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2006年8月27日 (日)

水谷麻里「バカンスの嵐」

00_15水谷麻里/バカンスの嵐
作詞.尾関昌也/作曲.井上ヨシマサ/編曲.戸塚修
ビクター/SV-9261
1987年07月16日/¥700


夏も後半って事で、いまさら夏の曲を。
去年の夏、SMAPがBang Bang バカンスという曲で「バカンスって言葉の半分は♪バカッバカッバカ〜」と歌っていた時に、いきなり思い出したのがこの曲。
実はこの曲の出だしが「バカバカバカンス♪」となっている。別にそれ以外は似ていないのでパクリとかどーこー言うレベルじゃないんですが(世の中には歌詞のフレーズが僅かに似ているだけでもパクリだ!と大騒ぎしてネットに書き込む面倒臭い人がいますけど)

1st「21世紀まで愛して」
0021で、この水谷麻里さんを知っている人はあんまりいないんじゃないかと思います。
とりあえずデビュー曲『21世紀まで愛して』は資生堂ヘアコロンシャンプーのCM曲で、当時はサビ部分が頻繁にTVで流れていたり、2曲目『地上に降りた天使』は映画「子象物語」のテーマ曲として、これも頻繁に流れていたので、メロディを聴くとなんとなく覚えている人もいるんじゃないかと思います。

2nd「地上に降りた天使」
00_16しかし彼女の事を説明する場合に一番分かりやすいのは「漫画家、江口寿史の奥さん」って事かも知れないっす。
70年代末から80年代にかけて「すすめパイレーツ」「ストップひばり君」でヒットを飛ばし、あとは連載が始まるとすぐに穴を開けて打ち切りを繰り返して、それが話題になり続けている、あの漫画家・江口寿史の奥さん。

江口のLPサイズの画集・大きく重く凄くジャマ
0001水谷麻里というデビュー時にかなりバックアップされていた歌手が大成しなかった理由のひとつに江口寿史が関係している。
彼女のデビュー時に「!」と思ってしまった江口寿史は雑誌『投稿写真』に自ら「対談」の企画を持ち込む。当時、すでにオシャレでポップな漫画家として漫画だけじゃなくイラストとして若い世代に人気があった江口だったので、雑誌としても「あの江口が出てくれる」というのは大乗り気な企画になったのだ。(他の雑誌だったという説もあり)

その画集の中にあるレコードの片面
00_17で、その企画で江口は水谷麻里と知り合いになり、まんまと恋愛関係に持ち込んでしまったのだ。(水谷麻里も江口漫画のファンだった)
もともと芸能関係にそんなに思い入れの無かった彼女は恋愛の方が重要になって、いつしか仕事のやる気を失い、引退、そして結婚という事になった。
なんつーか、夫婦揃って仕事やる気無しかよ!状態ではあるんですが、その水谷麻里が引退結婚したのがなんと18歳、やるなぁ江口。

1st Album「なかよし」
0000_19デビューのキッカケは資生堂開催の「ミスヘアコロン」でのグランプリで、デビュー曲「21世紀まで愛して」はそのCM曲。
このコンテストの特別賞「雑誌BOMB賞」を受賞してデビューしたのが酒井法子。つまり水谷麻里の方が上だったハズなのに、どこでどう間違ってしまったのか。(水谷麻里も酒井法子も、ビクター&サンミュージック)

2nd Album「ほがらか」
0000_20実際の事を言うと、デビュー当時は「あんまし上手くない」という印象だったんですが、2年目に入った時から路線変更で「変な曲」を歌い始めて、いきなり歌唱力がアップしたような印象(曲がポップで秀逸なのも理由なんですが)がある。
前回の榊原郁恵はオリコン11位止まりだったんですが、実はこの今ではほとんど知られていない水谷麻里は8枚出したシングルの4枚が10位以内に入っている。もっとも、80年代中期はCD時代に突入していてシングルが売れなくなった時代で、売り上げは1〜6万枚程度なのだ。

3rd Album「あしたの黄色をつかみたい」
0000_21江口寿史の漫画を読んでいると、そのエッセイ的漫画の中にアホな事をして仕事をろくにしない江口の横に奥さんが出てきて呆れていたりする図がときたまある。
それを見て「あぁこれが水谷麻里なのだなぁ」と思ったりするのだ。(かつて写真週刊誌の「あのアイドルは今!」で主婦姿が隠し撮りされた事もある)江口、ちゃんと奥さんと子供を喰わせる程度には仕事しろよ。

1971年07月18日 愛知県津島市に生まれる

14歳
1986年03月21日 1st Single「21世紀まで愛して」
1986年07月01日 2nd Single「地上に降りた天使」

15歳
1986年08月21日 1st Album『なかよし』
1986年09月25日 3rd Single「乙女日和」オリコン9位
1987年01月01日 4th Single「春が来た」オリコン9位
1987年02月05日 2nd Album『ほがらか』
1987年04月08日 5th Single「ポキチ・ペキチ・パキチ」
1987年07月16日 6th Single「バカンスの嵐」

16歳
1987年08月21日 3rd Album『あしたの黄色をつかみたい』
1987年10月21日 7th Single「メビウス天国」
1987年秋 江口寿史(31)と雑誌で対談→お付き合い始まる
1988年03月02日 8th Single「春休み」ラスト
1988年03月25日 引退→地元愛知へ一旦帰る

18歳
1990年 江口寿史と結婚(18歳)

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コメント

YouTube「水谷麻里 21世紀まで愛して」
http://www.youtube.com/watch?v=srfMOU3yk2Q

投稿: | 2006年9月15日 (金) 00時50分

Youtube:水谷麻里「バカンスの嵐」
http://www.youtube.com/watch?v=WPJBXM0bHJ8

投稿: | 2006年10月15日 (日) 15時35分

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