« 真鍋ちえみ「ねらわれた少女」 | トップページ | 北海道倶知安町 »

2006年9月15日 (金)

ほうれん草

近所のスーパーに買い物に行った。


その入り口付近に野菜や花の種が売っているわけですが、そこをぼけーっと通り過ぎようとした瞬間、視界の片隅になんか変な文字が入ってきた気がして、振り向いた。
そこにはこれといって変哲もない野菜の種が袋に入ってラックに収まっていた。
が、そこにあった「ほうれん草」の名前が.....

「パンドラほうれん草」「アトラスほうれん草」「ソロモン菠薐草」
なんか、とんでもない名前が付けられていますが、それらがどのような経緯で付けられたのかが不明ですが、なんか無性に気になる。
きっと名付けの理由は「なんとなく」なのではないかと思うんですが、いかがでしょうか?

200609152
パンドラ:ギリシャ神話でゼウスが地上に送った最初の女性。
この女性が持っていたのがあらゆる災いを封じ込めた壺で(日本ではなぜか「パンドラの箱」と書かれる事が多い)、「開けちゃダメ」ってのに誘惑に勝てず開けてしまい、そこから災いが飛び出してしまった。慌ててフタを締めた時に唯一「希望」だけが残ったために、人類はあらゆる災いに対して希望を持って立ち向かう事が出来るという話。
「パンドラほうれん草」は「わざわいを振りまく」って意味なのか、「希望だけが残っている」という意味なのか不明なのだ。

200609151
アトラス:これもギリシャ神話に出てくる巨人の名前。
罪をつぐなうために、世界の中心(ジブラルタル海峡辺りと言われている)で天と地が接触しないように空を支えていると言われている。
地図帳のことを「アトラス」と言うが(マップは一枚の地図の意味)、これはメルカトルが地図帳を作った際に、地球を意味する図としてアトラスが天空を支えているギリシャ神話の絵を掲載した事からそう言われるようになったもの。
これが「ほうれん草」とどう繋がるのかは不明。

200609153
ソロモン:これは旧約聖書に出てくる人物で、紀元前10世紀の古代イスラエル王。
この王の財宝がどっかに隠されているというのは大昔から言われている物だが、それが今も発見されていない。
太平洋のど真ん中、メラネシアにあるソロモン諸島の名前は、ここを発見した冒険家(大航海時代の宣教師)は「ついにソロモン王の財宝が隠された黄金の島を発見した!」とホラをふいた事がキッカケで名付けられた。
で、それが「ほうれん草」とどう繋がるのかは不明。

さらにその後ネットで調べると「アトランタ菠薐草」というシリーズも。
アトランタ:アメリカ・ジョージア州の州都・コカコーラの本社がある。
この名前がほうれん草に付けられたのは.... まさかここで作られたって事はないだろうあぁ
そもそも「ほうれん草」という名前の「ほうれん:菠薐」というのは、かつての中国(唐宋音)でネパールの事でやんす。
ほうれん草の雑学でよくありがちなのは「ポパイ」に関する物なので、今回はパス。

200609154
同じキャラ物でほうれんそうに関係している物では、最近有名になった「かいけつゾロリ」がほうれん草に関係している。
あの作品を書いているのはイラストレーターの「原ゆたか」だが、元々童話作家の「みづしま志穂」が書いていた「ほうれんそうマン」というシリーズがきっかけになっている。
そのシリーズを終了させる際に、その挿絵を描いていた原氏が中に出てくるキャラ「ゾロリ」を引き継いで別シリーズとして書くことになり、今に至っている。

|

« 真鍋ちえみ「ねらわれた少女」 | トップページ | 北海道倶知安町 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。