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2006年4月24日 (月)

フリーター減少

総務省の発表によると「近年フリーターの数が減少傾向にある」との事。
バブル期には「会社に縛られずに好きなことを生活のメインにして仕事はそこそこでいいや」というライフスタイルがカッチョいいとか考えられて、一気に世間認知されていった。
20060423
もっともそれはバブル期だったからこそ言えていたことで、あの時代は短期のバイトでもムチャ賃金が高い物も多く、ヘタにちゃんと雇用されて勤めるよりそっちのほうが収入多いんじゃないか?という状態だったのだ。


1991年頃の静岡のアルバイト&就職情報誌なんかを見ると、たとえば11月の募集で「週休二日残業無し、月基本給20万+能力給で月100万も夢じゃない・今なら12月のハワイへの社員旅行に」とかムチャクチャ厚遇の会社が多かった。もっともそんなバブリーな会社がその後どうなったかは、想像出来ますが。

そして1992年以降のバブルが弾けた後、今度は会社側が一方的にリストラをし始めたため「会社に一生を誓うのはバカらしい」という風潮からさらにフリーターが急増し、1992年にフリーター人口は100万人を超えたとされている。

そもそもフリーターの定義は「15歳から34歳の男女で、アルバイトやパートで働くか、無職でも働く意思のある人を指す(女性既婚者、学生、家事手伝いを除く)」としている。
フリーターはその後も順調に人数を増やし続け、10年後の2002年には倍の200万人を超えたとされているが、去年の統計でどうやら初めて減少して200万人を切ったとの事。

これを景気の回復の兆しと取っている人もいるけれど、実状は、アルバイトとされていた人が契約社員・派遣社員という形に変わっただけとも考えられている。
さらに近年話題になっている団塊世代が定年退職をするのを見越して、企業がその欠員補充の採用を始めたという事も理由らしい。

でも、フリーター減少のカラクリの1つには「フリーターの年齢制限」もあるんじゃないっすか?つまり「15歳から34歳」という物。
1992年に大卒22歳でフリーターになった人は現在36歳。つまり総務省の考えるフリーターの定義から外れてしまい、ただの「アルバイター、パート」になってしまう。これで「フリーターが少なくなった」と言われても、景気回復の実感もあんまり感じられないのではないっすか?

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