発掘!自分の古文書
(前日の雑記「ヅラといつまでも」に関して)
インターネットでサイトを構築し始めてから早8年が過ぎ、現在9年目に突入している。まさかこんなに続くとは思ってもいなかった。
それなりに有名に(ごく一部の雑学マニアに)なったのは、内容って事より、古くからやっているからってところが大きいんだと思う。
1998年当時に存在していた個人運営サイトで今も続いている所は本当に少なくなってしまった。
で、サイト知泉ですが、その公開1年前から地味に発表せず自宅HD内で作り続けてきた。
何にも中身が無い状態で「これから作りますのでよろぴく」なんてのはあんまり見せたくないので、ある程度のボリュームになった所で…、と考えていた。
だから実際には1997年からの文章がこのサイト上にはある。
と言いつつ、その中にはそれ以前のパソコン通信時代に書いた雑記やら、雑学ネタなども多々あるので、もっとも古い物は1995年ぐらいの物。つまり、自分が書き散らしてきた10年分の集大成なのだ。
と思っていた所、もっともっと古い文章を見つけてしまいました。
実は1980年代のパソコン通信すらなかった時代に「何か自分の書いた文章を他人に読ませたい」「ムリヤリでも読ませたい」と思い立ち、コピー雑誌を創刊し、友人などに送りつけていた。といっても、1・2年に1冊というペースで。
それの、1990年頃に書いた文章を今回見つけてしまったワケですが、その発見した場所が古いパソコンHD内とか、しまい込んでいたFDの中にではなく、まったく知らない人のサイトの「エッセイコーナー」で。
その文章は個人雑誌に掲載後、1993年頃にパソ通でも発表した事があって、その後このサイトが始まった当初「月刊ペースで文章を発表するコーナー」に掲載した記憶がある。(数ヶ月しか続かず、半年ぐらいで削除した)つまり、その時にコピぺされた物が勝手に...と思っていた。
が、コピぺ先の文章を読むとラストに「蛸/TACO」と言う署名が入っている。
実はこれ、パソコン通信時に使用していたハンドル名。つまり、そんな古い時代に書かれた、しかもパソ通なんていう極限られた人しか見ない場所にあった文章なので「解りっこないさ」って感じでのコピぺだったのかも知れない。
と思いつつ、その文章が掲載されているページの目次へ移動すると、その文章の所に『□□□□□□誌・1999年6月号掲載』などと書いてあるのだ。で、どうもそのサイトの運営者はライターをしている人物らしい。しかも、それを自分の文章ってことで雑誌に掲載しちゃっていたのか?
でも、コピぺされた文章の中で、ちゃんと自分のことを杉村って言っているし、仕事に関する話も書いている。
オリジナルタイトルは「ヅラといつまでも」だったんですが、そのライターはスノーボード系のライターでタイトルを「ヅラとスノーボード」に変えている。本文中にスノーボードの話題なんて全然出てこないんですが。
なんか「むむむむむ」と、うなってしまう状態なのだ。
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コメント
先方のコラム消えてますね
投稿: | 2006年3月31日 (金) 22時42分