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2006年4月16日 (日)

麻丘めぐみ「わたしの彼は左きき」

00000_18【わたしの彼は左きき/ひとりの私】
作詩:千家和也/作曲:筒美京平
1973年07月05日発売
ビクターレコード SV-1147・定価500円


現在、ローソンのCMで麻丘めぐみ篠原涼子の母親役として登場している。1955年生まれなので現在50歳、篠原涼子が32歳なので18歳の時の子供って事になる。ちょっと微妙な配役なのだ。
篠原涼子は1973年に生まれているのですが、その1973年に麻丘めぐみが歌っていたのが「わたしの彼は左きき」

この当時まだ「左きき」という存在は偏見に満ちた形で語られていて、実は「左ききの地位向上」という大きな目的があって作られた曲だと言われている。
確かに、自分が子供の頃は左利きを無理矢理、右利きに矯正したとかという話はよく聞かれた。もっとも、その後の研究では無理に矯正すると知能に影響が出るとか、極度の方向音痴になるなどと言われている。

その研究をした「左利きの第一人者」と言われるのが精神科医の箱崎総一氏なんですが、「わたしの彼は左きき」をリリースする直前に麻丘めぐみのマネージャーが箱崎氏の元を訪ねて、色々なレクチャーを受けていたという。
マネージャーは「曲名に左利きという言葉が入っているので反感を持つ人もいるかも知れない」と考えていたらしい。当時はそこまで左利きはマイノリティ的扱いを受けていたらしい。
そこで箱崎氏は左利きがそんな悪い物でもないとか利点などを色々語ったという。マネージャーは「この曲を出すことによって歌手の麻丘めぐみも色々左利きに関して質問をされると思うので、ここで教えて貰った事をしっかり叩き込ませて、万全の布陣で挑みます」と言い残し帰っていったらしい。

その後、この曲のヒットで「左利き格好いいジャン」みたいな流れも出た。
もっとも野球なんかではこの時点で左利きは王貞治が存在していて「左利きは有利だ」という道があったし、すでに解散していたけど「ビートルズ」のポール・マッカートニーが左利きでベースを弾いているのは格好いいとされていた。(そのために、かの「ずうとるび」の今村は左利きだったのでベースになった)
ちなみに、同じく左利きを歌ったヒット曲ピンクレディの「サウスポー」は5年後の1978年リリース。

ちなみに麻丘めぐみの「わたしの彼は左きき」の中で「♪私は右利きすれちがい」と歌っているけれど、右利きと左利きのカップルって並んでいるときはお互いの利き腕を繋ぐ事できるし、向かい合っている時もお互いの利き腕が同じ側にあるので、すれ違わないと思うんだけどなぁ
歌詞の中に「♪やさしく小指をつなぐのも」ってのは、お互い利き腕の小指を繋げるので問題は逆にないっすよね。

あと「♪横目で時計を見る時も」って歌詞があるけど、普通右利きは左手に時計するから、左利きは右手にする(んですよね?)から、当然歌詞の中で時計を見る時は右って事っすよね。(歌詞に腕時計とは書いてないので柱時計を見る時の事なんすかね?)
同じく「♪誰かに電話をする時も」ってのも普通は利き腕でメモを取るので受話器は利き腕じゃないほうっすよね。なんか「左手を使っている!」って歌詞ではないような気がする。

この歌詞の中には左ききという事で色々なシチュエーションが出てくるんですが「投げキッス」「こちらにおいでと呼ぶ時」「をぬぐう」「小指をつなぐ」「別れに片手を振る」「時計を見る」「背中にいたずらする」「コーヒー飲む」「手紙を書く」「電話をする」
この中で確実に左利きで左を使っていそうなシチュエーションは「手紙」ぐらいっすかね?
などと、32年ほど前の曲にいまさらツッコミを入れている私なのであります。

今まで「ブログ」って事でニュース的な事をメインにしちゃっていましたが、もー俺の好き勝手やっているブログなので好き勝手やるぜ!という事で、こんな【知泉的音楽夜話】みたいな文章も書いちゃうのだ。つーか、ブログ以前の雑記はこんな感じの無節操だったんですけどね。

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コメント

初めまして!ローソンのCM。篠原さんは32歳ですがこのCMの設定は28歳。麻丘さんは50歳ですが53歳の設定みたいです!なので25歳の子供ってことですね!

投稿: かのん | 2006年4月16日 (日) 20時19分

こんばんは。私も左利きなんですけど、「投げキッス」「こちらにおいでと呼ぶ時」「泪をぬぐう」「別れに片手を振る」「時計を見る」「背中にいたずらする」「コーヒー飲む」「電話をする」は左手でこなします。鉛筆は右手なので手紙が違うんですよ(笑)
電話は左で取るんじゃないですかね? 右利きの人が右手で取って、メモするときに左の耳と肩に挟むって行動をするのをよく見るんですけど…いかんせん自分は左で取って右でメモするので今日の日記読んで私の利き腕って中途半端だなぁと思いました。

投稿: とおる | 2006年4月16日 (日) 22時13分

かのんさん初めまして。
なるほどリアル年齢ではなく、CM上の年齢設定があったんですね。

そういえばローソンのCMでもう10年ほど前に「それ行けローソン通り」という物があって、そこでメイン中山美穂、同居する妹に大塚寧々、近所の住人に松本明子というのがありました。あれでも年齢設定があって、姉・中山美穂(本当は1970年生まれ)、妹・大塚寧々(本当は1968年生まれ)と年齢が逆転していました。
確か店長が高嶋政伸だったシリーズだったかと思います。

投稿: 杉村(ここの作者っす) | 2006年4月16日 (日) 23時53分

とおるさん、初めまして(ですよね?)
左利きといっても色々あるんですね。
確かに右利きの自分でも電卓は左手のほうが得意だったり(右手でペンを持つ関係から)、個人差はあります。
しかし、左利きでも「文章書くのは右手」という状態というのは、今回の雑記はかなり見当はずれって感じになってます。いやはやです。

人によってはマジに「自分の利き腕わからない」という人もまれにいるみたいです。

投稿: 杉村 | 2006年4月16日 (日) 23時59分

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