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2006年8月22日 (火)

隣のインド人

ユーミンが朝の番組で平原綾香に自分の曲を歌ってもらうとかって話をしていて、そこで「彼女は近所に住んでいて、用賀って場所なんですけど、あ、その用賀って大正時代にインド人が住んでいてヨガをやっていたから用賀って名前になったんですよ、へーへーってあの番組に送ろうかと思ったぐらいで」と話していた。
うーむ、微妙に違う。


この場所にある真言宗の真福寺の山号が「瑜伽山(ゆがさん)」で、この瑜伽がサンスクリットのヨガ(Yoga)の漢訳語だったことから「用賀」となったというのが本当の話。
ヨガ=用賀というのは事実ですが、直接の語源ではないって事でやんす。インド人が大正時代に住んでいたワケでもないし。

地名の雑学ってのはけっこうあるんですが「という説もある」というのが実は多い。
自然派生的に名前がついてしまったケースが多くて特定が出来ないって状態らしい。

一時期「アイヌ語源説」というのがブームになった事があり、たとえば富士山ですら「フチ=火山」のことなので。という事が言われたり、東日本の地名のほとんどがアイヌ語で説明できるという事を書いた本もありました。
でも、その中で「これもアイヌ語だ!」と書いてあった地名の中に、あきらかに明治時代以降に考案された地名も混じっていたので、信憑性薄いんですが。

語源は、ほとんどの物が「へぇそうなんだ」レベルの笑えない物が多いので、時々遭遇するトンデモ説に惹かれてしまいます。
日暮里の語源はナポリ、というのもいい感じのガセっぽさを漂わせています。

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