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2006年6月30日 (金)

文庫栞マニア(No.1)1988年09月

1988091988(昭和63)年9月:角川文庫
角川文庫:銀色夏生「あの空は夏の中」¥460


時代的は昭和末期で、この1988年9月19日に昭和天皇の容態が急変し、深夜に大量吐血をしている。
前年9月に体調を崩し宮内庁病院へ入院し手術をして、その後も公の場に出なくなった事から一部では「もうすぐ昭和が終わる」という事はささやかれていたけれど、日本は経済的に大いに潤っている状態で、バブル的な馬鹿騒ぎの中にいた。
この入院によって色々な処で自粛ムードが高まり、各地の秋祭りなどが中止や規模縮小という事が話題になった。

芸能界的には「五木ひろし結婚式が中止」とかもありましたが、それって変じゃない?という物では井上陽水が出演していた日産セフィーロのCM、走行中の車の窓を開けて陽水が「お元気ですか〜ぁ?」と語りかけるだけの物だったのが「天皇の容態がこんな時に不謹慎」という事から「お元気でですか〜ぁ?」のセリフをカットして、商品ナレーションのみになった。そのために画面では走行中のセフィーロの窓が開き、その中から陽水が顔を出しこちらに向かって口をパクパクさせているというシュールな物になった。
ま、井上陽水の場合、その程度のシュールは許容範囲ではありますし、逆にそれが話題になり、こうして18年も経過した今でもネタとして書かれるようになったワケですが、「元気?」と言う言葉すら言えない時代って変(話題造りのために音声消したというもある)。
もっとも、その後平成になってから同じシチュエーションのCMが登場し、そこで陽水は「もうご承知かとは思われますが…」と語った後、しばらく笑顔を見せ「また来ます」と終わるシュールな物になっている。そこで言われるご承知の事とは… 色々含みが多いCMなのだ。
このCMのコピーは糸居重里でメインコピーは『くう・ねる・あそぶ』

今回の栞にある『ハンディ転写マシン「写楽」¥54,800』ですが、ゼロックスが開発した小型コピー機でレシートのような帯状の用紙幅コピーが出来る機械(だと思った)。
当時はまだデジタルって感じではなくアナログだったわけで、たぶんモノクロだったんじゃないかと思います。

てなワケで、誰に見せても「凄いね」とは言われないマイコレクションの1つに「文庫本に挟まっている栞」収集があります。最近は地味な物が多くなってしまったのですが、1980年代から90年代に掛けて、角川が中心となってここを色々な広告媒体として使っていました。
それらの写真と共に時代ネタをちょいと書くシリーズ「文庫栞マニア」です。続くのかは不明ですがスタートします。

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