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2006年4月 7日 (金)

誰がカバー曲やねんロックンロールショー

JET 他収録「郷ひろみ-HIROMI ON STAGE-よろしく哀愁-」
0000_1現実逃避のために、時々古いレコードを取り出してきては聴いている。とりあえずシングルも何千枚、アルバムも大量にあるし、中古で大量買いして聞いていない物も多々あるので、結構新鮮に聞くことが出来るのだ。
しかし、今は基本的にiPodで連続して延々と聞くことが当たり前に成りつつあるので、片面約3分のシングル盤というのは凄いなぁと再認識してしまう。
基本的に音楽を別作業中に掛けているんですが、3分ごとにひっくり返してプレイヤーにかけ直さなくてはいけないという行為は激しく面倒くさい。
1970年当時の歌謡曲に至っては、演奏時間2分30秒なんてものも少なくない。


確か80年代後半に「ザ・ベストテン」が終了した時の理由の1つに「番組開始当時と比べてそれぞれの楽曲が長くなり、とうてい番組内で10曲紹介できる状態ではなくなった」というのもあった。
「今日はスケジュールの都合で出演出来ません」というお詫び、実は歌手側から出演してもいいと返事があっても番組の時間の関係で「出演出来ない」になったケースもいくつか存在したらしく、その代わりに翌週セットを豪華にしたとかって噂もある。
確かに、80年代中期から歌謡曲でさえイントロが30秒以上の物も多くなってきた。

Rock'n Roll Music収録「松本伊代-伊代 in 武道館」
0000_6てな事を思いながら、1974年10月20日に大阪PLランドで収録されたという郷ひろみのライブLPなんかを聞いていたりする。
この手の歌謡曲のライブアルバムってのは、基本的なボーカルもあんまし期待出来る物は少なく(スタジオレコーディングの技術力の素晴らしさの再認識になりますが)、さらに録音技術もあんましだし、さらに編集もあからさまに曲間を編集したのが解るような雑な物も多い。
だけど唯一期待出来るのは「どんなカバー曲を歌っているか?」という部分。

今回の「HIROMI ON STAGE -よろしく哀愁-」の中では「Your Sister Can't Twist(エルトン・ジョン)」「JET(ポールマッカートニー&WINGS)」「IMAGINATION(グラディス・ナイト&ピップス)」そして「That's My Girl」「UTAH」とオズモンドブラザースが2曲。
残念なのは「JET」「IMAGINATION」「UTAH」を英語で歌っている事。
やっぱり歌謡曲カバーの醍醐味はムチャな英訳ってのもあるんですけどね。

SGT.Pepper's Lonely Hearts Club Band収録「大場久美子-Anthology」
0000_2しかし1974年当時って事で、やっぱり歌謡曲がお手本にするのはオズモンドブラザース、あるいはジャクソン5って感じっすね。そもそも郷ひろみの先輩フォーリーブスの楽曲にはオズモンドブラザースを意識した物が多いし。
(当時、沖縄からやってきたベイビーブラザースがオズモンドを意識したグループだったんですが、フォーリーブスに先にやられてしまったため、路線変更でジャクソン5を意識したグループになった。そのために改名してフィンガー5になっている/最年少がメインボーカルになるってのも意識してますね:ジミー坊や=アキラ)

クリムゾンの宮殿他収録「あいざき進也-Jump on Stage」
0000_7オズモンドブラザースって言うと70年代初期にはカルピスのCMに出演していたためにお茶の間の認知度は高かった(1970年大阪万博でも会場内でコンサートしたらしい)。
もっともカルピスのCM出演依頼として日本から送ったカルピスを原液で飲んで「こんな体に悪そうな飲料の宣伝は出来ない」と最初ことわってきたらしいけど。
で、オズモンドブラザースの出身地が曲名になっている「UTAH:ユタ」。このユタ州って言うとモルモン教でも有名なんですが、彼らもやはりモルモン教徒。その関係で「カルピスには教義に違犯するカフェインアルコールも入っていない」という事で、モルモン教徒が好んで飲む飲料となっているらしい。

てなワケで、郷ひろみがあの声で必死にロックっぽいシャウトを聞かせている向こう側で、観客がヒット曲を大合唱していたりするんですが、1974年の時点で18才前後だったファンも今や50歳前後。みんな、よく解らないけど頑張れ。

アイドルのライブ盤でのカバーといったら、松本伊代「ロックンロールミュージック」、大場久美子「SGT.ペパーズロンリーハーツクラブバンド」、あいざき進也「キングクリムゾンの宮殿」「対自核(ユーライヤヒープ)」辺りが個人的には王者でやんす。
大場久美子は普通の曲でも破壊力抜群の歌唱力を披露していましたが、SGT.ではビートルズのエッセンスを全部吹き飛ばすほどの素晴らしさです。

最近はあんまし「!」と来るカバーって無いので、寂しいでやんす。

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コメント

フィンガー5の最年少はアキラでなくタエコです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC5

投稿: s | 2006年4月10日 (月) 12時43分

ありゃりゃ、そうでした。正しくは最年少のボーイソプラノって感じですね。ジャクソン5のマイケル少年も同じく。
ついでに、最年少だと妙子→実→広司と変化しました。

で、Wikipediaにもフィンガー5の項目はあるんですが、知誕Wikiのフィンガー5の項目の方が詳しいかも知れないっす。

投稿: 杉村 | 2006年4月11日 (火) 06時30分

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