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2006年7月10日 (月)

ピストルズがやってくるヤァヤァヤァ

かつて歌手の岡村靖幸が「本当に格好いいってのは、裸が格好いいって事なんだよ」と歌って(語って)いたけれど(ってほとんど知られていない曲ですが)、とりあえず自分の場合、人前に出すような肉体美は持ち合わせていないので、「やっぱ格好いいのはTシャツが似合うって事だよな」止まりで考えています。


そんなこんなで、気が付くとクローゼットの中には大量のTシャツがあるワケですが、購入しただけで1度も着たことがないTシャツも含め100着ぐらいはあるんじゃないかと思われる。
何着かロック系のデザインTシャツもあるんだけど、自分の場合、ロックは好きだけど人間的にロックじゃないので、似合わない気がして着ていない。ストーンズのマークが前面にど〜んなんてのを何も考えずに着ることが出来る人間になりたいっす。
でもって、大量にあっても普段頻繁に着るのは数着って感じでそれをローテーションしております。
一時期はポップで派手なデザインの物も着ていたんですが、最近はちと地味傾向に走っている。寄る年波には勝てないって事ですな。

そんなこんなで(ムリヤリな場面転換)先日、ぼーっと車を走らせていたわけですが、前方から犬を連れた年の頃なら70歳後半という感じの老婆が歩いてくるのが視界に入ってきたのです。
いたって普通の老婆だったんですが「!」と思ってしまったのは、その老婆が着ていたTシャツが、どーみてもセックスピストルズの「God Save The Queen」のジャケットをデザインしたもの。
なんじゃそりゃぁぁぁと思いながらも、その老婆の横を車はすり抜けていくのであった。
絶対見間違いじゃないよなぁと思いつつ、どうして彼女がそれを着ることになったのかが気になってしょうがないのだ。

そもそもセックスピストルズは70年代末に活動したイギリスのパンクバンド(実質活動期間1年2ヶ月ほど/途中2度ほどブザマな再結成あり)。つまりすでに30年近く前のバンドという事になるので、あの老婆が70歳だったとして、30年前の40歳の頃にハマり、現在に至るまで彼女はファンで有り続けているという可能性がある。
たとえば彼女の息子、たぶん現在40代半ばで、20歳前後にピストルズにはまっていてその際に購入したビンテージTシャツを何かのキッカケで母親が着るようになったものという可能性もある。
たとえば彼女の孫、たぶん現在中学生〜20歳ぐらいが、敬老の日のプレゼントとして渡した物という可能性もある。
なんかどの答えもしっくり来ない。まさか最近、そのぐらいの年齢の人々に流行っているって事はないよね? 巣鴨当たりの店にピストルズやラモーンズなどのTシャツが並んでいるなんて想像できないけど。

でも、老人がポップなTシャツとか着ていると可愛い感じがしちゃうので、孫あたりから「おばあちゃん、もっと明るい色の服を着ろよ」とプレゼントされた、なんて感じだったら「ちょっといい話」なのだ。
でも、そのTシャツにはパンクの合い言葉「ノーフューチャー:未来が無い」が込められているなんてブラックなオチはないよね。

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コメント

年輩の人って、
身内の着なくなった服を着るって言うことが多いような。
学校のジャージとか。田舎ではたまーに見かけます。
娘か息子のジャージを着たヒト

投稿: kwf | 2006年7月13日 (木) 19時39分

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