機動戦士ガンダム「親父が熱中するわけだ!」
初代ガンダムがDVD-BOXとして発売されるということで、テレビCMが放送されている。

ちょいと調べると、このセリフはアニメの中でアムロがコロニーが攻撃を受けている最中に、自分の父親が設計したガンダムの操作マニュアルを発見し、それを読みながらその機能の凄さに思わずつぶやいたセリフらしい
「すごい....親父が熱中するわけだ!」


「光る宇宙」とかハヤカワのSF文庫っぽいセンスのタイトルに。
もっとも、その引用趣味が後々に「エヴァンゲリオン」でハヤカワSF文庫の『世界の中心で愛を叫んだ獣』を引用し、その元々書籍のタイトルと知らない編集者にさらに引用され、他の書籍のタイトルになるような事件が起こるとは、その時は思いもしなかったのだ。
ガンダムの豆知泉
☆「機動戦士ガンダム」企画段階のタイトルは「ガンボーイ」だったが、資生堂に「ガンボイ」が商標登録されていたため「ガンダム」になった。
☆企画段階でのタイトル『フリーダムファイター ガンボーイ』のダム&ガンで「ガンダム」。
しかし「FREEDOM」と「GUNBOY」から採った場合、スペルが「GUNDAM」ではなく「GUNDOM」なので英語的にはおかしい。富野氏は海外の講演会などでは「銃-ガン-を止める-水を溜めるダム-の略」と説明したとの事。

☆機動戦士ガンダムの元ネタになったのは、ハインラインが書いたSF『宇宙の戦士』と言われている。
☆ガンダムの設定で、アムロレイやカイシデンは日系と思われるが名前がカタカナ表記なのは漢字が使われていない社会であることを表している。(アムロは最初台本では「アムロ・嶺」と書かれていたらしい)
☆しかし、登場人物を考える時はそういう設定だったハズなのに、モビルスーツを考えている時にはそんな設定を忘れて、「百式」とか「龍飛」とか思いっきり漢字の名前を付けている。
☆今では「ガンプラ」などと言ってガンダム関連のプラモデル&フィギュアなどはひとつのジャンルになっているが、初代放送当初は人気がなく、スポンサーだったおもちゃ会社「クローバー」は売り上げ不振で倒産している(倒産時期はガンダム終了後)
☆国鉄の踏切事故防止ポスターで「踏切戦士シャダーン」というのがあったが、あまりにもガンダムにそっくりだったために裁判沙汰になった。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント