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2006年7月11日 (火)

くまぇりの連続不審火日記

日々、ブログなんか書いていても、普通の一般人の生活にはそんな出会いも事件も起こらない。
一番ネタとして面白いのは自分に起こった不幸な出来事、トホホな出来事を、自嘲気味に書くって事なんだろうけど、時々何かの事件に遭遇すると不謹慎ながら「ラッキー!」と心の中で小躍りする嫌な自分もいる。
あまりにも悲惨な事故の場合などは、書いたりはしませんが。


ということで、10日に長野県警諏訪署に飲食店手伝いの20歳女性が建造物等以外放火容疑で送検された。でもって現代的なのが、火事が起こった時の話をブログに書いて、さらには火事の写真まで掲載していたと言う事なのだ。
とりあえず現時点では5月26日に起こった自動車修理販売店の乗用車に放火したって事で、「火事があったよ!乗用車2台を焼く火事だって」と書いていて、そっちに関しては容疑を認めているんだけど、今年4月から周辺地域では20件の不審火が発生しているので、余罪がかなりあるのではないか?と考えられている。
とりあえず、その内の8件に関してブログに書いていて、彼女の出身中学の体育館なども不審火によって全焼している。

その地域で放火容疑として別に男性も逮捕されているということで、全部が彼女の犯行ではないとは思うけれど、例えば何かで火事に遭遇してその事をブログに書いたとする。それに対して、大きな事件だったので今まで以上にコメントがあったりして反響が大きいと「そうか!これか!」という事で、次は便乗して放火して… というケースも考えられる。

しかし、その女性はブログで「熊田曜子の日本一のそっくりさん」と自称し、さらにネット上での愛称を「熊ぇり」としていたってのが、イタタではあります。(熊は熊田から、ぇりは本名から、しかも「え」は小さい「ぇ」って辺りが、いかにも今に毒されている感じ。本文でも「ぁぃぅぇぉゃゅょ」などは全部小文字)
で、タレント志望で色々なコンテストとか事務所オーディションに参加していて、その度に売り文句が「熊田曜子の日本一のそっくりさん」だったらしい。

しかしそれって逆効果じゃないのかなぁ。とりあえず熊田曜子は二人も必要ないし、芸能事務所としても「は?ここはそっくりタレント事務所じゃないっすよ」てな感じだと思うんだけど。
確かに、長州力→長州小力、石原裕次郎→ゆうたろう、長嶋茂雄→プリティ長嶋などを初めとして、矢沢永吉・長渕剛・カールスモーキー石井、松田聖子をメインしている物まね芸人は多数いる。けれどそのターゲットが熊田曜子じゃ仕事の展開はほとんど無いでしょうね。
女性芸能人のそっくりさんて事で需要はAV方面にはあるとは思うけど。
なにはともあれ「目立つのが好き」というレベルの芸能人志望だったんだろうなぁ。

自分で起こした事件を記録するという物では、去年、静岡某所で母親に薬物を日々投与して徐々に弱っていく様子をブログに記録していた女子高生の事件もあったけれど、それ以前では「ありさの虐待日記」という、自分の子供を虐待する様子を克明に綴った物が騒ぎになった事がある。
警察まで動いて、その日記作者が特定されたんだけど結局それは全部架空の話だった。

前にも書いたけれど、最近は事件が起こったのと同時に、その被害者・加害者が運営していたブログというのがすぐにニュースソースになり、人格を含めた分析が起こってしまうのは、怖い時代だよなぁ。
しかし、火事で人が大勢右往左往している様子を「まるでお祭りみたい」と書いちゃう神経はちょい解らない。

この「知泉的雑記」は、ブログ以前に約10年間ネット日記として文章を綴り続けているんですが、今から5年ほど前、確かシドニー五輪の頃、近所で連続放火事件が起こっていた事を何度か書いている。
もちろん自分が日記を盛り上げるために起こした事件じゃないんですが、ネタとしてそれなりに熱くなって分析しつつ書いていた。不謹慎だけど事件が再発すると「お!」と思い、近所に流布している噂に聞き耳を立てたりしていた。

で、ある時、自分の部屋の窓からハッキリ見える位置にある家が全焼した事がある。真夜中に起こった火災で、慌ててデジカメでその現場を撮影した。崩れ落ちようとしている家、その家の前方で消火にあたっている消防団員や野次馬などのシルエットもハッキリ見て取れるような写真。
でも、その時自分は報道カメラマンにはなれないなぁと実感したのが、翌日その写真を見なおして「なんか嫌な物撮影しちゃったなぁ」という自己嫌悪感ドップリになってしまったのだ。人の不幸をなんか喜んでいる自分の浅ましさを感じてしまい....。

最近は火事や交通事故が起こった際に、その場に居合わせた人が現場を写真やビデオに撮影して、その日の内にTVで放送してってのが当たり前化していますが、どうやら自分にはそんな神経の太さがないのが解ったっす。
カメラ付き携帯の普及がこの状態を作り上げたんだと思うけど、一般人撮影のビデオとか動画携帯の画像がニュースに使われるけれど、当然そこにはお金が絡んでいるよね。なんか撮影している瞬間に「これ金になる!」って思っているみたいで...。

5年ほど前に近所で何度も起こった不審火に関していえば、ほぼ毎回雑記に記録した事から後で読み直すと、だいたいが翌日休み(日曜.祭日)だったり、夏休み・春休み的な時期だったので、学生の仕業ではないかと考えた。
約2年程解っているだけで7回ほど続いた不審火も、犯人が捕まったという話もなく、とある1月の不審火を境にパッタリと停まり今に至っている。
たぶん高校生辺りが犯人で、卒業して大学に行ったか、就職でもして悪癖が止まったかのどちらではないか? と踏んでいる。

消防車が出ない火事未満もいくつかあったみたいで、どっかの店の裏手に焦げた雑誌が転がっていて壁が少し焦げていたとかの話もあった。
実は、我が家もその不審火野郎に狙われていたらしく、庭先に40年以上前に祖父(すでに他界)が始めたお稲荷さんの祠があったんだけど、その放火が頻発していた年の暮れ、掃除をしようとそこを開けた所、その中に焦げた雑誌が転がっていて、祠の内壁が少し焼けこげていた。
雑誌はその年の9月頃発売の中古車情報誌。明らかに一連の事件の1つで、雑誌の種類からしても若いあんちゃんでは?という感じなのだ。とりあえず警察を呼んで現場検証とかしたので、いきなり慌ただしい年末になってしまった。

などと書いてますが、別にこんな話でブログが盛り上がっても意味ねえじゃんとか思っちゃうのだ。
なにはともあれ、住居に絡む火災がないって事だと罪状としてはそんなに重くなく短期間で出てくるとは思うんですが、AV関係の事務所が動いて「熊ぇりのハートに火をつけて」とか、そんな安易な作品を作りそうな気がする。
それまで本家の熊田曜子が売れていればの話ですが。

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コメント

彼女の職業は「火事手伝い」です

投稿: | 2006年7月17日 (月) 07時34分

お〜い、山田くん、名無し君にザブトン一枚!

投稿: 桂歌丸 | 2006年7月17日 (月) 18時04分

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