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2006年8月 3日 (木)

島倉千代子「東京だよおっ母さん」

季節柄というか、昭和天皇の発言録の関係というか、この期にこの曲を。


01_31957(昭和32)年に発売されたこの「東京だよおっ母さん」と言う曲は、島倉千代子の代表曲といってもいい曲ですが、実は紅白歌合戦では1度も歌われていない。
その歌われていない理由が、歌詞の中にあると囁かれている。

一番の歌詞は有名で、田舎から出てきた母親を皇居へ連れて行き「ここが二重橋、記念の写真を撮りましょうね」と歌っている。
二番の歌詞では「やさしかった兄さんが」桜の下で待っているという歌詞。ここで言う桜の下というのは靖国神社を暗喩している。歌詞の中には直接「靖国神社」という固有名詞は出てこないが、母親を連れて「あれが九段坂」と歌っている。
三番の歌詞は、単純に浅草の観音様へいき「長生きしてください」とお祈りする。

02_3実は2番の歌詞が「戦争で死んだ兄に逢いに靖国神社へ参拝しにいく」という内容が、NHK的にはよろしくないとの見解らしい。
島倉千代子は現在までに紅白歌合戦には34回ほど出場しており、他のヒット曲は何度も何度も歌われているのですが、この曲だけは1度も歌った事がない。その理由は「靖国がらみ」らしいんですが、それがNHK側からの通達によってなのか、島倉千代子側からだったのかは不明。

紅白歌合戦という年の瀬の本当に押し詰まった所で「戦争を臭わせるような曲を歌うんじゃねえ」とか言うことなのかもしれないけれど、そんな事を言ったら双葉百合子が戦地から引き揚げてくる船に息子が乗っているんじゃないかとかすかな望みを託し続ける「岸壁の母」なんてのはちゃんと歌われてましたから、やはり「戦争」って事じゃなく「靖国神社」って事が大きく関係しているんじゃないかと思うわけです

03_4P.S.
島倉千代子の代表曲『東京だよおっ母さん』は、美空ひばりの『波止場だよお父つぁん』と言う曲を聴いた島倉が感動して、『波止場…』を作曲した船村徹に「同じような曲を作ってください」と頼み込んで出来た曲。
※美空ひばりの『波止場…』は目の見えなくなった船乗りの父を波止場に連れて行くという内容だが、その中に現在では差別用語と思われる歌詞があるので、放送で聞くことは出来ない。

P.S.2
かつて島倉千代子が借金で困っている時にマネージメントを買って出て借金苦から救い出したと細木数子さんは発言しているんですが、何故か島倉千代子デビュー40周年記念パーティには呼ばれず。
さらに島倉千代子が「お金に困った時に私を助けてくれたのは....歌だけです」と発言。

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http://www.youtube.com/watch?v=q8-779Pfo5A

投稿: | 2006年10月15日 (日) 15時54分

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