍しフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドなどもプロデュースしておりました(もっとも近年話題になったのは、途中で帰っちゃった事で悪名高きt.A.T.u)。

2007071501で、この楽曲に関しては悲劇というか、なんか恩恵を受けなかった人もいます。
ブルース・ウーリーという曲の共作者。この人、かなりポップな曲を作るセンスがある人だと思うのですが、プロデュース能力が弱かったのか、なんか売れずに消えたという印象しかありません。

実際、自分のバンド「ザ・カメラ・クラブ」でもラジオスターの悲劇を歌っているのですが、なんか「あの名曲をこうも単純なポップソングにしてしまうかなぁ」という感じ。
ストレートなロックアレンジも悪くはないとは思うんですが、バグルスのアレンジが完璧すぎて比べてしまうと「ちょっとね」という感じになってしまいます。。

2007071503で、ブルースさんのバンド「ザ・カメラ・クラブ」はヒット曲も出せずに早々に解散しちゃうんですが、さらに悲劇というかトホホな感じなのが、このバンドでキーボードを担当していたトム・ドルビーさんが解散直後に「トーマス・ドルビー」名義でソロデビューして、大ヒット曲を何曲も生み出していくわけです。
なんか才能があると思うのに報われない人(特に関わった人がヒットメーカーになっているので)って、何が悪いんだろうか?と思ってしまうワケです。

ア〜ワア〜ワ...って加藤あいが出ている発泡酎ハイのCMに使われているのを聞く度に、ちょっと考えてしまいます。

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コメント

killes -> killedですね。

投稿: nyan | 2007年7月18日 (水) 11時27分

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