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2006年4月26日 (水)

器のデカイ男

もう1週間前の話題ですが、先週の「トリビアの泉」の「種」は見ていて痛かった。


中国宮廷料理:杏仁豆腐(アンニンドウフ)おかわり
Dscn2594「デートの最中、彼女の料理の中に髪の毛が入っていた時、彼氏はどういう態度をとるか」という物で、彼女のほうに仕掛け人になってもらい、髪の毛は食品を加工して作った食べても安全な物という事で実験をしていた。(ヒジキか何かだと思った)
ま、悪趣味って言えば悪趣味なんですけど、その彼氏の対応は色々あって「なるほど」と思ってしまったのだ。

気が弱すぎて店員に何も言えないってのは「そりゃ酷すぎる」とは思うけど、髪の毛入っていると解った後もワシワシと食べて、ある程度満足した処で「あの髪の毛入っていたんですけど」と店員を呼ぶ人などもいて、イジましいながらも何んか解るねと苦笑いしてしまう人もいました。

この実験の中でもっとも悪評だったのが、髪の毛が入っていると判明した瞬間、即座に店員を呼び「これなんだよ?」と声を荒げる。
しかも店員が「すみません、作り直して持ってきます」と丁寧に謝罪したのに対し「は?誤ってそれで終わり?誠意を見せて欲しいね」みたいな事を言い出すのだ。
謝罪してもダメ、って結局、この場合の誠意って「金」って事なのかね?

中国宮廷料理:孔雀蟹王翅(コンチュエシエワンチー)
Dscn2597髪の毛が入っていた事は、食品を扱うプロとしては最低レベルなのかも知れないけれど、なんか人間として最低レベルの感じがして、見ていて引いてしまいました。
特に、普通の真面目そうな、絵に描いたような「俺、出来るヤツオーラ」を出しているサラリーマン風の人がそんな態度を取り始めた時はゲゲッと思ってしまった。

確かにそーゆー人は存在する。
こちとら客じゃい、店員は奴隷じゃい!という考えの持ち主は。
ま、私のちょい知っている人にもいるんですが、いきなり店員とかに横暴な横柄な口調で注文したりするんで、同席していると「いやはや恐縮です」と意味無くこっちが店員さんに対して申し訳なく思ってしまうワケです。

中国宮廷料理:京蔬四宝(ジンシュースーパオ)
Dscn2596今回の実験でもっとも高評価だったのは、即座に店員を呼び、皿を指さし「当たり付きなんですけど」と他の客には解らないような状態で示し、店員が「すぐお取り替えします」と皿を引っ込める瞬間、小声で「ちょっとオマケね」みたいに軽いユーモアで場を和ませつつ乗り切った男性。
確かに上手だねって感じ。なかなか大人の対応っす。
こんな部分で器の大きさが解ってしまうワケですな。

自分は基本的にチキン野郎なので、人前でブチ切れず、かと言って女の子と一緒の時は「ここでこういう対応した方が受けはいいよな」と計算してしまう様な気がするので、ある意味、穏便に的確に動いてしまうかも知れない。
それは冷静とかスマートなワケではなく「自意識過剰」だからなんすけどね。

たぶん、男だけの宴会で髪の毛が混入している料理が出てきたら、ちょいと取り払って、何事も無かったかのように宴会が進んでいくかも知れない。次の注文を取りに来た時に一言ぐらう言う程度で。

中国宮廷料理:杏仁豆腐(アンニンドウフ)再度おかわり
Dscn2595そー言えば、それ以上の状況ってに遭遇した事があった。
(食事中の方はこの先は読まないで下さいませ)
某会社の某社食で何気なく食事をしていた時、隣の席のヤツがいきなり「うほっ」と奇声を発した。
実はそいつの注文したカツ丼に素敵なトッピングがされていたのだ。なんと、カツの衣の中に光沢艶々のゴキブリ様の姿揚げが…。
うげげげ!てえ事は他のカツも同じ衣で同じ油で作ったって事なのかあぁぁぁぁぁ!ふんぎゃー!とわたしゃ別にカツを注文したワケじゃないのに一気に食欲減退ダイエット体制に突入しちゃいましたがな。
が、そのゴキ混入カツという特等賞を引いちゃったヤツは、冷静沈着にそのゴキ様の部分を指でちょいとつまんでトレイの脇につまみ出し、何も無かったかのように食事を始めたのだ。
凄い、凄すぎるよおまいさん。大人だね(ってワケじゃないと思う)

別に店側の落ち度ではないけど、凄い!と思ったこともあった。
それも某会社の某社食での出来事。
食事をしていた時、斜め前の席に一人の男性がその食堂でもっとも安い「コロッケ定食」を持ってやって来た。コロッケ1個とキャベツの千切り、味噌汁ご飯という質実剛健なメニューなのだ。
で、食事を始めたと思った瞬間、その男性はコロッケを床にポトリと落としてしまった。その食堂はみんな土足で床はかなり汚い。コロッケにはソースが掛けられているので床の埃を充分吸い込んでしまったハズなのだ。
が、その男は床に落ちたコロッケを屈んで手で拾ったかと思った瞬間、顔を上げないまま、テーブルの下で一気に口に運び、その後、何事も無かったかのように席に座り直して食事を再開したのだ。キャベツ千切り定食を。
床にはべっとりとソースの跡が付いていた。
こんな人には髪の毛なんてでも無いだろうな。

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