RPGゲームするヤツ、ば〜か
もう1ヶ月以上前の話題ですが、最近知った物でちょいと書いて起きます。
ドラゴンクエスト交響組曲1・2(すぎやまこういち)

(要約)『ドラクエ』というかRPGが嫌いで、流行っていると聞いてやってみたんだけど、最初の3分で「なんじゃこりゃ」と投げ出した。あれはちょい頭が悪い人用のゲーマー能力が低い人向け。ヒマさえあればクリアできる、何度も戦っていれば勝てる、時間さえあればバカでも解ける。
ファイナルファンタジーも「すごい映像」と思う程度で、漫画家で自分で創作意欲とかある人は、RPGやる前に自分でおもしろい漫画描きますよ。 ストーリーもつまらないですし。
あんなのが流行るって世の中はバカばっかりなんだな。
と一刀両断している。
ドラゴンクエスト交響組曲3(すぎやまこういち)

ただ自分が理解出来ない物、自分がつまらない物を、完全否定って、子供並の世界感でやんす。
でも、ハッキリ言って江川達也の漫画もかな〜りの時間を掛けて読ませて、あげくの果て「夢オチ」という素晴らしいまとめ方の物もありましたので、ストーリーが面白ければって話をされてもなぁ(東京大学物語)あれは「夢オチ」で終わらせたんじゃなく、もうどうにもならなくなって、あれしか結論を出せなかったのでは? とりあえず自分の中での江川評はあの作品のラストで終わっている(連載途中でかなりダメ感漂っていましたが)
ドラゴンクエスト交響組曲4(すぎやまこういち)

作品の出来での話題性ではなく、書き始める前から「江川がヤプーを書く」とか「江川が源氏物語を書く」と話題にだけにはなるような作品が多い。
ドラゴンクエスト交響組曲5(すぎやまこういち)

ドラゴンクエスト交響組曲6(すぎやまこういち)

別の「仮面ライダー」のリメイクをしている島本和彦氏はラジオで「描きたくねえなら描くなよ!」「マトモな編集者なら、私が編集者なら、こんな原稿叩き返してやりますよ!」と思わず言ってしまうほどの素晴らしさとの事。
源氏物語の漫画化に関しては最初、かなり期待していたんだけど、漫画では大和和紀「あさきゆめみし」のほうが原典に忠実ではないにしろ100倍理解しやすいし、絵がないけど瀬戸内寂聴版の方が遙かに理解しやすい。
江川版は原典と並行して書かれているので、ある意味資料的意味もあるかもしれないけど、なんか「ただダラダラ書いてます」って感じ。
それ以外の現代語訳では与謝野晶子 谷崎潤一郎 円地文子などなど。
書き始めの時は、かなり大きな風呂敷を広げていたんですが、結局、江川版は7巻で打ちきりで「全7巻」となっている。売れなくても、連載終わっても独自に単行本作品と続けるぐらいの気概があればよかったのに(単行本の最初の方にはそんな事書いていたけど)
ドラゴンクエスト交響組曲7(すぎやまこういち)

でも、江川発言の「あんなゲームするぐらいなら、自分で..」とは、いわゆるクリエイター側からの意見で、それを一般人に向けてバカ発言ってどうなんだろ。
そんな事言ったら、漫画を書かずに与えられた漫画を読んでいるヤツらも全員バカって事で、江川達也は自分の読者も含めてバカ扱いしているんじゃないかって。
あまりにも「自分は物作っているんだから偉いんだぜ」って勘違いしすぎなんじゃないか?自分も素人ながら、そっち関係に時々アシつっこんだりしているので、その業界に棲息する人を多々知っていますが、確かに物を作る人の中には「クリエイトする人間はレベルが高い」という趣旨で、それ以外を見下している人も存在するのは事実。
江川達也も本職をしっかりやっていたのなら説得力あるんだけどなぁ。
島本和彦氏以外で仮面ライダーの漫画化ならナデガタサーカスの下口氏が!という声多いらしい(HP上でどういう経緯で発表されているのか不明ですが、氏による仮面ライダーのオリジナル新作が読めるっす「Hybrid Insecter」現在Chapter05まで発表)
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