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2006年2月12日 (日)

スーパー類似ブラザース

2006021201一時期、有名人物や企業のと間違えそうなドメインをガシガシ登録して、その企業とかに売りつけるなんて商売を目論んでいた人がいましたが、ドメインのその辺ってどうなんすかね?



英会話講師の派遣などしている情報提供サービス会社「えいかいわNET」が、自社ドメインそっくりのモノを使っている別同業者「ファインダネット」を「不正競争防止法」って事で訴えた。


2000年8月、えいかいわNETがドメイン「a-kaiwa.net」を登録し、翌2001年5月にはドメイン「http://www.a-kaiwa.net」で自社サイトを開設していた。
2002年12月、ファインダネットがドメイン「a-kaiwa.com」を登録、このドメインはアクセスすると自動的に同社HPへ転送される仕組みだった。
そこで去年8月に、えいかいわNETが、ファインダネットに対し、ドメイン削除と損害賠償230万円の支払いを求め、提訴しているとのこと。
さらにファインダネットの前社長(アメリカ人)が「a-kaiwa」に「.tv」などつけた、類似ドメインを3つほど登録していた事も解り、そっちも削除と慰謝料など130万円の支払いを求めて追加提訴をしている。


2006021202ファインダネットは現在、そのドメインを停止しているが、えいかいわNETの社長とは以前同じ英会話学校の講師だったらしく、その時に「こんなドメイン考えているんだ」と話した事があり、勝手に使われたと逆に告訴の考えもあると述べているらしい。


しかし、アホだなぁと思うのが「似たドメインを使われ、間違って客がそっちに行ってしまう」ってのが裁判の論点でしょ?
客がそこまでアホだと思いますかね?
例えば「えいかいわNET」に行こうとして間違ったアドレス打って、違う名前のサイトが開いたら「あ、間違えた」と再確認ぐらいするのでは?


それ以前に、今時ドメインをシコシコ入力するってあまりないのでは?
自分の場合なら、どこぞのサイトを探すとなったら、Google辺りに社名とか商品名を入力して自動検索しますが。(インターネット初期には「インターネット・イエローページ」なんていう分厚い本が年2回ほど発行されてましたが、検索エンジンの普及に伴い、姿を消しました)


とりあえず客観的に観ていると「あんまりネットの現状をしらない同業者が痴話喧嘩しているだけ」って感じ。
逆にいうと、裁判を起こしたってことがニュースになって、その社名やアドレスの宣伝になっているよなぁという事。
もっとも、そんなアホな裁判起こした英会話学校に登録したいかは別として。

ドメインの豆知泉

ドメイン名「business.com」は750万ドルで落札された。

同じくドメイン名「america.com」は3000万ドルで。

「whitehouse.com」というドメインは、アメリカのアダルト系の会社が押さえている。

インターネットの普及によって最大限に収益をあげた国は南国の島国ツバル。各国に割り当てられたドメイン(日本ならjpとか)がツバルの場合「.tv」だったために、世界中のテレビ局が利用したいと申し込み殺到したため。

最終的にはアメリカのドメイン管理会社に.tv管理権を売り、そのお金でついに国連に加盟した。

アメリカのお金で潤ったツバルだが、9つの島からなる小国(合わせた面積は品川区より小さい)で、地球温暖化により沈んでしまう可能性がある。現在、京都議定書を批准しない国を訴えている。当然アメリカも。

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コメント

「あんまりネットの現状をしらない同業者が痴話喧嘩しているだけ」って感じ。---
と書いてあるけど、類似ドメインを使ってリダイレクト(転送)をさせる手口は、ウェブを知っている者がよく使う手法。類似ドメインのそれぞれのサーバーに、自分本来のサイトの「サイトタイトル」・「サイト説明」・「キーワード」を書き込んで、リダイレクトを設定することもできる。検索ロボットは、このリダイレクトにしっかりと騙されてしまう。ネット対策も考えた手口というわけ。こんなこと、自分のドメイン持ってないブログの人には分からないか・・??

投稿: Ota | 2006年3月16日 (木) 16時02分

>こんなこと、自分のドメイン持ってないブログの人には分からないか・・??
このブログを書いている知泉さんは、すでにサイト立ち上げて8年(9年?)のネット内でかなり有名な人ですよ
しかも、ドメインもあるし、サーバーは自宅サーバーだし....

投稿: 防塵 | 2006年3月16日 (木) 20時48分

なるほど、検索エンジンのロボットを騙せばかなり有効でしょうね。(サーバー側でリダイレクトさせると一瞬なのは経験しています)
そういえば昔、goo.co.jpというアダルト系類似ドメインがあって、会社からアクセスしたおっちゃんをドギマギさせていたという話を思い出しました。

投稿: おおつぼ | 2006年3月17日 (金) 22時22分

かくいう小生も(フルい!)、かつて会社勤めをしていた頃、顧客のHPへ行くはずが、変なところへアクセスしてしまい、「ドギマギしたおっちゃん」の一人です。今では、シガナイ学習塾をやっていますが、このファインダネットという会社は、えいかいわNETだけではなく、いろんなところで以前からリダイレクトをやっているという、同業者間では何かと悪評が流れていたところだそうです。

投稿: 会社員 | 2006年3月19日 (日) 13時39分

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