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2006年10月 6日 (金)

安倍晋三 vs 田中真紀子

昔から田中真紀子の「言葉だけは多いがその内容の薄っぺらさ」に辟易していましたが、ここまで悪化しているとは思わなかった。


小泉内閣からはじき出された直後から、延々と小泉批判をしてきた田中真紀子だけど、今度はことごとく安倍晋三を批判するだけの人になった。
ま、「とりあえず何でも批判しとけ」みたいなのは政治的には昔からどの政党もやっていて、それの頭の悪さのレベルはどっこいどっこいなんですが、田中真紀子に関しては「自民党」どっぷりだった時代と現在の立ち位置が変わった瞬間に批判する方向が「ただの私怨」みたいになっているのにウンザリ。

もし、小泉内閣で問題を起こさずに今でも自民党所属だったら「郵政民営化バンザイ」から「安倍内閣はやはり血統書付きだ」みたいな、持ち上げ方をし続けていたんじゃないかっていう、政治理念の無い批判が見え隠れしている。

今回、安倍内閣になってから初めて国会で対決したワケですが「で、結局この人は政治的に何をどうしたいの?」ってのがよく判らない。とりあえず「庶民派」とか「主婦の目線」でみたいな事を以前語っていたけれど、生まれながらにして田中角栄の下で人生を歩んでいる人に、ギリギリの生活でひーひー言っている庶民の感覚はとうてい無いと思う。
自分は外交の専門家とか考えているようだけど、それは1点「父親・田中角栄が中国との国交正常化を推進した」部分の利子で食いつないでいるだけのような気がする。

安倍晋三が関わってきた北朝鮮問題で2002年9月の訪朝の関して「完全な金正日ペースで腰砕け」「なぜ『他の被害者も帰せ』とひざ詰め談判しなかった。小泉前首相と連帯責任だ」と批判したけど、あの件に関して確かにそこを批判する人も多々いるけど、じゃ、小泉以前の政治家は何してきたの?って感じがしちゃうのだ。
それ以前の政治家は「北朝鮮問題は面倒くさいので何か触れるの危険だよな」的に後回しにして来たわけで、小泉に関して「拉致問題の解決が遅々として進まない」と批判する以前のダメさ加減なのだ。小泉・安倍がいなかったら今でも拉致問題の解決の糸口さえ見えていなかったんじゃないかと思っちゃうのだ。(現在の北朝鮮が追いつめられて崩壊の一歩手前になっている状況って、小泉政権時の余波もかなりあると思う)
さらに言うと土井たか子時代の社会党なんか、北朝鮮に集団で出かけ「北朝鮮は良い国ですよ」と観光気分で接待されて帰ってきた事がある。しかもサイトには「北朝鮮の拉致は無い」という趣旨の文章をずっと掲載していたのだ。

で、今回の国会で安倍晋三に対して北朝鮮への外交批判をした田中真紀子は逆に「金正日委員長のご子息が日本に入り、直ちに送り返したのは当時の外相の判断だ」と反論されれてしまった。
2001年5月、ディズニーランドに行くために不法な方法(ドミニカの偽造パスポートを持っていた)で入国した金長男を取り調べもせず「下手に拘束でもしたら外交問題になるから、とっとと返しちゃおうぜ」と当時の外務大臣・田中真紀子の失態を持ち出してきた。ま、あれは「何故すぐに返しちゃったの?」と誰もが思ったけれど(金正男は2002年12月にもフランスのユーロディズニーランドへ行こうとしたがフランス政府から拒否されている)

他にも外務大臣としての失態で大きいのは、911テロの時にアメリカ大統領ブッシュJr.がテロを恐れ極秘の場所へ避難していた時、テレビのカメラの前で田中真紀子は「今、ブッシュ大統領は○○○へ避難して無事ですが」と、バッチリと場所を発表しちゃったり...、もうダメっぷりが凄かった。
どうも、この人が考える外交とは中国との外交だけみたいな感じ。

個人的にはそれ以前に、田中真紀子という人の言葉のチョイスに品格を感じないので、政治家以前に苦手な人だなぁという印象ではある。(下品な言葉遣いを庶民的と勘違いしているのかも知れないけど)

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